新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
今夜は関東南部も最高3センチほどの積雪があるという予報です。しんしんと冷えてきています……^_^;。
幕末ニュースは明日まとめてお知らせしますが、とりあえず、磐音さまのインタビュウ(微妙に違うけど^_^;)がネット上にありましたので、リンクをお知らせします。
【時代劇DVD】「陽炎の辻~居眠り磐音」主演 山本耕史
原作が長編ということもありますが、何となく続編が出そうな雰囲気ですね。ただ、木曜時代劇の枠が『鞍馬天狗』を最後に(汗)土曜日に移動して30分枠になってしまうという噂を聞くと、続編がつくられたとして、内容が物足りなくなりそうな気がします……朝ドラみたいなテンポになったりして(汗)。
幕末ニュースは明日まとめてお知らせしますが、とりあえず、磐音さまのインタビュウ(微妙に違うけど^_^;)がネット上にありましたので、リンクをお知らせします。
【時代劇DVD】「陽炎の辻~居眠り磐音」主演 山本耕史
こうして山本が試みた新スタイルの時代劇は、昨年7月の放送開始から反響を呼び、早くも続編のシリーズ化を求める声が上がっているという。
原作が長編ということもありますが、何となく続編が出そうな雰囲気ですね。ただ、木曜時代劇の枠が『鞍馬天狗』を最後に(汗)土曜日に移動して30分枠になってしまうという噂を聞くと、続編がつくられたとして、内容が物足りなくなりそうな気がします……朝ドラみたいなテンポになったりして(汗)。
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土方副長=山本耕史さんの熱愛報道は別として(爆)、斎藤一=オダジョに続いて、おりょうちゃん=麻生久美子さんもゴールインの報道が入りました。
麻生久美子 伊賀大介氏と結婚
おめ!です。
そして、『組!』関係といえば、明里=鈴木砂羽さんのブログに『組!』忘年会の記事が。
寝室の奥はジャグジー風呂(しかも露天)
ふっ、土方副長、明里さんに褒められてますぜ(^^)。
もうひとつ、『組!』関係者に関して。
〈回顧2007:5〉演劇 日常の枠超えた作品に輝き ベテラン勢、鮮烈に壮大に
芸能ニュースは余り取り上げない当ブログですが、この朝日の劇評はちょっと嬉しかったです。
麻生久美子 伊賀大介氏と結婚
おめ!です。
そして、『組!』関係といえば、明里=鈴木砂羽さんのブログに『組!』忘年会の記事が。
寝室の奥はジャグジー風呂(しかも露天)
ぬあ~~~~~~~~~~
それにしても二日酔いですわ
昨夜はおニャンばのあと、毎年恒例「新選組!」の忘年会へ。
去年も書いたけど、毎年あるってスゴイよ、副長@山本耕史!
でも1年ぶりにお会いする人がたくさんいて嬉しかった♪山南センセとか。
ふっ、土方副長、明里さんに褒められてますぜ(^^)。
もうひとつ、『組!』関係者に関して。
〈回顧2007:5〉演劇 日常の枠超えた作品に輝き ベテラン勢、鮮烈に壮大に
画家ゴッホ、スーラらの無名時代を描く「コンフィダント・絆(きずな)」は、三谷幸喜の代表作の一つとなるであろう傑作だった。軽快な喜劇の中で三谷が書くのは、深く鋭い芸術家の肖像だ。不平等に与えられた「才能」をめぐる葛藤(かっとう)は、芸術全般、さらには人間の運命を考えさせる。
芸能ニュースは余り取り上げない当ブログですが、この朝日の劇評はちょっと嬉しかったです。
芸能ネタは余り取り上げない白牡丹ですが、『組!』『組!!』ファンならばツッコミを入れずにいられないネタが目の前にぶら下げられては取り上げずにはいられません(笑)。
山本耕史とスザンヌが熱愛 フライデー報じる
スザンヌと山本耕史が“一夜漬け熱愛”
さぁどうだ、『ヘキサゴン2』の『新選組!』スペシャルを見た方なら、「ありえねーっ(笑)」と突っ込むこと間違いなし。山本耕史さんの堂々とした珍回答ぶりに似たもの同士を感じたというのなら、わかるような気がする……まぁ、私はそれでも、雑学の知識のあるなしと、知恵や知能のあるなしは必ずしも相関するものではないのだなぁと感じたのだけど。
すぐに思い出した……「土方歳三が、女癖が悪くてすみません!!」byかっちゃん。生放送の最中に口説いておったのだろうか(汗)。
