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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 鼻風邪が続いてますので、外出を控えております。

宮城
竜馬ブーム、仙台でも 関連商品の売れ行き好調
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」などで高まる坂本竜馬ブームが、仙台市内に到来した。竜馬をモチーフにしたグッズの売れ行きが好調なほか、竜馬の好物料理を味わえる居酒屋や、ゆかりの地を訪ねる旅行ツアーが登場。閉塞(へいそく)感が漂う中、独創的な生き方で新時代を切り開いた幕末のヒーローにあやかる動きは、さらに広がりそうだ。
 青葉区の仙台ロフトでは先月末、「風呂で感じる男の心 幕末志士入浴剤」と銘打ったコーナーを設けた。「西郷隆盛」など4種類ある入浴剤のうち、一番人気は「坂本龍馬」(158円)だ。クリスマス時期には1週間に約100個が売れ、他3種の2倍に達した。
 お湯の色が竜馬から連想した「夜明け色(紫)」になり、「日本の夜明けを風呂で眺めるのも悪くないぜよ」とアピールする。担当者は「自宅用のほか、年始のあいさつの手みやげとして買う人もいる。男性客も目立つ」と話す。
 青葉区中央の和風創作料理店「オリジナルダイニングかまくら仙台店」は、今月末までの期間限定で「竜馬ゆかりの地フェア」を展開している。
 竜馬の好物とされるシャモをすき焼き風に創作した「竜馬鍋」(1554円)や、鹿児島、山口両県の素材を使った揚げ物「薩長同盟揚げ」(588円)など6種類のメニューを用意。高知県の米焼酎「海援隊」など、お酒の品ぞろえにもこだわった。
 関口学志チーフは「年配の方の注文が多い。味だけでなく、料理にまつわるエピソードも楽しんでほしい」とPRする。
 「竜馬の道」をテーマにした旅行のツアー商品を取り扱うのは、近畿日本ツーリストグループの旅行会社「KNTツーリスト」。高知、長崎、京都の3カ所に絞り、それぞれ竜馬の足跡をたどるという企画だ。
 主に東京発着で、仙台発着のツアーはないが、仙台営業所の伊藤亮嗣所長は「テーマのある旅行は旅慣れた年配の人にアピールできる。不況で業界が冷え込む中、竜馬ブームが回復の起爆剤になってほしい」と期待する。

 「幕末志士入浴剤」って……(笑)。

東京
龍馬も食べた!? 土佐&幕末再現料理が東京上陸!
 福山雅治主演の大河ドラマ「龍馬伝」(NHK)も好調発信し、どんどん色濃くなる龍馬ブーム。東京でも、龍馬をモチーフにした居酒屋が注目されているが、中でも要チェックなのは、龍馬も食べたかもしれない料理の“再現メニュー”や郷土料理など、雰囲気だけでなく味にもこだわった店の数々だ。

■龍馬再現メニューも!「銀座 若旦那 龍馬邸 -胡蝶蘭個室-」(中央区銀座)

黒潮がはぐくんだ山海の幸を贅沢に蒸し上げた「せいろ蒸し」(1150円~)が自慢の土佐料理専門店。今人気なのは、龍馬の好物といわれるさつま若しゃもを使った、1月31日(日)までの限定メニュー「しゃも鍋」(2900円)だ。当時、本人も食べたかもしれない“好物”をほお張りながら、時代を駆け抜けた龍馬に思いを馳せてみては? ちなみに、約900℃のわら焼きで仕上げた「かつをの塩たたき」(1500円)も人気の一品。分厚い切り身は、高知から取り寄せた山塩で食すのが、この店流なのだとか。

■龍馬ゆかりの酒も登場!「土佐料理 祢保希(ねぼけ) 赤坂店」(港区赤坂)

1972年から続く土佐料理の老舗。天然活け〆の刺し身と無農薬野菜で鮮やかに盛り付けした名物・皿鉢料理を筆頭に、都内では珍しい一品料理がそろっているが、もちろん酒も龍馬色があふれている。龍馬の会社名を冠した焼酎の古酒「海援隊」(グラス500円)など、「炭火焼き鰹たたき」(1200円)にぴったりのお酒がそろっているのが特徴だ。

■龍馬メモリアル焼酎で乾杯!「長崎出島厨房」(新宿区四谷)

龍馬の外交の舞台となった長崎県の地産食材を100%使った郷土料理が味わえる店。豚の角煮や長崎皿うどんなどの定番料理から麦焼酎発祥の地ならではの豊富な壱岐焼酎まで、長崎のハイカラな味を堪能できる。今は、「龍馬伝」の放送を記念して造られた本格焼酎「長崎の志士」も発売中で、麦焼酎、芋焼酎(各グラス680円)ともに人気の一品だ。

