7月24日の幕末関係ニュース

　今日はニュース記事2本、コラム1本をご紹介。



青森

弘前ねぷた展が開幕／市立博物館

　「幕末から昭和にかけてのねぷた絵や絵画資料など約百点をそろえた企画展『弘前ねぷた展』が二十三日から、弘前市立博物館で始まった」「弘前藩五代藩主信寿（のぶひさ）が一七二〇（享保五）年に報恩寺で、ねぷたの起源といわれる『眠り流し』を見たことが記されている」。

　眠り流しという言葉を知らなかったので、ググってみました。

ねぶり流しとは

　秋田市のサイトですが……「ねぶた」って「眠たい」から転じた名前だったのですね(@_@)。



静岡

地域一つ「戸田港まつり」　踊りや花火、観光客も笑顔

　「幕末に条約交渉で伊豆を訪れ、戸田で西洋式帆船『ヘダ号』を建造して帰国したロシア使節プチャーチンにちなみ、住民代表がプチャーチンと当時の戸田の名士にふんして港内を船でパレードしたほか、当時、戸田で亡くなったロシア人船員の墓がある宝泉寺で供養祭を行った」……「へだ」と読むんですね、親が「へた」と発音していたので「へた」だと思ってた(^^ゞ。地元の皆様、失礼しました。



コラム

シーボルトがドイツに紹介した江戸の産科医

　「彦根の産科医・賀川玄悦（1700-77）である。賀川玄悦は、まだ世界的にも妊娠中の胎児は頭が上にあり、出生の時になってくるりと頭を下に転身するというのが定説だった時代に、胎児の正常胎位は上が尻で下が頭という『上臀下首』を発見をしたのである」……そうでしたか、胎児が妊婦さんのお腹の中で逆さまになっていることがわかったのは、18世紀なんですね(@_@)。しかも「イギリスと日本とほぼ時を同じくして発見されたもう一つの医学における日本の世界初」という発見とは。