そして、さらに笑ったのが、山本耕史さんのニュースの余韻が冷めないうちに次のニュース。
オダギリジョーと香椎由宇が電撃結婚
たまたまの偶然なんだろうけど、『組!』『組!!』の斎藤一くんが土方副長の女癖を目立たなくするために自分の結婚話を発表したとしか見えませんでした……土方副長とは近藤さん命という点で同志として心を通わせるオダジョ演じる斎藤一ならやりかねない(爆)。
近藤家に手負いで逃げ込んで「おめでとうございます」と言ってかっちゃんに「それはいいから」と言われる場面、モアイの木彫りを差し出して左之助に「オメデトウゴザイマス」って言う場面を思い出してしまいます。
山本耕史とスザンヌが熱愛 フライデー報じる
スザンヌは26日、所属事務所を通じ「私自身、歴史と地理が苦手で(山本に)相談し、一夜漬けで勉強した」とコメントして“お泊まり”を釈明。さらに「山本さんとはいいお友達であり、いい先生でした」と熱愛を否定した。また同事務所側も「恋愛関係ではなく、友人です」としている。
山本といえば、3年前にNHK大河ドラマ「新選組!」で土方歳三役を演じ、幕末の歴史には明るいと思われるが、弁明としてはちょっと苦しい?
スザンヌと山本耕史が“一夜漬け熱愛”
関係者によると、2人はフジテレビ・関西系のバラエティー「クイズ!ヘキサゴン2」での共演がきっかけで知り合ったという。おバカ回答を連発するスザンヌは、スマートに答える山本に自然とあこがれてしまったようだ。
さぁどうだ、『ヘキサゴン2』の『新選組!』スペシャルを見た方なら、「ありえねーっ(笑)」と突っ込むこと間違いなし。山本耕史さんの堂々とした珍回答ぶりに似たもの同士を感じたというのなら、わかるような気がする……まぁ、私はそれでも、雑学の知識のあるなしと、知恵や知能のあるなしは必ずしも相関するものではないのだなぁと感じたのだけど。
すぐに思い出した……「土方歳三が、女癖が悪くてすみません!!」byかっちゃん。生放送の最中に口説いておったのだろうか(汗)。
そして、さらに笑ったのが、山本耕史さんのニュースの余韻が冷めないうちに次のニュース。
オダギリジョーと香椎由宇が電撃結婚
たまたまの偶然なんだろうけど、『組!』『組!!』の斎藤一くんが土方副長の女癖を目立たなくするために自分の結婚話を発表したとしか見えませんでした……土方副長とは近藤さん命という点で同志として心を通わせるオダジョ演じる斎藤一ならやりかねない(爆)。
近藤家に手負いで逃げ込んで「おめでとうございます」と言ってかっちゃんに「それはいいから」と言われる場面、モアイの木彫りを差し出して左之助に「オメデトウゴザイマス」って言う場面を思い出してしまいます。
夏休み特別放送体制のため、2週間お休みだった『陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~』が明日から放送再開となるのが、とても楽しみです。
好調!NHK木曜時代劇「陽炎の辻~」原作も大ヒット
第1回、第2回と好調だった視聴率が、2週間の休止期間の後にどれだけ維持されるか、注目しています。
ドラマは第6巻までの作品をもとにしていますが、最新で23巻まであることだし、視聴率次第ではドラマ続編が出るかも知れないと期待しています(^^)。
好調!NHK木曜時代劇「陽炎の辻~」原作も大ヒット
俳優、山本耕史(30)主演のNHK木曜時代劇「陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~」(木曜後8・0)が注目を集めている。
同枠は今年4月にスタートし、1年間で5作品を放送する企画で、同作は、「柳生十兵衛七番勝負」(村上弘明主演)、「夏雲あがれ」(石垣佑磨主演)に続く第3弾。山本扮する天才剣士の坂崎磐音の活躍を描く。
NHKによると、7月26日放送の2話で13.0%を記録(ビデオリサーチ関東地区調べ)。これは、「柳生」の9.7%、「夏雲」の8.9%に比べ高数字。
佐伯泰英氏の原作本「居眠り磐音」(双葉社)シリーズも1巻「陽炎ノ辻」から23巻「万両ノ雪」まで累計545万部を突破する大ヒットしている。23日放送の第4話も見逃せない!
