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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
よみうり大手町ホールは真新しく、音響もよく、座席が割と大きめで過ごしやすい。久しぶりに「よみらくご」に参戦したのは白鳥「メルヘンもう半分」がネタだしされていたから。ばりばり古典派の中に白鳥さんを入れるとは、なかなか冒険的な(苦笑)。

饅頭こわい/金の助

元犬/宮治
 かなりきわどい時事ネタもぶっ込んで、マクラはかなりたっぷり。落語芸術協会の若手真打ちの中では売れっ子だけど、私は今ひとつ好みじゃないみたい……品川区の武蔵小山出身で、趣味は家族と戸越銀座を散策すること、というところに親近感があるのだけど。

化物使い/扇辰
 中入前かと思ったら、この順番で上がられて驚いた。ということは、白鳥「メルヘンもう半分」が中入前で、中入り後にさん喬「雪の瀬川」ですか。まぁ白鳥さんが上がった後は空気がざわつく(苦笑)ので、色物が入らない時には中入前に置いて、休憩時間をはさむのはひとつの方法なんだけど。
 宮治さんが「私の後は落語協会の錚々たるメンバーで」とか言っていたけど、一部は違います、と、白鳥さんを言外にいじり。このホールの音響が素晴らしいので3K新文舎で呼んで欲しいけど(新聞社が違うので)無理でしょうね、と笑わせて。
 ……えっと、あまりに心地よい口調なので、途中の記憶がない(汗)。

メルヘンもう半分/白鳥
 音源では持っているけど、ライブで聴く機会は2度目。大筋ではもちろん変わらないけど、だいぶ言葉を入れ替えている。爆笑ものだけど、笑いどころを多少抑えめにしているかも。でも、よみらくごのお客さんには、まぁこんなものでよろしいかと(さん喬師はじめ古典落語を期待しているお客さんが大半かと思うと、白鳥さん目当てで来ている自分なんかはヒヤヒヤする)。

雪の瀬川/志の輔
 困ったことに、「雪の瀬川」は主人公に何ひとつ共感できなかった。吉原の花魁に一目惚れで殉愛を貫いたという噺では「幾代餅」「紺屋高尾」がプロットとして似ているが、これらは主人公が職人で、真面目に仕事していて腕もいいし、稼いだ金で吉原に行っている。
 この作品の主人公は大きな商家の若旦那で、父親の金で登楼し、花魁に入れ込んだ挙げ句に勘当され、乞食同然でさまよっていたところを昔父親に世話になった元従業員で今は屑屋となっていた夫婦に養われ、花魁が身銭を切った金を何の疑問もなく受取り、花魁が命をかけて吉原を脱出することをただ待っている。しかも、かつては若旦那で本の虫だったのを、番頭に誘われて吉原に行った挙げ句の自分の人生の転落を、あくまでも人のせいにしている。そして、屑屋が細々と本の書き写しで5文6文の金をつくりながら自分を養ってくれていることを知っても、自分で働こうとせず、花魁が吉原で自分の身体でつくった金を送ってくれることを何の疑問も持たず受取り、さらに自分のために命がけで吉原を脱出してくることをひたすら待っている。一言で言って、クズい。
 さん喬師の長講に感動した方も多かろうけど、私は……(涙)。
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2010年以降、今年で5回目。2011と2012が抜けているようだけど、自分の身体には「今回で5回目」と感じるほど、何度も刻みつけたものがあるようだ。落語って同じものを繰り返し聴いても面白いのかと思う方もいるだろうが、心に刻み込まれた作品は、何度繰り返しても、その時その時に違う感じ方や聴き方をする自分がいて、飽きないようになっている。

 ただ、背後の座席で食べ物を入れたポリエチレンの袋をがさがさする人がいたせいで集中力を削がれたのか、今年の志の輔は去年までの志の輔と同じだろうか、違うのだろうか、何だか気になってしまった。ごくごく小さなエンジン音だけど、ノイズがあったことも、あれ、志の輔さんの会場でこんなことがあるかなあと感じた。

 そのせいでちょっと集中できなかったのだけど、前説はいつもの通り、落語口演の前半15時間分の人間関係を解説し、後半では「お札はがし」「栗橋宿」「関口屋強請」のさわりを語り、後は幸助の仇討ちのエピソードで全巻終了、最後に志の輔オリジナルの、お盆の夜に幸助が平左衛門の霊と対話するというもの。

 壮大なストーリーの中に人の欲望や業が絡み、幽霊にお札はがしを頼まれた伴蔵・おみね夫婦は、自分たちを養ってくれる浪人・萩原新三郎がお露とお米の霊に取り殺されるのを助けてしまい、百両という大金を得て、大金を得て築いた栗橋宿の荒物商を築いたものの、伴蔵の浮気に端を発する争いが引き金となって、伴蔵はおみねを幸手宿の土手で追い剥ぎにあったかのように殺してしまう。ところが店の使用人が次々とおみねの霊につかれたように、倒れては伴蔵の悪事を暴露するので、全員を里に帰す。その悪事を聞かされた医師、山本志丈は伴蔵が口封じに殺し、そこで伴蔵はお縄となる。ここからは幸助が師匠飯島平左衛門の敵であるお国・源治郎を討つ話。

 舞台の一部となる越後の村上の名産の話におよび、駅北口の○○水産に普通の荒巻鮭が三本と村上産の塩引き鮭(お殿様に献上するため、腹は開かれていない)が並んで下がっているとのことで、終演後見に行ったが、あいにく村上産のはなくなっており、普通の新巻鮭が三本下がっているだけだった……。
落語と歌舞伎で忙しく、ミュージカルを見たのは久しぶり。20年ぶりの公演だということと、音楽が服部隆之さんであることが興味を惹かれた。

 狸の国が舞台で、ストーリーはシンデレラと白雪姫がベース。日舞あり、オペラあり(翠さんの夜の女王は迫力あった)、島唄の声あり(城南海さん、十六夜姫を撃退する白木蓮様の声が素晴らしく、アンコール部分での「さくらさくら」もいい)、フレンチカンカンやジャズ風のレビューあり、宙乗りあり、殺陣あり、和洋五目で楽しかった。そして、効果音楽に服部隆之さんらしいテイストがあるのが、とても好き。最後のコーラス、アンコール部分の白木蓮様「さくらさくら」の後に尾上松也さん他全キャストによる和太鼓アンサンブルも楽しい。
 年齢問わず楽しめる作品。昭和14年にオペレッタ喜劇として映画化された(残ってないそうだ)のを皮切りに何度も映画や舞台にされているのだそうだ。

松竹 ミュージカル 『狸御殿』
ミュージカル『狸御殿』特設サイト
狸吉郎(狸御殿の若殿)/尾上松也
きぬた(黒造とその先妻の娘)/瀧本美織
餅月満太夫(家老)/小倉久寛
きららの方(狸吉郎の母)/渡辺えり
泥右衛門(山賊の頭目)/赤井英和
お蔦(きぬたの継母)/あめくみちこ
語り部/柳家花緑
そぼろ(腰元)/青木さやか
おくず(お蔦の連れ子)/土屋佑壱
おはぎ(お蔦の連れ子)/大地洋輔(ダイノジ)
白木蓮/城 南海
十六夜姫(隣国の姫)/翠 千賀

 自分的には十六夜姫の夜の女王と黒鳥オディールと白雪姫の継母を掛け合わせた様な魔女役と、白木蓮様の声対決が素晴らしく、特に城 南海さんにはどこかで改めて聴きに行きたいと思った。
台風7号が接近中で帰宅の足が心配ではあるけど、見に行った。

