1月6日～7日の幕末ニュース

　今朝は関西でも暴風で吹雪いています(汗)。

青森
私塾「麗澤堂」の跡地特定／弘前

　今年で生誕百五十年、没後百年を迎える言論人陸羯南など、偉大な先人をはぐくんだ「東奥義塾」。その創設者の一人で、幕末から明治に活躍した教育者の兼松成言（かねまつ・せいげん、一八一〇－七七）が、塾生百人を集めて弘前市茶畑町に開いた私塾「麗澤堂」の跡地が、地元住民たちの手でほぼ特定された。城下町弘前で人材育成に活躍した兼松成言の足跡として「大変意義深い」と関係者は話している。

群馬
託す―上州から世界遺産へ
江戸情緒を後世に

　江戸情緒のある六合村赤岩地区を歩くと、珍しい三階建て養蚕家屋が現れる。高さ約十メートル。三百年ほど前の江戸時代に建てられた時は二階建てのかやぶき屋根だったが、百四十五年前の幕末に三階に改築されたという。

三重
伊賀・熊野が関西になる日：道州制への期待／５　行政　／三重

　「伊賀に県政なし」。県庁のある津市などの沿岸部と違い、山間部に位置する伊賀地域の住民が自嘲（ちょう）気味に語る言葉だ。「県から忘れられ、県立の施設が少なく、道路網も貧弱」といった意味が込められている。
(中略)
　県内のどこに行っても「県政なし」といわれる原因について、名張市の田合豪市議は「明治維新で、文化圏も経済圏も別々の伊勢、志摩、紀伊、伊賀の４国を一つの県にしたため、県としてのまとまりに欠ける」と指摘する。田合市議は昨年４月に行われた名張市長選に立候補し、「道州制で名張は『関西州』と『東海州』のどちらを選択するのか」と住民投票の実施を公約に掲げた。落選したものの、「水（木津川）の流れ、人の動き、すべてが名張は関西だ」と主張し続け、百年来のゆがみを道州制で正すことを求めている。

　確かに、名張は近鉄特急で1時間なので関西に通勤する住民も多いと聞いています。

京都
新成人、志士の生きざまに触れて
霊山歴史館　８日に無料招待

　京都市東山区の霊山歴史館は「成人の日」の８日、新成人を同館に無料で招待する。同館は「若くして活躍した幕末の志士の生涯を知り、混乱の時代を変える力になってほしい」としている。
(中略)
　新選組の盛衰や坂本龍馬の生涯をはじめ、幕末維新期を生きた志士の遺品や遺墨などの史料約１００点が「冬の常設展」として展示されている。