第1回、第2回と好調だった視聴率が、2週間の休止期間の後にどれだけ維持されるか、注目しています。
ドラマは第6巻までの作品をもとにしていますが、最新で23巻まであることだし、視聴率次第ではドラマ続編が出るかも知れないと期待しています(^^)。
NHK木曜時代劇『陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~』が2週間連続で放映お休みなのが残念で、つい(笑)オリジナルサウンドトラックCDを購入してしまいました。
「陽炎の辻 アバンタイトル」「磐音の剣」のスパニッシュギターとパルマ(フラメンコの「拍手」音、この曲ではカスタネットで演奏しているようですが)がとっても格好いい。大学時代にスペイン語をかじっていたり、フラメンコやタンゴが好きな友人がいたりで、昔からラテン系の曲が好きだったため、『陽炎の辻』サウンドトラックにハマる下地は十分にありました(^^ゞ。
セブンアンドワイでは各曲の一部を視聴できます。
セブンアンドワイ NHK木曜時代劇『陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~』オリジナルサウンドトラック
そして、ちょうど昨日から、NHKメロディにて「磐音の剣」が着メロにて配信開始されてました。
NHKメロディ(インターネットサイト)
早速、着信音を「磐音の剣」にしました(ちなみに、昨日までは「セクスィー部長」のテーマ曲、ドラゴンアッシュの「El Alma」だった……笑)。
「陽炎の辻 アバンタイトル」「磐音の剣」のスパニッシュギターとパルマ(フラメンコの「拍手」音、この曲ではカスタネットで演奏しているようですが)がとっても格好いい。大学時代にスペイン語をかじっていたり、フラメンコやタンゴが好きな友人がいたりで、昔からラテン系の曲が好きだったため、『陽炎の辻』サウンドトラックにハマる下地は十分にありました(^^ゞ。
セブンアンドワイでは各曲の一部を視聴できます。
セブンアンドワイ NHK木曜時代劇『陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~』オリジナルサウンドトラック
そして、ちょうど昨日から、NHKメロディにて「磐音の剣」が着メロにて配信開始されてました。
NHKメロディ(インターネットサイト)
早速、着信音を「磐音の剣」にしました(ちなみに、昨日までは「セクスィー部長」のテーマ曲、ドラゴンアッシュの「El Alma」だった……笑)。
こちら関西は相変わらず猛暑が続いています。千葉方面で震度4級の地震が続いているのが気がかりです。
西日本新聞に『居眠り磐音 江戸双紙』の記事がありましたので、紹介します。
攻撃型ではない剣豪 山本耕史
「すごい殺陣シーン」のところを、山本耕史さんのイントネーションで「すっっごい 殺陣シーン」と脳内再生してしまうのは、27時間テレビの山本耕史さんにハマってしまった私ぐらいでしょうか^_^;。
西日本新聞に『居眠り磐音 江戸双紙』の記事がありましたので、紹介します。
攻撃型ではない剣豪 山本耕史
NHK総合の木曜時代劇「陽炎の辻―居眠り磐音 江戸双紙―」に主演。天才剣士の磐音を演じる。
豊後関前藩の中老の跡取り息子という設定。藩政の改革を志すが、ある事情で江戸に長屋住まいをしている。「普段はおっとりして笑っているイメージ。いろんなものを抱えながらも、温和でいられる磐音の強さや、心の広さを表現したい」と役作りを語る。
そんな雰囲気は敵との対決シーンでも同じ。「すごい殺陣シーンもあるんですが、攻撃型ではないタイプ」という。強くて優しい剣士に江戸の娘たちが恋心を寄せるなど、花も色気もある時代劇。「藩や女性との関係がどう転がっていくかが見どころです」
「すごい殺陣シーン」のところを、山本耕史さんのイントネーションで「すっっごい 殺陣シーン」と脳内再生してしまうのは、27時間テレビの山本耕史さんにハマってしまった私ぐらいでしょうか^_^;。
