新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
すでに多くの『新選組!』ファンのブログさんにて取り上げられているので、新味はないですが、拙ブログの記事「函館山」にYuseumさんが投稿してくださったので、改めてご紹介。
NHK あなたのアンコール2004
『新選組!』関係の放送予定を書き出します。
12:20-12:55 『新選組!』隊士座談会
16:00-16:59 『新選組!』第33回「友の死」
座談会は35分の放送予定ですね。気のせいか、サイトの最新記事を見ると、他ブログさんの紹介「1時間」「50分」よりだんだん短くなっているような^_^;。編集の都合などで短縮されているんでしょうか(爆)。
総集編での放送が10分足らず、DVD-BOXの特典映像が53分ということで、まぁお金を払ってDVD-BOXを買う者にも旨みは残っているかな……←昨日予約したばかりなので、おいしいところを全部放送されてしまうんではないかと、ちょっと気になっている白牡丹^_^。;
NHK あなたのアンコール2004
『新選組!』関係の放送予定を書き出します。
12:20-12:55 『新選組!』隊士座談会
16:00-16:59 『新選組!』第33回「友の死」
座談会は35分の放送予定ですね。気のせいか、サイトの最新記事を見ると、他ブログさんの紹介「1時間」「50分」よりだんだん短くなっているような^_^;。編集の都合などで短縮されているんでしょうか(爆)。
総集編での放送が10分足らず、DVD-BOXの特典映像が53分ということで、まぁお金を払ってDVD-BOXを買う者にも旨みは残っているかな……←昨日予約したばかりなので、おいしいところを全部放送されてしまうんではないかと、ちょっと気になっている白牡丹^_^。;
PR
総集編を3回見ているのですが、なかなか感想を書けません。総集編ですから、フレッシュな感想を書くのが難しい……。
まずは、函館旅行中にたまったクリッピングのご紹介から、今日は取り組みます。
ブログ「赤心沖光」さんの記事「新聞各紙コメント」。
朝日・読売とも、きちんとドラマを見た上での評価だなぁと嬉しくなる。
また、朝日新聞の短い記事を「新選組!朝日新聞の記事より」でも紹介している。
放送開始直後はゲンダイに代表されるような、薄っぺらい、的はずれの批判が多かったけど、最後まできちんと見た記者の見識あるコメントが増えたのは嬉しい。ゴシップ紙でなくクオリティ・ペーパーを自認する新聞は、そうでなくっちゃ。
それから、以前にも取り上げたwindheadさんブログ「ウエストコースト日日抄」の記事「「新選組!は参加できる大河ドラマとして新しい歴史を作った。」。
拙ブログが褒められているから言うのではないけど、以前からきっちりとした視点で『新選組!』ムーヴメントをとらえてらっしゃるなぁと思っていたら、本業はライターさんなんでしょうか。別サイトでも同じ記事が寄稿されているのを発見してしまったので、そう思ったわけですが。
サラリーマンスタイルドットコム 女はミーハーからマーケットを見る 「今年の大河ドラマ「新選組!」は、「参加できるドラマ」としての新しい歴史を作った。」
うわぁ、サイトトップで拙ブログが紹介されている……(汗)。
続いて、ネット検索における「新選組」のキーワード検索状況に関する記事をご紹介。
Googleニュースの検索トップは「ライブドア」
2004年「キッズgoo」検索キーワード年間ランキング発表!
子供も「ライブドア」を検索〜キッズgooの2004年キーワードランキング
記事はいずれも野間みつねさん提供。
韓流ブームほどではないにしても、着実に検索された一年でしたね。
まずは、函館旅行中にたまったクリッピングのご紹介から、今日は取り組みます。
ブログ「赤心沖光」さんの記事「新聞各紙コメント」。
朝日・読売とも、きちんとドラマを見た上での評価だなぁと嬉しくなる。
また、朝日新聞の短い記事を「新選組!朝日新聞の記事より」でも紹介している。
放送開始直後はゲンダイに代表されるような、薄っぺらい、的はずれの批判が多かったけど、最後まできちんと見た記者の見識あるコメントが増えたのは嬉しい。ゴシップ紙でなくクオリティ・ペーパーを自認する新聞は、そうでなくっちゃ。
それから、以前にも取り上げたwindheadさんブログ「ウエストコースト日日抄」の記事「「新選組!は参加できる大河ドラマとして新しい歴史を作った。」。
拙ブログが褒められているから言うのではないけど、以前からきっちりとした視点で『新選組!』ムーヴメントをとらえてらっしゃるなぁと思っていたら、本業はライターさんなんでしょうか。別サイトでも同じ記事が寄稿されているのを発見してしまったので、そう思ったわけですが。
サラリーマンスタイルドットコム 女はミーハーからマーケットを見る 「今年の大河ドラマ「新選組!」は、「参加できるドラマ」としての新しい歴史を作った。」
うわぁ、サイトトップで拙ブログが紹介されている……(汗)。
続いて、ネット検索における「新選組」のキーワード検索状況に関する記事をご紹介。
Googleニュースの検索トップは「ライブドア」
2004年「キッズgoo」検索キーワード年間ランキング発表!
子供も「ライブドア」を検索〜キッズgooの2004年キーワードランキング
記事はいずれも野間みつねさん提供。
韓流ブームほどではないにしても、着実に検索された一年でしたね。
今日はまず、『新選組!』関係のニュースやコラムからご紹介。
山本耕史さんファンの方の中にはすでに先週日曜日に日刊スポーツを買われた方がいらっさると思います。白牡丹も買ってしまいました。で、ネットに掲載されているのをチェックするのを忘れてました(汗)。
インタビュー<日曜日のヒーロー>
■第442回 山本耕史
舞台で築いた芸歴28年、大河で全国駆けた28歳
白牡丹の代わりに記事を見つけてきてくれたのは、いつもの野間みつねさん。感謝。
続いて、毎日新聞からは視聴率に関するコラム。
視聴率:
競争、来年もダンゴ状態?
