新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
北海道庁のサイト「北海道人」は、特集が凝っていて、時々見に行く。特にお勧めはリンク集にも入れている「特集 新選組 北へ!」。大河ドラマ『新選組!』続編を楽しみにしている方で、史実を先に勉強しておきたいという向きには一番のお勧めサイト。
その「北海道人」で「北海道を知る100冊」という企画記事があったことに今日気づいた。記事の内容からすると、もう2〜3年前の企画であるようだ。そして、すでに「続・北海道を知る100冊」という企画も始まっている……「続」では100冊のうち53冊までが紹介されている。これらの本の中から、箱館戦争関連を中心に、幕末〜明治初期の北海道に関する本の紹介記事をリストしてみた。
<38>新渡戸稲造 著『武士道』
最初に紹介する本が「箱館戦争関連を中心に、幕末〜明治初期の北海道に関する本」という基準から外れてます(爆)が、外すわけにはいかないでしょう。
新渡戸稲造の『武士道』と岡倉天心の『茶の本』は、日本語版・英語版ともに読みました。英語版の格調高い英語に、ほれぼれする2冊です。
西洋人に対して武士道の根幹にある倫理観を論理的に説明した本書は、 日本文化とは何かを考える時には読まずにいられない一冊だと思います。
<54>イザベラ・バード著『日本奥地紀行』
未読ですが、紹介記事を読んで、とても気になる一冊。明治維新から10年もたっていない時期に、単身で蝦夷地のアイヌの村まで旅行してしまうイギリス人婦人……タフすぎる^_^;。
<78>下母澤寛 著『新選組始末記』
旧幕臣の子弟でジャーナリストとして活躍した北海道出身の下母澤寛の代表作としてランクイン。俗に新選組三部作といわれるうちの一作目。史実に忠実かどうかには疑問もあるようだが、昭和初期に生き残っていた関係者から聞き書きという形で活字に残したのは貴重。
<99>永倉新八著『新撰組顛末記』
嬉しいなぁ、永倉新八っつぁんの『顛末記』が99冊目というポジションで紹介されるとは。小樽新聞の記者が聞き書きしたという体裁を取っているので、史料としての有用さについては若干疑問があるようだが、元新選組幹部が直に語るというスタイルが貴重。
続<006>『箱館売ります』 富樫倫太郎著
これは去年読んだけど、なかなか面白かった。こういう、歴史的事件の裏に隠された秘話ってストーリー立て(もちろんフィクションですが)は大好き。ちょっとだけ出てくる土方さんが格好いいです(それが基準かい^_^;)。
続<008>『武揚伝』佐々木譲 著
これも楽しんで読みました。榎本武揚が格好良すぎるって言えばそうなんだけど、幕府側にあって西洋の文明に触れた榎本はじめとする開明派をポジティブに取り上げたところが新しく感じました……その分、勝海舟先生は嫌な小物扱いですけど^_^;。
続<030>『憂き世店(うきよだな)―松前藩士物語』宇江佐真理
白牡丹は未読ですが、宇江佐真理さんの小説ならば読み応えありそう。しかも、江戸に住む松山藩浪人を取り上げているようだし。
「蝦夷地でのアイヌ民族との争闘、南下するロシア、奥州梁川への移封処分、幕末の箱館戦争。きわめて特異な藩であった松前藩の藩士たちほど、ある意味多くの物語に包まれたものはない」という紹介記事に、つい、頷いてしまいます。
続<46>『仙台藩ものがたり』河北新報社編集局 編
これも読んでいないのだけど、札幌の白石区という地名が宮城県の白石市と関係があるという紹介に、惹かれた。白牡丹の母方の祖母が白石出身で、聞くところによれば片倉家の家臣の末裔なのだそうだ……分家の分家ぐらいらしいが(^^ゞ。
白石と言えば、戊辰戦争の時に奥羽越列藩同盟の本拠地が置かれたところ。戦後、一部の方々は北海道に入植したんですね……。
その「北海道人」で「北海道を知る100冊」という企画記事があったことに今日気づいた。記事の内容からすると、もう2〜3年前の企画であるようだ。そして、すでに「続・北海道を知る100冊」という企画も始まっている……「続」では100冊のうち53冊までが紹介されている。これらの本の中から、箱館戦争関連を中心に、幕末〜明治初期の北海道に関する本の紹介記事をリストしてみた。
<38>新渡戸稲造 著『武士道』
最初に紹介する本が「箱館戦争関連を中心に、幕末〜明治初期の北海道に関する本」という基準から外れてます(爆)が、外すわけにはいかないでしょう。
新渡戸稲造の『武士道』と岡倉天心の『茶の本』は、日本語版・英語版ともに読みました。英語版の格調高い英語に、ほれぼれする2冊です。
西洋人に対して武士道の根幹にある倫理観を論理的に説明した本書は、 日本文化とは何かを考える時には読まずにいられない一冊だと思います。
<54>イザベラ・バード著『日本奥地紀行』
未読ですが、紹介記事を読んで、とても気になる一冊。明治維新から10年もたっていない時期に、単身で蝦夷地のアイヌの村まで旅行してしまうイギリス人婦人……タフすぎる^_^;。
<78>下母澤寛 著『新選組始末記』
旧幕臣の子弟でジャーナリストとして活躍した北海道出身の下母澤寛の代表作としてランクイン。俗に新選組三部作といわれるうちの一作目。史実に忠実かどうかには疑問もあるようだが、昭和初期に生き残っていた関係者から聞き書きという形で活字に残したのは貴重。
<99>永倉新八著『新撰組顛末記』
嬉しいなぁ、永倉新八っつぁんの『顛末記』が99冊目というポジションで紹介されるとは。小樽新聞の記者が聞き書きしたという体裁を取っているので、史料としての有用さについては若干疑問があるようだが、元新選組幹部が直に語るというスタイルが貴重。
続<006>『箱館売ります』 富樫倫太郎著
これは去年読んだけど、なかなか面白かった。こういう、歴史的事件の裏に隠された秘話ってストーリー立て(もちろんフィクションですが)は大好き。ちょっとだけ出てくる土方さんが格好いいです(それが基準かい^_^;)。
続<008>『武揚伝』佐々木譲 著
これも楽しんで読みました。榎本武揚が格好良すぎるって言えばそうなんだけど、幕府側にあって西洋の文明に触れた榎本はじめとする開明派をポジティブに取り上げたところが新しく感じました……その分、勝海舟先生は嫌な小物扱いですけど^_^;。
続<030>『憂き世店(うきよだな)―松前藩士物語』宇江佐真理
白牡丹は未読ですが、宇江佐真理さんの小説ならば読み応えありそう。しかも、江戸に住む松山藩浪人を取り上げているようだし。
「蝦夷地でのアイヌ民族との争闘、南下するロシア、奥州梁川への移封処分、幕末の箱館戦争。きわめて特異な藩であった松前藩の藩士たちほど、ある意味多くの物語に包まれたものはない」という紹介記事に、つい、頷いてしまいます。
続<46>『仙台藩ものがたり』河北新報社編集局 編
これも読んでいないのだけど、札幌の白石区という地名が宮城県の白石市と関係があるという紹介に、惹かれた。白牡丹の母方の祖母が白石出身で、聞くところによれば片倉家の家臣の末裔なのだそうだ……分家の分家ぐらいらしいが(^^ゞ。
白石と言えば、戊辰戦争の時に奥羽越列藩同盟の本拠地が置かれたところ。戦後、一部の方々は北海道に入植したんですね……。
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