放映後3年後に、彼らと再び合間見ようとは……(涙)。
しかも、局を超えての再登場とは。普段は見ないですが、ヘキサゴンさん、ありがとうございます~m(__)m。
クイズ番組へのゲスト出演のせいか、役というより地金の方が出ちゃうのは仕方ないですね(苦笑)。全国ネットで『組!』キャストの方々の同窓会中継を見せていただいているという気分で、楽しませていただきました。
以下、ネタバレ感想、折りたたんでおきます。
しかも、局を超えての再登場とは。普段は見ないですが、ヘキサゴンさん、ありがとうございます~m(__)m。
クイズ番組へのゲスト出演のせいか、役というより地金の方が出ちゃうのは仕方ないですね(苦笑)。全国ネットで『組!』キャストの方々の同窓会中継を見せていただいているという気分で、楽しませていただきました。
以下、ネタバレ感想、折りたたんでおきます。
某巨大掲示板の某スレで数日前から話題沸騰中なのですが、情報ソースは源さんこと小林隆さんサイトの一記事。交換日記で野間みつねさんも話題にしていました。
再び源三郎が…
何て嬉しいことでしょう、『新選組!』放映からもう3年経つのに、民放に出張して見せてくれるなんて。
一緒に出演するメンバーも、らしいといえばらしいですね……いやぁ、阿比留君がおまけに付いてくるとは(違)予想外ですが。ダンダラ一回も着てないはずですが、どんな「武装」で出てくるのでしょうね。
明日は早めに投票に行って、テレビの前で彼らの登場を待つことに致す所存でございます。うるうる。
☆★☆★
追記。さらに情報が投稿されてました。
再度 『組!』 情報
「TV局の垣根を超えて」というところがポイントですね。「でも間違ったらごめんなさい」とも書かれてますが、9時半以降をターゲットに張っていると良いようですね。
☆★☆★
yahoo!テレビの明日の番組表より。
方々、(録画は)抜かりなく!
再び源三郎が…
29日時間はまだ分かりませんが香取さんが再び【新選組!/近藤勇】姿になります。
新選組!メンバー【土方歳三/山本耕史・原田左之助/山本太郎・永倉新八/山口智充・ 阿比留鋭三郎/矢部太郎(カラテカ)・井上源三郎/小林隆】も武装して参加するそうです。
武装着付けはフジTVではなくNHKの新選組!の担当だったスタッフ(川越巡りにご一緒させていただいた)がお台場のフジTVへ出張致します。
武装着付けが29日朝7時30分~と言うことなので午前中には小林さんの源三郎姿が再びご覧いただけると思います。
何て嬉しいことでしょう、『新選組!』放映からもう3年経つのに、民放に出張して見せてくれるなんて。
一緒に出演するメンバーも、らしいといえばらしいですね……いやぁ、阿比留君がおまけに付いてくるとは(違)予想外ですが。ダンダラ一回も着てないはずですが、どんな「武装」で出てくるのでしょうね。
明日は早めに投票に行って、テレビの前で彼らの登場を待つことに致す所存でございます。うるうる。
☆★☆★
追記。さらに情報が投稿されてました。
再度 『組!』 情報
Olive☆様
27時間テレビのタイムテーブルを見ると29日(日)am9:30からの【クイズ!ヘキサゴンll SP】が有力かと…
TV局の垣根を超えて香取慎吾の強力な“なかま”チームも登場と出ていました。
またヘキサゴンのレギュラー的存在の矢部太郎/阿比留鋭三郎役で登場です。
武装着付けの時間からいっても間違いないかと…。
でも間違ったらごめんなさい。
『新選組!』でチームを組むなら絶対に優勝ですねっ!
岡本
「TV局の垣根を超えて」というところがポイントですね。「でも間違ったらごめんなさい」とも書かれてますが、9時半以降をターゲットに張っていると良いようですね。
☆★☆★
yahoo!テレビの明日の番組表より。
ヘキサゴン島田紳助vs近藤勇率いる新選組山本耕史に山本太郎ら最強なまか頭脳で勝負
方々、(録画は)抜かりなく!
