新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
お待たせしました、お琴さんと土方さんの関係「分析」。いや、「分析」というよりは、想像が相当入ってるかも知れない……(^^ゞ。
お琴さんの演技から読み取れる要素は少ない(爆)んだけど、状況や台詞から読み取れる要素は結構あります。で、それをつなぎ合わせて、以下、かなり想像が入ってるかも知れませんが^_^;。
☆★☆★
浪士組に参加して上京して壬生浪士組を立ち上げ、以後怒濤のような人生を送って、新選組の誕生から絶頂期、絶頂期から落日までを経験しちゃってしまった土方さんにとって、京都での5年間というのは、どれほど目まぐるしい日々だったろう。
でも、多摩に残されたお琴さんにとって、5年の月日はどれだけ長く感じられただろうか。状況から見て、土方さんからは文もなく、ドラマでは描かれなかったけど2回江戸に戻っている(慶応元年と慶応3年)土方さんがお琴さんを訪れた様子もなさそうで。
多摩で「歳三様」と見合いしたお琴さんがいくつの頃だったのかは不明だけど、諺で「鬼も十八、番茶も出花」と言われる娘盛りから、二十歳で「年増」、二十五歳を過ぎると「大年増」と言われてしまう江戸の娘さんの花の時期は驚くほど短い。
「先月」嫁いだという、おのぶ姉さん証言からすると、お琴さん、伝通院でのあの日から5年間、嫁がなかったわけですね。
お見合いの時から、多摩の河原での青○(汗)、お兄ちゃんの率いる連中にボコにされる事件、そして伝通院近くでのあのムニャムニャ(滝汗)と、「歳三様」からは夫婦になるとか京都に呼び寄せるとか明るい約束もないままで。しかも、彦五郎お兄さんから「夫婦になる約束もないくせに手を出した」と土方さんが言われちゃってるからに、お琴さんは、石田村の歳三にいいように遊ばれて捨てられたとかいう噂も立ってたかも知れない(汗)。
想像するに、お琴さん、お兄さんから、早く歳三のことなど忘れろ、いいところに縁づいて世間体を守れ、とか、やいのやいの言われただろうな……それでも、5年、嫁がずにいたという事実。白牡丹は、何だかんだ理屈をつけて、結局、土方さんを忘れられなかったんだろうな、と思っとります。批判的ながら、京に上った土方さんが立ち上げた新選組について逐一知っているようなお琴さんの言動に、時々の情報をどれだけ消化したかという気がするわけです。
そして、嫁いだのが「先月」だってことに、たまらなくなりました。新選組が江戸に流れ着いたのが、慶応3年1月の半ば。多摩での宴会が3月初旬。ということは、お琴さんが嫁いだのが2月ってことになるわけで、お琴さんは新選組が江戸に入ったという知らせを聞いて、その直後に「歳三様」以外の男性に嫁いだわけです。
白牡丹が想像を逞しくするに、近藤さんが旗本に、土方さんも幕臣に取り立てられたニュースが入ってきた時点で、自分にはもう手の届かない地位になってしまったと思ったかも知れない。でも、それ以上に、江戸に戻ってきたのに、何の連絡もない土方さんに、諦めがついたんだと思う。
で、嫁いだわけですな……。
☆★☆★
やっと嫁いだ先で、文で呼び出されて表に出てきた訳は、やはり、忘れられなかったから。京都で出世した「歳三様」を、一目見たいと思ったのかも知れません。
でも、口をついて出るのは、憎まれ口ばかり。
そして、多摩の人があえて伝えない新選組の悪評を伝える、お琴さん。それは、自分の「歳三様」への思いを切り捨てるためなのか、それとも、怨みつらみからか。それは、わからない。
でも、あまりうまい演技ではないと思う(汗)けど、「早く、私の前から消えなさい」と言った後、土方さんを見送るお琴さんの口元を見た時に、思い切ろうとして会った、愛しくて恋しくて憎い男と今生で最後の別れだと感じるお琴さんの気持ちをちょっと感じた。
☆★☆★
……希望的観測が入りすぎている感想でしょうか(^^ゞ。
