『散歩の達人』11月号 「幕末お江戸歩き」

　「大人のための首都圏散策マガジン」という『散歩の達人』、好きです。自分の住んでいるエリアの特集号はたいてい買っています。

　最新号の第1特集は「温泉銭湯グルメさんぽ」。上野・北千住・西新井・小岩といった北東の下町エリアと同じぐらいの比重で、わが城南エリアの戸越銀座・武蔵小山・蒲田・大井町が取り上げられているのが嬉しいです。

　しかし、当ブログで紹介したいのは第2特集の「幕末お江戸歩き」。お台場に始まり、上野の彰義隊に終わる幕末の東京の史跡を結構網羅しています……『新選組！』ファンにおなじみの史跡としては、桜田門、東禅寺、伝通院、高畑不動尊金剛寺(もちろん土方さん菩提寺として紹介)、近藤勇生家跡、新選組供養塔といったところでしょうか。さらに榎本武揚像(墨田区梅若公園)、松坂屋(ただし土方さんが奉公した大店としてではなく、彰義隊を攻撃した大村益次郎が本営を置いた場所として紹介)、大鳥圭介や榎本武揚の墓がある上野の円通寺あたりもちょっと関心を引きますね。グルメスポットや幕末ゆかりの人物にコスプレできる店(苦笑)などの紹介も含めて17ページもありますので、読み応えはけっこうあると思います。