新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
高台寺の庭から、苦悩する伊東先生。スタッフ入魂の作だという、ふたつの築山。その前で、伊東さん、決断。
加納さん、斎藤さんを呼びにやられる。
慶応3年11月18日。
「やってくれるね、斎藤くん」と、近藤さん暗殺含みで呼び出して欲しいと斎藤さんを屯所に遣う。間者という疑いを晴らせと念を入れる伊東先生。
斎藤くんひとりでは心もとないと加納さん。
「あなどるな」
「篠原を呼んできなさい」
……やっぱり疑ってますね。信じる相手とそうでない相手に対するガードの張り方が、すごく不安定な伊東先生。斎藤さんのケースについては、確かに当たってますが。
平助くんに自分の正体を明かす斎藤さん。
「伊東先生を裏切るわけにはいかないっ。そして……本当のことを知ってしまった以上、斎藤さんを行かせるわけにはいかない」
平助くん、剣を抜く姿が凛々しい……しかし、このオチがあれとは(汗)。
土方さん、近藤さんから受け取った斎藤さんからの手紙を読んで源さんに渡す。
「伊東さんは俺を殺す肚《はら》らしい。すぐに永倉くんを呼んでくれ」と近藤さん。
……物置に転がされている平助くん。斎藤さん、斬らないでくれてありがとう。
人気《ひとけ》のない路上で篠原さんには剣を向ける斎藤さん。
「……やはり、そうだったか」
剣を抜く篠原さん。なかなか決まってる……。
高台寺。
「藤堂くん」
「先生……」
この呼び名、伊東先生の中で平助くんは「平助」から昇格したんだろうか。
斬り合いに加勢する御陵衛士ズ。斎藤さんのピンチに現れる永倉さんたち。近藤さんの「永倉くんを呼んでくれ」
腕の傷ついた斎藤さんが屯所に……って、第5話「婚礼の日に」で助けを求めて飛び込んできた斎藤さんと、ちょっとダブる。ちょっと違うのは、屯所は斎藤さんにとって戻るべき場所であること。
「こうなったら高台寺の裏手から鉄砲を撃ちかけ、ひるんだところを正面から斬り込む。間違いなく勝てる」
土方さんのこの台詞、やっぱり出たなぁ(汗)……でも、「大砲」でなく「鉄砲」としたところが三谷アレンジ。大砲じゃいくら何でも物騒だけど、鉄砲なら、まぁわからんでもない……(^^ゞ。
「いや、ここは様子を見よう」
「向こうはあんたを殺そうとしてるんだぞ」
「真っ向からぶつかれば戦になる。京の町で、それはできん」
頷く源さん。
「局長の言う通りかも知れん。ここは耐えるのが筋だ」
近藤さん暗殺計画と知っていつも以上に過激になる土方さん、いつも正論を言う新八っつぁんの言葉に、余計に虫の居所を悪くしたのかも知れない。
「皆さんご立派な方々ばかりで」
憎まれ口を叩く土方さん。土方さん、河合さん切腹以降、傍目にもわかるぐらい気弱になってきてるなぁと思う。以前だったら、こんな局面では気合いで押し切ったのに、憎まれ口なんて……。
ことが破れて焦る篠原さん。
「いずれにせよ、事が大きくなればそれだけ無駄な血が流れる」と言いつつも、近藤さんを一対一で呼び出して刺し殺すと宣言……思い詰めてるなぁ、伊東先生も。
「確かに卑怯だ。しかし加納くん、私は志を果たすためならどんな手も使う。そんなことは、国の行く末に比べれば些末なことなのだよ」
でも、目、潤んでます、伊東先生。自分がここまでやらねばならないところまで追い詰められているという、内心の悲鳴が聞こえるようで。
「伊東さんが会いたがっている」
「罠にきまっているじゃねえか」
「それに乗ってみようと思う」
「かっちゃん!」
土方さんの必殺(爆)「かっちゃん」も、効かなくなってるよ……源さん、「このお人好しに何か言ってやれ」と話題を振られてもね……源さんは、言えないよね。
手紙を運んできたのは平助くん。このまま戻るなと勧める永倉さんに左之助。近藤さん、土方さん、源さんも部屋に入ってくる。
「悪いことはいわん。向こうに戻るな」と、土方さん。総司くんとか、平助くんとか、年少組には優しいところを見せるなぁ……。
「ここに残れ」と源さんも。
苦笑する平助くん。「すみません、いや、皆さん同じことをおっしゃるので」
できるだけ穏便にすませるつもりだという近藤さん。
病床の総司くんを見舞う平助くん。付き添っているお孝さん。
お孝さんの顔をまじまじ見て、おおっと驚く平助くん。彼のこんなコメディ顔を見るのも、今日が最後なんだと思うと……(ぐす)。
部屋を飛び出すお孝さん。総司くんとお孝さん、何だか気が合いそうな。