『新選組!』については、去年の『武蔵』を上回った視聴率だったことと「特徴的なのは、視聴者のうち10代の割合がここ7年で最も高かったこと」を指摘。
続いて、gooの2004年検索キーワードランキングでは、『新選組!』はテレビ番組部門で第6位、ドラマとしてはトップの『冬のソナタ』に続く第2位。拾ってきてくれたのは野間みつねさん。
それから、pippiさんのブログ「英 語 日 和。」が、記事「見たかった土方の最期」にて、東京新聞芸能コラムを引用して紹介している。東京新聞のコラムは、沖田さとしさん演じる土方さんをくさしている訳ではないし、『その歴』と『新選組!』の両方を評価しているトーンなので、悪くはないと思う。
最後に、『新選組!』関係の地域ニュース。
戸畑商高:
吹奏楽部、30回目の定期演奏会 20日、黒田節ラプソディ披露 /北九州
北九州の商業高校の吹奏楽部が、『新選組!』オープニングを演奏したというニュース。
山本耕史さんファンの方の中にはすでに先週日曜日に日刊スポーツを買われた方がいらっさると思います。白牡丹も買ってしまいました。で、ネットに掲載されているのをチェックするのを忘れてました(汗)。
インタビュー<日曜日のヒーロー>
■第442回 山本耕史
舞台で築いた芸歴28年、大河で全国駆けた28歳
白牡丹の代わりに記事を見つけてきてくれたのは、いつもの野間みつねさん。感謝。
続いて、毎日新聞からは視聴率に関するコラム。
視聴率:
競争、来年もダンゴ状態?
『新選組!』については、去年の『武蔵』を上回った視聴率だったことと「特徴的なのは、視聴者のうち10代の割合がここ7年で最も高かったこと」を指摘。
続いて、gooの2004年検索キーワードランキングでは、『新選組!』はテレビ番組部門で第6位、ドラマとしてはトップの『冬のソナタ』に続く第2位。拾ってきてくれたのは野間みつねさん。
それから、pippiさんのブログ「英 語 日 和。」が、記事「見たかった土方の最期」にて、東京新聞芸能コラムを引用して紹介している。東京新聞のコラムは、沖田さとしさん演じる土方さんをくさしている訳ではないし、『その歴』と『新選組!』の両方を評価しているトーンなので、悪くはないと思う。
最後に、『新選組!』関係の地域ニュース。
戸畑商高:
吹奏楽部、30回目の定期演奏会 20日、黒田節ラプソディ披露 /北九州
北九州の商業高校の吹奏楽部が、『新選組!』オープニングを演奏したというニュース。
白牡丹は、猫右衛門さんのブログ「ろくでなしの日々」にリストされたトラックバックピープル経由で、Katharinaさんのブログ「Step by Step」の記事「新選組! 総集編DVD発売決定???」に辿り着き、そこから情報ソースに行きました。
すでに、けろこさんのブログ「ヘイ!ジョニー」でも「出るぜ!総集編DVD!」という記事が出ているので、ご存知の方も多いかと思われます(白牡丹のブログに来られる方は、当ブログを「お気に入り」に入れてらっしゃる方が一番多いのですが、その次に多いのが「ヘイ!ジョニー」から飛んで来られる方なもんで)。
セブンドリーム・ドットコム
アミューズソフトエンタテインメント(株)
新選組!スペシャル
今度の日曜日に放映される総集編のDVDで、過去に放映された大河ドラマは最低限でも総集編は(多分ほぼ全て)はDVD化されているので、それ自体は大きなニュースではないと思う……だからこそ『新選組!』ファンは完全版DVD化を求めて活動してきたわけで。
しかし、注目すべき点は、下記の情報だろう。
「放送未公開分も収録」という座談会部分(噂によると全部で3時間ぐらい収録されたそうだから、全部収録されているという可能性は、ないと思うけど^_^;)と、三谷さんの「見どころメッセージ・カード」が、いい。
「見どころメッセージ・カード」って、どんなんでしょうね。「スタこん」に入れるファックスみたいに手書きなんでしょうか(笑)……まさか、カレンダーの裏に書かれているとか(爆)。
ちなみに「副音声あり」というところにも、白牡丹は微妙に反応。『王様のレストラン』DVDみたいに出演者による裏解説を期待しちゃいけないですよね……(苦笑)。
セブンドリーム・ドットコムで探すと「予約終了」と出てくるようですが、まだ発売発表もないし、おそらくは予約開始前という意味だと思います。発売は3月25日の予定だそうで、まだまだ来年も『新選組!』ファンは楽しめそう。
☆★☆★
野間みつねさん提供で、発売元のサイトで商品紹介の記事に辿り着きました。
新選組: アミューズソフト
☆★☆★
12/21追記。アンジーさんが書き込んで下さったように、「たのみこむ」ではすでに予約受付中。
たのみこむ 新選組!スペシャル
特典映像の座談会は53分収録! 逆に、テレビで放映されるのは各回の終わりに2〜3分らしい(余り期待しない方がいいかも知れない、しょぼーんorz)。いつから商売がうまくなったんですか、NHKさん。
これは、やはり、DVD買いに走るしかないですな……。
すでに、けろこさんのブログ「ヘイ!ジョニー」でも「出るぜ!総集編DVD!」という記事が出ているので、ご存知の方も多いかと思われます(白牡丹のブログに来られる方は、当ブログを「お気に入り」に入れてらっしゃる方が一番多いのですが、その次に多いのが「ヘイ!ジョニー」から飛んで来られる方なもんで)。
セブンドリーム・ドットコム
アミューズソフトエンタテインメント(株)
新選組!スペシャル
今度の日曜日に放映される総集編のDVDで、過去に放映された大河ドラマは最低限でも総集編は(多分ほぼ全て)はDVD化されているので、それ自体は大きなニュースではないと思う……だからこそ『新選組!』ファンは完全版DVD化を求めて活動してきたわけで。
しかし、注目すべき点は、下記の情報だろう。
【映像特典】
・ 試衛館メンバーと三谷幸喜のトーク(放送未公開分も収録)
トーク出演者:香取慎吾/藤原竜也/山本耕史/山本太郎/堺雅人/山口智充/小林隆/(ゲスト)三谷幸喜ほか
【封入特典】
・ 三谷幸喜からの「新選組!スペシャル」見どころメッセージ・カード