観劇の感想を書く前に、こぼれ話。シアターBRAVAに向かう途中、ある駅の構内でカバンを売っていました。そして、カバンの陳列棚に、ビジネスカジュアルを略して「ビジカジ」という札が貼られていました。その札に目が釘付けになって、足が止まってしまいました……だって「ヒジカタ」にしか見えなかったもんで(滝汗)。
以下、ちょっとストーリーのネタばれを含みます。明日の楽日に初めて観劇するという方は、見ない方がいいかも。
☆★☆★
楽日の前日ということで、シアターBRAVAはほぼ満員。前回よりも空席が目立ちませんでした。
2度目の観劇ということで、大筋のストーリーがわかってしまうと、見方も変わりますね。
自分が鈍いのかも知れないのですが、前回は気づかなかったことのひとつに、登場人物たちが互いを何と呼び合うかというところがあります。たとえば、シュフネッケル@相澤さんは基本的に「スーラ」「ゴーギャン」「ゴッホ」と苗字で呼んでました。シュフネッケルが共同アトリエのリーダー格であるからという面もある一方で、本人が自覚していない距離感が呼び方にあるように思います。苗字で呼ばれる後の名画家たちは、シュフネッケルを「エミール」と呼ぶスーラ以外、ゴーギャンもゴッホも「シュフネッケル」と呼んでました。シュフネッケルの才能のなさに同じ芸術家として認めていない3人の中でも自分の気持ちを隠すことにエネルギーを注いでいるスーラだけは、ファーストネームで呼んだのかな、と理解しました。シュフネッケル以外の3人の関係は、基本的に、ファーストネーム呼びでした。ゴッホはフランス語読みでヴァンサン、スーラはジョルジュ、ゴーギャンはポールというように。ただ、記録を取っていたわけではないので、例外的な呼び方があったかも知れません。そういう場面があれば、それはそれで、登場人物それぞれが互いに抱く特殊な感情を表している場面ではないかと思うのですが。
今回は、ゴッホ@生瀬さんの傑作を闇に葬ってしまうスーラ@中井さんが、その結果ゴッホが自ら切り裂いた未完成の絵を抱きながら号泣するシーンに涙が止まりませんでした。なまじ才能があるだけに、天才と自分の差がわかってしまう、そして、その才能に打ちのめされ嫉妬して完成途上の傑作を潰してしまう……1回目の観劇の時には、スーラのそのやり方が受け容れられなかった気持ちが強くて涙が出なかったのですが、今回は、自分のプライベートや弱みを人にさらけ出せないスーラがなりふり構わず名作を闇に葬ってしまうダークな衝動に、全面的に共感はできないまでも、人間の弱さだなぁと泣けました。
そして、シュフネッケル@相澤さん。3人の天才に囲まれて自分の才能のなさに気づかないほどの凡人……その凡人が抱いた夢がこのアトリエをもっと多くの芸術が集まるサロンにすること。3人の画家たちとの関係を友情だと強く信じていた彼。ところが、第2幕の冒頭でその夢を楽しそうに語ったシュフネッケルが、3人の天才に自分の画才のなさを「同じ画家と思ったことはない」という言葉で思い知らされただけでなく、自分が信じていた芸術家同士の友情も打算と憐憫であったことも思い知らされ、さらに4人の関係の破綻によって共同アトリエも瓦解してしまったという大暗転。彼が、自分は画面の中に入っていないことを知りつつも、ゴッホとスーラとゴーギャンという3人の画家とルイーズを描く作品を完成させるシーンに、また涙ぼろぼろ。
前回は停電による30分遅れということがあって、逆に役者さん達がお客さんにいいものを見せようと熱演した芝居だったと思います。今回は、そこまで気合いが入ってはいなかったけど、逆に楽日直前、究極まで熟成されたものを拝見したという感じ。
ゴッホ@生瀬さん、ゴーギャン@寺脇さん、ルイーズ@堀内さんも素晴らしかったです。前回と同じ2階席ながら、中央寄りの席だったので全体をよく見渡せたことと、前回は持ってくるのを忘れたオペラグラスのおかげで役者さん達の顔の表情を時々アップで見ることができて、とても満足です。
舞台挨拶は4回。2回目は自分を含めて「ブラボー」と共に立ち上がる観客が1割ほど、3回目はスタンディングオベーション。ピアノの軽いアンコールもありました。寺脇さんのお茶目なアクションが楽しかったです。拍手は、自分の主観的な評価では、生瀬さんと相澤さんに特に多かった気がします。
