第12話 三谷版トシに「ここはちょっとぉ^^;」 その弐

前項の続きは以下で締めたい。



白牡丹は大河ドラマ『新選組！』について史実に100%忠実であれという立場ではないが、三谷さん脚本の設定の中でキャラクターにはリアリティを持たせて欲しい。



で、つらつら思うに、何も捨助くんを騙して50両巻き上げるよりは、トシには故郷の佐藤彦五郎さん・小島鹿之助さんらに土下座してでも50両の借金を背負ってくれるキャラクターであって欲しかった……試衛館の宗主である勇くんが頭を下げるならともかく、担保となる財産は何もないトシが頭を下げたところで貸してくれるかどうかはわからないが、勇くんの代わりに多摩で借金に奔走するトシの方が「らしい」と思うのである(号泣)。



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さて、昨日は以下のような感想を抱いた場面。



> ししし、しかも〜、トシったら、んなところで、お琴さんを〜(滝汗)……ううう、みつねさんが先行放送のビデオで凹んだ訳だ……(涙)。



一晩明けてみたら、白牡丹、「あれは、いいとは言わないけど、殿方の生理にはあるかも知れないなぁ」と思っていた^_^;。



白牡丹が巡回したブログでは「行きがけの駄賃」とか「口封じ」とか書かれてるのだが、そういう計算ずくではないような気がする。



「口封じ」ったって、トシがお琴さんを押し倒す前に、お琴さんは「何も見てません」と言っているわけだし、あの状況から見て(滝汗)口封じをしようという計算があったようには見えません。



白牡丹が解釈するに、トシはやっぱり、いけ好かない捨助くんとはいえ、50両巻き上げた上に殴って気絶させるのは犯罪行為だと意識していたんじゃないかと思う。で、「やっちまった」という自覚があって、緊張状態と興奮状態にあったわけですね。しかも、その場面をお琴さんに目撃されてしまった……ということで、自己嫌悪のもやもやも重なって「ぷちっ」とスイッチが入っちゃったんじゃないでしょうか(汗)。



殿方の生理はよくわかりませんが、極度の緊張を強いられる京都で新選組の隊士たちが島原でよく遊んだということと似たようなもんだと、白牡丹は理解しました(納得とか共感には至ってませんが)。



その後の呆けたようなお琴さんの雰囲気を見て、想像を働かせると……(想像力過多かも知れない)トシは、することだけ済ませて無言で立ち去っちゃったんじゃないかな(爆死)。おそらくは、多摩川のほとりで逢い引きした時のトシとはまるで違う抱き方だったりして(どわー、そこまで想像するか)。



まぁ、力ずくで嫌がるお琴さんにって訳ではなさそう(そういう土方歳三はたとえ創作でも見たくないっ、と力説)なので、お琴さんは相変わらず「歳三さんがわからない」と思いつつ、ふらふらしていたのではないかと。その謎めいた「歳三さん」を追い求めて、お琴さんは、たぶん京都まで行くんでしょう。



やばいことを書いたような気がする……滝汗。でも、捨助くんの一件よりは、こっちの方が理解(賛同はしてないけど^_^;)できる。