「放送未公開分も収録」という座談会部分(噂によると全部で3時間ぐらい収録されたそうだから、全部収録されているという可能性は、ないと思うけど^_^;)と、三谷さんの「見どころメッセージ・カード」が、いい。
「見どころメッセージ・カード」って、どんなんでしょうね。「スタこん」に入れるファックスみたいに手書きなんでしょうか(笑)……まさか、カレンダーの裏に書かれているとか(爆)。
ちなみに「副音声あり」というところにも、白牡丹は微妙に反応。『王様のレストラン』DVDみたいに出演者による裏解説を期待しちゃいけないですよね……(苦笑)。
セブンドリーム・ドットコムで探すと「予約終了」と出てくるようですが、まだ発売発表もないし、おそらくは予約開始前という意味だと思います。発売は3月25日の予定だそうで、まだまだ来年も『新選組!』ファンは楽しめそう。
☆★☆★
野間みつねさん提供で、発売元のサイトで商品紹介の記事に辿り着きました。
新選組: アミューズソフト
☆★☆★
12/21追記。アンジーさんが書き込んで下さったように、「たのみこむ」ではすでに予約受付中。
たのみこむ 新選組!スペシャル
特典映像の座談会は53分収録! 逆に、テレビで放映されるのは各回の終わりに2〜3分らしい(余り期待しない方がいいかも知れない、しょぼーんorz)。いつから商売がうまくなったんですか、NHKさん。
これは、やはり、DVD買いに走るしかないですな……。
先週のこの日に募集開始した「NHK大河ドラマ『新選組!』ファンに100の質問」ですが、本日20時現在、8件のサイトが参加中です(12月12日の記事「大河ドラマ『新選組!』ファンに100の質問」、募集開始します、10月19日の記事「大河ドラマ『新選組!』ファンに100の質問」、準備中ご参照ください)。
今まで土方さん関係の百質を立ち上げた経験から言えば、皆さん「早いな!(by土方さん)」です。やはり、放映のない週末をどう過ごすか、お悩みの方が多いのかも……。
NHK大河ドラマ『新選組!』ファンに100の質問
通称「誠百質」、まだまだ同志を募ってます。タフな100問ですが、全49回の感動を振り返り余韻に浸りながら答えを埋めていくのも乙な年末年始の過ごし方かと……(^^)。
今まで土方さん関係の百質を立ち上げた経験から言えば、皆さん「早いな!(by土方さん)」です。やはり、放映のない週末をどう過ごすか、お悩みの方が多いのかも……。
NHK大河ドラマ『新選組!』ファンに100の質問
通称「誠百質」、まだまだ同志を募ってます。タフな100問ですが、全49回の感動を振り返り余韻に浸りながら答えを埋めていくのも乙な年末年始の過ごし方かと……(^^)。
すでに記事をご覧になっている方も多いと思うけど、クリップしていた記事から。
和楽器の神秘に魅せられて
大河ドラマ「新選組!」のテーマ曲、
挿入曲で尺八と篠笛を担当した
添川 浩史さん 松浪在住 51歳
眼に見えない(でも耳には聞こえる^_^;)ところで、いいお仕事をしていただきました。
長屋のご隠居・てれび指南帳:
2004長屋の連ドラ選=松尾羊一
長屋の幸さん「従来の新選組観や大河ドラマとは違い、三谷(幸喜)カラーで虚実を使い分け、隊士の人物像をきめ細かい目配りで見せました」……一部マスコミのバッシング記事で何かと不快なこともあったけど、見る眼のある方にはちゃんと「虚実を使い分け」という評価になるわけですね。
記事は、いずれも野間みつねさん提供。今週はばたばたしてて、随分と助けていただいた。感謝。
和楽器の神秘に魅せられて
大河ドラマ「新選組!」のテーマ曲、
挿入曲で尺八と篠笛を担当した
添川 浩史さん 松浪在住 51歳
眼に見えない(でも耳には聞こえる^_^;)ところで、いいお仕事をしていただきました。
長屋のご隠居・てれび指南帳:
2004長屋の連ドラ選=松尾羊一
長屋の幸さん「従来の新選組観や大河ドラマとは違い、三谷(幸喜)カラーで虚実を使い分け、隊士の人物像をきめ細かい目配りで見せました」……一部マスコミのバッシング記事で何かと不快なこともあったけど、見る眼のある方にはちゃんと「虚実を使い分け」という評価になるわけですね。
記事は、いずれも野間みつねさん提供。今週はばたばたしてて、随分と助けていただいた。感謝。
『新選組!』最終回の再放送、視聴終了。何度見ても、ふでさんの「近藤勇、よく戦いました!」の一言で涙腺が決壊してしまう……(;O;)。
近藤さんの処刑場で蛙が泳いでいたのが、よかった。第6話「ヒュースケン逃げろ」でヒュースケンに教えた「井の中の蛙大海を知らず」の続き、「されど空の高さを知る」が、時代の先を見通すことはできなかったけど誠の義に忠実に、ひたむきに生きた『新選組!』の近藤勇そのものなんだなと、今さらながらに感じさせられた。三谷さんが第6話に思い入れがあるとどこかで語っていたのも、このエピソードゆえなんだろうなと思った。
ほぼ日の鼎談で初めて知ったが、大喀血して寝込んでいる総司くんの寝床の血だまりは、確かに日本列島の形をしていた……孤独に死を迎える総司くんが蟻を救い上げる血だまりは、鳥羽伏見から函館に至る戊辰戦争で死んでいく多くの命を象徴したものなんだろうか。だとしたら、総司くんがすくい上げた小さな命は、誰を象徴したものか……。
エンディングキャラクターのわんこの吠え声、最終回だけ微妙にエコーがかかってるんだよね……くすん。
また、何か感じるところがあったら、落ち穂拾いしていきます。
近藤さんの処刑場で蛙が泳いでいたのが、よかった。第6話「ヒュースケン逃げろ」でヒュースケンに教えた「井の中の蛙大海を知らず」の続き、「されど空の高さを知る」が、時代の先を見通すことはできなかったけど誠の義に忠実に、ひたむきに生きた『新選組!』の近藤勇そのものなんだなと、今さらながらに感じさせられた。三谷さんが第6話に思い入れがあるとどこかで語っていたのも、このエピソードゆえなんだろうなと思った。
ほぼ日の鼎談で初めて知ったが、大喀血して寝込んでいる総司くんの寝床の血だまりは、確かに日本列島の形をしていた……孤独に死を迎える総司くんが蟻を救い上げる血だまりは、鳥羽伏見から函館に至る戊辰戦争で死んでいく多くの命を象徴したものなんだろうか。だとしたら、総司くんがすくい上げた小さな命は、誰を象徴したものか……。
