会津藩関係ネタ2本

まずは、会津藩関係のネタが2本。

知られざる人材、素顔／「幕末・会津藩士銘々伝」発刊／会津史学会小桧山、間島さん編

幕末の会津藩士の中でも、これまで脚光を浴びることが少なかった藩士に焦点を当てた「幕末・会津藩士銘々伝」（上下巻・新人物往来社）が発刊された。

取り上げられている藩士は、会津藩主松平容保公が京都守護職在任中、現在の外交官的な仕事に当たる藩の公用人として活躍した「外島機兵衛」、新選組などとかかわり、鳥羽・伏見の戦いで重傷を負って戦死した「佐々木只三郎」、会津藩最後の筆頭家老「梶原平馬」ら４３人。
黒河内伝五郎」は天才武芸者、「佐川官兵衛」は会津藩のラスト・サムライとして登場している。女性では、会津の幼児教育・女子教育の母として「海老名リン」、会津戦争に参戦した「中野竹子」らが紹介されている。

会津藩については、白牡丹はまだまだ勉強不足です。そう言えば、大河ドラマ『新選組！』に外島機兵衛さんが出てこないなぁ……広沢様と秋月さんのコンビは大好きだけどね。

そして、もうひとつ、嬉しいニュース。

会津藩最後の家老・梶原平馬、曽孫が「荒城の月」で供養　／北海道

梶原平馬さん、興味あります。

維新後に消息を絶ち、再び歴史の表舞台に上がることはなかった。根室で４７歳で病死し、墓石が現存していることが１９８８年８月に判明した。

会津藩降服後、どんな思いで後半生を送ったんだろうかと思うと……ほろ。

でも、子孫の方が健在とわかってよかったです。

「ひいじいさんが何を訴えているのか知りたかった。勝った人間はごう慢で、負けた人間の気持ちが分からない。平和の大事さを検証するためには、負けた人間の苦しみをいち早く悟ることです」

梶原平馬さんの子孫だけに、重い言葉です。