龍馬が駆け回った土佐や長州は、日本でも有数の食の宝庫。地元の味はもとより、外国貿易がもたらした当時最新の味覚は、龍馬の好奇心もくすぐったはず。今年は龍馬ブームに乗っかって、土佐の郷土料理に舌鼓を打ってみては? 【詳細は東京ウォーカー1/4発売号に掲載】

■銀座 若旦那 龍馬邸 -胡蝶蘭個室-
中央区銀座6-5-15 銀座能楽堂ビル3F
03-5537-3181

■土佐料理 祢保希(ねぼけ) 赤坂店
港区赤坂3-11-17
03-3585-9640

■長崎出島厨房
新宿区四谷1-10-2 長崎県東京産業支援センター 1F
03-5366-0536



東京見聞録:奥多摩消防署 山岳救助隊に体験入隊 /東京
 「ペンの力で強きを挫(くじ)き、弱きを助けたい」--。そんな志から新聞記者になり、まもなく6年。原稿の処理能力だけは向上したが、日々の仕事に追われるばかりで、「志」を果たす機会は一向に訪れない。幕末の志士や戦国武将の例に漏れず、古今東西、大望をなすには強靱(きょうじん)な肉体と精神力が不可欠。「今年こそ志を実現しよう」。そんな決意を胸に、奥多摩消防署山岳救助隊に体験入隊し、ハングリー精神をたたき込んできた。【袴田貴行】

◇日々訓練、山守る男たち

 消防署の1日は、午前8時半の「大交替」から始まる。前日の当務員から申し送り事項が伝えられ、ポンプ車や消防器材などの一斉点検を行う。「今日1日、どうぞよろしくお願いします」。慣れない消防服に身を包み、震え気味に声を絞り出すと、屈強な男たちの鋭い眼光に気圧(けお)されそうになった。
 東京都の西端、奥多摩町を所管する奥多摩消防署。管内人口は約6400人に過ぎないが、面積は約225平方キロで、東京都の約10分の1を占める。火災の発生件数は年5~10件程。一方、遭難事故の出動件数は年間約30回で、26~50歳の山岳救助隊員18人が日夜、山の安全を守っている。
 「大交替」が終わると、早速、基礎訓練に入った。ザイルで山の急斜面を登降する際に用いる器具「エイトカン」や「ユマール」の使い方を教わる。その後、実際にザイルを使い、署の裏の高さ約20メートルのがけを多摩川の河原に向かって降下。「準備ができたら『降下準備よし』と大きな声で」「声が小さい!」。関沢雅之隊長の怒声が頭上に響く。しどろもどろになるあまり「はい」と答える声が裏返ったが、無事に降下と登攀(とうはん)に成功。ほっと胸をなでおろした。
 昼食を済ませると、この日、最も恐れていた「体力練成」の時間がやってきた。ジャージーに着替え、一同車座になって準備体操をした後、署の周りをランニング。10分ほど走ると署に戻り、腕立て伏せ50回。またランニングをし、今度は腹筋50回。ランニング、懸垂10回、ランニング、背筋50回、ランニング、側筋50回……が延々1時間続いた。酒と夜回りで運動不足の体にはまるで拷問のようで、しまいには立ち上がれなくなる始末。「ファイト!」と叫びながらメニューをこなす署員たちを横目に、よほどの使命感がなければできない仕事だと痛感させられた。
 しばしの休息の後、今日のクライマックス、山岳救助訓練に移った。約30メートルがけ下に滑落する遭難者をハイカーが発見し、通報してきた--との想定で、署の向かいにある標高約50メートルほどの小山に向かう。山岳救助隊員5人、救急隊員3人、情報収集や全体の統括を担当する指揮隊員2人の計10人が入山。縦隊で山の斜面を登り降りしながら、遭難者の「捜索」を続けた。
 “見習い”山岳救助隊員の記者は、傷病者を担架に固定する重さ約13キロの器材「スクープストレッチャー」を背負い、息も絶え絶えよろめきながら後を追った。やがて「遭難者発見!」の一声。救急隊員らとともにザイルでがけ下に降下し、「遭難者」の引き上げ作業に加わった。その後、他の隊員とともに重さ約60キロの担架を担いで山を下り、署にたどり着いたころには、訓練開始から1時間15分が経過していた。
 こうして、山岳救助隊員としての1日も大過なく終了。己の肉体と精神力に自信を深め、意気揚々と奥多摩を後にした。しかし、そんな達成感もつかの間、翌朝から全身は想像を絶する筋肉痛に見舞われる。手すりにしがみ付かないと階段が上り下りできない状態が3日間続き、そんなぶざまな姿を人にからかわれ、一瞬手にした自信はすっかり喪失してしまった。
 年明けから2週間。志の達成へ向けた道には、早くも暗雲が垂れ込めている。