総司くん、前回で周平くんという「託す」相手を見つけたせいなのか、一度倒れてしまったせいなのか、透明感があるというか……苛立ちが消えている。それはそれで死に一歩近づいてしまったからで、哀しいなぁ……。
「考えてみれば、私たちはいつも、上の者をはらはらさせる役割なのかも知れませんね」
……そうだよ平助くん、それが若いということなんだ(涙)。
醒ヶ井の別宅で向き合う近藤さんと伊東先生。風が強いため、近藤さん、灯が消えぬように障子を閉める。鋭い視線の伊東先生を見やって障子を閉めるのは、近藤さん、命がけと覚悟を決めているということだろう。
家の外で様子を伺う島田魁さんと土方さん。
「案外肝の据わった男だったな」
土方さん、過去形で言うのか……(滝汗)。
斎藤さんに近藤さん暗殺を命じた一件について、斎藤さんを間者と見て策をつかったと爽やかな弁舌で説明する伊東先生。
「おわかり、いただけましたたでしょうか」
……一瞬、観柳斎の弁明が重なったように思う(汗)。ホント、今回はいろいろな回の場面が重なって見えて、三谷さん、伏線を畳みまくってる姿が目に浮かぶ……。
「伊東先生、いけませんな。それでは到底私を言いくるめることはできません。あなたらしくもない」
伊東先生がにまっと笑うのは、たぶん、動揺した本心を隠すため。
「わかりました。では、本当のことをお話しましょう」
ここからの伊東先生、どこまでが虚でどこからが実かというところが見どころ……。
高台寺。伊東先生が近藤さんを刺すために出向いたと聞かされて、平助くん、動揺。
「私が口惜しいのはそんなことではありません。伊東先生はなぜ私に本心を明かしてくださらなかったのか」
新選組と決裂する日に昔の仲間と別れを言わせるために遣わしたのだという加納さんの一言で、伊東先生の気遣いを知る平助くん。伊東先生にしてみたら、平助くんが寝返るリスクもあったわけで、戻ってくるという全面的な信頼があったのだろう……いや、寝返ってもいいと思っていたのかも知れない。それぐらい、平助くんを信じていたということだと解釈する。
夕食中の源さんに詰め寄る大石鍬次郎ら若手隊士。源さんの一喝でも不満げだ……全然納得していない(滝汗)。
鍬次郎くんにしてみたら、周平くんが幹部たちに可愛がられていることに対しての不満が背景にあるのだろう。
加納さん、斎藤さんを呼びにやられる。
慶応3年11月18日。
「やってくれるね、斎藤くん」と、近藤さん暗殺含みで呼び出して欲しいと斎藤さんを屯所に遣う。間者という疑いを晴らせと念を入れる伊東先生。
斎藤くんひとりでは心もとないと加納さん。
「あなどるな」
「篠原を呼んできなさい」
……やっぱり疑ってますね。信じる相手とそうでない相手に対するガードの張り方が、すごく不安定な伊東先生。斎藤さんのケースについては、確かに当たってますが。
平助くんに自分の正体を明かす斎藤さん。
「伊東先生を裏切るわけにはいかないっ。そして……本当のことを知ってしまった以上、斎藤さんを行かせるわけにはいかない」
平助くん、剣を抜く姿が凛々しい……しかし、このオチがあれとは(汗)。
土方さん、近藤さんから受け取った斎藤さんからの手紙を読んで源さんに渡す。
「伊東さんは俺を殺す肚《はら》らしい。すぐに永倉くんを呼んでくれ」と近藤さん。
……物置に転がされている平助くん。斎藤さん、斬らないでくれてありがとう。
人気《ひとけ》のない路上で篠原さんには剣を向ける斎藤さん。
「……やはり、そうだったか」
剣を抜く篠原さん。なかなか決まってる……。
高台寺。
「藤堂くん」
「先生……」
この呼び名、伊東先生の中で平助くんは「平助」から昇格したんだろうか。
斬り合いに加勢する御陵衛士ズ。斎藤さんのピンチに現れる永倉さんたち。近藤さんの「永倉くんを呼んでくれ」
腕の傷ついた斎藤さんが屯所に……って、第5話「婚礼の日に」で助けを求めて飛び込んできた斎藤さんと、ちょっとダブる。ちょっと違うのは、屯所は斎藤さんにとって戻るべき場所であること。
「こうなったら高台寺の裏手から鉄砲を撃ちかけ、ひるんだところを正面から斬り込む。間違いなく勝てる」
土方さんのこの台詞、やっぱり出たなぁ(汗)……でも、「大砲」でなく「鉄砲」としたところが三谷アレンジ。大砲じゃいくら何でも物騒だけど、鉄砲なら、まぁわからんでもない……(^^ゞ。
「いや、ここは様子を見よう」
「向こうはあんたを殺そうとしてるんだぞ」
「真っ向からぶつかれば戦になる。京の町で、それはできん」
頷く源さん。
