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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 12月1日、函館五稜郭タワーがグランドオープンを迎えました。いつもお世話になってますんで(笑)、幕末ニュースとは独立した記事としてエントリします。

 北海道新聞より。
ガラス張り、土方も快適! 五稜郭タワー全面オープン
 函館市の観光名所、五稜郭タワーに隣接する旧タワー跡地に付属施設のアトリウムが一日オープンし、大勢の観光客が訪れた。

 「土方も快適!」というのは、写真画像をご覧になればおわかりかと思うのですが、アトリウム内に小寺真知子さん作の土方ブロンズ像が移動されたからです。移動前は駐車場の一角で雨風に打たれてましたので、屋内に移って「快適!」というわけです。

緑あふれるガラス張りのアトリウム、五稜郭タワーグランドオープン
大河ドラマで土方歳三を演じた山本耕史さんがテープカット。

 北海道のニュースサイト、BNNより市民記者による投稿記事です。
 1日午前9時の開業式には大河ドラマ「新選組!」で土方歳三を好演した俳優の山本耕史さんも参加。ファンクラブツアーで函館を訪れている約150人の女性ファンがカメラを構えて見守る中、テープカットを行なって開業を祝った。

 ライブ中の山本耕史さんの画像がいいですね。

 函館新聞社の記事がネットにアップされたら、追記する予定です。

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 追記。函館新聞社の記事を追加します。

五稜郭タワーアトリウムオープン
 五稜郭タワー(函館市五稜郭町43、中野豊社長)内アトリウムが1日、グランドオープンした。観光客らは早速、天井と壁面の大半がガラスで覆われ、植栽や土方歳三像が設置された、吹き抜けの館内を気持ち良さそうに見学していた。

 記事中、インタビューを受けていた観光客が福島県会津若松市からお越しとか。土方さんの足跡を思い出す感じで、ぐぅです。
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 今日は、拙宅の掲示板によくお書き込みいただく、も~さんと初めてお会いしました。そして、も~さんのご案内で、箱館戦争に使われた台場跡を中心に回りました。

 詳しくは後日、本宅にてご紹介しますが、備忘録として訪ねたところをメモしておきます。
・山背泊(明治時代に検疫所として建てられた洋館を生かしたカフェでお茶しながら作戦会議)
・桔梗野台場
・七飯のガルトネルが植林したブナ林
・峠下の古戦場と台場跡、新政府軍戦死者墓地など
・鷲の木、旧幕府軍上陸地
・森、東森台場
・鷲の木~川汲温泉~湯ノ川の土方軍進軍ルート、先遣隊の額兵隊ルートと土方さん率いる陸軍隊(春日左衛門指揮)の本隊ルートを旧道跡見ながらも~さんがレクチャー
・権現台場

 特に印象に残ったのは、も~さんのご案内で上った東森台場のほぼ完璧に残っている土塁跡と、川汲周辺の峻厳な額兵隊ルート(本隊のルートも険しいのですが、額兵隊はもっと険しい道を行ってます……)、道なき道を雪かき分けて行軍したであろう砂崎付近の荒涼とした光景でした。

 も~さん、一日いろいろとドライブして下さった上に、貴重な旧道レクチャーをありがとうございましたm(__)m。
 なな絵さんに、大野町の史跡「無名戦士の墓」に案内していただきました。



 ご覧の通り、畦道に石が置かれているという感じで、お供えされた草花がなかったら見つけられなかったかも知れません。

 眠っているのが、旧幕府軍の兵士だったのか新政府軍の兵士だかは不明だそうですが、一帯の名主だった沢村家は毎年8月13日には一族そろって供養を欠かさないのだとか。血縁もない一兵士のために約150年も供養を欠かさないご一族の情の深さに頭が下がる思いです。

 なな絵さん、連れてきてくれてありがとうございましたm(__)m。
 今日は五稜郭公園で半日過ごしました。2度目になる新五稜郭タワーでは、高所恐怖症(汗)ながら前回よりは窓に近づけました(爆)。

