新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
帰宅してハイビジョンの録画再生……うわー、こんなに印象が違うんか(汗)。役者さんの表情がこんなにくっきりと表れるなんて。
ちなみにガセかも知れませんが、今日2ちゃんに、NHKの関係者の友人と称する人間がNHKがDVD化を進めていること、公表されるのは来週以降である旨の書き込みあり。不特定多数が書き込む2ちゃんのことなんで、ぬか喜びにならないよう、話半分以下に読んでましたが……ちょっとだけ期待^_^;。まぁ、確認できない情報ですので、このネタに関してのリンクやトラバはご遠慮願います。
☆★☆★
佐々木様と近藤さんの上様の目の前での口論に思う……この時点では、史実では、開戦したとしても、もし幕府方が全部の兵力を投入したら、戦局はどうなったかわからない。薩長の洋式兵備は確かに脅威だが、兵士の数では幕府軍がざっと3倍以上、大坂城という陣地もあるし、何より幕府の海軍は薩摩の海軍を圧倒していた(海軍力でいえば6対1か7対1ぐらいの開きがあったのだ)。そして、薩長には戦費が(幕府も火の車だったのだが、相対的に比較して)ない。
来週の放送(源さん……涙)で描かれるかどうかはわからないが、薩長は戦が形勢不利となったら帝を近江経由で長州に避難させることまで考えていたらしい。その一方で錦の御旗をつくらせてしまうところが、薩摩と岩倉郷の怖いところではあるんだけど。
白牡丹が史実の鳥羽伏見を俯瞰するに、結局、旧幕府側は本気で戦をするという迫力に欠けていたんだろうなと思う。もし本気で戦をする気なら、一本道の鳥羽街道を縦隊で行進するなんてまずい戦法は取れないはずで。
その辺りのまずさの要因のひとつは、慶喜公の結構風見鶏的な(なまじ頭がいいだけにややこしい^_^;)性格と政治的に策を弄するところにあると思っている白牡丹、今回の『新選組!』における慶喜公の描かれ方は「えっ、いいの?」と思えるぐらいストレートにはまった。そして、見たまんま幼帝であられる明治帝とか、何とか戦を旧幕府側に仕掛けさせようとする腹黒な薩摩コンビとか……歴史観が歪んでいるというマジなツッコミはなしでお願いします〜m(_ _)m。何せ、高校時代の日本史の先生が明治維新の授業に赤報隊について一時間語るようなグッドな先生だったもんで(苦笑)。
……と、来週以降の放映分の内容まで一気に蘊蓄を垂れたくなる白牡丹である(爆)。要は、腐っても旧幕府、ということを押さえていただきたいわけで、だからこそ西郷どんや大久保どんは旧幕府が開戦したという言質を取りたかったのだし、子飼いの浪士たちに徳川方の戦意をかきたてるために江戸城下で押し込み強盗や火付けなど乱暴狼藉を働かせたわけです。
近藤さんが水戸藩の家老・大場一真斎に「あなたがたは何をした」と迫る場面……すんもはん^_^;、白牡丹は「そりゃ水戸藩は天狗党事件とか内紛でそれどころじゃなかったから」とフォローにならないフォローを水戸藩に入れてました(^^ゞ。
尺の関係で『新選組!』では描かれませんでしたが、水戸藩は尊皇攘夷の過激な下級武士と幕府御三家の立場を守ろうとする保守派の幹部藩士の血みどろの抗争が凄く、明治維新には有為の人材がほとんど残っていなかったという惨状。『新選組!』でこの後出てくるかどうかは不明ですが、水戸藩出身の香川敬三が流山の近藤さんにちょっと絡むぐらい。へたれた家老さんにちょっと同情を覚えたのですが、天狗党事件の処理については慶喜公も含めて、水戸藩・幕府共に対応が惨かったですから、まぁこの辺で。
ちなみにガセかも知れませんが、今日2ちゃんに、NHKの関係者の友人と称する人間がNHKがDVD化を進めていること、公表されるのは来週以降である旨の書き込みあり。不特定多数が書き込む2ちゃんのことなんで、ぬか喜びにならないよう、話半分以下に読んでましたが……ちょっとだけ期待^_^;。まぁ、確認できない情報ですので、このネタに関してのリンクやトラバはご遠慮願います。
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佐々木様と近藤さんの上様の目の前での口論に思う……この時点では、史実では、開戦したとしても、もし幕府方が全部の兵力を投入したら、戦局はどうなったかわからない。薩長の洋式兵備は確かに脅威だが、兵士の数では幕府軍がざっと3倍以上、大坂城という陣地もあるし、何より幕府の海軍は薩摩の海軍を圧倒していた(海軍力でいえば6対1か7対1ぐらいの開きがあったのだ)。そして、薩長には戦費が(幕府も火の車だったのだが、相対的に比較して)ない。
来週の放送(源さん……涙)で描かれるかどうかはわからないが、薩長は戦が形勢不利となったら帝を近江経由で長州に避難させることまで考えていたらしい。その一方で錦の御旗をつくらせてしまうところが、薩摩と岩倉郷の怖いところではあるんだけど。
白牡丹が史実の鳥羽伏見を俯瞰するに、結局、旧幕府側は本気で戦をするという迫力に欠けていたんだろうなと思う。もし本気で戦をする気なら、一本道の鳥羽街道を縦隊で行進するなんてまずい戦法は取れないはずで。
その辺りのまずさの要因のひとつは、慶喜公の結構風見鶏的な(なまじ頭がいいだけにややこしい^_^;)性格と政治的に策を弄するところにあると思っている白牡丹、今回の『新選組!』における慶喜公の描かれ方は「えっ、いいの?」と思えるぐらいストレートにはまった。そして、見たまんま幼帝であられる明治帝とか、何とか戦を旧幕府側に仕掛けさせようとする腹黒な薩摩コンビとか……歴史観が歪んでいるというマジなツッコミはなしでお願いします〜m(_ _)m。何せ、高校時代の日本史の先生が明治維新の授業に赤報隊について一時間語るようなグッドな先生だったもんで(苦笑)。
……と、来週以降の放映分の内容まで一気に蘊蓄を垂れたくなる白牡丹である(爆)。要は、腐っても旧幕府、ということを押さえていただきたいわけで、だからこそ西郷どんや大久保どんは旧幕府が開戦したという言質を取りたかったのだし、子飼いの浪士たちに徳川方の戦意をかきたてるために江戸城下で押し込み強盗や火付けなど乱暴狼藉を働かせたわけです。
近藤さんが水戸藩の家老・大場一真斎に「あなたがたは何をした」と迫る場面……すんもはん^_^;、白牡丹は「そりゃ水戸藩は天狗党事件とか内紛でそれどころじゃなかったから」とフォローにならないフォローを水戸藩に入れてました(^^ゞ。
尺の関係で『新選組!』では描かれませんでしたが、水戸藩は尊皇攘夷の過激な下級武士と幕府御三家の立場を守ろうとする保守派の幹部藩士の血みどろの抗争が凄く、明治維新には有為の人材がほとんど残っていなかったという惨状。『新選組!』でこの後出てくるかどうかは不明ですが、水戸藩出身の香川敬三が流山の近藤さんにちょっと絡むぐらい。へたれた家老さんにちょっと同情を覚えたのですが、天狗党事件の処理については慶喜公も含めて、水戸藩・幕府共に対応が惨かったですから、まぁこの辺で。
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