第31話放送直前

かめむしこさん「くさってもブラピ」と涼さん「徒波」で白牡丹の山南さん感想を取り上げていただいた。多謝。こういう反響があるのが、ブログの醍醐味だと思う。

第31話の先行放送が始まる直前なので、山南さんについてもう一本書くのは午後の予定。さしあたって、ご感想の感想を。

かめむしこさんのご感想……

居場所がないこと、必要としてくれる人がいないこと。これは、彼を生かしはするが、追い詰めはしない。
彼を追い詰めるのは、居場所を見つけた！必要としてくれる人を見つけた！と思ったのに、違った・・・と、彼が思うことだ。
居場所を見つけること、必要としてくれる人を見つけるということ。
それを渇望していた人であればあるほど、それを失ったときの絶望は果てしない。

そういう意味では、土方さんが強引に進めている壬生浪士組から新選組への転換は、山南さんにとっては、自分が必要とされる場所が狭くなっていると感じるかも知れない。

土方さん自身は、まだ山南さんを必要としているのだが、この人そういうことを言わないからなぁ……(嘆息)。

涼さんのご感想から。

対して山南さんは、それが・・・出来ないと自分で思い込んでいる人。全て自分の中で自己解決しようと一生懸命に見える。それでなくとも、最近土方とのやりとりが減ったせいか、『話し合う』山南さんを見てない気がする。今回なんて、諭す場面と入れ知恵する場面のみ。

午後書こうと思っているのが、困難に出会った時の土方さんと山南さんそれぞれの対処の仕方と、その原動力について。既に書いたことを深掘りする形になるかも知れないが、涼さんのこの一文もヒントになりそう。

興味を引いたのが、武田観柳斎・谷三十郎のペア(爆)について。

2人は・・・何で？と見ていて不思議に思うくらいに自信に溢れている。2人の描いている大まかな新選組の行く末はきっと土方と同じ方向。見てくれがどうあれ、笑い方がどうあれ(笑)、学がある人に同意してもらえるとすごく心強いと思うんです。2人は・・・推進力に成り得る。

それぞれ池田屋事件で活躍したこと(三十郎さんは土方隊でしたが)が自信につながっているのではないでしょうか。

幹部待遇ですし。武田さんは過去の創作の中でもっとも仕事ができる男(軍師として)に描かれてますね。クレッシェンド発言のインパクトは強烈ですが、谷の引き笑いに比べると、まし(爆)。新参幹部は新参幹部なりのアクの強さが必要ということで(^^ゞ。