 八月納涼歌舞伎は故中村屋勘三郎が始めた会なので勘九郎・七之助は頑張るし、叔父の橋之助は芝翫襲名前の最後の興行。
「八月納涼歌舞伎」襲名目前に控えた中村橋之助が熱演「これも何かのご縁」

 そしてNHK「ブラタモリ」でタモリが新吉原で取材したエピソードを鶴瓶が新作落語にして、それを勘九郎が歌舞伎にすると2秒で決めた、とか。
<歌舞伎>鶴瓶の新作落語 伝説の花魁話に勘九郎、七之助が挑む
「八月納涼歌舞伎」新作はタモリ発案の落語から、笑福亭鶴瓶「勘三郎が操作」
鶴瓶の新作落語、歌舞伎化 勘九郎が直訴「心温まる友情の話」
タモリも故・勘三郎も大喜び!?笑福亭鶴瓶の新作落語が歌舞伎に!
 鶴瓶噺は聴いたことがないけど、これは期待していいだろうとチケットは先月早々に確保。でも人気があり過ぎて3階席でも花道が見切れる西席だった(; ;)。

 Togetterによるツイッター民の感想まとめ。
平成二十八年八月納涼歌舞伎「廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)」感想まとめ

サイト歌舞伎美人「八月納涼歌舞伎」みどころ
第三部

一、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

土蜘退治伝説をもとにした松羽目物の荘重な舞踊劇

 病の床に伏せる源頼光のもとへ、典薬頭の薬を届けに侍女の胡蝶がやって来ます。頼光の所望に従い胡蝶が紅葉の様子を物語ると、頼光は一時病のことを忘れます。その後、胡蝶が去り再び苦しむ頼光の前に、どこからともなく智籌と名のる僧が現れ、病平癒の祈念を申し出ます。しかし、灯下に映る智籌の怪しい影に気づき頼光が刀で斬りつけると、土蜘の精の本性を顕し消え失せます。そして館の庭では番卒たちが土蜘退治を祈願し、巫子は諫めの舞を舞い始めます。一方、土蜘退治に向かう保昌が四天王とともに智籌の血潮を辿り東寺の裏手に着くと…。
 智籌の漂わせる不気味さ、千筋の糸を投げかけての勇壮な立廻りをご堪能ください。

二、廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)

堅物の田舎侍と吉原随一の花魁が魅せる人情噺

 江戸留守居役の寄合で、江戸の流儀に馴染めぬ酒井は、次回は自分の役宅で国の行く末を語り合おうと提案します。しかし、次回は互いに馴染みの遊女を紹介する趣向だと告げられたうえ、国元の踊りを笑われ、主君の悪口まで言われた酒井は、次回は自分も馴染みの女を紹介すると言い切ります。その直後、吉原一の花魁、山名屋浦里と偶然に出会った酒井は、ある決意をして山名屋へ乗り込むと、主人の平兵衛に、浦里に会わせてもらいたいと懇願します。丁重に廓の掟を説く平兵衛らのもとに、意外な人物が姿を現し…。
 笑福亭鶴瓶の新作落語「山名屋浦里」を題材にした新作歌舞伎にご期待ください。


土蜘
・前半は立役の七之助と凛々しい獅童が素敵。團子ちゃんも子役にしては台詞や立ち回りが多い役を結構ちゃんとやった感じ。
・中盤はのりちゃんこと波野哲之くん初台詞。3才とは思えない落ち着きっぷり。猿之助さんと勘九郎さん、やっぱ踊りうまいわ。
・後半は、日本の戦隊もののはしりね。土蜘蛛怪人を取り囲む5人の戦士は、赤く塗った坂田金時以外は外見でキャラ分けされてないけど、橋之助さんのところの三兄弟も総出演。
・橋之助 高僧は美しいんだけど妖艶さは少ないかな。吉右衛門さんとか仁左衛門さんとかだったら、もう少し色気のある高僧になると思う。土蜘蛛は糸の演出素敵だけど、表情に妖怪らしさや破れていく少数民族の悲哀なりが欲しいんじゃないかと思う。

廓噺山名屋浦里
・中村兄弟のためにあるような作品。勘九郎は真面目で故郷の妻に誓いを捧げる堅物で信義に生きるピュアな某藩の新任留守居役(留守居役にこんな融通の利かない奴をアサインするとは、という部分はあるけれど)。七之助はThis is the star花魁という花魁中の花魁。美しく、また立ち居振る舞いも素晴らしく、でも酒井様の依頼を無事済ませて告白する様がとても子供の純粋さそのままで。
・山名屋主人の扇雀さん、友蔵の駿河太郎さんも好キャスティング。鶴瓶の息子、駿河太郎さんは発声が歌舞伎ではないので最初どうかと思ったのだけど、さすが地の関西弁での台詞回しは自然で無理なく作品に溶け込んでいた。
・悪役の亀蔵、彌十郎たちも憎々しくはあるが雄藩の留守居役としての立ち振る舞いは流石。他の花魁や芸者もきれい。
・何と言っても回り灯籠のような舞台装置がいい。廊下が出て来て人が動き、場面転換が切れない。そして最後の花魁行列の舞台も素晴らしい。

平成中村座で再演希望。

小三治一門会はめぐろパーシモンホールとか数回行ったことがあるけど、三三さんとの親子会は初めて。夢空間主催でよみうりホール開催なので8割は入っている感じ。

道灌/ろべえ
 今年亡くなられた喜多八師匠のお弟子さん。確か「弥次郎兵衛」の下半分を取ってつけられた名前だそうだ。そして、来年3月に昇進して「子八(こはち?)」を名乗ることが決まっているそうな。
 これだけの観客を前にして上がっているとのことだったが、どうしてどうして。真打ち昇進直前の二つ目がやる「道灌」はやっぱり聴いて面白い。

お血脈/三三
 入れごとや時事ネタ多い、歯切れの良さがなんとなく談志を思い出させる……善光寺のお血脈で死者はみな極楽に行ってしまい、残ったのは談志師匠だけというネタも入っていたし。「ゴディバ対メカゴディバ」はキョン師のネタだよね……でも「今ならシン・ゴディバ」は新しいし、ショコラティエの言い立ては三三さんオリジナルじゃないかな。ショコラティエの言い立てで拍手が起き、「ここで拍手をいただくような芸じゃないんで」と言っていたけど。五右衛門が長野新幹線で飲み食いし過ぎて長野を乗り越して金沢まで行っちゃったとか、楽しすぎる。

中入り

馬の田楽/小三治
 暑気当たりでしょうか、普段でもどちらかというとゆったり喋る小三治師匠ですが、次の言葉が出てくるのがいつか固唾を呑んで見守るような高座でした。
 でも寄席でもなかなか出会えない「馬の田楽」で楽しゅうございました。

お尻の時間が決まっていたせいか、小三治師匠が力を発揮しきれず終わってしまう感じ……4,500円で三席はちょっとお高い印象です。
国民的アイドルグループSMAPが解散しましたね。私は全然興味ないのですが、香取さんは『新選組!』の主役であり、彼と山本耕史の友情が作品の軸となったといっても過言ではない(それもミタニンの計算)ので、香取君の行く末は気に掛けています。