お琴さんの演技から読み取れる要素は少ない(爆)んだけど、状況や台詞から読み取れる要素は結構あります。で、それをつなぎ合わせて、以下、かなり想像が入ってるかも知れませんが^_^;。
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浪士組に参加して上京して壬生浪士組を立ち上げ、以後怒濤のような人生を送って、新選組の誕生から絶頂期、絶頂期から落日までを経験しちゃってしまった土方さんにとって、京都での5年間というのは、どれほど目まぐるしい日々だったろう。
でも、多摩に残されたお琴さんにとって、5年の月日はどれだけ長く感じられただろうか。状況から見て、土方さんからは文もなく、ドラマでは描かれなかったけど2回江戸に戻っている(慶応元年と慶応3年)土方さんがお琴さんを訪れた様子もなさそうで。
多摩で「歳三様」と見合いしたお琴さんがいくつの頃だったのかは不明だけど、諺で「鬼も十八、番茶も出花」と言われる娘盛りから、二十歳で「年増」、二十五歳を過ぎると「大年増」と言われてしまう江戸の娘さんの花の時期は驚くほど短い。
「先月」嫁いだという、おのぶ姉さん証言からすると、お琴さん、伝通院でのあの日から5年間、嫁がなかったわけですね。
お見合いの時から、多摩の河原での青○(汗)、お兄ちゃんの率いる連中にボコにされる事件、そして伝通院近くでのあのムニャムニャ(滝汗)と、「歳三様」からは夫婦になるとか京都に呼び寄せるとか明るい約束もないままで。しかも、彦五郎お兄さんから「夫婦になる約束もないくせに手を出した」と土方さんが言われちゃってるからに、お琴さんは、石田村の歳三にいいように遊ばれて捨てられたとかいう噂も立ってたかも知れない(汗)。
想像するに、お琴さん、お兄さんから、早く歳三のことなど忘れろ、いいところに縁づいて世間体を守れ、とか、やいのやいの言われただろうな……それでも、5年、嫁がずにいたという事実。白牡丹は、何だかんだ理屈をつけて、結局、土方さんを忘れられなかったんだろうな、と思っとります。批判的ながら、京に上った土方さんが立ち上げた新選組について逐一知っているようなお琴さんの言動に、時々の情報をどれだけ消化したかという気がするわけです。
そして、嫁いだのが「先月」だってことに、たまらなくなりました。新選組が江戸に流れ着いたのが、慶応3年1月の半ば。多摩での宴会が3月初旬。ということは、お琴さんが嫁いだのが2月ってことになるわけで、お琴さんは新選組が江戸に入ったという知らせを聞いて、その直後に「歳三様」以外の男性に嫁いだわけです。
白牡丹が想像を逞しくするに、近藤さんが旗本に、土方さんも幕臣に取り立てられたニュースが入ってきた時点で、自分にはもう手の届かない地位になってしまったと思ったかも知れない。でも、それ以上に、江戸に戻ってきたのに、何の連絡もない土方さんに、諦めがついたんだと思う。
で、嫁いだわけですな……。
☆★☆★
やっと嫁いだ先で、文で呼び出されて表に出てきた訳は、やはり、忘れられなかったから。京都で出世した「歳三様」を、一目見たいと思ったのかも知れません。
でも、口をついて出るのは、憎まれ口ばかり。
そして、多摩の人があえて伝えない新選組の悪評を伝える、お琴さん。それは、自分の「歳三様」への思いを切り捨てるためなのか、それとも、怨みつらみからか。それは、わからない。
でも、あまりうまい演技ではないと思う(汗)けど、「早く、私の前から消えなさい」と言った後、土方さんを見送るお琴さんの口元を見た時に、思い切ろうとして会った、愛しくて恋しくて憎い男と今生で最後の別れだと感じるお琴さんの気持ちをちょっと感じた。
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……希望的観測が入りすぎている感想でしょうか(^^ゞ。
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