そうそう、今回はシアターでサントラCDを発売していたので、つい買ってしまいました。観劇歴のほとんどない自分が言っても説得力はないのですが、数ある三谷脚本の舞台で名作と評価される作品の中でも、この作品は指折りの作品と評価されるような気がして。
再び、こぼれ話。自分は雨女なんですが、傘(特に長傘)を持ち歩くと雨が降らないというジンクスがありまして。前回は舞台が終わったら大雨で帰るのに往生しましたが、今回は長傘を持ち歩いていたせいで、シアターに入る前に傘を広げた程度の雨も観劇後には止んでました。そのせいか、舞台の後の余韻に浸る時間が今回の方が長かったと思います。
以下、ちょっとストーリーのネタばれを含みます。明日の楽日に初めて観劇するという方は、見ない方がいいかも。
☆★☆★
楽日の前日ということで、シアターBRAVAはほぼ満員。前回よりも空席が目立ちませんでした。
2度目の観劇ということで、大筋のストーリーがわかってしまうと、見方も変わりますね。
自分が鈍いのかも知れないのですが、前回は気づかなかったことのひとつに、登場人物たちが互いを何と呼び合うかというところがあります。たとえば、シュフネッケル@相澤さんは基本的に「スーラ」「ゴーギャン」「ゴッホ」と苗字で呼んでました。シュフネッケルが共同アトリエのリーダー格であるからという面もある一方で、本人が自覚していない距離感が呼び方にあるように思います。苗字で呼ばれる後の名画家たちは、シュフネッケルを「エミール」と呼ぶスーラ以外、ゴーギャンもゴッホも「シュフネッケル」と呼んでました。シュフネッケルの才能のなさに同じ芸術家として認めていない3人の中でも自分の気持ちを隠すことにエネルギーを注いでいるスーラだけは、ファーストネームで呼んだのかな、と理解しました。シュフネッケル以外の3人の関係は、基本的に、ファーストネーム呼びでした。ゴッホはフランス語読みでヴァンサン、スーラはジョルジュ、ゴーギャンはポールというように。ただ、記録を取っていたわけではないので、例外的な呼び方があったかも知れません。そういう場面があれば、それはそれで、登場人物それぞれが互いに抱く特殊な感情を表している場面ではないかと思うのですが。
今回は、ゴッホ@生瀬さんの傑作を闇に葬ってしまうスーラ@中井さんが、その結果ゴッホが自ら切り裂いた未完成の絵を抱きながら号泣するシーンに涙が止まりませんでした。なまじ才能があるだけに、天才と自分の差がわかってしまう、そして、その才能に打ちのめされ嫉妬して完成途上の傑作を潰してしまう……1回目の観劇の時には、スーラのそのやり方が受け容れられなかった気持ちが強くて涙が出なかったのですが、今回は、自分のプライベートや弱みを人にさらけ出せないスーラがなりふり構わず名作を闇に葬ってしまうダークな衝動に、全面的に共感はできないまでも、人間の弱さだなぁと泣けました。
そして、シュフネッケル@相澤さん。3人の天才に囲まれて自分の才能のなさに気づかないほどの凡人……その凡人が抱いた夢がこのアトリエをもっと多くの芸術が集まるサロンにすること。3人の画家たちとの関係を友情だと強く信じていた彼。ところが、第2幕の冒頭でその夢を楽しそうに語ったシュフネッケルが、3人の天才に自分の画才のなさを「同じ画家と思ったことはない」という言葉で思い知らされただけでなく、自分が信じていた芸術家同士の友情も打算と憐憫であったことも思い知らされ、さらに4人の関係の破綻によって共同アトリエも瓦解してしまったという大暗転。彼が、自分は画面の中に入っていないことを知りつつも、ゴッホとスーラとゴーギャンという3人の画家とルイーズを描く作品を完成させるシーンに、また涙ぼろぼろ。
前回は停電による30分遅れということがあって、逆に役者さん達がお客さんにいいものを見せようと熱演した芝居だったと思います。今回は、そこまで気合いが入ってはいなかったけど、逆に楽日直前、究極まで熟成されたものを拝見したという感じ。