 また、今までやったことがないということで、五稜郭の周りを3周してしまいました(笑)。堀の外側、星形の内堀側、そして郭内の土塁の上と、3通りの違うコースを散策しました。

 写真は、箱館戦争にご興味のある方はたぶんご存じ、食糧庫裏の松の木と土饅頭です。五稜郭に足を運ぶ時は、ここには大抵寄っています。



 今回は、食糧庫を開いて箱館奉行所復元関係の展示をやっていたことが目新しかったです。土方さんが食糧庫の中に入ったかどうかはわかりませんが(汗)、当時から存在する建物の中に入れて感慨ひとしおです。

 また、函館市立博物館五稜郭分館では特別展「北の守りと外国」をやっていました(明日まで)。『風雲児たち』愛読者にはおなじみ、『赤蝦夷風説考』関係の史料、ラックスマンさんの根室来航に関連する史料、ゴローニン事件と高田屋嘉兵衛の拉致に関係する史料、五稜郭と弁天台場構築に関連する史料などが展示されていました。箱館戦争関係の資料展示は縮小されてましたが、中島登の遺品や榎本武揚の書、高松凌雲の遺品、伊庭八郎の遺品などはありました(土方さんの写真・鉢金・鉢金を送った時の書はレプリカ展示)。
 ちょうど函館旅行の最後の日に碧血碑にて供養祭が行われていたので、参加してきました。



hekketsuhi.jpg




 毎年6月25日に供養祭が行われるのは、中島三郎助親子が千代ヶ岡陣屋にて戦死したことにちなんでだそうです……。



 旧幕府軍の死者を弔った柳川熊吉のご子孫である方を初めとする函館碧血会の方々、榎本・中島・土方など関係者のご子孫、一般の参加者を含めて集まったのは100人ほどでしょうか……お経を上げたのは旧幕府軍の死者を弔った実行寺のお坊さんたちでした。



 お焼香させていただきました。碑の前に捧げられていた供物の中に「中島三郎助文書」の複製があったのが、印象深かったです。
 11回目の函館旅行の目的のひとつは4月にオープンした新五稜郭タワーに上ることでした……高所恐怖症の白牡丹にとっては、不安と恐怖との戦いです(爆)。



goryokaku.jpg




 展望階から見えた五稜郭は、美しかったです。画面には映ってませんが、右手には野外劇の準備も始まっているのが見えました。



 ……しかし、全面ガラス張りの展望窓、とても近くまでは寄って見られませんでした。腰が引けて、フロアの廊下の真ん中より外側を歩けなかったのです(大苦笑)。



 詳しいレポートは、後ほど本宅にてアップする予定です。
 昨日アップした「3月31日〜4月1日の幕末ニュース」でも新五稜郭タワー開業の記事をご紹介しましたが、さらにいくつか集まりました。



五稜郭タワーがオープン

 「北海道函館市の観光名所五稜郭横に高さ107メートルの新しいタワーが完成、1日オープンした」。日本経済新聞、画像付きです。



五稜郭タワー:完成、五稜郭の全容一目瞭然−−函館 /北海道

 毎日新聞。3月28日の内覧会の時の記事をクリップ漏れしてました^_^;。「国の特別史跡・五稜郭跡(函館市)の全景を見渡せ、市街を一望できる新しい五稜郭タワー(高さ98メートル)が完成し27日、関係者を招いた内覧会があった。参加者は「(現タワーと)全然違う」と格段と良くなった眺望に驚きの声を上げた」。



春の道南観光視界良し 新五稜郭タワー開業、90メートル展望に人、人…

 北海道新聞。五稜郭全体を捉えた画像がいいです。こんな風に見えるんですね。

 「道内で一足早く、道南に春の観光シーズンが訪れた。一日、函館市で高さ百七メートルの新しい五稜郭タワーが開業し、異国情緒あふれる函館・西部地区を走る人力車も三月から営業中。昨年、愛知万博や旭山動物園人気などに押されて苦戦を強いられた観光業界が、今年にかける期待は大きい」。



五稜郭横に新タワーオープン

 スポニチ。「北海道函館市の観光名所五稜郭横に高さ107メートルの新しいタワーが完成、1日オープンした」……日経の記事と同じですね。両方とも共同通信からの配信記事なのかな。



