野間みつねさんの第31回「江戸へ帰る」ご感想

拙ブログで、土方さんと山南さんの分析に手一杯になってしまい、他ブログさんの感想を紹介することがなかなか難しくなっている(特に、山南さんファンブログについては、拙ブログにトラバして下さるブログさんを除いては、今は積極的に書き込めないでいる……どよーん)。だが、「野間みつねの『新選組！』日記」については、みつねさんが親友であることに加えて、その質の高さから、拙ブログで紹介することはやめられない……ぎりぎり、二周回遅れにならずによかったです、はぁ(安堵)。

　さて、土方ファンでありながら、それと同等に熱心な伊東甲子太郎のファンである、みつねさんのご感想は、たった2分程度の出演だったにも関わらず、谷原章介さん演じる伊東甲子太郎の行動や思想の分析が半分以上を占める、大作であることを断っておきたい。

　第30話以降の、山南さんと土方さんの対立や葛藤については、あまり紙幅を割いていないものの、基本的には白牡丹と同じ視点で厳罰主義＝法家思想の土方さんと寛大主義＝儒家思想の山南さんの対立として整理されている。
　そして、個人的には山南さんの寛容主義に同調を示しつつも、大河ドラマ『新選組！』の土方さんが独裁的に自分の判断だけで謀反を起こした人々を処断するのではなく、山南さんに自分の意見を述べて(相談するとまでは言い難い口調ではあるが^_^;)いる点に着目しているところが、さすが。山南さん視点になると、見落としがちな点である。

　そして、葛山処断を巡って以降の山南さんや、斎藤さんにも目配りをしているものの、やはり、みつねさんの視点は伊東先生の行動分析が、たった2分のご出演であっても、そのご感想の大半を占めるのである(苦笑)。

　その内容については、本文をご参照されたい。ただ、白牡丹的には、新選組に加入して内部から新選組をつくり変えるという(大河ドラマ『新選組！』設定の)伊東先生、胡散臭さとキャラの濃さは150%以上だが^_^;、みつねさんのご指摘通りに結構弱点をさらけ出してくれている憎めないキャラクターだと思っているので、その点はご容赦くだされたい

　……それに、2ちゃんでも、
ｸﾏ ｷﾀ ━━━（・(ェ)・）━━━ !!ｸﾏｰ
と、いじられキャラクターとなっている伊東先生には、今後とも視聴者がツッコミを入れたくなるキャラとして頑張って欲しいものである(苦笑)。