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 ■メモ

◇登山ブーム、高まる重要性
 東京消防庁では、奥多摩、青梅、秋川、八王子の4消防署に山岳救助隊が置かれている。中でも、全体の署員数が48人と最も少ない奥多摩消防署では、山岳救助のほかにも火災や交通事故など一人が何役もこなさなければならず、実績を積んだ署員しか配属されないという「精鋭部隊」。中高年を中心とした登山ブームで、都心から身近な奥多摩の山々が人気を集める中、「山の番人」山岳救助隊の重要性はますます高まってきている。


三重
松阪・射和の「見どころマップ」完成
 江戸や室町時代の史跡が残る松阪市射和(いざわ)町を案内する「射和見どころマップ」が完成した。同町出身の幕末の豪商・竹川竹斎(1809~82)の生誕200周年記念事業の最後の企画として作った。観光客への案内や小中学校での郷土史学習などに活用していく。 (石原猛)
 同町では7年前、地元の郷土史愛好家らでつくる「射和・昔を語る会」の中村貞夫さん(62)が中心になり、町内の史跡を紹介する地図を作っていた。今回、同会の浜博之会長(69)らが「射和を訪れた人に無料で手渡せるものを用意しよう」と、元の地図をベースにして、A4判4ページのリーフレットを12月末に作製した。
 見どころマップは、町内の寺社や石碑など約20カ所を地図と写真で紹介。市内最古の木造建築「延命寺山門」や、竹斎が整備したかんがい池「上池」などを巡るお勧めの散策コースも掲載し、表紙には竹斎の生家と同町の夏祭り「射和祇園祭」で登場する大屋台の写真をあしらった。
 記念事業実行委員会はリーフレットを5000部印刷した。市観光協会や地元の市民センターなどに置くほか、同町での文化行事の時などに配るという。浜さんは「このマップを使い、より多くの人に射和の魅力を伝えられれば」と話している。



和歌山
第25回毎日現代書関西代表作家展:県内作家の作品紹介 /和歌山
◇きょうから19日まで大阪・近鉄百貨店阿倍野店

 「第25回毎日現代書関西代表作家展」(毎日新聞社、毎日書道会主催、NHK大阪放送局、毎日放送など後援)を、大阪・近鉄百貨店阿倍野店で本日から19日まで開催します。
 毎日書道展の関西代表作家281人、毎日書道会の最高顧問ら22人の新作を展示。漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆(てん)刻、刻字、前衛書を一堂に展示します。特別陳列「幕末維新の書」では、高杉晋作や木戸孝允ら、激動の時代を生きた志士たちの逸品を紹介。また、一般公募したえと「寅(とら)の書の入賞、入選作品1000点も展示します。
 【会期】19日(火)まで。入館は10時~18時半。ただし16、19日は16時半まで。前期(16日まで)と後期(17~19日)で作品の入れ替えがあります【会場】近鉄アート館(近鉄百貨店阿倍野店9階)【入場料】一般500円、大高中生400円。小学生以下無料【作品解説会】14日を除く各日午前11時【席上揮毫(きごう)会】14、16日を除く各日午後2時【国際交流デー】16日午後1時


広島
「平成いろは丸」作ろう 福山市 ペーパークラフト作製
 福山市は9日に就航した市営渡船「平成いろは丸」(全長22メートル、19トン)のペーパークラフトを作製した。NHK大河ドラマ「龍馬伝」を応援する官民組織・福援隊のホームページから無料でダウンロードできる。
 ペーパークラフトは実物の100分の1サイズ。平面図形をカラー印刷し、船体、甲板などのパーツごとに切り抜き、のり付けして組み立てる。マストや煙突の細部にもこだわり、「1時間くらいで完成できればプロ級」と市観光課。
 平成いろは丸は、鞆の浦で沈没した坂本竜馬率いる海援隊の蒸気船「いろは丸」を模して市が約8000万円かけて建造。鞆港―仙酔島間を約5分で結ぶ。黒い船体と3本のマストが幕末のムードを醸し、新たな観光資源として期待されている。
 同課は「手作りすることで親しみを感じてもらいたい。興味を持ったらぜひ、鞆に足を運び本物に乗って」と呼び掛けている。




