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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
各地の新選組関係のイベントなどは数日分をまとめてアップしようと思っていたが、これだけは速報で上げたい。

「芹沢鴨。鴨といえば長浜」

芹沢鴨の生涯とは縁もゆかりも殆どない(と思う)が、関西では鴨鍋でちょっと名が知れている滋賀県・長浜。

こじつけ商法というより、関西風味のベタな駄洒落だな(苦笑)。

逆に「沖田総司は白河藩出身」を前面に出そうとする福島県白河市よりは許容範囲に思えてしまう、白牡丹である。
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花粉症のため、診療所と薬局に立ち寄り、いつもより遅い時間帯に阪急梅田駅の構内を小走りに歩いていた。と、その時急に、どこかから「襲われた芹沢は」という放送が聞こえて、白牡丹の足はぴたっと止まってしまった。



落ち着け、白牡丹。いくら昨日が大河ドラマ初登場だったとしても、ニュースねたになるわけがないではないか(滝汗)。



それに、内容に聞き覚えがある。「この部屋」「刀痕」……そう、八木邸の説明。



……阪急梅田駅の紀伊國屋書店の入り口2箇所に特大液晶スクリーンがある。BIGMANという愛称で有名な片方はCNN放送を流していることが多い。もうひとつの、比較的に最近新設されたスクリーン(愛称は覚えていない)は、スカパーにチャンネルを持つ「タカラヅカ・スカイ・ステージ」の番組を時々流す。



『誠の群像』にゆかりの史跡を紹介するという番組内容だったが、新選組浸りきりの白牡丹の足を止めるには充分な一声「芹沢は……」だった。
キーワード「新選組」でblogを検索していたら、ぱるぷんてさんblog「ぱるぷんて海の家」に行き当たった。「新選組と岩手県の関係」……えーと。ということで、限られた知識の中からコメント

ぱるぷんてさん、拙宅「月下の白牡丹」をご覧になって、まだ看板だけの「新選組マネジメント論」に声援を下さった。

はい、頑張って書きたいです……せめて今年、ちょっとだけでもと思ってます〜^_^;。
大河ドラマ『新選組!』効果がちらちら出てきた、会津若松からのコラム。天寧寺にある近藤さんのお墓を訪れる人も増えているようだ。

福島民報 あぶくま抄

次は友人の土田歳子さんから提供してもらった、産経新聞多摩版の記事。タイトルに意外性があってよい。

土方歳三とプリクラ

洋装土方さんとツーショットが撮影できるプリクラ、白牡丹は喜んで試したいものだが、白牡丹周辺の土方さんファンのうち若干名は照れまくって遠慮するかなぁ……。
今まで気づかなかったが、流山市のサイトに新選組関連のコーナーができていた。流山市博物館の展示については先に把握していたが、流山市、けっこう力を入れているんだな。

「流山市の取り組み」というページでは、「壬生義士伝」の上映会、講演会などの予定が。

細かいことだがサイトURLが「取り組み」でなく「取り込み」になっていることに気づいてしまった^^;……いや、それはいいとして。

3月7日の講演会、山村「達也」さんじゃなくて「竜也」さんですよー(汗)。
今度は京都から新選組を題材に伝統を復活させるというニュース。

西陣の織物や着物などでほぼ等身大の人形をつくって飾る「造りもの(糸人形)」を西陣の組合が復活させるという。そして、お題は「花街・上七軒のお茶屋を背景に、新選組の近藤勇局長と芸者が、満開のサクラの木を眺める」場面とか。

新選組が活躍した当時は、浪士探索や捕縛活動が商売の邪魔にされたり、一部不良隊士の粗暴な行為が迷惑がられたり(実際、迷惑だわ^^;)、新選組は京都の町民たちにとっては嫌われものだった。

治安警察が市民に愛されるということはどの国のどの時代の歴史を見ても滅多にないとは思うのだが(苦笑)……140年後の現代で、新選組が町おこしや文化の復興に貢献していると聞いたら、あの世の新選組幹部や隊士たちは、どう反応するだろうな。
白牡丹が去年の11月と12月の二ヶ月続けて旅行してすっかりはまってしまった、土方歳三最期の地・函館。そこにも大河ドラマの旅行ブームがやって来ていた。

函館ニュース・新選組ゆかりのツアー

函館の人は、京都や日野に行くのがトレンドらしい。
先刻、新選組絡みの町おこしニュースを拾っていたのだが、そのひとつ、流山の新文書発見をさらに辿って行ったら、エライことに行き当たった(吃驚)。

