『新選組！』第17回「はじまりの死」……喜劇、やがて悲劇(; ;)

ある意味、すげータイトルだ(滝汗)。「はじめての死」じゃなくて「はじまりの死」……ううぅ、新選組の創作ものでは余り取り上げられることのない草創期は「はじまりの死」で始まるのだ。そして、回を追う毎にますます暗くなる……(汗)。



新選組一同、京都守護職・容保様に拝謁。芹沢さんご指名で励ましのお言葉。公用方の広沢さんが芹沢さん中心に声をかけると、新見っち、嬉しそうだ(笑)。「芹沢ばかりいいところを持って行きやがって」と、勇くんの前でぶちぶち文句垂れるトシ。おや、一ちゃんが……一ちゃん「俺は江戸を出る時に芹沢さんに世話になってるから」って、いつの間にか勇くんの傍に……前回の、入隊を誘われた時に迷ったような表情は一体何だったんだーっ(笑)。「俺たちが江戸に帰る時はあんたが大名になっている時だ」とトシが野心を口にすると、一ちゃんの表情がぴくりと動く。はい、口べただから口には出さないけど、一ちゃんも「勝っちゃん大好き」同志なんですよ(^^)。



京を出立する佐々木さん、殿内さんに声をかける……おーい、殿内さん、もう一杯いっぱいな感じじゃねーか(泣)……佐々木さん、荷が重すぎると見抜いてお役目を解いてやって欲しかったなぁ(嘆息)。



草創期の幹部会議。トシは勇くんを立てて頭にしようとするが、初っぱなから隊名を変えろと鴨さんが言いだし、混乱模様。うわー、根岸さんに「じじい、場を読め」とは、相変わらずマイペースなんだから鴨さんは(汗)。殿内さん、もっと場が読めていない……(; ;)。粕谷さん、一本気だなぁ……。



変えた隊名の看板を打ち付ける野口くん……「お前不器用だな」って、怒鳴っているのは平間さんかいっ^_^;。うふふ、こういう細かい場面が好き(^^)。



粕谷さんに刃が立たない平助くん、なかなかな総司くん。ひでちゃん、総司君を見る眼が活き活きしてますわ^_^;。平助くん→ひでちゃん→総司くんの一方通行なトライアングルが成立しつつありますなぁ……。



そして、居候を決め込んだ浪士組に早く帰れと祈る八木家の久おばあちゃん、意外な優しさを見せる左之助っちに「似てる……あの顔……死んだ爺さまに」とフォーリンラブ(爆)。



市中見回りに出ようとする試衛館ご一行様に、難癖をつける平山くん。牽制する新見さんだが、平山くんはじゃじゃ馬。はー、一ちゃんに目をつけられちゃったい^_^;。



げげ、鴨さん、竹とんぼ作ってる〜っ。うわー、意外な一面を見せてくれるわ。白牡丹もフォーリンラブしてしまいそうだ。竹とんぼをがしっと手で壊して「俺は悪いヤツだ」って、偽悪的ですね……そういう男に惚れる女は多いんだよなぁ……こういう男に惚れたら最後、ろくな結末にはならないのだが^_^;。



あ、お梅さんも出てきたわ(色っぽい……)。ひでちゃんににこっと笑って「ええ加減なこと言うと、おなごはんだということをばらしますぇ……」と脅すお梅さん……悪女だ(笑)。一方的に総司君に話しかけるのは、鴨さんの気を引く戦術かな(くす)。さりげなく村を追い出されることを口にすると、鴨さん、乗ってくる……鴨さんも、憎からずってとこですね(先のことを思うと切ないけど、つい応援したくなる大人同士の恋である)。



