第8回の視聴率、18.5%でさらに微減(T^T)

ぱるぷんてさんのblogで『新選組！』第8回の視聴率について紹介された。



うー、18.5%でさらに0.2ポイント減なんですか。あんなに面白い第8回だったのに(T^T)。今年は、土曜日の地上波での再放送、BS2の日曜日の再放送に加えて、BSハイビジョンの放送、デジタルでの先行放送もあるからなぁ。



またゲンダイネット辺りが三谷おろしを主張するんでしょうね(嘆息)。



視聴率そのものが落ちているのは事実だけど、白牡丹、けっこうblogやウェブ日記を徘徊していて、一般の視聴率との落差を感じざるを得ない。blogやウェブ日記で『新選組！』の感想を書く方々の圧倒的大多数(感覚的に85%から90%以上)はポジティブな感想なのだ。



もちろん、つまらないと思ったら見ていないとか、書かない、という点は割り引かねばならないだろう。ゲンダイネットさんほどに声高にこきおろすネット市民は少ないと思うべきかも知れない。



ただ、白牡丹、データでの裏付けはないが、今回の大河ドラマ視聴者の層が従来の視聴者層とは違うのではないか、という仮説を持っている。



具体的には、『新選組！』に好意的なのは、以下のカテゴリーに属する人々ではないだろうか(多少、誇張や洒落を含んでます。念のため)。

- 歴史好きの中でも幕末ファン。まぁ龍馬ファンは見ているかも知れないが、新選組ファンの確率は高い……が、新選組を忠実に大河ドラマで再現すべきだという信念を持っているファンは含まれない。

- 主要な役柄を演じている出演者のファン。

- NHK大河ドラマはかくあるべきという枠にとらわれず、歴史・時代・人間ドラマとして楽しんでいる層



……データの裏付けはないのだが、あちこちのblogの感想を読む感じでは、好意的なのは20-40代の、blogを設置するほど、積極的に自分の意見を発信するネットユーザーであるような気がする。



逆を返すと、伝統的な大河ドラマファンは、コメディ仕立てだったり、現代的な会話が飛び交ったりする三谷脚本に、ちょっと引いている感じ。白牡丹の老親が見ていないからの偏見かも知れない……でも、勧善懲悪の『水戸黄門』が好きな老親なので、単に現代的な会話についていけないのかも知れないと思う。



NHKさん、視聴率にびびって三谷おろしを考えてはいけません。NHKさんが望んだ、大河ドラマの視聴者の世代交代が進んでいる可能性は高いのです。ぜひ、blogやネット日記で発信している視聴者の声にも耳を傾けてください。