福島
墨櫓の礎石発見 国史跡指定を目指す 棚倉城跡
 棚倉町にある棚倉城跡の土塁から墨櫓(すみやぐら)の礎石が見つかった。町教委が10日発表した。本丸を囲むように設置されていたとされる櫓の全容を裏付ける貴重な発掘とみている。平成27年度からの発掘調査をこれで一区切りとし報告書にまとめ、町は30年度内の国史跡指定を目指す。
 町教委によると、櫓は防御拠点としての働きを持つ。墨櫓は、本丸の全周に造られた多門櫓の四隅にあった。今年3月に発見された多門櫓の礎石の延長線上に位置する南西の門で、深さ20センチ地点から30~80センチ四方の5つの礎石が見つかった。現存する当時の絵図とも合致しているという。さらに多門櫓の継続調査で礎石間の距離から構造物の横幅が約4メートルと推察できるとした。
 有識者による同城跡調査指導委員会委員長の北野博司東北芸術工科大教授は「個性的な構造と景観、城跡遺構の保存状態の良さは国指定の価値を十分に有する」とコメントした。
 棚倉城跡は江戸初期の近世に築城された全国的にも珍しい城廓(じょうかく)で、国指定となれば県内初めての事例となる。戊辰戦争で本丸御殿とともに焼失したと伝わる。
 町教委は20日午前10時半から現地説明会を開く。参加無料。問い合わせは町教委生涯学習課 電話0247(33)0111へ。

「照姫」役に松山さん決定 会津藩公行列、「八重」役は真壁さん
 会津の秋の風物詩「会津まつり」のメイン行事として9月25日に行われる「会津藩公行列」の個人役柄を決める審査会が6日、会津若松市で開かれた。「照姫」は同市出身で都内在住の会社員松山梨沙さん(28)、「山本八重」は喜多方市の栄養士真壁杏奈さん(26)に決まった。

 照姫は幕末の会津藩主・松平容保の義姉で、戊辰戦争で鶴ケ城内の女性や子どもを指揮した。山本八重は会津藩士の娘で、戊辰戦争で奮戦。大河ドラマ「八重の桜」の主人公になった。

 松山さんは「会津代表の名に恥じぬよう頑張り、観客に感動を届けたい」、真壁さんは「八重になりきって会津の伝統をしっかりと伝える」と抱負を語った。

 審査会では、書類選考を通過した各3人の面接が行われた。

長野
幕末の人物、書などで紹介 上田で「墨蹟展覧会」
 幕末に活躍した人物を中心に、その書の掛け軸や書簡などを集めた「幕末維新墨蹟(ぼくせき)展覧会」が13日から、上田市天神の市交流・文化施設「サントミューゼ」で始まる。坂本龍馬や、旧上田藩士の洋学者・赤松小三郎によるとされる書物、複製など約100点が並ぶ。市民らでつくる実行委員会が主催。12日は内覧会があった。

 坂本龍馬が新しい国家の構想を記した「船中八策」など歴史上重要な書簡も多い。赤松小三郎関連は、二院制議会政治の導入などの提言をまとめた意見書「建白七策」(複製)など10点を集めた。

 内覧会で、展示品を所有する橋本秀孝さん(63)=茨城県=が説明。橋本さんは旧熊本藩細川家の重臣の末裔(まつえい)で、幕末に関する資料を収集している。「幕末に、若い人たちが(外国の)植民地化の危機にあった日本を変えた。そのことを誇りに思って、見てほしい」と話した。21日まで。16日は休館。入場料700円。

写真説明:内覧会で展示の説明をする橋本さん

コラム
萩市長と会津若松市長は握手したことがない!? 戊辰戦争の“終戦”はまだ先?
萩市長と会津若松市長は握手したことがない!? 戊辰戦争の“終戦”はまだ先?
2016年08月13日

飯盛山にある、白虎隊自刃の地。白虎隊は弱冠16歳前後の男子で組織された会津藩の部隊であった

いまだ対立が続く? 萩市と会津若松市

 まもなく終戦記念日を迎える。「このあいだの戦争」といえば、71年前の8月15日に終わった太平洋戦争を思い浮かべるが、そうではない地域が日本にはある。福島県では、今も148年前の1868年(明治元年)9月22日に降伏した“会津戦争”を指す。

会津戦争とは、幕末の会津藩(現在の福島県)が、薩摩藩(鹿児島県)・長州藩(山口県)・土佐藩(高知県)を主力とした新政府軍と戦った戊辰戦争の局地戦だ。徳川家の一門だった会津藩主・松平容保は、新選組を配下に置く京都守護職を務め、討幕を目指す薩摩・長州と激しく争った。しかし、幕府が朝廷に政権を返上した大政奉還(1867年)を受け、会津藩は新政府に恭順の意を示したにも関わらず、賊軍とされ、郷土を踏みにじられた。

「そんな昔のこと」と思うかもしれないが、その恨みは今もなお消えていない。会津戦争から120年を前にした1987年に、長州藩の藩府だった山口県萩市から、会津藩の城下町だった会津若松市へ友好都市提携の申し入れがあったが、市民の猛反発で頓挫(とんざ)。さらに、打診に前向きだった会津若松市長は翌年の選挙で落選の憂き目にあった。2007年には、参院福島補選で応援に入った安倍晋三首相(山口県出身)が「(会津戦争で)先輩がご迷惑をかけたことをお詫びしなければならない」と謝罪したが、自民党候補が当選することはなかった。そこまで許せない理由は何なのか。
なぜ、山口県だけが恨まれるのか
ページ: 2
2016年08月13日
なぜ、山口県だけが恨まれるのか

 戊辰戦争では、鳥羽・伏見の戦い、北越戦争、五稜郭の戦いなど数々の激戦があったが、とりわけ会津戦争は凄惨を極めた。有名な“白虎隊の悲劇”だけでなく、婦女子も巻き込まれた攻城戦で、兵力の三分の一にあたる約3000人が死亡。さらに降伏後も、戦死した会津藩士の遺体の埋葬を1年間も許されず、藩士とその家族1万7000人余りが斗南(現在の青森県むつ市)に強制移住させられ、飢えと寒さで死者が続出する辛酸をなめた。

その福島県民の憎しみは、鹿児島県や高知県には向かず、なぜか山口県にだけ一身に注がれている。それは、1877年(明治10年)に薩摩の西郷隆盛が鹿児島県士族を率いて反乱した西南戦争で、元会津藩家老の佐川官兵衛を中心とする会津人部隊が活躍して鎮圧したことで“敵を取った”から。そして、会津戦争で新政府軍の指揮を執った土佐の板垣退助は、後に自由民権運動で薩長を中心とする藩閥政府に対抗したことで“同志”となったということらしい。
俳優・西田敏行もその確執について語る
ページ: 3
2016年08月13日
俳優・西田敏行もその確執について語る

 筆者は、幕末の会津藩を舞台にした2013年放送のNHK大河ドラマ「八重の桜」で、会津藩家老・西郷頼母役を演じた俳優の西田敏行さんにインタビューをしたことがある。福島県郡山市出身の西田さんは、その時に「子供のころから地元のお年寄りに“薩長憎し”の話を聞いてきました。大人たちが『このあいだの戦争はよう』というと太平洋戦争ではなく、戊辰戦争の話なんですよね。僕も山口県の人と聞くと、ちらっと意識することがあった」と話していた。また、西田さんは、1977年放送の大河ドラマ「花神」で長州の山県有朋、1990年放送の大河ドラマ「翔ぶが如く」では薩摩の西郷隆盛を演じているが、「山県を演じた時は、地元の友人からいろいろと言われましたね。でも、なぜか西郷を演じた時は、みんな許してくれたんですよ」と苦笑いしていた。
こじれた関係は修復可能か
ページ: 4
2016年08月13日
こじれた関係は修復可能か

 こじれた因縁を断ち切ることはできないのか。実はいい先例がある。同じ幕末の1860年には、彦根藩(滋賀県彦根市)の大名でもある幕府の大老・井伊直弼が、水戸藩(茨城県水戸市)浪士に殺害された桜田門外の変が起きている。水戸市と彦根市は1968年に友好都市となり、約100年ぶりに和解している。また、「忠臣蔵」としてお馴染みの赤穂浪士の討ち入り(1703年)では、兵庫県赤穂市が毎年「忠臣蔵サミット」を行っているが、敵の吉良上野介の領地だった愛知県吉良町(2011年に西尾市と合併)も1993年から招待されている。
会津戦争集結150周年で今度こそ仲直り!?
ページ: 5
2016年08月13日
会津戦争集結150周年で今度こそ仲直り!?

