新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
多摩で大歓迎を受ける新選組一行。
「歳三、なーに、その格好」と、おのぶ姉さん。
「フランス人みたいだろ」と、土方さん……フランス人見たことない人にそう言っても、わからんと思う^_^;。
スピーチしたくて準備しているのに出来ない小島鹿之助さん(第5回「婚礼の日に」でも、そうだった^_^;)に、「新選組ーっ、日本一〜っ!」と気合いを上げる音五郎さん。
大久保大和と改名したと彦五郎さんに告げる近藤さんに続いて、自分も内藤隼人に改名したと告げる土方さん。自分も春日隊を編成して同道すると告げる佐藤彦五郎さん。
一方、こうしている間に薩長軍が先に甲府城を取ってしまうのではないかと、気を揉む新八っつぁん。
浅黄羽織を着て登場する捨助くん。やはり、故郷の人々には心配かけてたのね。土方さんのお遣いで、連れて来たのは菜っ葉隊の小松(ビビる大木)。頼もしそうに協力を約束する小松さんだが、生まれつきの旗本の軍隊が、成り上がりの武士である新選組を加勢するとしたら、戦況が有利な時だけではなかろうか……。
ちょこちょこっと出てくる茶色の雄鶏。多摩時代の土方さんが、月代で尻っぱしょりして、餌やってた鶏の、何代かめの子孫かな……。
そして、お琴さんの話題を口に出す彦五郎さん。「夫婦になる気もないのに手をだした」って……いや、その通りなんですけど^_^;、一ヶ月前に多摩でも有数の金持ちに嫁いだという話を、ぽろっとしてしまう。
「別に。どうでもいい」と言いながら、土方さん、実は内心ショックかも。
小島さんのスピーチなんか無視して、多摩伊勢音頭をリードする佐藤彦五郎さん。踊れなくて、土方さんを引っ張り出そうとするが、土方さんも引っ込みたくてたまらない……ああ、「鴨を酔わすな」の時にはやぶれかぶれでも出ていたメンバーが、今は誰も踊ろうとしないんだな……源さんも、いないし……。
……強いてほっとするのは、目を輝かせて手を打つ周平くんと、照れくさそうに手を叩く鍬次郎の2ショット。
そして、嫁ぎ先の家からこそっと表に出てくるお琴さん。
「うちの人が見たらどうするつもりだったんですか」
「よく俺ってわかったな。表で待つとしか書いていないのに」
お琴さんを抱き寄せる土方さん。
「のこのこ出てきたのはね、この世で、一番憎い男がどんな顔をしているのか思い出したくなったのです」
愛憎は、紙一重。お琴さんは、自分を捨てて京都に行った土方歳三を、思い切れなかったと思う……だって、5年たって、やっと一ヶ月前に別の男に嫁いだわけだから。
「こんな面さ」
「悪い顔に、なったわね」
「……ずいぶんだな」
お琴さん、土方さんの先を思って、未練や思いを断ち切るために土方さんに会ったとしか思えないんだよな……田丸さんの演技についてはノーコメントだけど(爆)。
「早く、私の前から消えなさい」
無言で立ち去る土方さん。
八王子の宿で、悄然としている土方さん……そうか、やっぱり、京都で遊んでいても、お琴さんが好きだったのか……。
「お前だったのか。お前はてっきり朝帰りだと思っていた」
「かっちゃん。俺たちにとって、京の5年は一体何だったんだ」
……土方さん、落ち込んでる(汗)。
「俺たちは結局、世の中を引っかき回しただけじゃねぇのか」
ぎくっ……歴史的評価は、「ややこしい世の中を、ますますややこしくした男たち」(
byみなもと太郎)が簡潔で的確だと思っている白牡丹には、ずきーんっ。
近藤さんは、「そんなことは俺にはわからん」と揺るがない。「しかし俺は悟ったよ。あの頃にはもう戻れないんだって。俺たちは信じられないほど遠くに来た。……振り返るのは、もう少し先に取っておこう」
そこに現れる総司くん。
「鬼の副長が弱気になってる」
「うるせぇ」
土方さんが弱気を見せられるのは、やっぱり多摩の幼なじみたちの前でだけ。そして、ここには、源さんがいないんだ……。
「今度の戦は、どう見ても勝てる見込みはない」と、近藤さん。
「すべては、江戸で戦を起こさないためだ」と、土方さんも、情勢は読めている。
「しかしな、かっちゃん」
「最後まで俺の話を聞け」
おそらく、土方さんが言いたかった一言を、かっちゃんが言う……。
そして、稽古をつけるという総司くん。多分、これが三人で過ごす最後の夜だから。
「おい、だらしないぞトシ」
だって……ほら、総司くん、すぐに倒れるし。
「お前は江戸に戻れ」と、ようやく言う近藤さん。本心から総司くんを気遣うふたり。
そして翌朝、彦五郎さんに送ってもらう総司くん。
「風邪だと思う。ゆうべ咳してたから」