ゴッホ@生瀬さん、ゴーギャン@寺脇さん、ルイーズ@堀内さんも素晴らしかったです。前回と同じ2階席ながら、中央寄りの席だったので全体をよく見渡せたことと、前回は持ってくるのを忘れたオペラグラスのおかげで役者さん達の顔の表情を時々アップで見ることができて、とても満足です。
舞台挨拶は4回。2回目は自分を含めて「ブラボー」と共に立ち上がる観客が1割ほど、3回目はスタンディングオベーション。ピアノの軽いアンコールもありました。寺脇さんのお茶目なアクションが楽しかったです。拍手は、自分の主観的な評価では、生瀬さんと相澤さんに特に多かった気がします。
そうそう、今回はシアターでサントラCDを発売していたので、つい買ってしまいました。観劇歴のほとんどない自分が言っても説得力はないのですが、数ある三谷脚本の舞台で名作と評価される作品の中でも、この作品は指折りの作品と評価されるような気がして。
再び、こぼれ話。自分は雨女なんですが、傘(特に長傘)を持ち歩くと雨が降らないというジンクスがありまして。前回は舞台が終わったら大雨で帰るのに往生しましたが、今回は長傘を持ち歩いていたせいで、シアターに入る前に傘を広げた程度の雨も観劇後には止んでました。そのせいか、舞台の後の余韻に浸る時間が今回の方が長かったと思います。
シアターBRAVAでの観劇は初めて。2階席だったけど、ちょうど通路の上の列で、意外によく見渡せた。
三谷さん脚本で、『新選組!』からは新見さん(相島一之さん)と殿内さん(生瀬勝久さん)が出演、さらに『オケピ!』のDVDで見ていた寺脇康文さん(この人の声には、昔テレビドラマ『悪魔のKISS』を見た時からくらくらっと来ていたのだ……^_^;)と『12人の優しい日本人たち』でおばさんを好演した堀内敬子さん、さらに中井貴一さんとくれば配役陣は期待できるだろうと、今回のチケットは2回分を購入……どっちも2階席だけど。
今日は関西電力が原因で舞台が始まる前に停電があったため、開演は通常より30分遅れ。
スーラ、ゴーギャン、ゴッホと美術史に名を残した画家たちが名前を知られる前の時代(スーラは名前が知れ始めているという設定)、さらにシュフネッケルという画家を加えて4人で借りたアトリエに、ひとりのモデルがやってきて、わずか1ヶ月の物語。堀内さん演じるエリーゼの回想形式でストーリーは進行し、4人の画家の個性と才能、嫉妬や自己への絶望といった葛藤、友情と破綻が語られる。
三谷さん脚本と役者さんたちの熱演に、笑わされ、最後はぼろぼろに泣かされた。
そして、停電というアクシデントのおかげで、生瀬さんの挨拶を含めてアンコールは3回。終了時間が遅くなったので、帰りの電車の時間をお忘れなくと、役者さん5人が腕時計を示して左手首を叩くポーズで決め(笑)。
2回目の観劇も楽しみ。
三谷さん脚本で、『新選組!』からは新見さん(相島一之さん)と殿内さん(生瀬勝久さん)が出演、さらに『オケピ!』のDVDで見ていた寺脇康文さん(この人の声には、昔テレビドラマ『悪魔のKISS』を見た時からくらくらっと来ていたのだ……^_^;)と『12人の優しい日本人たち』でおばさんを好演した堀内敬子さん、さらに中井貴一さんとくれば配役陣は期待できるだろうと、今回のチケットは2回分を購入……どっちも2階席だけど。
今日は関西電力が原因で舞台が始まる前に停電があったため、開演は通常より30分遅れ。
スーラ、ゴーギャン、ゴッホと美術史に名を残した画家たちが名前を知られる前の時代(スーラは名前が知れ始めているという設定)、さらにシュフネッケルという画家を加えて4人で借りたアトリエに、ひとりのモデルがやってきて、わずか1ヶ月の物語。堀内さん演じるエリーゼの回想形式でストーリーは進行し、4人の画家の個性と才能、嫉妬や自己への絶望といった葛藤、友情と破綻が語られる。
三谷さん脚本と役者さんたちの熱演に、笑わされ、最後はぼろぼろに泣かされた。
そして、停電というアクシデントのおかげで、生瀬さんの挨拶を含めてアンコールは3回。終了時間が遅くなったので、帰りの電車の時間をお忘れなくと、役者さん5人が腕時計を示して左手首を叩くポーズで決め(笑)。
2回目の観劇も楽しみ。
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