 再来年は、会津戦争終結から150年の節目となる。1987年の友好都市提携の打診をきっかけに、萩市と会津若松市では市民レベルの交流が本格化し、それぞれの市長も両市を訪れるなど歩み寄りが始まっている。それでも「公の場では握手はできない」と、わだかまりは消えず、130年、140年の節目でも機は熟さなかった。しかし、東日本大震災では、萩市が会津若松市に支援の手を差し伸べるなど、両者は心を通わせてきた。そろそろ長州を許してあげてもいいと考える会津の人たちは少なくないだろう。

<文/中野龍 写真/Tomo.Yun >

【中野龍】
1980年東京生まれ。日本大学文理学部史学科(日本近現代史専攻)卒。毎日新聞「キャンパる」学生記者、化学工業日報記者などを経て、フリーランス。

薩長への恨み、未だ消えず? 安倍政権が東北で「不人気」の謎
自民公明の与党圧勝で終わった参院選ですが、実は東北では野党統一候補のほとんどが勝利していたことをご存知でしょうか。なぜ、安倍政権は東北で大敗したのか? 評論家の佐高信さんの発行するメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、幕末期の「奥羽越列藩同盟が生きているからだ」と面白い考察で先の参院選を解説。薩長出身にルーツを持つ安倍政権への恨みは未だ根深く残っていると持論を展開しています。

怨みは消えない

ほぼ毎月一回行っている「金曜日文庫」の対談の後の質問で、ハッとするようなことを言われた。

「先の参院選で、東北で野党統一候補が勝ったのは、TPP問題だけでなく、“奧羽越列藩同盟”が生きているからではないか」

確かに、TPPポイントだとすると、秋田で敗北したのが説明できなくなる。

質問した人は福島の出身だったが、三重で統一候補が勝ったのも、民進党代表の岡田克也の地元というだけでなく、
徳川親藩の桑名藩ということではないかと主張するのではないかと主張するのである。

私は「ウーム」と唸ってしまった。

現首相の安倍晋三は長州の出身であり、元首相の小泉純一郎の父親は薩摩の出だから、いまだに薩長が日本の政治を
悪くしてるんだと、堂々強調している私が気がつかないのは不覚の限りだった。

沖縄の勝利も、薩摩による虐待と差別に対する抗議と読んだほうがいいだろう。

怨みを深く沈黙させているところは、そう簡単にだまされない。新潟も、もちろん、いわゆる薩長の官軍と対決した
奧羽越列藩同盟の一員だった。

私が『西郷隆盛伝説』(光文社知恵の森文庫)に書いたように、東北では戊辰戦争の際の秋田の裏切りを許していない。

それについて、秋田県出身老医師の述懐を引こう(吉田昭治『秋田の維新史』より)

「あれは明治三十四、五年の頃、仙台の第二高等学校に居た頃のことです。舎監をしていたのが旧仙台藩士でしてね。
なかなか厳格な反面、優しいところのある爺さんで、生徒達にも人気がありました。私なども入った当座は随分可愛がられ、世話になったもんです。ところが、私が秋田出身の出と判ると、その途端態度がガラリと変わってしまいました。
それからというものは、寮であろうが、学校の中であろうが、町の中であろうが、顔を合わせる度毎に、一日一回なら
一回、三回なら三回、十回なら十回、とにかく会う度毎に凄い目でにらみつけて、破れ鐘のような声で”秋田の変心!”と
頭ごなしに怒鳴りつけるんです。私は山奥の百姓のせがれで、仙台藩士の暗殺とは全く何の関係もないのに。いやあ、あれには参ったもんでした」
「暗殺」とは、揺れる秋田藩に送った仙台藩の使節、志茂又左衛門らを、薩摩出身の奥羽鎮撫総監督府参謀、大山格之助が斬殺してしまったことを指す。

仙台藩が大山と同職の世良修蔵を暗殺して列藩同盟のリーダーとなったのと逆に、秋田藩は志茂らを斬殺して、薩長の官軍側に組み入れられた。

TPPを推進しないと言って簡単にそれを引っくり返した安倍などを、奥羽越列藩同盟に属して抵抗した人たちは絶対に信じないということだろう。およそ150年経っても怨みは消えないのである。

image by: Shutterstock

『佐高信の筆刀両断』第109号より一部抜粋

西郷、幕府軍も靖国合祀を 亀井氏らが会を立ち上げ
 亀井静香元金融担当相が来月にも西南戦争で倒れた西郷隆盛や戊辰(ぼしん)戦争で敗れて「賊軍」とされた徳川、会津など幕府軍の兵士を靖国神社に合祀(ごうし)するよう求める会を立ち上げることが6日分かった。石原慎太郎元東京都知事も参加する。共同通信のインタビューで明らかにした。

 西郷や徳川、会津両軍らの扱いを巡っては靖国神社の徳川康久宮司が共同通信のインタビューで、合祀は「無理」としながらも「幕府軍や会津軍も日本のことを考えていた。ただ、価値観が違って戦争になってしまった。向こう(明治政府軍)が錦の御旗を掲げたことで、こちら(幕府軍)が賊軍になった」と述べている。会の立ち上げはこの発言を踏まえた動き。

 会には「官軍」の中心となった薩摩、長州の鹿児島、山口両県選出の国会議員も参加する予定。国民的な運動とするため、経済界や学会にも参加を呼び掛けていく方針だ。

 亀井氏は合祀を求める理由について「日本は戊辰戦争、西南戦争という内戦を経て近代国家に生まれ変わった。敗者がいるからこそ争いが鎮まった。敗者も貢献している」と説明。すでに徳川宮司に対して数年前から直接、合祀するよう要求、今年6月末には会を立ち上げることを説明したという。(共同)
 靖国神社の「賊軍」に対する態度がひどいので参拝しない私ですが、合祀されたら行くでしょうか……いや、千鳥ヶ淵の戦没者慰霊碑に行きますわ。
恒例の「よってたかって」シリーズですが、夢空間15周年記念公演ということで、ちょっとお祝いムードでした。圧縮タオル製の紅白饅頭とかダルマとかプレゼントもありました。

【昼の部】
たらちね/あおもり

道具や/三三
 この会のベースラインを高レベルで決める三三師匠。寄席サイズより少し長めでゆったり。

大山詣り/兼好
 「大山詣り」をライブで聴くのは初めて。兼好さんの軽くて赤い口調のせいか、乱暴が過ぎて髪を剃られてしまった熊さんが復讐のために女将さんたちの髪を剃るのも「やり過ぎ」とは思ったものの、否定的な感情なく聴くことができた。
 
バイオレンス・スコ/百栄
 百栄さんの定番持ちネタだけど、私はライブで初めて聴けた(音源では聴いていた)。猫フーズのブランドにやたら詳しく、また猫の生態にも詳しいので、スコとアメリカン・カールがシャーとかやっていると猫マニアのツボ。