エンディングキャラクターのわんこの吠え声、最終回だけ微妙にエコーがかかってるんだよね……くすん。
また、何か感じるところがあったら、落ち穂拾いしていきます。
すでに複数のブログさんで紹介されているが、大河ドラマの通算平均視聴率と最終回視聴率について、ご紹介。
「新選組!」最終回21.8%…10カ月ぶり大台
通算の平均視聴率で『武蔵』だけは超えて欲しいと思っていた願いはかなったけど、多くの人に見られるドラマではなく、見た人の記憶に残るドラマだったんだなぁと改めて思う。
ちなみに最終回の瞬間最高視聴率は、近藤勇の処刑シーンで、24パーセントちょうどだったという情報@2ちゃんねる。
<新選組!>平均視聴率は17.4%
いや、『武蔵』と比べても、あまり意味はないんですが。
ちなみに、全49回の、各回平均視聴率のご紹介。ソースは2ちゃんだけど、視聴率は確認済。
話数. (放送日) 「サブタイ」 | 演 出|視聴率 | メインとなる日 |その場所
―― 多 摩 編 ――
第01回(01/11) 「黒船が来た」 清 水 26.3% 嘉永 7年(1854) 1月24日 江戸
第02回(01/18) 「多摩の誇りとは」. 清 水 23.9% 安政 4年(1857).10月13日 多摩
第03回(01/25) 「母は家出する」. 清 水 20.3% 安政 5年(1858) 8月14日 江戸
第04回(02/01) 「天地ひっくり返る」 清 水 20.6% 安政 7年(1860) 3月 2日 江戸
第05回(02/08) 「婚礼の日に」 清 水 20.4% 万延元年(1860) 3月29日 江戸
第06回(02/15) 「ヒュースケン逃げろ」 伊勢田 19.9% 万延元年(1860) 9月30日 多摩
第07回(02/22) 「祝四代目襲名」 伊勢田 19.7% 文久元年(1861) 8月27日 多摩
第08回(02/29) 「どうなる日本」 伊勢田 18.5% 文久 2年(1862) 5月29日 江戸
第09回(03/07) 「すべてはこの手紙」. 伊勢田 19.8% 文久 3年(1863) 1月17日 江戸
第10回(03/14) 「いよいよ浪士組」. 伊勢田 15.6% 文久 3年(1863) 2月. 4日 江戸
第11回(03/21) 「母上行って来ます」 清 水 17.5% 文久 3年(1863) 2月. 5日 江戸
第12回(03/28) 「西へ!」 清 水 14.0% 文久 3年(1863) 2月. 8日 江戸
―― 鴨 編 ――
第13回(04/04) 「芹沢鴨、爆発」 伊勢田 15.6% 文久 3年(1863) 2月10日 本庄宿
第14回(04/11) 「京へ到着」 伊勢田 14.4% 文久 3年(1863) 2月23日 京
第15回(04/18) 「行くか、残るか」 清 水 17.6% 文久 3年(1863) 2月29日 京
第16回(04/25) 「一筆啓上、つね様」. 清 水 16.6% 文久 3年(1863) 3月28日 江戸
第17回(05/02) 「はじまりの死」 伊勢田 15.6% 文久 3年(1863) 3月25日 京
第18回(05/09) 「初出動!壬生浪士」. 伊勢田 15.4% 文久 3年(1863) 4月. 1日 京
第19回(05/16) 「通夜の日に」. 吉 田 15.5% 文久 3年(1863) 4月. 8日 京
第20回(05/23) 「鴨を酔わすな」. 吉 田 15.3% 文久 3年(1863) 4月21日 大坂
第21回(05/30) 「どっこい事件」 清 水 14.2% 文久 3年(1863) 6月. 3日 大坂
第22回(06/06) 「屋根の上の鴨」. 伊勢田 17.9% 文久 3年(1863) 8月12日 京
第23回(06/13) 「政変、八月十八日」. 伊勢田 16.8% 文久 3年(1863) 8月17日 京
第24回(06/20) 「避けては通れぬ道」 清 水 17.8% 文久 3年(1863) 9月13日 京
第25回(06/27) 「新選組誕生」. 清 水 19.3% 文久 3年(1863) 9月18日 京
―― 風 雲 編 ――
第26回(07/04) 「局長近藤勇」 伊勢田 17.4% 元治元年(1864) 5月21日
第27回(07/11) 「直前、池田屋事件」 伊勢田 13.5% 元治元年(1864) 6月. 5日 京
第28回(07/18) 「そして池田屋へ」. 清 水 16.6% 元治元年(1864) 6月. 5日 京
第29回(07/25) 「長州を討て」 山 本 14.4% 元治元年(1864) 7月18日
第30回(08/01) 「永倉新八、反乱」 山 本 17.6% 元治元年(1864) 8月20日 京
第31回(08/08) 「江戸へ帰る」. 伊勢田 16.5% 元治元年(1864) 9月 9日
第32回(08/15) 「山南脱走」 伊勢田 14.8% 元治 2年(1865) 2月21日 京
第33回(08/22) 「友の死」 伊勢田 16.1% 元治 2年(1865) 2月23日 京
第34回(08/29) 「寺田屋大騒動」. 山 本 18.1% 元治 2年(1865) 3月. 5日 京
第35回(09/05) 「さらば壬生村」. 山 本 18.7% 元治 2年(1865) 3月10日 京
第36回(09/12) 「対決見廻組!」. 伊勢田 16.0% 元治 2年(1865) 3月26日 京
第37回(09/19) 「薩長同盟締結!」. 清 水 15.9% 慶応元年(1865) 9月 1日 京
.慶応. 2年(1866) 1月21日 伏見
―― 落 日 編 ――
第38回(09/26) 「ある隊士の切腹」 山 本 16.2% 慶応 2年(1866) 2月12日 京
第39回(10/03) 「将軍、死す」 伊勢田 14.5% 慶応 2年(1866) 7月25日 薩摩