五稜郭を一望、「新五稜郭タワー」開業

 北海道のネットニュース、BNNのレポ記事。写真画像がいくつかあり、展望台などの様子がわかります。

 「函館市の五稜郭公園に隣接して建設が続けられてきた新しい五稜郭タワーが1日オープンした。午前9時のオープンに先立ち、五稜郭タワーの中野豊社長や井上博司函館市長らがテープカットを行ない、開業を祝った」。



 おともだちサイトでは、まきこさんのブログ「われ、この柵にありて」の記事、「新五稜郭タワーへ登って来た。」に、まきこさんのレポがあります。新五稜郭タワー開業を心待ちにしていたまきこさん、初日の感激をありがとうございます。新タワーのジオラマ、楽しみです(^^)。



 また、キトラさんのブログ「函館のニュースな出来事。とか。」でも、5本にわたる大特集が組まれています。

新五稜郭タワーオープン!その1

新五稜郭タワーオープン!その2

新五稜郭タワーオープン!その3

新五稜郭タワーオープン!その4

新五稜郭タワーオープン!その5

 その4の騎馬ジオラマに、うるっと来てしまいました……。



 五稜郭タワーのサイトは、新タワー開業に伴ってこれからリニューアルするとのこと。「歳さんと一緒にはいポーズ!座像編」の数々の写真が好き(笑)なので、これは残しておいて欲しいなぁ。



 あともうひとつ、関連の話題として。

日本100名城を選定 吉野ケ里から五稜郭まで

 「日本城郭協会は13日「日本100名城」を発表した。世界遺産の姫路城(兵庫県)から、弥生時代の吉野ケ里遺跡(佐賀県)や近世の五稜郭(北海道)まで、時代と地域を代表する多彩な『城』を集めた」。

 日本城郭協会のサイトで確認したところ、箱館戦争関連の史跡では五稜郭と松前城が入っているほか、戊辰戦争関係では二本松城・会津若松城などの名前が見られます。

 また、サイト「北海道人」のブックレビューシリーズ「続・北海道を知る100冊」でも『司馬遼太郎と城を歩く』が取り上げられ、五稜郭に関連する記述が紹介されています。



 次に来函した時に新タワーに上るのが楽しみです(^^)。



☆★☆★



 地元の函館新聞の記事です。

新五稜郭タワーがオープン

 「特別史跡五稜郭跡の全景が見渡せる新タワー(函館市五稜郭町43)が1日、オープンした。中野豊・五稜郭タワー社長と井上博司・函館市長ら来賓6人が1階エレベーター前でテープカットを行い、営業開始。待ちわびた大勢の市民や観光客らが早速、展望台に上がり、眼下に広がる眺望を満喫した」。
 今日はキトラさんの案内で、二股峠に登りました! 高さはさほどでもありませんでしたが、落ち葉の上に少し雪が積もっていて、ぬかるんでました。



futamata1.jpg




 わーい、ここまで来たなぁという感じですが、途中はぬかるんでいて、山道に慣れていない白牡丹には、ちょっときつかったです。



 それでも、雨の合間の晴れ間だったので、気持ちよく登れました……雨降っていたら、ちょっと辛かったでしょう。



futamata2.jpg




 塹壕の跡が残ってます。土方さんも、ここから乗り出して指揮を取ったかも知れません。



 キトラさん、ここまで案内してくれて、ありがとうございましたm(_ _)m。
 白牡丹が人間ドックに籠もっている間に、函館の五稜郭タワーでは新築の展望台が引き揚げられたそうで。



サイト五稜郭タワー 展望台リフトアップの様子

 真夜中も含めて1時間毎にリフトアップの写真を撮っているということ自体が驚異的です(^^ゞ。



1200トン展望室引き上げ 五稜郭タワー建て替え(共同通信)

 「建て替え工事が進められている北海道函館市の観光名所『新五稜郭タワー』で、重さ約1200トンの展望室をワイヤで引き上げる作業が6日、始まった。1時間に約5メートルのペースで最終的に約75メートル引き上げる。完成すると、タワーの高さは約98メートルになり、展望室から五稜郭跡のほぼ全景を眺めることができるという」。





