6月6日の幕末ニュース

　今日は既報のニュースの別バージョンが2件です。



滋賀

彦根城博物館で大坂夏の陣を公開

掛け軸・若江合戦図や冑など

　「彦根城博物館（滋賀県彦根市金亀町）は、大坂夏の陣（１６１５年）を描いた掛け軸『若江合戦図』を公開している。夏の陣で大きな戦功を挙げた井伊家の『赤備え軍団』の勇壮な姿を描いている」。

　「若江合戦図は、大坂夏の陣の若江合戦で彦根藩士大鳥居彦三郎が豊臣方の武将を討ち取った場面を描いている。縦１・２メートル、横１・８メートルで、幕末期の大鳥居家が祖先の武功をたたえて制作したという」というところが幕末関連です。



鹿児島

島津興業、薩摩藩の鉄製150ポンド砲を復元

　「観光事業を手掛ける島津興業（鹿児島市、島津公保社長）は、幕末の薩英戦争で活躍した鉄製の150ポンド砲を復元し、2日、仙巌園（磯庭園）で公開した。隣接する資料館『尚古集成館』も昨秋改装オープンしており、鹿児島の新たな観光名所になりそうだ」。

　「島津社長は『高い軍事力と技術力を誇っていた薩摩のシンボル』と話し、幕末期に近代化へいち早く取り組んだ薩摩の歴史をアピールしたい考えだ」。