関西
西日本、寒いぜよ 龍馬像が雪化粧
 強い冬型の気圧配置となった西日本では13日、厳しい冷え込みとなり、四国や九州でもまとまった雪が降った。14日も日本海側を中心に大雪になる見込みで、気象庁は注意を呼びかけている。
 各地の気象台によると、滋賀県北部では13日午後6時現在で88センチの積雪を観測。湖北地域に大雪警報を発令した。高知県西部・津野町の津野山で9センチ、愛媛県でも南部を中心に雪が降った。高知県西部の山あいにある梼原(ゆすはら)町では、坂本龍馬など幕末の志士らの像が雪化粧をまとった。町によると、役場周辺では13日夕までに15~20センチの積雪があったという。
 徳島県阿波市吉野町の阿波中央橋上の国道318号では同日午前11時ごろ、車4台がからむ事故があった。けが人はなかった。県警によると、当時、路面には雪が積もり、シャーベット状になっていたという。
 石川県珠洲市では37センチ、同県輪島市で22センチと平年の2~3倍を記録。14日は県内山間部で50センチ、平野部でも20~30センチ積もると予想している。
 広島県では13日午後11時10分、山陽自動車道広島東インター(IC、広島市東区)と福山西IC(福山市)間の上下線約70キロが、雪のために通行止めとなった。
 九州でも積雪が観測された。福岡県飯塚市では17センチ、鹿児島県伊佐市では11センチに達した。長崎空港の滑走路が終日閉鎖されたほか、高速道路が通行止めになるなど、交通機関が大きく乱れた。


関西ゆるキャラ 海外遠征
12体、香港旧正月パレード参加

 滋賀や京都など関西の「ゆるキャラ」12体が、香港で旧正月の始まる2月14日に催されるパレードに、日本代表として参加する。幕末大老で彦根藩主の井伊直弼(なおすけ)の娘、弥千代姫がモデルの「やちにゃん」を筆頭に、京都タワーの「たわわちゃん」、京都国際マンガミュージアムの「マミュー」などが自転車タクシーで巡行する。アニメやコスプレに次ぐ日本の新しい文化として、ゆるキャラを海外で発信する。

 ■「たわわちゃん」も「やちにゃん」も

 イベントは15回目の「チャイーニーズ・ニューイヤー・ナイトパレード」。香港政府観光局の招きで岩手の和太鼓パレードグループとともに「関西ゆるキャラオールスターズ」として参加する。
 関西2府4県のキャラと関係者がメンバー。京丹後市観光協会の「コッぺちゃん」、奈良市の平城遷都1300年祭の「せんとくん」、高野山金剛峯寺の「こうやくん」も参加し、結団式を18日に大阪市で行う。
 パレードは九龍半島にある繁華街の約2キロがコース。彦根市で自転車タクシーを運行するNPO法人(特定非営利活動法人)「五環生活」の協力で、各キャラが同タクシー12台で行進する。特設ステージもあり、歌手の橋幸夫さんの「ゆるキャラ音頭」に合わせ、踊りを披露する。15日には滋賀県の「キャッフィー」も加わり、関西圏への観光をPRするイベントに参加する。
 今回のチームリーダーで、ゆるキャラによるまちおこしを支援する民間団体「ゆるキャラさみっと協会」(彦根市平田町)の荒川深冊(しんさく)代表理事(39)は「ゆるキャラは彦根をはじめとする関西発のムーブメント。英国領だった香港で注目され、ヨーロッパに進出する足がかかりにしたい」と話している。


