第12回「西へ！」感想

浪士組の役付が発表されたが、勇くんの名前はない。本人はいいというが、黙っていられないのがトシ。

組割り表に集まる試衛館一同……いや、新八っつぁんは裏で素振り。根岸友山(年寄り^_^;)にいい腕をしていると認められる(かっこいい〜)。でも新八っつぁんは「足腰も立たない老人」がいる寄せ集めだと喝破(ますますかっこいい〜♪)。

気の弱い林太郎さんが「私だって行きたくないよ〜」といいながら親族の決定で浪士組に参加することに。でも「足袋忘れた」と溜息つくような、頼りなさ。

殿内義雄、無駄な元気さ(笑)で山岡さんと山南さんに挨拶。何か、既に前回から、いい人なんだけど巡り合わせの悪いキャラ全開^_^;。

あらら、お琴さん、伝通院まで歳三サマを追い駆けてきていたのね……忘れられないんだろうなぁ(はぁぁ……史実のお琴さんとは違うキャラだと思うけど、このキャラはこのキャラで、わからないでもない)。

さて、今回の白牡丹、個人的には、山本・トシが捨助くんを利用しても勇くんを浪士組の役付にしたいという気持ちがどう演じられるかが、一番の関心事。後に鬼副長と言われる土方さんだが、野心のために郷里の同輩を平気で踏みつけるような描かれ方をするのは、ちょっと嫌だなぁ……。みつねさんと違ってストーリーブックを読んでいた白牡丹、ショックはみつねさんよりはましだと思うけど、もうちょっとだけ、ためらいを見せて欲しかったなぁ……(; ;)。

ででで、でも(何とか立ち直ろうとする^_^;)、清河八ちゃんに「銭を粗末にする奴は、ろくな死に方はしませんよ」という台詞のトシは、凄みがあった。

きゃー、佐藤浩市・芹沢鴨先生、貫禄が違う。「食えよ」なんて言われると……うひゃひゃひゃひゃっ(なぜか照れ笑い^_^;)。「俺は理屈じゃ動かねえ。血が騒いだ……それだけだ」ううう、かっこいい〜♪

トシの心付けが効いて、勇くん、先番宿割りの役をもらう。東海道を行くと決めていたのが中山道経由になって、イライラしている池田徳太郎氏。この先の道中のことを思うと、つくづく同情したくなる。

手筈を発表する佐々木只三郎さんに、鐘を鳴らして一番組にしろと割り込む鴨さん。おお、格さん、じゃなかった、粕谷さんが貫禄たっぷりに「私が許さん」と仕切り、抜きかけた鴨さんを収める……かっこいい〜♪

勇くんに問いつめられるトシ。開き直りっ……えっ、人気《ひとけ》のないところに呼び出して、捨助くんをいきなり……(哀)。うわ〜ん、もうちっと、ためらって欲しかった……(号泣)。

ししし、しかも〜、トシったら、んなところで、お琴さんを〜(滝汗)……ううう、みつねさんが先行放送のビデオで凹んだ訳だ……(涙)。くっすん、勇くんとみつさんの青春への決別シーンがまともに頭に入らない……。

殿内さん、トシの計略で先番宿割りを外されたのに「いい人だ」……って、あんた……いい人だわ……。

勇くんを涙で見送る、つねちゃん……ううう、この後のことを思うと哀れだなぁ……。

そして、どこか崩れた、お琴さん……。

さらに、置いていかれて号泣する捨助くん……ううう、ごめんなさい〜m(_ _)m、白牡丹、トシに代わって謝ります〜(; ;)。

さて、次回『新選組！』は鴨さんが爆発だそうです^_^;。今回も我が儘放題だった鴨さん、さらにエスカレートするんでしょうねぇ……。

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うーん、トシの描かれ方が何だかな〜というショックで、「野間みつねの『新選組！』日記」に新たに掲載された「伊東大蔵、加納鷲雄への信頼と甘え」に言及する機会を失ったぞ……ご感想を紹介する機会に、併せてご紹介したい。