第40回(10/10) 「平助の旅立ち」. 清 水 14.2% 慶応 3年(1867) 1月. 4日 京
第41回(10/17) 「観柳斎、転落」 小 林 16.0% 慶応 3年(1867) 6月22日 京
第42回(10/24) 「龍馬暗殺」 清 水 16.5% 慶応 3年(1867).11月15日 京
第43回(10/31) 「決戦、油小路」 伊勢田 19.6% 慶応 3年(1867).11月18日 京
第44回(11/07) 「局長襲撃」 土 井 17.9% 慶応 3年(1867).12月12日 京
慶応 3年(1867).12月18日 京
第45回(11/14) 「源さん、死す」 清 水 16.0% 慶応 4年(1868) 1月. 2日 伏見
慶応 4年(1868) 1月. 3日 伏見
慶応 4年(1868) 1月. 5日 大坂
第46回(11/21) 「東へ」. 清 水 18.5% 慶応 4年(1868) 1月. 7日 京
慶応 4年(1868) 1月. 9日 大坂
慶応 4年(1868) 1月16日 江戸
第47回(11/28) 「再会」. 清 水 17.3% 慶応 4年(1868) 3月. 2日 多摩
慶応 4年(1868) 3月. 6日 甲州勝沼
第48回(12/05) 「流山」. 吉 川 16.2% 慶応 4年(1868) 4月. 3日
最終回(12/12) 「愛しき友よ」 清 水 21.8% 慶応 4年(1868) 4月.25日
こうして見ると、記録に残るよりもも記憶に残るドラマだったなぁと思う次第。
「新選組!」最終回21.8%…10カ月ぶり大台
SMAP・香取慎吾主演のNHK大河ドラマ「新選組!」が12日放送の最終回で視聴率21.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。10カ月ぶりの20%台確保で締めくくった。
通算の平均視聴率で『武蔵』だけは超えて欲しいと思っていた願いはかなったけど、多くの人に見られるドラマではなく、見た人の記憶に残るドラマだったんだなぁと改めて思う。
ちなみに最終回の瞬間最高視聴率は、近藤勇の処刑シーンで、24パーセントちょうどだったという情報@2ちゃんねる。
<新選組!>平均視聴率は17.4%
12日に終了したNHK大河ドラマ「新選組!」の平均視聴率が17.4%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチ社の調査で分かった。過去10年間で最低だった昨年の「武蔵MUSASHI」(16.7%)を0.7ポイント上回った。
いや、『武蔵』と比べても、あまり意味はないんですが。
ちなみに、全49回の、各回平均視聴率のご紹介。ソースは2ちゃんだけど、視聴率は確認済。
話数. (放送日) 「サブタイ」 | 演 出|視聴率 | メインとなる日 |その場所
―― 多 摩 編 ――
第01回(01/11) 「黒船が来た」 清 水 26.3% 嘉永 7年(1854) 1月24日 江戸
第02回(01/18) 「多摩の誇りとは」. 清 水 23.9% 安政 4年(1857).10月13日 多摩
第03回(01/25) 「母は家出する」. 清 水 20.3% 安政 5年(1858) 8月14日 江戸
第04回(02/01) 「天地ひっくり返る」 清 水 20.6% 安政 7年(1860) 3月 2日 江戸
第05回(02/08) 「婚礼の日に」 清 水 20.4% 万延元年(1860) 3月29日 江戸
第06回(02/15) 「ヒュースケン逃げろ」 伊勢田 19.9% 万延元年(1860) 9月30日 多摩
第07回(02/22) 「祝四代目襲名」 伊勢田 19.7% 文久元年(1861) 8月27日 多摩
第08回(02/29) 「どうなる日本」 伊勢田 18.5% 文久 2年(1862) 5月29日 江戸
第09回(03/07) 「すべてはこの手紙」. 伊勢田 19.8% 文久 3年(1863) 1月17日 江戸
第10回(03/14) 「いよいよ浪士組」. 伊勢田 15.6% 文久 3年(1863) 2月. 4日 江戸
第11回(03/21) 「母上行って来ます」 清 水 17.5% 文久 3年(1863) 2月. 5日 江戸
第12回(03/28) 「西へ!」 清 水 14.0% 文久 3年(1863) 2月. 8日 江戸
―― 鴨 編 ――
第13回(04/04) 「芹沢鴨、爆発」 伊勢田 15.6% 文久 3年(1863) 2月10日 本庄宿
第14回(04/11) 「京へ到着」 伊勢田 14.4% 文久 3年(1863) 2月23日 京
第15回(04/18) 「行くか、残るか」 清 水 17.6% 文久 3年(1863) 2月29日 京
第16回(04/25) 「一筆啓上、つね様」. 清 水 16.6% 文久 3年(1863) 3月28日 江戸
第17回(05/02) 「はじまりの死」 伊勢田 15.6% 文久 3年(1863) 3月25日 京
第18回(05/09) 「初出動!壬生浪士」. 伊勢田 15.4% 文久 3年(1863) 4月. 1日 京
第19回(05/16) 「通夜の日に」. 吉 田 15.5% 文久 3年(1863) 4月. 8日 京
第20回(05/23) 「鴨を酔わすな」. 吉 田 15.3% 文久 3年(1863) 4月21日 大坂
第21回(05/30) 「どっこい事件」 清 水 14.2% 文久 3年(1863) 6月. 3日 大坂
第22回(06/06) 「屋根の上の鴨」. 伊勢田 17.9% 文久 3年(1863) 8月12日 京
第23回(06/13) 「政変、八月十八日」. 伊勢田 16.8% 文久 3年(1863) 8月17日 京
第24回(06/20) 「避けては通れぬ道」 清 水 17.8% 文久 3年(1863) 9月13日 京
第25回(06/27) 「新選組誕生」. 清 水 19.3% 文久 3年(1863) 9月18日 京
―― 風 雲 編 ――
第26回(07/04) 「局長近藤勇」 伊勢田 17.4% 元治元年(1864) 5月21日