高知
「土佐・龍馬であい博」開幕秒読み
 16日に開幕する「土佐・龍馬であい博」の3か所のサテライト会場が、ほぼ完成した。安芸市役所に近い「安芸・岩崎弥太郎こころざし社中」では13日、内覧会が開かれ、貧しかった頃の弥太郎の生家を表したセットなどを同市のボランティアガイドら約100人が見学。土佐清水市養老の「土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中」では、入り口に、漂流中の万次郎を助けた捕鯨船長の家が再現された。梼原町役場近くの「ゆすはら・維新の道社中」には、ゆかりの志士についての展示を用意。本番に向けて、準備が整いつつある。JR高知駅前のメーン会場も含め、16日午前8時半から開館する。
 安芸の会場は約300平方メートルあり、NHK大河ドラマ「龍馬伝」や市内の観光地などを5コーナーに分けて紹介。ドラマで実際に使われた小道具や衣装、出演者のサイン色紙などを展示する。市民らでつくる会場の運営団体「はばたけ弥太郎・龍馬伝安芸市推進委」の仙頭ゆかり会長は「志のパワーにあふれた社中にしたい」と意気込んだ。16日午後3時半頃には、ドラマで弥太郎を演じる香川照之さんが会場を訪れ、鏡開きなどが行われる。
 土佐清水の会場は、あしずり港岸壁の「海の駅あしずり」1階フロアに設営。万次郎が幕末、日米交流の架け橋となり、龍馬が世界に目を向ける契機となったことなどを年表や写真で紹介する。16日は開館とともに振る舞い酒や特産品の即売、もち投げなどを予定。先着100人に地元産の焼き菓子をプレゼントする。
 梼原では町立歴史民俗資料館1階に設けられ、テーマは「駆ける!」。吉村虎太郎、那須俊平・信吾父子ら町ゆかりの志士6人について展示する。周辺には6志士の墓や、同志が話し合いに集まったと伝えられる掛橋和泉邸、銅像が立つ「維新の門」などがあり、運営する地元実行委は「町全体がパビリオン」としている。
 サテライト会場の入場料は大人200円、小中学生100円。


空き店舗を活用 街角ギャラリー
 市街地の空き店舗を街角ギャラリーとして活用する取り組みが須崎市で始まった。第一弾として今月下旬から、大正時代に建てられた同市青木町の三浦家住宅で、幕末に活躍した土佐の絵師、絵金の作品を展示する。市街地ににぎわいを取り戻すため、今後もギャラリーを増やす計画だ。
 街角ギャラリーは文化財の活用と市街地の活性化をめざし、同市教委が企画。今年度の県緊急雇用創出臨時特例基金事業に選定された。近く2人を新規雇用する。
 三浦家は江戸末期から戦前まで続いた有力商家。須崎で作った土佐和紙の取引で繁盛し、海運や植林、水産業なども営んだ。住宅は1916(大正5)年の建造といわれ、店と母屋を分離した造りになっている。木造2階建ての店は壁をしっくいで塗り固めた重厚な外観を備えている。
 街角ギャラリーになるのは店1階の約65平方メートル。3月までは、土佐藩家老の御用絵師だった絵金が須崎の弟子の家に寄宿した際に残した作品を1カ月ごとに更新して展示する。4月以降は、民具や市民の芸術作品などの展示を予定している。入場無料。
 4月にはさらに2店舗をギャラリーに変える。同市教委の土居信一・生涯学習課長は「商店街を人が通ることで、市街地が元気になっていけばいい」と話している。


島根
学習まんが「龍馬」 海士出身漫画家が担当
 島根県海士町出身の漫画家、ながいのりあきさん(56)=東京都杉並区=が担当した学習まんが人物館シリーズ「坂本龍馬」が、小学館から発刊された。熱烈なファンが多い幕末志士・竜馬の人間的魅力を史実に基づきながら描き出した力作。竜馬は今年のNHK大河ドラマの主人公でもあり、ながいさんは「ぜひ手に取ってみてほしい」と笑顔を見せる。
 高校まで隠岐で過ごしたながいさんは、法政大学で漫画研究会に入ったのをきっかけに、漫画家を志した。これまで、サッカーを通して少年の成長を描いた「がんばれ!キッカーズ」、城山三郎原作の小説を元にした「男たちの好日」などの作品が人気を集めた。
 ながいさんが幕末に詳しいことを知る編集者から一昨年に今回の企画を打診され、快諾。昨春から本格的に描き始め、昨年12月に発売された。
 以前は、竜馬を商人というイメージで見ていたが、とらえ直したところ、西郷隆盛ら同時代の人物と比較しても「道を一つに決めていない」という融通性、柔軟性が竜馬の神髄であり、魅力であると確信。
 子ども向けシリーズだけに、史実を曲げてはいけないが、読んでもらうためには面白さが必要なため、その両立に腐心した。竜馬が襲撃を受け、危機一髪逃げる「寺田屋事件」にページを割くなどして、活劇のような躍動感を出したという。
 「ほぼ理想的な形で描けた」と振り返るながいさん。既に読者から「面白かった」というはがきも届いており、手応えを感じている。
 今後は4年以上温めてきた幕末のある人物をテーマにした新たな作品を世に送り出したいと意欲を新たにする。
 学習まんが人物館シリーズ「坂本龍馬」は、B5判、159ページ。945円。


