新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
『シリーズ日本近現代史2 民権と憲法』牧原憲夫(岩波新書)
12月14日付記事「『シリーズ日本近現代史1 幕末・維新』井上勝生」にて紹介した新書の続刊が出ていたので、購入しました。幕末から明治初期にかけてが関心の中心なので少し不案内な時代に入っていきますが、著者は交替してもこのシリーズの歴史を見る視点がなかなか面白そうなので。
腰帯の表。
腰帯の裏。
最近の教育基本法改正論議を遠巻きに見ながら、明治のこの時代に確立した中央集権型の近代産業を推進する教育の功罪について考えていたところです。
12月14日付記事「『シリーズ日本近現代史1 幕末・維新』井上勝生」にて紹介した新書の続刊が出ていたので、購入しました。幕末から明治初期にかけてが関心の中心なので少し不案内な時代に入っていきますが、著者は交替してもこのシリーズの歴史を見る視点がなかなか面白そうなので。
腰帯の表。
〈現代の原点〉の時代! 政府、民権派、民衆の三極構造で描く
腰帯の裏。
本書が対象とした一八八〇年代は、こうした国家と社会の枠組が基本的にできあがった時期でもあった。もとより、民権運動や議会が国民統合や戦争遂行に大きな役割を果たしたからといって、その歴史的意義がなくなるわけではない。(中略)人は「経験」から学ぶことができる。そして、現代のわれわれもまた、国民国家と競争社会のなかで、「欲望喚起」の仕掛けにとらわれながら生きている。とすれば、この枠組の形成期を生きた人びとの歴史的経験は、たんなる過去の物語でも他人事でもないはずである。(「おわりに」より)
最近の教育基本法改正論議を遠巻きに見ながら、明治のこの時代に確立した中央集権型の近代産業を推進する教育の功罪について考えていたところです。
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