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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 4月4日付記事「本門寺松濤園(池上)」にて、無料で松濤園を見学する方法についてご紹介しました。
まず池上本門寺発行の「本門寺散策リーフレット」を寺務所などで手に入れるのが先決です。そこに掲載されている本門寺クイズに答えて朗峰会館フロントに持参すると、リボンを渡され、それを胸に付けて入園するというシステムです。

 パンフレットだけ入手して見学は「近々……」と思っている内に延び延びになってました(汗)が、今日ようやく訪問してきました。



 パンフレットのクイズにあらかじめ回答して持っていきました。11問ありまして、宗徒でない自分は知識がないのでネットで調べて回答しました……でも全問正解かどうかに関わらず見学はできるようです(何十年ぶりかに「たいへんよくできました」のスタンプを戴きました・笑)。

 数日来の雨が上がったせいか、緑が目に優しかったです。また、久しぶりに25度を超える暑い昼下がりでしたが、緑の木々の間を抜けてくる空気が涼しくて清冽です。

 平日の午後、それも朗峰会館内のレストランのランチタイムが終わった頃を見計らって訪問したので、会館・庭園は訪問客がほとんどなく、約四千坪の松濤園の眺めを独占させていただきました(笑)。

 いただいたパンフレットの由来書きより。

 松濤園は、本門寺の旧本坊の奥庭として、桂離宮の建築と造園で名高い小堀遠州(1579~1647)によって作られたものである。作庭に当たっては、この四千坪に広がる庭に遠州茶道の極意を具現し、渓流と池を回遊する名園とした。それはまた本坊客殿より渓谷美を俯瞰できるように作られたものであるといわれている。
 宗祖七百年遠忌の後期事業として修築され、平成3年5月に落慶を見た。


 池の案内板によると、池の水は湧き水だそうです。

 そして、西郷隆盛と勝海舟の会見を記念した石碑。


 再び、いただいたパンフレットの由来書きより。

一、西郷隆盛と勝海舟会見の碑

 慶応四年(1858)四月に西郷隆盛と勝海舟はこの庭のあずまやで江戸城明け渡しに関する会見をしたと伝えられている。(東京都史跡指定)本門寺は当時新政府軍の本陣がおかれた所であった。


戊辰戦争/江戸開城(wikipedia)より、一部引用します。
西郷は3月13日(同4月5日)、高輪の薩摩藩邸に入り、同日から勝と西郷の間で江戸開城の交渉が行われた。なお交渉した場所は諸説あり、 池上本門寺の東屋でも記録が残っている。

 高輪の薩摩藩邸での交渉が有名ですが、何回か行われたうちの一回は、薩長ら西軍(この時点では「西軍」と表記するのが白牡丹の流儀です)が本陣を置いた池上本門寺に勝海舟が足を運んだということなのでしょう……勝海舟、腹の据わり方が凄いなぁ(@_@)。

 案内板によると、当時の東屋は残ってないそうです……それがちょっと残念ですが、広い庭園内にはいくつも茶室があり、雰囲気を楽しみました。





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無題
by コヤジ 2009/07/09 20:52 編集
答えが分からなくてそれでも入りたくて粘りましたが、入れませんでした(TT

窓越しに見る景色は、キレイでした(T_T
    
お疲れ様でした(汗)
by 白牡丹 URL 2009/07/09 21:02 編集
コヤジさん、お書き込みありがとうございます。

> 答えが分からなくてそれでも入りたくて粘りましたが、入れませんでした(TT

それは、この暑い中、お疲れ様でしたm(__)m。

でも、出直すだけの甲斐がある庭園だと思いますよ。次回は是非。
    
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