長崎
長崎さるく:本木昌造「新町活版所」跡、モニュメント除幕--幕末編推進委 /長崎
 長崎市などでつくる「さるく観光幕末編推進委員会」(会長・松藤悟長崎商工会議所会頭)はこのほど、長崎市興善町にある本木昌造の「新町活版所」跡で、本木昌造にちなんだモニュメントの除幕式をした。
 本木昌造は日本の活版印刷の創始者。同委員会は坂本龍馬や幕末関連の史跡4カ所にモニュメントを設置することにしており、今回はその最初のもの。
 モニュメントは長崎市桜馬場、グラフィックデザイナー、吉田隆さん(51)がデザイン。鉛製の活字が透明のアクリルケースの中に並べられている。
 除幕式に参列した吉田さんは「活版印刷の技術の一部そのものを見てもらい、長崎の歴史を多くの人に知ってもらえたら」と話していた。【蒲原明佳】



コラム
【幕末から学ぶ現在(いま)】(45)東大教授・山内昌之 伊庭八郎
■隻腕の剣士 滅びの美学

 伊庭八郎には不思議な人気がある。「伊庭八郎の会」なる同好の士の集いもあるらしい。おそらく「歴女(レキジョ)」なる好学の女性たちの間にもファンが多いのではないか。
 

江戸の女騒がす麒麟児
 
 幕府の直参だった八郎は、将軍の家茂(いえもち)に随行して西下しながら、鳥羽伏見の戦いで敗れ、江戸に戻った。その後も、蝦夷(えぞ)地に転戦して幕府瓦解の悲劇に殉じたヒーローである。日本人好みの滅びの美学に加えて、颯爽(さっそう)とした男前ぶりも人気の源であろう。背丈は5尺2寸(158センチ)と小柄であったが、とにかく「白皙(はくせき)美好」とか「眉目(びもく)秀麗、俳優の如(ごと)き好男子」と評判が高かった。
 剣も達人の八郎は、幕末江戸四大道場の一つ、御徒町の「練武館」を主宰した心形刀(しんぎょうとう)流宗家・伊庭家の御曹司という毛並みの良さだった。「伊庭の麒麟児(きりんじ)」は気風のよい江戸っ子の典型なのである。芝居や錦絵に登場する役者めいた男がそのまま当代随一の剣客だったのだから、江戸の女たちが騒がないはずはない。
 しかも、この超弩級(ちょうどきゅう)のスターは剣術だけでなく、漢学や蘭学への関心も失わなかった。むしろ剣術修行には学業よりも遅く入ったほどである。
 元治元(1864)年に任命された幕府の奥詰とは将軍の親衛隊士にほかならず、幕臣に武術を指導する講武所が開かれると、すぐに教授方を務めた。八郎のキャリアは武州三多摩の近藤勇や土方歳三とは異質であった。それでいて人を分け隔てせぬ、おおらかさは、奥詰が改編され遊撃隊となって、慶応3(1867)年に京都に入っても変わらなかった。
 非番の日にはよく京都などの名所を見物し、よく食らい、よく飲み、余暇を満喫したというから爽(さわ)やかである。「朝涼(あさすず)や 人より先へ 渡り舟」とか「其(そ)の昔 都のあとや せみしぐれ」といった句はこの時の手すさびだったに違いない。
 

滴る血をものともせず

 江戸に戻った八郎は、新政府軍への抵抗を決意し、遊撃隊の一部を率い、木更津に行き、請西(じょうざい)藩主の林忠崇(ただたか)らと合流、館山から出帆し、対岸の真鶴に上陸した。伊豆韮山から甲府や沼津を転戦しながら、江戸に向かう新政府軍を妨害するために箱根関所の占拠を企て、小田原藩と戦うはめになった。
 この時、箱根の三枚橋で左手首の皮一枚を残して斬(き)られても、右手片手斬りの神業で敵を倒し、「百人斬り」と江戸で喧伝(けんでん)されたものだった。滴る血をものともせず、仁王立ちになったまま、傷口からほとばしる血を吸いながら戦ったというから、これは阿修羅のようなものだ。
 しかも、左手の肘(ひじ)から下を麻酔をかけずに自分で切断しても、うめき声一つあげなかったのだから、気力や精神力の見事さには感心するほかない。
 戦(いくさ)に敗れた八郎は、横浜から借り上げの英艦で箱館(はこだて)に向かったが、この路銀を用立てたのは吉原で馴染(なじ)みの花魁(おいらん)だったというのだから、よほどに八郎は女たちの胸をときめかせる天晴(あっぱ)れな男ぶりだったのだろう。
 粋な風情を漂わせた八郎は、蝦夷地政府の入(い)れ札(ふだ)でも遊撃隊長にして歩兵頭並に選ばれた。新選組の土方も歩兵奉行並に推されたのだから、幕末の江戸と京都を駆け抜けたスター級の勇士が北辺の地で顔を合わせたことになる。絵になるシーンとはこういう光景を指すのであろう。