新たに見つかった「恩田家文書」の一部を流山市立博物館のサイトが紹介していたのだが、その内容が通説と違うのだ。

通説では、新選組は「甲陽鎮撫隊」として甲府に出動し、西軍(白牡丹の主義で、この時点では「官軍」「新政府軍」とは書かない)に破れ、現・東京都足立区の五兵衛新田にて再起を図るが西軍進出の報を受けて流山に転陣、その直後に西軍に包囲されて戦闘を見ずして局長の近藤が西軍に投降した、ということになっている。

ところが、この恩田家文書では「そのほか諸所(しょしょ)で双方が合戦となり、江戸方は不意をうたれて大敗し、ついには降参した。(中略)流山宿内(しゅくない)の者は大人も子供もみさかいなく立のき近郷(きんごう)や近村(きんそん)へ逃げ去り、近在の者までもが皆あわて騒ぎ、共々に難渋した」と記述されている、そうだ。「合戦」の規模がいかばかりかは不明だが、宿内の住民が避難するような戦闘があった、という記述である。

この記述が確かなら、大河ドラマ『新選組!』の最終回(か、その手前の回)になる「新選組局長・近藤勇の投降」「近藤・土方の永訣」というクライマックスシーンの状況が大きく変わってしまう、とても重要な発見になるはずだ。

今まで発見された資料では、西軍に包囲された近藤勇が西軍に投降するまで12時間以上かかっている、その「空白の時間」に何があったのか、十分に説明されていない。切腹すると言う近藤を土方が説得して投降させたとか、いくつか推測はあるが、決定打はない。

もし、恩田家文書のように戦闘があったとしたら。抗戦かなわず、責任者として近藤が降伏の証として投降したという経過になるのかな。

もちろん、新選組側にも西軍の側にも十分な史料がないので、この文書一本で定説が簡単に覆されるとは思わないのだが……歴史の通説に一石を投じる新文書の発見に、白牡丹、どきどきものである。

とりあえず、知り合いの新選組研究家のサイト掲示板に情報を提供。どんな返事が来るか、楽しみだ。
新選組関係の各地イベントに漏らした記事があった。

福島県白河市が「沖田総司ゆかりの地」として名乗りを上げたというニュースである。

史実の沖田総司は、記事に書かれているように、「白河脱藩」「白河浪人」を名乗っており、古参幹部の永倉もそれに習って記録したと思われる。

父親の素性もはっきりしないのが沖田総司なのだが、最近の調査では、白河藩士・阿部氏の家中(ただし足軽小頭という軽格)と推定される、と白牡丹の知る新選組研究家たちは書いている。

うーん、藩士でないと証明されたわけではないから可能性がゼロではない、という論法は、歴史エンターテインメントには通じるけど、史実については、どうかなぁ……「藩士だった可能性も否定できない」というのは、ちょっと、やり過ぎでないかい。

白河には、戊辰戦争で仙台藩ら会津藩を救おうとする奥羽越列藩同盟の軍と西軍(薩長土を中心)が激突した白河城という、立派な観光資源があるではないか。

史実マニアなファンは、無理に「沖田総司ゆかりの地・白河」を売り出されたりすると、かえって退きますよ。気をつけてくださいね。
新選組が活動したのはわずか6年、しかも明治政府によって「賊徒」という烙印を押されたために、近藤・土方・沖田さんら新選組関係者の書簡は明治初年にかなり焼却されてしまった。しかし、140年たった今でも、時々、関係史料が発見されるのだから、幕末というのは決して遠い時代ではない。

12月に発行された『俳遊の人 土方歳三』管宗次(PHP新書)の巻末には、最近発見されたという近藤勇書簡(宛先は門人の蔭山新之丞)が紹介された。書家である筆者は、近藤勇の筆跡から、書かれたのは近藤ら上洛直後の文久3年3月と推定している。白牡丹は、内容と経緯から翌々年の元治2年3月の書簡ではないかと思っているが、新しい書簡が発見されるというのは楽しい。

また、日野では土方の義兄であり新選組の創設期にスポンサーとなった佐藤彦五郎の日記が発見され、新選組フェスタin日野で実物が公開されている。身辺雑記が多いが、残っている資料が少ない、新選組の江戸帰還時の活動や土方の動向について記録があるらしい。また、近藤・土方の勧めで佐藤が西洋式の銃を20丁購入した経緯も書かれているという。プライベートな記録もあるので全文公開は不可能だが公開可能部分は日野市が書籍にして発行するそうで、今から楽しみ。

さらに、最近流山で発見された恩田家文書では、新選組の流山屯所が、従来定説とされていた長岡の酒屋ではなく、長岡七郎兵衛方が本陣ということが明らかにされた。

140年前と一口に言ってしまうと昔のように聞こえるが、今でも史料が発見され、定説が覆ることもある程度に、案外、近い昔のこと。だから、新選組は面白い。

(以上、歴史上の人物は敬称略でした……)
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