新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
遅刻しそうだったので池上本門寺の山門前階段を駆け上がるように上った……ぜーぜー。しかも、本殿の場所がわからなくて右往左往……はらはら。
でも何とか、執事さんのお話もほとんど聞けた。
本殿で私たちが向かっているお釈迦様は四菩薩を引き連れている。その菩薩たちは太陽(光・火)と風(空気)と水と大地を象徴している……というお話。
今日は前座さんなし。春太さん聞きたかったなぁ。
一 「禁酒番屋」談春
「駅のベンチみたいですね。これって指定席ですか?」と客席に質問。談志師匠が腰を痛めた時に、こういう90度の椅子の方がいいということで、地方公演に行く時にグリーン席の招待券をもらっても普通席で行って、到着する駅近くになるとグリーン席に移ったというエピソードを紹介(招待者にグリーン席と自由席の差額をぱくったと思われたくない)。
今日は風邪を引いてますとのこと。前回10月25日に神奈川県立音楽堂で聴いた時もそうだった。東北巡業で引いた風邪は10月中に治ったのだが、二日前にまた風邪を引いたのだとか。前回は喉に来たが今回は鼻だそうな。お大事に、師匠。
「おくりびと」です、というエピソード。大阪シンフォニーホール、歌舞伎座、東京厚生年金会館と、閉館が決まった会場の最後の日々に出演するという経験。談春・さだまさしとか、談春・松山千春とか、後の世に記録を調べた人が「談春って何者?」と思うかも知れないと^_^;。
今回は仏様の前だけど、今年の前半には神様の前で演じて(日本橋で四神剣の前で奉納落語したの時のことでしょうね)、精進潔斎にはちょっと慣れている。精進潔斎の方法論は人によって違うのだけど、肉食を控えるとか、アルコールを控えるとか、女色を控えるとか。一番辛いのはアルコールだと……というマクラで。
ついツイッターで前日見た人の投稿を読んでしまったのでネタは知っていたのだが、前に寄席で聴いた別の師匠の口演と違って、いきなり「近藤様」から入ったので頭が真っ白になってしまった(ある意味、先入観がなくなってよかったかも^_^;)。
尾籠なところに入るネタはあまり好きではないのだが、最後に禁酒番屋に品物を持って行く奴の江戸前な切れっぷりが談春師匠そのものみたい。番屋の目をごまかして近藤様に日本酒を持って行くというミッションはどこへやら、番屋の侍どもを凹ませてやろうという意気込みだけが先走るというところが笑えた。
一 「除夜の雪」談春
中入り後はマクラも振らないことが多い談春師だけど、今回は東北にボランティアで落語口演に行ったときのエピソードを詳しく語る(たぶん、このために前座さんなしになったんじゃなかろうか)。
東北の被災地での口演を依頼してきたのは遠野にベースを構える被災地ボランティアの調整をしている(昔でいう口入れ屋・今でいうとコーディネーターですね)人で、メールをもらったんだけど、実際会ってみるとすごいアフロだったとか、そのアフロ君が談春師匠が来てくれるという感激を遠野の人に理解してもらえなくて鹿児島の友達にメールしたとか、爆笑が続いた。
ま、一番面白かったのは現地で春太さんの「牛ほめ」がばっかんばっかん受けたこと(最前列の小学生4人に)。それならと談春師が「たぬき」をやったんだけど、子供たちにちっとも受けなくて、途中で席を立たれてしまった。「このガキ」みたいなことを言ったせいか、普通は落語は受け付けない(港町は落語より浪花節だそうだ)町のご老人たちが談春師に気をつかって残りはタテのりだったとか(汗)。
でも、その子供たちが津波の被害を受けた小学校のわずかな生き残りだったということに触れて、あの大震災と津波で人の生死の分かれ目になったのは一体何だったのかという、粛然とさせる問いかけ。
初めて聴きました「除夜の雪」。もともとは米朝師匠がおろした新作落語で、談春七夜にかかっていたというところまでツイッターでチェックしてましたが、事前の知識はそこまでにしておいて。
最初は貧乏寺の内幕を見せるようで笑いはあったが、後半は怪談混じりの人情噺。でも救いがない(と談春師も最後の挨拶で言っていた)。
いい口演だったのだろうが、後ろの方の席だったおかげで、木のベンチで疲れてがさごそする人はいるし、暖房入れてくれたおかげか「ぐー」と音を立てて居眠りする人が近くにいるしで、自分は集中できなかったのが残念。
幕が下がらないので、サゲの後に談春師がネタの解説やら、会場出口は狭いので三段送りで後ろの席の方から帰ってくださいと誘導してくれたり、師匠のやさしさを感じた場でした。