兄弟で政治変動の悲劇

 隻腕のハンディキャップをものともせず徹底抗戦した八郎は、木古内の戦いで重傷を負って、箱館病院で治療を受けた。命、旦夕(たんせき)に迫り、見かねた蝦夷地政府総裁の榎本武揚(たけあき)はモルヒネをすすめて楽に死を迎えさせた。辞世は、「まてよ君 冥土も共にと 思ひしに 志はし(しばし)をくるる 身こそ悲しき」と伝えられる。
 明治34(1901)年に東京市会議長の星亨(とおる)を暗殺して無期徒刑となった伊庭想太郎は実弟である。兄は忠義一途(いちず)に徳川家のために命を捧(ささ)げ、弟は消え逝く江戸の良風美俗を侮蔑(ぶべつ)した町人出身の政治家を襲って獄中で病死したのだった。幕末明治でも兄弟で政治変動の悲劇をもろにかぶった例は少ない。(やまうち まさゆき)

                   ◇

【プロフィル】伊庭八郎

 いば・はちろう 天保14(1843)年生まれ。本名・秀穎(ひでさと)。江戸に剣術道場を開いていた心形刀流8代・伊庭軍兵衛(ぐんべえ)=秀業(ひでなり)の長男。9代伊庭秀俊の養子となり、10代を継ぐ。旗本・御家人に武術を習得させる講武所から奥詰となったが、鳥羽・伏見の戦いで負傷。箱根戦争で左腕を失って敗退すると、江戸に戻り、彰義隊に入る。彰義隊滅亡後は陸奥で奥羽同盟に参加。明治2(1869)年、五稜郭の戦いで死去。享年27。

 山内教授、「武州三多摩」という地名は明治時代以降なんですが……(汗)。
 でも、わざわざ「粋な風情を漂わせた八郎は、蝦夷地政府の入(い)れ札(ふだ)でも遊撃隊長にして歩兵頭並に選ばれた。新選組の土方も歩兵奉行並に推されたのだから、幕末の江戸と京都を駆け抜けたスター級の勇士が北辺の地で顔を合わせたことになる。絵になるシーンとはこういう光景を指すのであろう」と、伊庭八と土方さんを並び立たせた図を描くなんて、旧幕府側ファン心をくすぐって下さいますねぇ。

ブックレビュー
オリコン本ランキング:ガイド本「龍馬伝 前編」が2位に 小説「竜馬がゆく」も急浮上
 14日発表されたオリコン本ランキング(18日付)によると、NHK大河ドラマ「龍馬伝」のガイド本「NHK大河ドラマ・ストーリー 龍馬伝 前編」が、2週間(09年12月28日~10年1月10日)で約7万2000部を売り上げ、BOOK(書籍総合)部門の2位になった。
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」は、土佐(高知県)出身の幕末の英雄・坂本龍馬の33年の生涯を、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。龍馬にあこがれる岩崎が、師事していた藩参政・吉田東洋の暗殺を機に、龍馬を憎むようになるが、龍馬の「世界の海援隊を作る」という夢を引き継いでいく……というストーリー。ドラマの1回目、2回目とも20%以上の高視聴率を記録している。
 同書は、キャストの紹介とインタビューや、ドラマ前半のあらすじ、舞台の紹介などを掲載し、12月19日発売された。発売初週(12月28日付)は約2万5000部で11位だったが、翌週(1月4日付)は約3万6000部で5位。3日の放送開始から売り上げと順位をともに上げてきた。司馬遼太郎のベストセラー「竜馬がゆく」の文庫版も、新装版1巻が約3万1000部を売り上げ17位、2巻も約1万7000部で35位と、ともに文庫部門で100位圏外から急浮上した。【河村成浩】




文化芸能
「歴女」代表、杏さんの好きな史跡めぐりの旅
「歴女」代表として、2009年の新語・流行語大賞授賞式に参加した杏(あん)さん。「史跡を巡ると歴史上の人物と自分がリンクするかんじが楽しい」という彼女にその魅力を語ってもらいました。(アエラ編集部・四本倫子)