宗悦殺し/喬太郎
 寄席だと百栄さんの新作落語の後に色物が入ったりして、空気を変えてから古典落語に戻したりするけど、今日はいきなりトリ。でも喬太郎さんは一言二言言っただけでマクラもほとんどなく、圓朝の「真景累ヶ淵」の世界に全員連れていった。
 入れごとやギャグなしでキレッキレの圓朝怪談。宗悦の亡霊と間違えて斬ったのは奥方だったところも怖いけど、その前に奥方が針治療の痕が化膿して苦しむところがもう、昔は殺菌とか概念がないから膿むにまかせて、匂いの描写とかたまらんな……(怖)

 15周年記念ということもあり、外れ無しのいい番組だった。

【夜の部】
金明竹/あおもり

天狗裁き/一之輔
 欧州公演のエピソードなどを少々語り、疲れてるとかいいながら、キレッキレの「天狗裁き」(笑)。家主もお奉行様も天狗もなんか変。大爆笑。

千両みかん/白酒
 一之輔さんを「ドサ回りで芸が荒れてる」と毒舌で評して、白酒さんは病に苦しむ若旦那を案じる大旦那と番頭から。この設定は『崇徳院』でもあるけど、あれは春のネタで上野の花見の場面が必要だ。『千両みかん』か『擬宝珠』だ、でも『擬宝珠』は今のところ喬太郎さんだけだよな。
 『千両みかん』もライブ初視聴。真夏に蔵一杯保存している蜜柑の中からたったひとつ腐っていない蜜柑を「千両」といわれてびびる番頭と、顔色ひとつ変えない大旦那と若旦那の金銭感覚の違いが面白い噺。

座席なき戦い/白鳥
 一番最近つくった噺。文枝師匠の東京公演で新作落語のネタおろしを求められてつくった噺だと知った。すでに6月に江東区の公民館で、さん喬・一之輔・白鳥というなかなかない三人会で聴いてた(苦笑)。でも、たぶんその時からいろいろ微調整されていると思う。
 睡眠不足で山の手線神田から新宿まで座って寝て通勤したいサラリーマンと、アメ横で買い物したおばちゃんの座席を巡るバトル。おばちゃんが買った1500円の5番アイアン3本セットと、マグロを買ったおまけにつけられたマグロの頭と、勝浦の生わかめが山の手線内で炸裂する生臭さ(苦笑)。

船徳/市馬
 昼の百栄さんの後に見事な圓朝怪談をやった喬太郎さんと同様、マクラは「あれでも圓朝から五代目の弟子ですから。あちらで圓朝師匠がどう思っているか」という程度で、すぐにネタに。
 たっぷり「船徳」。「くまんばちさーん」も出てくる、長いバージョン。そして、四万六千日様の暑い日の盛り、大川で涼もうと思っていたお客さんふたり、若旦那崩れの徳の舟に乗っちゃって、まぁお疲れ様です。

 夜も外れなしでした(昼夜とも前座さんのとこで爆睡してしまいました、ごめんなさい)。
一之輔さんにとっては二度目の欧州公演帰国講演なんだけど、前回は「ノラや」で20人ぐらい、今回は四谷区民ホールで二階席にもお客様が入るという規模(キャパ450人、場内8割程度の入りだったかな)。このことが昨今の落語ブームを牽引している一之輔さんだからか。

 欧州公演はベルギー、ポーランド、フィンランド。字幕付き公演でウケは土地によっていろいろだったようだけど、フィンランドの翻訳が完璧だったようで、日本人を相手にしている時と同じタイミングでどーんと笑いが来た感じ。ベルギーの最初の公演は前座の時より受けなかったらしい。
 アニメ『昭和元禄落語心中』から落語ファンになった人も各地に数名いたようで、参加者コメントにその言及があった。

たらちね/こはる
 寄席サイズよりちょっと長めな(たぶん談春の影響が大きい)型。八公がご飯炊きながら夫婦喧嘩まで妄想するのは初めて聴いた。落とし方もちょっと独特。

藪入り/一之輔
 旧盆の季節なのでとてもタイミングいい。しかもライブで聴くのは初めてのネタを一之輔さんで聴けたのはラッキー。
 子供の可愛さは抜群。持ち金の多さから出所を怪しまれた亀ちゃんが、鼠捕りの懸賞に当たったこと、後で両親を驚かそうと思っていたのに先を越されて疑われてしまって口惜しいことを涙ながらに語るところがいい。
 でもこの話の一番可愛い登場人物はおとっつぁんだよね。
お暑うございます。東京は昨日が暑さのピークだといいなぁと思います。

北海道
南部、津軽藩が綱引き合戦 江戸期の領土争いちなむ
 江戸時代に青森県を東西に二分していた南部藩と津軽藩の境目にある県史跡「藩境塚」(野辺地町、平内町)で30日、かつての領土争いにちなんだ綱引き合戦があり、犬猿の仲だったとされる両藩の“藩士”となった住民ら約70人が交流を深めた。

 付近では、青森県東部と岩手県北部を治めていた南部藩と、青森県西部の津軽藩が境界争いで繰り返し衝突。戊辰戦争でも旧幕府軍と新政府軍に別れた両藩が交戦したことから「因縁の地」となっており、土地の争いを解決する青森県土地家屋調査士会が地域活性化のために企画した。

福島
児童、勇壮な剣舞 二本松で二本松少年隊顕彰祭
 戊辰戦争で若くして命を落とした二本松少年隊の志を後世に伝える二本松少年隊顕彰祭は28日、二本松市の県立霞ケ城公園で開かれた。地元児童が箕輪門を背に勇ましい剣舞や優美な舞踊などを披露した。
 二本松少年隊顕彰会の主催。二本松南小の児童が舞踊、二本松北小児童が剣舞、岳下小児童が居合、二本松剣友会員が日本剣道形、福島岳風会二本松吟詠会員が献吟をそれぞれ発表した。
 顕彰会長の新野洋市長が「二本松少年隊の郷土を愛する気持ちは今でも市民の心に生き続けている」と語った。丹羽家第18代当主丹羽長聰(ながとし)さんがあいさつした。
 二本松城が落城した慶応4(1868)年7月29日にちなみ、毎年開催されている。
   ◇  ◇
 二本松少年隊墓前祭は、29日午前10時から同市の大隣寺で催される。

佐賀
幕末佐賀研究会、県と市に築地反射炉跡の調査継続を要望
 佐賀藩の科学技術を多角的に顕彰する学術団体「幕末佐賀研究会」(青木歳幸会長、40人)は8日、日本で初めて鉄製大砲鋳造に成功した「築地(ついじ)反射炉跡」調査の継続を求める要望書を県と佐賀市に提出した。

 佐賀市教委は2010年度から6年間発掘調査を実施、本年度は出土遺物の整理作業を中心に進めている。これまでの調査から築地反射炉本体は日新小校舎の北校舎下にあるのではないかと推定している。

 青木会長ら4人が白井誠県文化・スポーツ交流局長らに要望書を手渡した。青木会長は「三重津海軍所跡が世界遺産に登録されたことで、反射炉遺跡として築地の価値がより高まった。調査を中止すれば、その価値が歴史上から葬られてしまう」と懸念を示した。

 要望に対し、県は「小学校の建物が新しく、現時点で調査は難しいが、世論の醸成を高めていきたい。2年後の明治維新150周年に向け、取り組みを進めたい」と答え、市は「官民協働でアイデアを出し合い、連携を深めたい」と応じた。

コラム
江戸幕府が「鎖国」していたという大きなウソ歴史研究よりも一歩早い「東大の日本史」
当たり前のことのように思える史実でも、違った角度から眺めることで、まったく新しい姿が見えてくる。そうした歴史の多様な解釈を可能とするのも、東京大学の日本史の入試問題の醍醐味だ。『10時間で歴史に強くなる 東大の日本史ワークブック』の著者である予備校講師・相澤理氏に、今回は、学校で教わる「常識」を打ち破った問題を紹介してもらった。
江戸時代に「鎖国」はなかった!?

