新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
昨日は少し蒸し暑かったですが、今日は湿気も少なく、涼しい風が通るようです。
山口
ご近所のお医者さん:/23 吉岡達生さん 岩国藩士・玉乃世履の年譜出版 /山口
県:幕末から明治維新の文書や画像…3万4600点をHPで公開 /山口
県:幕末から明治維新の文書や画像…3万4600点をHPで公開 /山口
佐賀
佐賀の乱:教科書記述「佐賀の役」に 「陰謀」説受け問題提起--佐賀市議会 /佐賀
「明治維新に詳しい毛利敏彦・大阪市立大名誉教授が近年、大久保利通による謀略説を唱えている」そうで……教科書の記述にどう反映されるか以前に、この説がどのように評価されるかに注目したいと思います。
先日の『歴史秘話ヒストリア』でも、江藤が司法大臣だった時に主張していた公正な裁判を与えられずに斬首・梟首されたという経緯が取り上げられてました。古今東西の歴史を紐解いても、政敵に対する口封じとしてよく使われる手法ですからね……。
『歴史秘話ヒストリア』江藤新平の回についてちょろっと感想を書いた拙ブログ記事にリンク・トラックバックしておきます。
5月20日~21日の幕末ニュース
山口
ご近所のお医者さん:/23 吉岡達生さん 岩国藩士・玉乃世履の年譜出版 /山口
◇吉岡達生さん(57)
広島県呉市の出身。熊本大医学部を卒業、広島大の医局に入り、中電病院(広島市)を経て、妻の実家の岩国で89年1月に開業しました。呉三津田高校時代は岩国基地の米軍放送を聴いていたので縁はあったのかな。ちなみに同じ放送を聴いた高校の後輩の浜田省吾さんは歌手になりました。
診療で心がけているのはここで治療できるのか、専門的な医療機関を勧めるべきなのかを、スピーディーに見極めること。また、早く治るために必要な情報を提供することも大切にしています。熱心に説明しすぎて患者さんに、うるさがられることもあるけど。
趣味は郷土史。漢詩・漢文を学び、錦帯橋を詠(うた)った漢詩を読むうちに、幕末から明治に活躍した岩国藩士・玉乃世履(たまのせいり)さん(1825~86年)の漢詩に出会った。第2次長州征伐で農兵を率い、維新後は司法の道に進んで最高裁長官に相当する初代大審院長を務めた方。まとまった伝記がなく、自分で調べて約4年半。約700点の資料に当たり「初代大審院長 玉乃世履-年譜」を02年に出版しました。玉乃さんを研究する人々の基礎資料になると、自負しています。
今は玉乃さんの門下生で我が国の解剖学の草分け、今田束(つかね)さん(1850~89年)の業績を書いてます。戊辰戦争に従軍し、そのあと解剖学を学び、東大医学部助教授になった方。若くして亡くなられる数年前に「内耳の部位」という論文を発表しています。
実は、私の博士号論文も内耳の研究なのです。不思議なつながりですね。【聞き手・大山典男】
県:幕末から明治維新の文書や画像…3万4600点をHPで公開 /山口
県:幕末から明治維新の文書や画像…3万4600点をHPで公開 /山口
◇県内10資料館所蔵データ、学習などに活用して
県は今年度から、幕末から明治維新にかけての文書や画像など計約3万4600点のデータを県のホームページ上で公開している。県内10の資料館が所蔵するもので、吉田松陰や初代総理大臣の伊藤博文、高杉晋作ら郷土ゆかりの人物の画像なども。学校、郷土学習での活用や、幕末維新期に興味を持つ人に県内を訪れるきっかけにしてもらうことが狙い。
「幕末維新関係資料等データベース」で、県文化振興課のホームページからリンクされている。収蔵施設と資料点数は、県文書館(山口市、約1万6200点)▽岩国徴古館(岩国市、約6500点)▽村田清風記念館(長門市、約5200点)▽毛利博物館(防府市、約2600点)▽下関市立長府博物館(約1500点)--など。
天保期から明治中期(1830年~1890年)までの文書(書簡、書籍)や絵画、写真などの作成者、作成年代、収蔵施設名を記し、約500点は画像データも公開している。施設ごとやフリーワードでの検索もできる。
県は3年かけて目録整理などの準備を続けてきたという。5月は前半だけで約100件のアクセスがあった。文化振興課は「山口は幕末維新期に活躍した志士を数多く輩出した。興味を持った人が県内の資料館に足を運ぶことにもつながってほしい」とする。【井上大作】
佐賀
佐賀の乱:教科書記述「佐賀の役」に 「陰謀」説受け問題提起--佐賀市議会 /佐賀
江藤新平ら旧佐賀藩士の反乱とされる「佐賀の乱」の教科書での記述を「佐賀の役」などに改めるよう求める意見が、佐賀市の6月市議会一般質問で出された。「明治政府の陰謀だった」とする新学説に基づいた主張で、市教育委員会は研究の進展を踏まえたうえで国に意見を述べることも検討する。
「佐賀の乱」は1874(明治7)年、明治政府に不満を持つ士族が起こした反乱とされる。しかし、明治維新に詳しい毛利敏彦・大阪市立大名誉教授が近年、大久保利通による謀略説を唱えている。地元・佐賀でも江藤新平の名誉回復につながるとして注目されている。
11日の一般質問で亀井雄治議員は「教科書の記述は偏りがあり、放置できない。改訂を求めて運動すべきではないか」と質問。
田部井洋文教育長は諸説を示して考えさせるのが歴史学習の基本としたうえで「教科書検定に問題提起すべきという話は検討させてもらいたい」とした。【姜弘修】
「明治維新に詳しい毛利敏彦・大阪市立大名誉教授が近年、大久保利通による謀略説を唱えている」そうで……教科書の記述にどう反映されるか以前に、この説がどのように評価されるかに注目したいと思います。
先日の『歴史秘話ヒストリア』でも、江藤が司法大臣だった時に主張していた公正な裁判を与えられずに斬首・梟首されたという経緯が取り上げられてました。古今東西の歴史を紐解いても、政敵に対する口封じとしてよく使われる手法ですからね……。
『歴史秘話ヒストリア』江藤新平の回についてちょろっと感想を書いた拙ブログ記事にリンク・トラックバックしておきます。
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