※AERAMook「幕末と戦国・このとき義を貫いた」から

 伊達政宗(だて・まさむね)の正室・愛姫(めごひめ)様を演じることになり、ご挨拶するためにゆかりの地を訪れました。
 私は特定の武将に入れ込むというよりは、「歴史そのもの」が好きなタイプ。戦国時代は、鎖国されていた江戸時代と比べるとヨーロッパの風が吹いているところが好きです。天正(てんしょう)遣欧少年使節団や支倉常長(はせくらつねなが)……。ルネサンス時代のローマを侍が歩いていたんだと想像するとおもしろいですよね。青葉城近くにはそういう史料がたくさんありました。また、愛姫の菩提(ぼだい)寺・瑞巌寺(ずいがんじ)では、愛姫と自分が「リンク」する感触を一番強く感じました。仙台市内からは電車で30~40分ほど。当時の面影が根強く残っている場所です。

■4代遡るだけで私が大好きな「あの時代」とつながるんだ!

 歴史が好きになったのは、中学校の授業で幕末を学んでからです。そのころは友達と新選組ゆかりの地を巡ったりしていました。車の免許を取ってすぐ、はじめて一人で訪れた史跡が会津若松でした。新選組隊士の斎藤一や、会津藩主の松平容保(まつだいらかたもり)一族のお墓。飯盛山など白虎隊ゆかりの地。大内宿にも足を延ばしました。飯盛山には夕暮れどきに訪れたので薄暗い雰囲気とがあいまって、当時を想像させるリアルな空気に包まれました。
 精力的に回りすぎて、カーナビから「休憩してください」と注意される始末で(笑い)。日帰りするつもりだったのに、もう少しこの場所に居たい気分になって、急いで宿を探しました。

■自分と歴史上の人物が「リンク」する

 15、6歳の頃からモデルの仕事を始めるようになると、地方に行く機会も増えて、訪れた土地の史跡などに積極的に立ち寄るようになりました。自分と歴史上の人物が「リンク」する感覚を求めて史跡をめぐっている気がします。柱や石や木に触って、「あの人もこれを触っていたのかな」と思ったり。当時から、ずっと変わらずに、残っているんだなと思うと感動します。
 日野高幡不動(ひのたかはたふどう)や、新選組の隊士の生家やお墓。池袋の近藤勇(こんどういさみ)祭りにも参加した中学時代。卒業旅行で、友達と一緒に新選組の発祥の地とされる京都の八木邸(やぎてい)や壬生寺(みぶでら)をまわって……。多くの若者が国を変えようと江戸や京都に集結し、理想に燃えた幕末って、本当に魅力的です。主義主張は違っても、全員に「正義」があったと思います。

■「歴史フェチ」な私

 史跡巡り以外にも、半藤一利(はんどう・かずとし)さんの『幕末史』(新潮社)を読みながら、登場人物の人間相関図を作ってみて……。佐幕派、倒幕派の入れ替わりの激しさに驚いて、人間関係が本当に入り組んでいるんだな~と。一方で、意外と接点が少ないのが新選組。当時の彼らの立ち位置が改めてわかった。こういう作業が本当に楽しいです。 歴史小説も大好きで、江戸市井ものを読み始めた頃は、その風景を知らないはずなのに、知っているかんじがすることが、すごく不思議でした。
 結局、私は「歴史フェチ」なんです。時の経過を感じられるような場所を訪れたときに生まれる感覚を大事にして、これからも歴史の奥深さを味わっていきたいと思います。

◇杏さんの平成21年史跡巡りの旅◇
 4月20日 愛媛県松山市 四国に行くのは初めて。松山城が素敵でした
 4月28日~29日 宮城県仙台市 青葉城など伊達政宗ゆかりの地を
 5月4日 静岡県伊豆市 修善寺 陶芸を習いました
 5月15日 福岡県太宰府市 「阿修羅展」を見に太宰府天満宮へ
 7月29日 東京都 神田明神、愛宕神社 江戸川橋近辺
 9月25日 長崎県長崎市 亀山社中やグラバー邸など
 10月9日 三重県伊勢市 伊勢神宮 一生に一度は行きたいと思っていた場所

◇これから行きたい!◇
・出雲大社[島根県出雲市] 一生のうち一度は行ってみたい!
・松下村塾など[山口県萩市]中国・四国地方はもっと行ってみたい。最近は長州藩にも興味が出てきた
・函館[北海道]五稜郭など新選組のゆかりの地として有名なのに、未踏の地です

    ◇

<杏/あん>
 1986年、東京都生まれ。15歳でモデルデビューし、現在も海外のコレクションに参加。2007年に女優デビュー。1月16日公開の映画「BANDAGE」、フジテレビ系ドラマ「泣かないと決めた日」(1月26日から、火曜21時)に出演。






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