第27回(07/11) 「直前、池田屋事件」 伊勢田 13.5% 元治元年(1864) 6月. 5日 京
第28回(07/18) 「そして池田屋へ」. 清 水 16.6% 元治元年(1864) 6月. 5日 京
第29回(07/25) 「長州を討て」 山 本 14.4% 元治元年(1864) 7月18日
第30回(08/01) 「永倉新八、反乱」 山 本 17.6% 元治元年(1864) 8月20日 京
第31回(08/08) 「江戸へ帰る」. 伊勢田 16.5% 元治元年(1864) 9月 9日
第32回(08/15) 「山南脱走」 伊勢田 14.8% 元治 2年(1865) 2月21日 京
第33回(08/22) 「友の死」 伊勢田 16.1% 元治 2年(1865) 2月23日 京
第34回(08/29) 「寺田屋大騒動」. 山 本 18.1% 元治 2年(1865) 3月. 5日 京
第35回(09/05) 「さらば壬生村」. 山 本 18.7% 元治 2年(1865) 3月10日 京
第36回(09/12) 「対決見廻組!」. 伊勢田 16.0% 元治 2年(1865) 3月26日 京
第37回(09/19) 「薩長同盟締結!」. 清 水 15.9% 慶応元年(1865) 9月 1日 京
.慶応. 2年(1866) 1月21日 伏見
―― 落 日 編 ――
第38回(09/26) 「ある隊士の切腹」 山 本 16.2% 慶応 2年(1866) 2月12日 京
第39回(10/03) 「将軍、死す」 伊勢田 14.5% 慶応 2年(1866) 7月25日 薩摩
第40回(10/10) 「平助の旅立ち」. 清 水 14.2% 慶応 3年(1867) 1月. 4日 京
第41回(10/17) 「観柳斎、転落」 小 林 16.0% 慶応 3年(1867) 6月22日 京
第42回(10/24) 「龍馬暗殺」 清 水 16.5% 慶応 3年(1867).11月15日 京
第43回(10/31) 「決戦、油小路」 伊勢田 19.6% 慶応 3年(1867).11月18日 京
第44回(11/07) 「局長襲撃」 土 井 17.9% 慶応 3年(1867).12月12日 京
慶応 3年(1867).12月18日 京
第45回(11/14) 「源さん、死す」 清 水 16.0% 慶応 4年(1868) 1月. 2日 伏見
慶応 4年(1868) 1月. 3日 伏見
慶応 4年(1868) 1月. 5日 大坂
第46回(11/21) 「東へ」. 清 水 18.5% 慶応 4年(1868) 1月. 7日 京
慶応 4年(1868) 1月. 9日 大坂
慶応 4年(1868) 1月16日 江戸
第47回(11/28) 「再会」. 清 水 17.3% 慶応 4年(1868) 3月. 2日 多摩
慶応 4年(1868) 3月. 6日 甲州勝沼
第48回(12/05) 「流山」. 吉 川 16.2% 慶応 4年(1868) 4月. 3日
最終回(12/12) 「愛しき友よ」 清 水 21.8% 慶応 4年(1868) 4月.25日
こうして見ると、記録に残るよりもも記憶に残るドラマだったなぁと思う次第。
12月14日付の「同じ朝日新聞のコラムでも天と地……」の記事への反響の大きさに驚くと共に、朝日新聞にメールしたという何人かの方の行動力に敬服しました。
そこで、言い出しっぺの白牡丹も何かせねばならないと思い、思いあまって(爆)、「おすぎさんに怒ってもらう」という記事の趣旨を汲みつつ、下記のメールを公開されたメールアドレスに送りました。
……朝日新聞がおすぎさんにこのメールを見せるとは思いませんけど、朝日新聞の担当者は、眼にすると思います。本音を言えば朝日新聞におすぎさんの名前で謝罪広告を出して欲しいほど怒ってますが、同じ日の同じ夕刊に評論として格の違いを歴然と見せているコラムが出ているのですから、見る眼を持っている読者には、おすぎさんがプロの評論家としてまともな評論をしていないことは、哀れなほどに歴然としています。それだけで、溜飲を下げたいと思います。
そこで、言い出しっぺの白牡丹も何かせねばならないと思い、思いあまって(爆)、「おすぎさんに怒ってもらう」という記事の趣旨を汲みつつ、下記のメールを公開されたメールアドレスに送りました。
件名: おすぎさんに怒ってもらいたいこと
こんばんは、おすぎさん。MYTOWN東京に連載されている「おすぎのビリ辛 勘
違いしてない?NHKって 」を拝見しました。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news02.asp?c=14&kiji=273
拝読して、おすぎさんに是非ご一緒に怒ってもらいたいことがございます。
それは、この記事を書かれた、映画評論家のおすぎという方に対して、でござ
います。
記事の中で触れられているNHKの不祥事に対するお怒りには共感する部分があ
りますが、そもそもお年寄りが楽しみにしている時代劇の歴史的事実をひん曲げ
て、視聴率狙いでアイドルを起用したりという箇所に、私の怒りは収まらないの
でございます。
映画評論家であるおすぎさんに言うまでもありませんが、そもそも時代劇とい
うのは史実を元にした、あるいは史実にもとづかないかも知れないけど時代に設
定を取ったフィクションの世界です。おそらくは、大河ドラマ『新選組!』にお
いて、坂本龍馬と近藤勇が友人だったという設定について暗に言及されているの
であろうと愚考しますが、坂本龍馬と近藤勇が友人「ではなかった」という記録
は残っていません。それを逆手に取った設定を「歴史的事実をひん曲げている」
と糾弾するのは、おすぎさんのフィールドである映画の世界における虚構のあり
方をも否定するものでありましょうか。
たとえば、映像作品に描かれる赤穂浪士の忠臣蔵は歴史的事実ではなく歌舞伎
などで長年にわたって脚色された作品ジャンルとして成立しているものですが、
おすぎさんは、それを「歴史的事実をひん曲げている」と糾弾されるのでしょう