江戸時代、幕府は鎖国を行って海外との交流を断っていた――多くの人、特に、30~40代以上の方は、小学生の頃からこう習ってきたはずである。

長崎の出島で限られた国とのみ細々と貿易を行ってはいたが、それ以外は完全に外交をシャットアウトし孤立していた。そうした閉鎖性ゆえに、幕末に列強が開国を求めてくると幕府は驚いて慌てふためき、国際情勢に対応できずに滅亡した、そう考えている読者も多いのではないだろうか。

しかし、そんな「鎖国」に対するステレオタイプな見方に真っ向から挑戦したのが、1990年度の「東大の日本史」の問題である。

【問題】
1804(文化元)年、ロシアの使節レザノフは、長崎に来航して通商を求めたが、翌年幕府はこれを拒絶した。次の文章は、この時レザノフに読み聞かせた申渡しの最初の部分である。これを参考として、鎖国下の対外関係について150字以内で述べよ。
我国昔より海外に通問する諸国少なからずといえども、こと便宜にあらざるが故に、厳禁を設く。我国の商戸(商人)外国に往く事をとどめ、外国の賈船(商船)もまた、もやすく(容易に)我国に来る事を許さず。しいて来る海舶ありといえども、固く退けていれず。ただ唐山(中国)・朝鮮・琉球・紅毛(オランダ)の往来することは互市(貿易)の利を必とするにあらず。来ることの久しき素より其いわれあるを以てなり。其国(ロシア)の如きは、昔よりいまだ曾て信を通ぜし事なし。


鎖国下の対外関係について問うこの問題に、前段のような知識で答えてしまってはアウトである。解説よりも先に明かしてしまうが、解答例は以下のとおりだ。

【解答例】
幕府はキリスト教の禁教と貿易の統制を目的に日本人の海外渡航を厳禁し、外国船の渡航を制限して、一方で長崎出島ではオランダ・中国との貿易を認め、朝鮮からは対馬の宗氏、琉球からは薩摩の島津氏を通じて朝貢する使節を受け入れた。このように、幕府は窓口を制限することで海外からの情報と貿易を独占しようとした。
えっ、「鎖国」中でもこんなに外交が行われていたの!? と驚かれたのではないだろうか。

「鎖国」中でも完全に交流を断っていたわけではない

実は「鎖国」と呼ばれていた17世紀半ばから19世紀半ばにかけてのこの頃、幕府は完全に海外との交流を断っていたわけではなかった。長崎以外にも、対馬・薩摩・松前の3つの外交窓口を開いていたのだ。この4カ所を「四つの口」体制という。以下にそれぞれ解説しよう。

①長崎(出島)

オランダ東インド会社によって設けられた貿易の拠点「オランダ商館」が置かれ、長崎奉行の管轄下で貿易が行われた。また、中国からも私貿易船が多く来航したため、幕府は市中に唐人屋敷を設置するなど統制した。こうして、幕府は貿易の利を独占することができた。

②対馬

朝鮮との国交の仲介には、対馬の宗氏があたった。対馬は耕地に乏しく、朝鮮との貿易は生命線であった。そこで、豊臣秀吉による朝鮮出兵後の国交回復に尽力し、将軍の代替わりごとの通信使の来日を実現させた。

③薩摩

琉球王国からは、薩摩を介して慶賀使・謝恩使が来日した。中世、琉球王国は中国と東南アジア諸国との中継貿易で繁栄したが、ヨーロッパ人の進出によってその地位を奪われ、近世初頭の1609年(慶長19)年に薩摩の島津家久に征服された。琉球からの使節は、朝鮮通信使とともに、幕府にとってアジアの情勢を知る貴重なアクセス・ルートであった。

④松前

幕府は、蝦夷地南部を支配する松前氏をアイヌの首長と見立てて主従関係を結び、参勤交代を行わせた。松前氏はアイヌとの独占交易権を認められた。

このように、「鎖国」体制下にあっても海外との交流はかなり多くあったのである。

以上の内容をまとめれば解答になるが、「東大の日本史」の解答字数は、600字近くの大論述を課す世界史と比べると、かなり短い。実際に書いてみると、余計な部分を削ぎ落とさないと収まらない。それが「東大の日本史」の難しさでもあり、腕の見せどころでもある。

海外情報をスピーディーに収集

そもそも、「鎖国」を行っていた時代に、「鎖国」という言葉自体がなかった。「鎖国」は後の世の人が作った言葉なのである。だから「鎖国令」などというものは存在しない。

当時の幕府は、「鎖国」という感覚はなく、「キリスト教の布教禁止」といった方針のもとに日本人の渡航を禁じ、取引国を段階的に制限していった。そして、徐々にすべての貿易を幕府の統制下に置いていったというのが実のところなのである。

幕府は外交を絶って孤立しようとしたのではなかった。いわば外側からバリアを張って国内の支配体制(幕藩体制)の安定を図ったのである。そこにあったのは、幕府のしたたかな外交戦略だった。

さらに、外交を一手に握った幕府が得ようとしたものは、物品だけではなかった。「海外情報」の収集にも重きを置いていたのである。このことを裏付けるようなエピソードがある。

1673年(寛文13年)、イギリス船が長崎の出島に来航して貿易の再開を求めてきた。しかし、このとき幕府は、国王チャールズ2世がカトリック国の王女カタリナ(キャサリン)と結婚したことを理由に、要求を拒否した。つまり、日本はキリスト教の布教を禁止しているため、カトリックの王女を持つ国とは国交できない、ということである。

国王チャールズ2世がカトリック国の王女カタリナ(キャサリン)の結婚は、1662年のこと。わずか10年ほど前のことだ。これだけでない。イギリスで起こった清教徒革命、フランスのフランス革命、ナポレオン戦争などの世界情勢も、幕府は1~2年のうちに把握していたとされている。当然ながら、テレビもインターネットもなかったこの時代に、だ。

実は、これら海外の動向を知らせていたのは、「唐船風説書」や「オランダ風説書」だった。特に、先のイギリス国王の結婚の情報もととなった「オランダ風説書」は、長崎出島に商館を置いていたオランダ(正確には東インド会社)の新任の商館長(カピタン)が来日した際に将軍に提出していたもので、幕府の要人のみが閲覧を許されるトップ・シークレットであった。

こういった情報をうまく利用し、幕府はイギリスとの通商を拒否した。かなりの交渉上手である。そう、「鎖国」下においても、日本は無知でも孤立していたわけでもなかった。こうした確かな情報収集に即した外交能力は幕末にも発揮されており、列強の言いなりのままに不平等条約を押しつけられたわけでは決してなかったのである。