五稜郭タワー、展望台をリフトアップ (函館新聞社)

 「建て替え中の五稜郭タワー(函館市五稜郭町)で6日、展望台をつり上げる作業が行われた。地上で組み上げられた重さ1200トンの展望台は、ゆっくりと上昇。7日には、新タワーの全ぼうが現れる」。



函館の五稜郭、新タワーは高さ98mに<(朝日新聞)

 「北海道函館市の五稜郭の南隣に新しい五稜郭タワー(高さ98メートル)が建設中だ。6日、約1200トンの展望室がワイヤで頂上まで引き上げられた。時速5メートルでそろりそろりと、作業は夜まで続いた」。

タワー背伸び 夜景バッチリ/函館(朝日新聞)

 「北海道函館市の五稜郭の南隣に新しい五稜郭タワー(高さ98メートル)が建設中だ。6日、約1200トンの展望室がワイヤで頂上まで引き上げられた=写真、小林裕幸撮影。時速5メートルでそろりそろりと、作業は夜まで続いた」……記事は同じですが、画像が違います。



建設中の新五稜郭タワーで展望台の引き上げがスタート(BNN)

「来年4月のオープンを目指して函館市で建設中の新・五稜郭タワーの展望台引上げ作業が6日、始まった。晴れ渡った青空のもと、タワー周辺の芝生やベンチではカメラを手にした市民らが作業を見守っている」。

新五稜郭タワー展望台の引き上げ作業が続行中(BNN)

「10月6日午前9時から引き上げ作業が始まった新しい五稜郭タワーの展望台。作業は現在も続けられ、午後8時過ぎには、地上46メートルの高さに到達した」。



70メートルそろり上る展望室 新五稜郭タワー(北海道新聞)

 「函館市五稜郭町に建設中の新『五稜郭タワー』(九十八メートル)で、重さ千二百トンの展望室をワイヤで七十メートル引き上げる作業が六日午前、始まった。道内では珍しいリフトアップ工法で、一時間に五メートルのペース。作業が終わるのは十五時間後の七日午前零時になる見込みだ」。



 完成が楽しみではあるんですが、高所恐怖症の白牡丹にとっては函館ロープウェイ並みに苦手な観光地(まぁ、だいぶ慣れてきてはいるんですが……)が増えるのではないかと、内心戦々恐々です^_^;。
 去る3日、函館で西郷南州顕彰館」(鹿児島)の高柳毅館長が行った講演会の記事をネットからいくつか拾ってきました。



西郷隆盛の来函「湾をひと回り」…講演会で箱戦争館戦争との歴史学ぶ(函館新聞社)

西郷隆盛が函館に来ていた!地元でも知られていなかった史実が明らかに(BNN)

箱館に来た西郷さん 戦況視察か、4日間滞在 3日函館講演(北海道新聞)



 「箱館来港は、同じ薩摩藩出身で政府軍の参謀だった黒田清隆と、親交があった旧幕府軍を指揮した榎本武揚の双方を気遣い、戦況を視察する目的だったとの見方が強い。

 西郷来道の史実自体、一般にはあまり知られていないが、全く解明されていないのが箱館滞在中の行動。資料が残っておらず、専門家の間では「謎の四日間」と呼ばれている。高柳館長は、西郷は旧幕府軍の残党の襲撃を恐れて下船しなかったのではないか−など、自らの研究に推測を交えて話す予定だ」(北海道新聞)



 いやー、新政府軍側の動きについては不勉強で、私も初めて知りました。西郷さんと榎本さんを「親交があった」と表現されているのも、「え〜、どこで知り合ったんだろう」状態^_^;。



「さらに西郷は船の中で『自分が上陸すれば(政府軍の総指揮を執る)12歳年下の黒田(清隆)の影が薄くなるだろう。彼の戦功を立てる意味で上陸しないでおこう』と語ったとも記されている」(BNN)



 なぜ上陸しなかったのか、この説明に説得力があるように感じました。
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