か。そうであるならば、おすぎさんの姿勢は一貫していると思いますが、寡聞に
して、不肖私は、おすぎさんのそのようなご発言は眼にしておりません。
また、おすぎさんは果たして大河ドラマ『新選組!』をご覧になって、このよ
うな批判をされているのでしょうか。たまたま同じ日に、同じ朝日新聞の同じ夕
刊「窓 論説委員室から」で隈元信一論説委員が、大河ドラマ『新選組!』につ
いて、以下のことを書いておられます。
> NHKの大河ドラマ「新選組!」が終わった。見続けて良かったと思う。
> 始まったころの評判は悪かった。「役者が若すぎてリアリティーがない」「坂
本竜馬、桂小五郎と近藤勇、土方歳三が一緒に黒船を見に行くなんてあり得ない」。
そういった声がNHKにも寄せられた。
> だが、この二つの批判こそが、ドラマの新しさを象徴していたのではないか。
(中略)
> そんなふうに人と人がつながり、競っていた時代を小劇場出身の三谷幸喜さんが
描き、やはり小劇場系の役者が要所をおさえて演じた。「こんなに泣いた大河は初めて」
「終わったら寂しくなる」。終盤、そんな感想が増えたそうだ。
きちんと作品を観て、作品のメッセージを受け取った論説委員の、見識と品格
を持った作品評価だと思います。評論家と名乗る方には、ぜひ手本にして欲しい
見事な評論です。同じ作品について、まったく同じ日の同じ新聞に書かれたコラ
ムを比較して、評論の質についてどちらが上であるか、少しでも理解力をもった
読み手には、歴然としています。
「歴史的事実をひん曲げている」と書くおすぎさんには、もうひとつ、言いた
いことがございます。
「所さんとおすぎのトホホ人物伝」、あれほど歴史的事実をひん曲げている番
組に出演されているおすぎさんが、どの口で言えたものか、と。
土方歳三の回を拝見しました。薩摩や長州などに攻め込まれる会津藩を見捨て
て、土方歳三が逃げた、というトホホ映像が映りました。
見るに堪えられませんでした。なぜならば、史実の土方歳三は、会津藩に協力
する旧幕府軍の一員として戦い敗れて、会津藩に、まもなく薩長が攻めてくるか
らある限りの兵力を差し向けるように進言したという歴史的事実も、薩長に攻め
込まれて籠城した会津若松の城内に入ることができずに市外に駐屯したという歴
史的事実も無視されて、それこそ「歴史的事実」をひん曲げることによって史実
以上にトホホな人物に歪曲した土方歳三像を、全国の電波で放映したからです。
番組の中でおすぎさんが土方歳三に対して同情的な発言をしていたことは拝見
しています。でも「いい男だ」とか、史実にもとづくコメントではありませんで
した。
「所さんとおすぎのトホホ人物伝」に関していえば、源氏物語の光源氏も取り
上げられているようですね。史実に存在しない虚構の人物を、いかにも存在して
いたように取り扱い、それをトホホな人物として描くという番組は、歴史を歪曲
しているどころか、捏造していると批判されたら、おすぎさんはどのように抗弁
なさるのでしょうか。
もともと虚構の世界である創作作品の中で記録では残っていない交友関係をド
ラマの設定として描くことと、歴史バラエティと見られる番組で歴史的事実をね
じ曲げる内容にしたて上げることと、どちらが「歴史的事実をひん曲げている」
と言えるでしょうか。そのバラエティ番組に出演している方が、どうして『新選
組!』を、「歴史的事実をひん曲げている」と批判できるものでしょうか。
さあ、おすぎさん、どうぞ私と一緒に、おすぎさんに対して怒ってくださいませ。
……朝日新聞がおすぎさんにこのメールを見せるとは思いませんけど、朝日新聞の担当者は、眼にすると思います。本音を言えば朝日新聞におすぎさんの名前で謝罪広告を出して欲しいほど怒ってますが、同じ日の同じ夕刊に評論として格の違いを歴然と見せているコラムが出ているのですから、見る眼を持っている読者には、おすぎさんがプロの評論家としてまともな評論をしていないことは、哀れなほどに歴然としています。それだけで、溜飲を下げたいと思います。
二日続きの忘年会から帰宅してゆっくりしていたいんだけど、今日はこれだけは書きたい。
野間みつねさんから提供された、朝日新聞に寄稿された、おすぎさんの記事。
[おすぎのピリ辛 ]勘違いしてない?NHKって
勘違いしているのは、おすぎさん、あなたではないでしょうか。そもそも、歴史にベースを置くとしてもフィクションである歴史エンターテインメントである大河ドラマを批判することが、史実をねじ曲げている歴史バラエティ番組に出演しているあなたに、言えるでしょうか。
「所さんとおすぎのトホホ人物伝」の、余りにひどい史実歪曲ぶりにあきれかえり、憤激して、白牡丹がものした一文が、以下の通り。
会津における土方さん(史実)の動向 前編
会津における土方さん(史実)の動向 後編
……歴史をもとにしたフィクションを描く番組よりも、歴史をもとにしたバラエティ番組において、史実をねじ曲げることの方が、はるかに罪深いと思うんですが。番組内では、おすぎさんは土方さんに共感的なコメントをしていましたけれど、それでも、史実を曲げてバラエティにしたて上げる番組自体のつくりについては、司会者の質を超えて、よほど罪深いと思いますよ。
正直に言って、こういう論陣を張るのって好きじゃないんですが。大河ドラマ『新選組!』において、けっこう正論を吐く芹沢鴨を凹ますために、その論旨で議論を張るのではなく、その出自や立場を攻撃する桂小五郎と同じロジックで(苦笑)。でも言いたい。NHKの大河ドラマにケチつける暇があるんなら、ご自分の出演する、民放の歴史バラエティ番組を変えてください。
一方で、今日嬉しかったのは、ブログ「だんだら通信」さんが取り上げてくれた、同じ朝日新聞のコラムです。
2004年12月12日付『朝日新聞』夕刊より
12日は日曜日で夕刊がない日だから、おそらくは13日のコラムだと思いますが……。
三谷さんは、何のコラムだったか、控えめに「古い革袋に新しい酒を入れる」という表現をしていたと思う。確かに、大河ドラマの枠組みをぎりぎりの点で守りながらも、新しい試みを盛り込んでいた点で革新的だったし、だからこそ反動も大きかったんだと思う。