……ある意味、知らなくてよかったです、彦五郎さんは。勝沼での戦いの彦五郎さんの勇姿が見られなかったのは残念だけど、この瞳は素敵でした。
勝沼。
薩長軍に先を越されて苛立つ新八っつぁん。大砲の扱いに悩む尾形さんや尾関さん。菜っ葉隊の援軍を得るために、陣を離れる土方さんと捨助くん。
「くれぐれも命粗末にするな」
「お互いにな」
雨の中で、「刀の時代は終わったのかも知れないな」とようやく悟った近藤さんの指揮で、撤退する甲陽鎮撫隊。陰で、周平くんと鍬次郎が背中合わせで休憩中……。
会津に落ち延びようと主張する新八っつぁんと、容保公との約束を果たすために会津に行く時には堂々と加勢として行きたいと主張する近藤さん。
「これは命令だ!」
その一言で切れる新八っつぁん。
「我らは、あなたの家来ではない!」
……別れは、あっけなく、大したことのないような言葉の遣り取りで、ぼろっと来てしまう。
「ここまでのようだな。私は、山南さんに新選組を託された。しかし、その新選組は、もはや、ない。ここで失礼する」
……ああ、これで、山南さんの遺言は、すべて水の泡に……。
さらに、新八っつぁんを追って離脱する左之助。「俺、あんたに会えてよかったと思っている」「ぜんぶひっくるめて、俺あんたに感謝してる」と言ってくれたことが、救いかも……。
「そんなとこだな。じゃあ」
って、あっけない別れ。
そして、「去りたい者があれば去ってもいいぞ」と近藤さんが言うと、三人の隊士が去る……崩れる時は、本当にあっけないんだよな。
しかし、そこで斎藤一が立ち上がる。
「……永倉さんは間違えている。新選組は終わっちゃいない。この旗がある限り、新選組は終わらない」
雨の中、「誠」の旗を掲げて、斎藤一が叫ぶ。
「この旗が、俺を拾ってくれた。俺は一生かけてこの旗を守る。たとえ、ひとりになっても。局長ーっ、俺がいる限り、新選組は終わらない!」
寡黙な斎藤一の、心からの絶叫……ありがとう、斎藤さん(初回視聴でぼろっと泣いた)。絶叫した後で、照れたような顔も最高でした(^^)。
そして、島田魁さんの「俺も同じ思いです」、尾関さんの声も。
☆★☆★
次回予告……うわーん、「流山」というタイトルだけで泣ける……。「生きろ、どんな手を使っても」という土方さんの声が……ううう。
「新選組を行く」は「甲陽鎮撫隊敗れる」との題で甲州街道。史実の土方さんの写真……うっとり←それかい^_^;。
「歳三、なーに、その格好」と、おのぶ姉さん。
「フランス人みたいだろ」と、土方さん……フランス人見たことない人にそう言っても、わからんと思う^_^;。
スピーチしたくて準備しているのに出来ない小島鹿之助さん(第5回「婚礼の日に」でも、そうだった^_^;)に、「新選組ーっ、日本一〜っ!」と気合いを上げる音五郎さん。
大久保大和と改名したと彦五郎さんに告げる近藤さんに続いて、自分も内藤隼人に改名したと告げる土方さん。自分も春日隊を編成して同道すると告げる佐藤彦五郎さん。
一方、こうしている間に薩長軍が先に甲府城を取ってしまうのではないかと、気を揉む新八っつぁん。
浅黄羽織を着て登場する捨助くん。やはり、故郷の人々には心配かけてたのね。土方さんのお遣いで、連れて来たのは菜っ葉隊の小松(ビビる大木)。頼もしそうに協力を約束する小松さんだが、生まれつきの旗本の軍隊が、成り上がりの武士である新選組を加勢するとしたら、戦況が有利な時だけではなかろうか……。
ちょこちょこっと出てくる茶色の雄鶏。多摩時代の土方さんが、月代で尻っぱしょりして、餌やってた鶏の、何代かめの子孫かな……。
そして、お琴さんの話題を口に出す彦五郎さん。「夫婦になる気もないのに手をだした」って……いや、その通りなんですけど^_^;、一ヶ月前に多摩でも有数の金持ちに嫁いだという話を、ぽろっとしてしまう。
「別に。どうでもいい」と言いながら、土方さん、実は内心ショックかも。
小島さんのスピーチなんか無視して、多摩伊勢音頭をリードする佐藤彦五郎さん。踊れなくて、土方さんを引っ張り出そうとするが、土方さんも引っ込みたくてたまらない……ああ、「鴨を酔わすな」の時にはやぶれかぶれでも出ていたメンバーが、今は誰も踊ろうとしないんだな……源さんも、いないし……。
……強いてほっとするのは、目を輝かせて手を打つ周平くんと、照れくさそうに手を叩く鍬次郎の2ショット。
そして、嫁ぎ先の家からこそっと表に出てくるお琴さん。
「うちの人が見たらどうするつもりだったんですか」
「よく俺ってわかったな。表で待つとしか書いていないのに」
お琴さんを抱き寄せる土方さん。
「のこのこ出てきたのはね、この世で、一番憎い男がどんな顔をしているのか思い出したくなったのです」