汁粉屋で甘いもんが苦手だからと店をわざわざ出る一ちゃん。不器用でかわいい……お汁粉に辛いもん入れんでも、ところてんに芥子酢醤油を出してあげて〜(胸きゅん)。平助くんが不満を口にしている間に、一ちゃんは逃げてきた女性を捕まえる(汗)。うわ、そういう展開で勇くんがフォーリンラブかい(汗)。新八っつぁん、一ちゃん、井上源さん(言葉は相変わらず丁寧だけど、強いんですね……『新選組！』の源さんは見かけによらず強いとこがいいです〜♪)、勇くん、それぞれに見せ場(笑)。平然と汁粉を食べる新八っつぁん、素敵です……って白牡丹、目移りし過ぎか^_^;。



ぎくしゃくする壬生狂言の席に、おばあちゃんが左之助っちにたんまり饅頭を差し入れ(爆)。



退屈して中座した平山五郎に、一瞬にこやかな顔を向ける(うっ、素敵だ)一ちゃん、にっこり笑ってばしっと殴りつけ、脅しをかける(汗)。やはり、怖いヤツだ……。



一方、殿内さんたちの密談を聞いてしまった阿比留君(今にも死にそう^_^;)は、トシに密談を伝える……阿比留さんでも、誰が仕切り屋かわかっているのね(はあと)。しかし、鴨さんにも伝えたことで(あちゃー^_^;)鴨さん「許さん。殿内を斬る」と怒る。取りなす粕谷さん。



ありゃりゃー、殿内さん、勇くんに早速泣きを入れるのか(滝汗)。「生きるために加わった」と白状する殿内さんは、とっても運の悪い普通の人っぽくて、死なせたくないなぁ……(嘆息)。



壬生狂言の後での宴席で博識ぶりを発揮する鴨さん。所在なげな試衛館一派。トシ、山南さんに「参加しろ」とハッパをかけるが……「そう言われても」と困る山南さん、鴨さんと丁々発止とやりあうほど器用でないのですね(可愛い^_^;)。後になって思い出す山南さんと平助くんに「今話しても遅いんだよ」とツッコミを入れるトシが、焦りまくりで、いい(笑)。まだまだ、トシの知恵は開発途上だってことね(くす)。



佐伯又三郎さんを走らせる平山さん、その包帯は、もしかしなくても、一ちゃんに付けられた傷隠しですか？　それにしちゃ、目立ちますわ^_^;。



……うわ〜、あっという間に斬られちゃったわ(合掌)。死体で見つかった殿内さんが勇くんに残した手紙、ナレーションで聞かせるとは……しくしく。



なじる勇くんに「俺じゃねえ」って……鴨さん、しらばっくれるのか(汗)。「お前が騙されたと思ったんだよ近藤っ」って、忙しげに言う感じがかなり苦しそう。うーん……まぁ、開き直っているように見えて、案外、本心ではないかと思える表情……だからこそ、悪ぶっているけど、根っからの悪党ではないとも言えるんだよなぁ……勇くんのために斬ったという論法は、それはそれで、本人には迷惑だと思うが(嘆息)。



そして、トシ、勇さんを説得。「頼む、俺たちのために」と、まっすぐな勝っちゃんに、口をつぐむように懇願……勇くんの説明に、粕谷さん、切れて脱退を宣言(あーあ……)。「はっきり申し上げる。その先に待っているのは……地獄のみ」とは、辛い言葉だなぁ。続いて脱退を表明する根岸さん、咳き込む阿比留くん、「さてと、飯でも食いに行くか」と去る、鴨さんと愉快な仲間たち。ばらばらな面々に勇くん、「本当にこれでよかったのか」とトシに語りかけて去る。



トシ、「もう二度とあいつにこんな思いはさせねぇ」って試衛館の面々に呟く……うーん、白牡丹的には、そーゆーセリフは人前で言わないと思っていたのだが^_^;。それって、すごーく恥ずかしいことでないかい、トシ(そ、そんな、あからさまに、勝っちゃん好き好き宣言せんでも……苦笑)。まぁいいか、だって素敵なんだもん、山本・トシさん……(そればっかりかい^_^;)。