一体、今までの大河ドラマで、「史実にもとづいてない」なんて批判があったろうか……「北条時宗」では、史実では死んでいるはずの登場人物が、モンゴル側で生き残ってたという設定で、その登場人物の持ち物にもとづいて「赤マフラー」というキーワードが生まれたぐらいだ。高視聴率を記録した「利家とまつ」だって、おまつ様が新幹線で移動するか瞬間移動でもできなかったらできないような展開があったのに……近藤勇と坂本龍馬が友人だったという設定に、史実にもとづいてないという批判をするぐらいだったら、過去の大河ドラマの大半は制作できないはずだし、日本人の多くが大好きな忠臣蔵モノなんか、「史実にもとづいてない」というボロクソな批判が起こらないのが不思議なくらい、。
ことほどさように、古い枠組みの良さを守りながらも新しいことを試みることの難しさを感じて欲しいものですね。先駆者は、常に批判にさらされる。それを覚悟して引き受けた三谷さん、制作陣、俳優陣たち全てにエールを送りたい……だって、視聴率が高かったかどうかより、自分の心に何を残してくれたドラマかといえば、『新選組!』が一番だって視聴者は、白牡丹だけでなく、沢山いると思うもの。
野間みつねさんから提供された、朝日新聞に寄稿された、おすぎさんの記事。
[おすぎのピリ辛 ]勘違いしてない?NHKって
そもそもお年寄りが楽しみにしている時代劇の歴史的事実をひん曲げて、視聴率狙いでアイドルを起用したり、「紅白歌合戦」だっていったいどこの誰に媚(こ)びてつくってんのよ!って叫びたくなるほどつまんなくなってしまったり…その責任は誰にあるのよ。
勘違いしているのは、おすぎさん、あなたではないでしょうか。そもそも、歴史にベースを置くとしてもフィクションである歴史エンターテインメントである大河ドラマを批判することが、史実をねじ曲げている歴史バラエティ番組に出演しているあなたに、言えるでしょうか。
「所さんとおすぎのトホホ人物伝」の、余りにひどい史実歪曲ぶりにあきれかえり、憤激して、白牡丹がものした一文が、以下の通り。
会津における土方さん(史実)の動向 前編
会津における土方さん(史実)の動向 後編
……歴史をもとにしたフィクションを描く番組よりも、歴史をもとにしたバラエティ番組において、史実をねじ曲げることの方が、はるかに罪深いと思うんですが。番組内では、おすぎさんは土方さんに共感的なコメントをしていましたけれど、それでも、史実を曲げてバラエティにしたて上げる番組自体のつくりについては、司会者の質を超えて、よほど罪深いと思いますよ。
正直に言って、こういう論陣を張るのって好きじゃないんですが。大河ドラマ『新選組!』において、けっこう正論を吐く芹沢鴨を凹ますために、その論旨で議論を張るのではなく、その出自や立場を攻撃する桂小五郎と同じロジックで(苦笑)。でも言いたい。NHKの大河ドラマにケチつける暇があるんなら、ご自分の出演する、民放の歴史バラエティ番組を変えてください。
一方で、今日嬉しかったのは、ブログ「だんだら通信」さんが取り上げてくれた、同じ朝日新聞のコラムです。
2004年12月12日付『朝日新聞』夕刊より
12日は日曜日で夕刊がない日だから、おそらくは13日のコラムだと思いますが……。
NHKの大河ドラマ「新選組!」が終わった。見続けて良かったと思う。
始まったころの評判は悪かった。「役者が若すぎてリアリティーがない」「坂本竜馬、桂小五郎と近藤勇、土方歳三が一緒に黒船を見に行くなんてあり得ない」。そういった声がNHKにも寄せられた。
だが、この二つの批判こそが、ドラマの新しさを象徴していたのではないか。
三谷さんは、何のコラムだったか、控えめに「古い革袋に新しい酒を入れる」という表現をしていたと思う。確かに、大河ドラマの枠組みをぎりぎりの点で守りながらも、新しい試みを盛り込んでいた点で革新的だったし、だからこそ反動も大きかったんだと思う。
一体、今までの大河ドラマで、「史実にもとづいてない」なんて批判があったろうか……「北条時宗」では、史実では死んでいるはずの登場人物が、モンゴル側で生き残ってたという設定で、その登場人物の持ち物にもとづいて「赤マフラー」というキーワードが生まれたぐらいだ。高視聴率を記録した「利家とまつ」だって、おまつ様が新幹線で移動するか瞬間移動でもできなかったらできないような展開があったのに……近藤勇と坂本龍馬が友人だったという設定に、史実にもとづいてないという批判をするぐらいだったら、過去の大河ドラマの大半は制作できないはずだし、日本人の多くが大好きな忠臣蔵モノなんか、「史実にもとづいてない」というボロクソな批判が起こらないのが不思議なくらい、。
ことほどさように、古い枠組みの良さを守りながらも新しいことを試みることの難しさを感じて欲しいものですね。先駆者は、常に批判にさらされる。それを覚悟して引き受けた三谷さん、制作陣、俳優陣たち全てにエールを送りたい……だって、視聴率が高かったかどうかより、自分の心に何を残してくれたドラマかといえば、『新選組!』が一番だって視聴者は、白牡丹だけでなく、沢山いると思うもの。
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
カテゴリー
最新記事
最新コメント
[12/14 白牡丹(管理人)]
[12/14 ゆーじあむ]
[11/08 白牡丹(管理人)]
[11/07 れい]
[01/21 ゆーじあむ]
[11/15 白牡丹@管理人]
[11/15 ゆーじあむ]
[05/25 長谷川誠二郎]
[07/23 白牡丹@管理人]
[07/23 伊藤哲也]
最新TB
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
カウンター
プロフィール
HN:
白牡丹
性別:
非公開
自己紹介:
幕末、特に新選組や旧幕府関係者の歴史を追っかけています。連絡先はmariachi*dream.com(*印を@に置き換えてください)にて。
リンク
アクセス解析
Livedoor BlogRoll
本棚