愛憎は、紙一重。お琴さんは、自分を捨てて京都に行った土方歳三を、思い切れなかったと思う……だって、5年たって、やっと一ヶ月前に別の男に嫁いだわけだから。
「こんな面さ」
「悪い顔に、なったわね」
「……ずいぶんだな」
お琴さん、土方さんの先を思って、未練や思いを断ち切るために土方さんに会ったとしか思えないんだよな……田丸さんの演技についてはノーコメントだけど(爆)。
「早く、私の前から消えなさい」
無言で立ち去る土方さん。
八王子の宿で、悄然としている土方さん……そうか、やっぱり、京都で遊んでいても、お琴さんが好きだったのか……。
「お前だったのか。お前はてっきり朝帰りだと思っていた」
「かっちゃん。俺たちにとって、京の5年は一体何だったんだ」
……土方さん、落ち込んでる(汗)。
「俺たちは結局、世の中を引っかき回しただけじゃねぇのか」
ぎくっ……歴史的評価は、「ややこしい世の中を、ますますややこしくした男たち」(
byみなもと太郎)が簡潔で的確だと思っている白牡丹には、ずきーんっ。
近藤さんは、「そんなことは俺にはわからん」と揺るがない。「しかし俺は悟ったよ。あの頃にはもう戻れないんだって。俺たちは信じられないほど遠くに来た。……振り返るのは、もう少し先に取っておこう」
そこに現れる総司くん。
「鬼の副長が弱気になってる」
「うるせぇ」
土方さんが弱気を見せられるのは、やっぱり多摩の幼なじみたちの前でだけ。そして、ここには、源さんがいないんだ……。
「今度の戦は、どう見ても勝てる見込みはない」と、近藤さん。
「すべては、江戸で戦を起こさないためだ」と、土方さんも、情勢は読めている。
「しかしな、かっちゃん」
「最後まで俺の話を聞け」
おそらく、土方さんが言いたかった一言を、かっちゃんが言う……。
そして、稽古をつけるという総司くん。多分、これが三人で過ごす最後の夜だから。
「おい、だらしないぞトシ」
だって……ほら、総司くん、すぐに倒れるし。
「お前は江戸に戻れ」と、ようやく言う近藤さん。本心から総司くんを気遣うふたり。
そして翌朝、彦五郎さんに送ってもらう総司くん。
「風邪だと思う。ゆうべ咳してたから」
……ある意味、知らなくてよかったです、彦五郎さんは。勝沼での戦いの彦五郎さんの勇姿が見られなかったのは残念だけど、この瞳は素敵でした。
勝沼。
薩長軍に先を越されて苛立つ新八っつぁん。大砲の扱いに悩む尾形さんや尾関さん。菜っ葉隊の援軍を得るために、陣を離れる土方さんと捨助くん。
「くれぐれも命粗末にするな」
「お互いにな」
雨の中で、「刀の時代は終わったのかも知れないな」とようやく悟った近藤さんの指揮で、撤退する甲陽鎮撫隊。陰で、周平くんと鍬次郎が背中合わせで休憩中……。
会津に落ち延びようと主張する新八っつぁんと、容保公との約束を果たすために会津に行く時には堂々と加勢として行きたいと主張する近藤さん。
「これは命令だ!」
その一言で切れる新八っつぁん。
「我らは、あなたの家来ではない!」
……別れは、あっけなく、大したことのないような言葉の遣り取りで、ぼろっと来てしまう。
「ここまでのようだな。私は、山南さんに新選組を託された。しかし、その新選組は、もはや、ない。ここで失礼する」
……ああ、これで、山南さんの遺言は、すべて水の泡に……。
さらに、新八っつぁんを追って離脱する左之助。「俺、あんたに会えてよかったと思っている」「ぜんぶひっくるめて、俺あんたに感謝してる」と言ってくれたことが、救いかも……。
「そんなとこだな。じゃあ」
って、あっけない別れ。
そして、「去りたい者があれば去ってもいいぞ」と近藤さんが言うと、三人の隊士が去る……崩れる時は、本当にあっけないんだよな。
しかし、そこで斎藤一が立ち上がる。
「……永倉さんは間違えている。新選組は終わっちゃいない。この旗がある限り、新選組は終わらない」
雨の中、「誠」の旗を掲げて、斎藤一が叫ぶ。
「この旗が、俺を拾ってくれた。俺は一生かけてこの旗を守る。たとえ、ひとりになっても。局長ーっ、俺がいる限り、新選組は終わらない!」
寡黙な斎藤一の、心からの絶叫……ありがとう、斎藤さん(初回視聴でぼろっと泣いた)。絶叫した後で、照れたような顔も最高でした(^^)。
そして、島田魁さんの「俺も同じ思いです」、尾関さんの声も。
☆★☆★
次回予告……うわーん、「流山」というタイトルだけで泣ける……。「生きろ、どんな手を使っても」という土方さんの声が……ううう。
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