近年、これらの史実をもって、歴史学では「開かれた鎖国」といった概念も提唱されている。

歴史研究の最先端を出題する「東大の日本史」

しかし、「『四つの口』なんて習ってないよ」「習っていないことは答えられるわけがない」と思うかもしれない。

実は、現行の教科書にも、これらのことははっきりとは書かれていない。しかし、隅々まで丁寧に読むと、その糸口がきちんと示されているのである。

最も多くの高校で採用され、東大の先生方も執筆に参加している『詳説日本史』(山川出版社)を例にとろう。ここではそもそも、「鎖国」の語を不用意に使っていない。「いわゆる鎖国の状態となり」(179ページ)と記し、先に述べた「鎖国」の語の由来について脚注で説明している。<鎖国=国を閉ざす>というイメージから解放されるべきことを読者である学生に求めているのだ。そして、「鎖国」という色眼鏡を外したとき、目に飛び込んでくるのは次のような記述である。

「貿易に関係している西国の大名が富強になるのを恐れて、貿易を幕府の統制下におこうとした」「こうして、鎖国によって幕府は貿易を独占することになり……幕府の統制力がいっそう強化された」「幕府は長崎を窓口としてヨーロッパの文物を輸入し、オランダ船の来航のたびにオランダ商館長が提出するオランダ風説書によって、海外の情報を知ることができた」(以上179~180ページ)

窓口を制限することで情報と貿易を独占し、幕藩体制の安定を図るという幕府の戦略が十分に読み取れる。不思議なことに、<鎖国=国を閉ざす>というイメージに囚われている限り、こうした記述には目が行かない。逆に、「鎖国」の語などないかのように授業で説明すると、生徒はきちんと理解できるのだ。

私たちは、文章を読んでいるようで、驚くほど読めていない。ステレオタイプな見方が邪魔をしているのだ。しかし、意識していなければ読み飛ばしてしまいそうな、何気なく書かれた言葉にこそ、新たな知見を得るカギが隠されている。受験生は、これらのカギをきっかけに、教科書では説明しきれない史実のさらに奥を探求していくことが求められるのである。

この「開かれた鎖国」の概念は、ここ20年ほどの歴史研究の中で広がってきた概念であり、上記のように、単純に「鎖国」と記すのを避けた教科書が増えてきたのは、90年代半ばからである。

しかし、件の東大の問題は1990年度のものだ。この時代に「鎖国」の新しい側面を取り上げ「四つの口」について解答させる東大の先見の明たるや恐るべし、である。

何気なく書かれた言葉の読み取りがカギとなる


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正直に告白すると、予備校の教壇に立って18年になるが、いまだに毎年の入試問題にあたって、「教科書にこんな記述があったのか」「この記述はこういう意味で書かれたのか」と思い知らされることがある。いや、年を重ねた最近のほうが多い。それも筆者に多少は言葉に対する繊細さがそなわってきたということかもしれない。そもそも、東大の先生方が予備校講師より一枚も二枚も上手なのは当然である。

話がそれたが、「東大の日本史」は、何気ない言葉を読み取ることで、自明に思える史実にメスを入れ、新たな見方を開くことを求める。それが、学問(とりわけ文系)の道に踏み入るうえで必須の能力だからである。

そして、その能力は社会人にも、いや、社会人にこそ求められるものである。歴史の学び直しがひとつのブームとなっているが、単に過去の出来事を知ることが生きる力になるわけではない。過去を振り返った先に、未来への見通しを得る。そのように学んで初めて、歴史は「実学」となる。

「東大の日本史」は、そうしたエッセンスが凝縮されている。だからこそ、「東大の入試問題は、一生使える教養の教科書」なのである。

背筋が凍る! 江戸っ子に人気だった浮世絵が恐ろしすぎる…
おばけ屋敷、ホラー映画など「怖いもの見たさ」で盛り上がるのは現代人だけにあらず。幕末から明治初めに江戸っ子の間で巻き起こった空前のホラーブーム。名だたる絵師が怪談、史実や実際の事件を元に描いた浮世絵が大流行したとか。



この夏、太田記念美術館ではこれらの作品が一堂に会します。累(かさね)、お岩といった恨みを遺した「幽霊」たち、化け猫や大蜘蛛、怪異を引き起こす「化け物」、殺人や自害の様子を描いた凄惨な「血みどろ絵」など、想像力と画力に圧倒され、汗も一気に引いてしまいそう。江戸っ子もこうやって暑気払いしていたのかも!?



◇「怖い浮世絵」太田記念美術館 東京都渋谷区神宮前1-10-10 開催中~8月28日(日) 10:30~17:30(入館は17:00まで) 月曜休 一般700円 TEL:03・5777・8600 学芸員によるスライドトークを8月4日(木)・12日(金)・23日(火)に開催。



◇江戸後期、歌舞伎では幽霊が登場する話が流行。「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」で夫に裏切られる累はお岩、お菊と並び江戸三大幽霊の一人とも。歌川国貞(三代豊国)「見立三十六歌撰之内 藤原敏行朝臣 累の亡魂」(太田記念美術館蔵)



◇主人公、伊右衛門の夢に美しい娘姿で現れたお岩。よく見ると髪が抜け落ち骨も露わな幽霊の姿が。『東海道四谷怪談』を下敷きに、四代目市川小団次が演じた場面。



◇「血みどろ絵」の第一人者・月岡芳年が戊辰戦争の際、実際に取材したとも。戦国武将・冷泉隆豊が謀反を問われ切腹する際、自らの内臓を投げつけたという逸話を描く。


◇手ぬぐいをかぶって踊る化け猫の精の背後に、巨大な化け猫が。中央の乙女も、実は化け猫の仮姿。歌舞伎『東駅(とうかいどう)いろは日記』岡崎の宿の名場面を、歌川国貞が描いた。歌川国貞(三代豊国)「東駅いろは日記」(三枚続、太田記念美術館蔵)


※『anan』2016年8月10日号より。文・松本あかね

エンターテインメント
映画「銀魂」キャスト第二弾発表にファン大盛り上がり!!「無駄に綺麗で豪華www」
 変態ゴリラこと近藤勲局長に勘九郎さん、賛否あるでしょうが脱ぎっぷりのよさと歌舞伎ファンからのコメントからするときっとやってくれると思います。
 2017年に実写映画が公開されることが発表となった、“SF人情なんちゃって時代劇コメディ”『銀魂』。監督の福田雄一、主人公である坂田銀時役の小栗旬の発表、そして福田、小栗、原作者の空知英秋からのコメントが発表され大きな話題となった同作だが、ついに主人公・銀時以外のキャスト第二弾も発表され「銀魂のキャスト無駄に綺麗で豪華www 美化しすぎだろよろず屋www」「再び祭りが始まるぅ~!!!!」「こ…これはもしや大当たり出ちゃうんじゃね…?」「お金を使った本気の遊びかよ…ありがとう!!」とファンたちは歓喜に沸いているようだ。

関連記事:
「監督が福田雄一と聞いて一斉に拳をおろす銀魂勢」小栗旬主演で『銀魂』実写映画化にファンの反応は?