「局長の言う通りかも知れん。ここは耐えるのが筋だ」
近藤さん暗殺計画と知っていつも以上に過激になる土方さん、いつも正論を言う新八っつぁんの言葉に、余計に虫の居所を悪くしたのかも知れない。
「皆さんご立派な方々ばかりで」
憎まれ口を叩く土方さん。土方さん、河合さん切腹以降、傍目にもわかるぐらい気弱になってきてるなぁと思う。以前だったら、こんな局面では気合いで押し切ったのに、憎まれ口なんて……。
ことが破れて焦る篠原さん。
「いずれにせよ、事が大きくなればそれだけ無駄な血が流れる」と言いつつも、近藤さんを一対一で呼び出して刺し殺すと宣言……思い詰めてるなぁ、伊東先生も。
「確かに卑怯だ。しかし加納くん、私は志を果たすためならどんな手も使う。そんなことは、国の行く末に比べれば些末なことなのだよ」
でも、目、潤んでます、伊東先生。自分がここまでやらねばならないところまで追い詰められているという、内心の悲鳴が聞こえるようで。
「伊東さんが会いたがっている」
「罠にきまっているじゃねえか」
「それに乗ってみようと思う」
「かっちゃん!」
土方さんの必殺(爆)「かっちゃん」も、効かなくなってるよ……源さん、「このお人好しに何か言ってやれ」と話題を振られてもね……源さんは、言えないよね。
手紙を運んできたのは平助くん。このまま戻るなと勧める永倉さんに左之助。近藤さん、土方さん、源さんも部屋に入ってくる。
「悪いことはいわん。向こうに戻るな」と、土方さん。総司くんとか、平助くんとか、年少組には優しいところを見せるなぁ……。
「ここに残れ」と源さんも。
苦笑する平助くん。「すみません、いや、皆さん同じことをおっしゃるので」
できるだけ穏便にすませるつもりだという近藤さん。
病床の総司くんを見舞う平助くん。付き添っているお孝さん。
お孝さんの顔をまじまじ見て、おおっと驚く平助くん。彼のこんなコメディ顔を見るのも、今日が最後なんだと思うと……(ぐす)。
部屋を飛び出すお孝さん。総司くんとお孝さん、何だか気が合いそうな。
総司くん、前回で周平くんという「託す」相手を見つけたせいなのか、一度倒れてしまったせいなのか、透明感があるというか……苛立ちが消えている。それはそれで死に一歩近づいてしまったからで、哀しいなぁ……。
「考えてみれば、私たちはいつも、上の者をはらはらさせる役割なのかも知れませんね」
……そうだよ平助くん、それが若いということなんだ(涙)。
醒ヶ井の別宅で向き合う近藤さんと伊東先生。風が強いため、近藤さん、灯が消えぬように障子を閉める。鋭い視線の伊東先生を見やって障子を閉めるのは、近藤さん、命がけと覚悟を決めているということだろう。
家の外で様子を伺う島田魁さんと土方さん。
「案外肝の据わった男だったな」
土方さん、過去形で言うのか……(滝汗)。
斎藤さんに近藤さん暗殺を命じた一件について、斎藤さんを間者と見て策をつかったと爽やかな弁舌で説明する伊東先生。
「おわかり、いただけましたたでしょうか」
……一瞬、観柳斎の弁明が重なったように思う(汗)。ホント、今回はいろいろな回の場面が重なって見えて、三谷さん、伏線を畳みまくってる姿が目に浮かぶ……。
「伊東先生、いけませんな。それでは到底私を言いくるめることはできません。あなたらしくもない」
伊東先生がにまっと笑うのは、たぶん、動揺した本心を隠すため。
「わかりました。では、本当のことをお話しましょう」
ここからの伊東先生、どこまでが虚でどこからが実かというところが見どころ……。
高台寺。伊東先生が近藤さんを刺すために出向いたと聞かされて、平助くん、動揺。
「私が口惜しいのはそんなことではありません。伊東先生はなぜ私に本心を明かしてくださらなかったのか」
新選組と決裂する日に昔の仲間と別れを言わせるために遣わしたのだという加納さんの一言で、伊東先生の気遣いを知る平助くん。伊東先生にしてみたら、平助くんが寝返るリスクもあったわけで、戻ってくるという全面的な信頼があったのだろう……いや、寝返ってもいいと思っていたのかも知れない。それぐらい、平助くんを信じていたということだと解釈する。
夕食中の源さんに詰め寄る大石鍬次郎ら若手隊士。源さんの一喝でも不満げだ……全然納得していない(滝汗)。
鍬次郎くんにしてみたら、周平くんが幹部たちに可愛がられていることに対しての不満が背景にあるのだろう。
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