こういう空間で落語を聴くのも悪くはないけど、もっと前の席で聴きたかったなぁ。この木のベンチ風な座席だと2時間はちょっときついかも。
でも何とか、執事さんのお話もほとんど聞けた。
本殿で私たちが向かっているお釈迦様は四菩薩を引き連れている。その菩薩たちは太陽(光・火)と風(空気)と水と大地を象徴している……というお話。
今日は前座さんなし。春太さん聞きたかったなぁ。
一 「禁酒番屋」談春
「駅のベンチみたいですね。これって指定席ですか?」と客席に質問。談志師匠が腰を痛めた時に、こういう90度の椅子の方がいいということで、地方公演に行く時にグリーン席の招待券をもらっても普通席で行って、到着する駅近くになるとグリーン席に移ったというエピソードを紹介(招待者にグリーン席と自由席の差額をぱくったと思われたくない)。
今日は風邪を引いてますとのこと。前回10月25日に神奈川県立音楽堂で聴いた時もそうだった。東北巡業で引いた風邪は10月中に治ったのだが、二日前にまた風邪を引いたのだとか。前回は喉に来たが今回は鼻だそうな。お大事に、師匠。
「おくりびと」です、というエピソード。大阪シンフォニーホール、歌舞伎座、東京厚生年金会館と、閉館が決まった会場の最後の日々に出演するという経験。談春・さだまさしとか、談春・松山千春とか、後の世に記録を調べた人が「談春って何者?」と思うかも知れないと^_^;。
今回は仏様の前だけど、今年の前半には神様の前で演じて(日本橋で四神剣の前で奉納落語したの時のことでしょうね)、精進潔斎にはちょっと慣れている。精進潔斎の方法論は人によって違うのだけど、肉食を控えるとか、アルコールを控えるとか、女色を控えるとか。一番辛いのはアルコールだと……というマクラで。
ついツイッターで前日見た人の投稿を読んでしまったのでネタは知っていたのだが、前に寄席で聴いた別の師匠の口演と違って、いきなり「近藤様」から入ったので頭が真っ白になってしまった(ある意味、先入観がなくなってよかったかも^_^;)。
尾籠なところに入るネタはあまり好きではないのだが、最後に禁酒番屋に品物を持って行く奴の江戸前な切れっぷりが談春師匠そのものみたい。番屋の目をごまかして近藤様に日本酒を持って行くというミッションはどこへやら、番屋の侍どもを凹ませてやろうという意気込みだけが先走るというところが笑えた。
一 「除夜の雪」談春
中入り後はマクラも振らないことが多い談春師だけど、今回は東北にボランティアで落語口演に行ったときのエピソードを詳しく語る(たぶん、このために前座さんなしになったんじゃなかろうか)。
東北の被災地での口演を依頼してきたのは遠野にベースを構える被災地ボランティアの調整をしている(昔でいう口入れ屋・今でいうとコーディネーターですね)人で、メールをもらったんだけど、実際会ってみるとすごいアフロだったとか、そのアフロ君が談春師匠が来てくれるという感激を遠野の人に理解してもらえなくて鹿児島の友達にメールしたとか、爆笑が続いた。
ま、一番面白かったのは現地で春太さんの「牛ほめ」がばっかんばっかん受けたこと(最前列の小学生4人に)。それならと談春師が「たぬき」をやったんだけど、子供たちにちっとも受けなくて、途中で席を立たれてしまった。「このガキ」みたいなことを言ったせいか、普通は落語は受け付けない(港町は落語より浪花節だそうだ)町のご老人たちが談春師に気をつかって残りはタテのりだったとか(汗)。
でも、その子供たちが津波の被害を受けた小学校のわずかな生き残りだったということに触れて、あの大震災と津波で人の生死の分かれ目になったのは一体何だったのかという、粛然とさせる問いかけ。
初めて聴きました「除夜の雪」。もともとは米朝師匠がおろした新作落語で、談春七夜にかかっていたというところまでツイッターでチェックしてましたが、事前の知識はそこまでにしておいて。
最初は貧乏寺の内幕を見せるようで笑いはあったが、後半は怪談混じりの人情噺。でも救いがない(と談春師も最後の挨拶で言っていた)。
いい口演だったのだろうが、後ろの方の席だったおかげで、木のベンチで疲れてがさごそする人はいるし、暖房入れてくれたおかげか「ぐー」と音を立てて居眠りする人が近くにいるしで、自分は集中できなかったのが残念。
幕が下がらないので、サゲの後に談春師がネタの解説やら、会場出口は狭いので三段送りで後ろの席の方から帰ってくださいと誘導してくれたり、師匠のやさしさを感じた場でした。
こういう空間で落語を聴くのも悪くはないけど、もっと前の席で聴きたかったなぁ。この木のベンチ風な座席だと2時間はちょっときついかも。
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