 『週刊少年ジャンプ』で大人気連載中の『銀魂』。主人公・銀時と仲間たちのギャグあり、シリアスあり、人情あり、バトルありの展開で人気となった同作は、テレビアニメ化、そして2度のアニメ映画化を果たしており、満を持しての実写映画化となった。今回新たに8名のキャストが追加され、「環奈ちゃんのあのお団子絶対かわいい楽しみっ」「中村勘九郎が近藤役とか肉体美が楽しみすぎて…!!」「銀魂実写の追加キャストにムロツヨシwww神www」とファンは大盛り上がり中。

 さっそく第二弾で発表されたキャストを紹介していくと、主人公・坂田銀時を社長とするなんでも屋・万事屋で働く少年・志村新八役に菅田将暉、そして同じく万事屋で働く宇宙最強の戦闘種族・夜兎(やと)の生き残りの少女・神楽に橋本環奈が決定した。菅田演じる新八は『銀魂』の大切なツッコミ役。いつもふざけて下ネタを言ったり、とんでもない行動をしでかす仲間たちにオーバーリアクションで鋭いツッコミを繰り出している。「新八が菅田くんとかwwwwやばいイケメンになっちゃったwww」「菅田新八はツッコミ凄そう」「鬼ちゃんのツッコミ楽しみすぎる!!」と菅田がどんなツッコミを繰り出してくれるのか、『銀魂』ファンにとっては見逃せないポイントだろう。

 そして、さらに注目を集めたのが神楽役の橋本。神楽は、漫画『銀魂』ではゲ〇を吐いたり、鼻をほじったりと、設定としては美少女なのだが美少女にあるまじき行動を連発。橋本も「今回は本格的なワイヤーを使ってのバトルアクションあり、独特のイントネーションでの台詞ありと見どころも沢山あると思います。みなさんどうぞ御期待下さい!」「あっ!!、勿論神楽ならではの『鼻ホジ』や『ゲ○吐き』シーンも…(笑)」とコメントしているので、もしかしたら映画「銀魂」では、あの橋本環奈のまさかのシーンに期待大だ。

 また、新八の姉であり、容姿端麗だが、その中身は狂暴で腕っぷしのつよいキャバクラ嬢志村妙役に長澤まさみ、銀時の幼馴染でかつての盟友・桂小太郎役を岡田将生が務める。桂と行動を共にする『銀魂』のマスコット的キャラクターで謎の宇宙生物(仮)エリザベスも登場予定。このエリザベス、中にオッサンが入ってる説が濃厚のため「エリザベス役で空知ワンチャンあんな!」「山田くん絶対エリザベスとかで出てきそう」「当たり前のように山田孝之はエリザベス役。ムロがいるんだから確定」とエリザベス役が誰になるのか、発表を心待ちにしている人は多いよう。「もしかしたら、映画公開サプライズなんてことも…?」という可能性が当たれば、ファンは当日までやきもきとした気持ちを抱えていくことになるかもしれない。

 そして、銀時とならび高い人気を誇る真選組の副長・土方十四郎役は柳楽優弥、真選組一の剣士でもありかわいい顔して生粋のドS、一番隊隊長の沖田総悟を吉沢亮、新選組組長で、妙のストーカーの近藤勇を中村勘九郎が演じる。中村は、もともと『銀魂』の大ファンだったそうで、小栗から連絡があった際には自分から「俺ゴリラでしょ?」と小栗に伝えたそう。「僕自身、元々下ヨリの発言・行動、そして思考しかありませんので近藤の役に素直に入れました。通称“ゴリラ”ということで、一月半前くらいからジムに通いまして、体を鍛えております」と意気込みはばっちりのようだ。

 福田作品といえば欠かせないのがムロツヨシ。ムロが演じるのは、とんでもない発明を繰り出すからくり堂店主・平賀源外役。映画「銀魂」が発表された当時からムロの出演を多くのファンが予想しており、それが見事に的中した形だ。『銀魂』の平賀は禿げ頭に白いひげをたっぷり蓄えたおじいさんなので、ムロは役を演じるにあたって特殊メイクで撮影に挑んでいるとのこと。「現場に入ると意外とハゲの髪型とひげが似合うので、ゆくゆくはこの髪型にしたいなと思っています」と、どうやら原作者・空知流に言うならば源外のコスプレが気にいったようだ。

 第三弾の豪華キャストも決定しているとのことなので、ファンたちの中では「さ~て、どのキャラが鈴木亮平になるのか予想をはじめるか」「だから、武蔵は安田顕だっていってるだろ!!」「あとは、映画実写化の申し子・藤原竜也が高杉役で映画の最後に登場して ~続~ で完璧」とキャスト予想が盛り上がっているよう。福田ファミリーがどのくらいキャスティングされるのかも見どころの一つかもしれない。

 気になるストーリーについても、時期は不明だが発表予定とのこと。第三弾キャスト、ストーリーとまだまだニュースが続く映画「銀魂」。どのストーリーが映画化されるのか、『銀魂』を読みながら予想してみてはどうだろうか。

■映画「銀魂」
公開日:2017年予定
原作:空知英秋
監督:福田雄一
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈 ほか
⇒映画「銀魂」公式サイト

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■『銀魂』65巻
著:空知英秋
価格:432円(税込)
発売日:2016年8月4日(木)
出版社:集英社

良知真次らによるサプライズライブも披露!超歌劇『幕末ROCK』黒船来航、製作発表会
 ペリージュニアのガーターベルトの上にある絶対領域にくらくらします。
2016年8月20日(土)より京都・東京で上演される、超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末ROCK』黒船来航 の製作発表会が8月7日(日) に都内で行われた。本作は、2014年に初演、続いて2015年に再演され、両公演とも大好評のうちに幕を閉じた超歌劇『幕末Rock』の新作公演。今回の製作発表会には、良知真次(坂本龍馬役)、糸川耀士郎(高杉晋作役)、三津谷亮(桂小五郎役)、輝馬(土方歳三/誠仮面役)、佐々木喜英(沖田総司役)、山岸拓生(お登勢役)、岩崎大(勝海舟役)、吉岡佑(井伊直弼役)、Kimeru(徳川慶喜役)、兼崎健太郎(マシュー・カルブレイス・ペリー・ジュニア役) が登壇。全員がキャラクタービジュアルと同じ衣装に身を包み、意気込みや見どころを語った。
良知は「ゲーム、アニメとなって、それから最終章として舞台版をやらせていただきました。それが皆さんのおかげで再演ができました。お待たせしてからの続編ですので、皆さんの期待以上のものをお届けできるように頑張ります。続編が成功した暁には、ライブができればと思います」と語ると、会場に駆け付けたファンから大きな歓声が上がった。
皆からイジられることで製作発表を盛り上げていた三津谷は「初演、再演のファンの応援があったことで、僕が引き継いで出演することができました。無限大の笑顔で帰っていただけるように頑張っていきます」と宣言。すると、この日の司会を務めた山岸が「無限大の笑顔だって(笑)」とイジり、会場は笑いに包まれた。
メインキャストの中で最年少となる糸川は「すごくプレッシャーがあるんですが、舞台の上で高杉晋作として生きることを誓います。僕が歌う時は緑のペンライトが少ないことが予想されるんですけど、僕の歌声で全部を緑に変えてみせます」と自信を覗かせ、最後に「お前ら見てろよ!」とキメると、ファンから一際大きな声援が飛んでいた。
今作から新楽曲「共鳴進歌」を歌うことを発表した佐々木は「ずっと待っていました。今まで僕一人だけソロが一曲のみでしたが、やっと「共鳴進歌」を歌えることになりました。かなり踊っていて、超カッコいいナンバーとなっています」と、待ち望んだ新楽曲への思いを披露 。続いて、輝馬は「まだ稽古中なんですけど、現時点でとんでもなく盛り上がれる曲ばかりなので、皆さんの想像以上のものを出せると思います。酸欠にならないように頭を振って楽しめる曲ばかりなので、期待して下さい」と今回の楽曲についてアピール。
岩崎は「新キャラなので、新しい風を吹かせられたらなと思っています。若く見えるので、もっと老けて見えるようにと言われている点が役作りでは大変。それが今の頑張りどころです」と新キャラとしての意気込みをコメント。同じく新キャラのペリー・ジュニアを演じる兼崎は「自分で世界一のロッカーと言ってしまって、どんどん自分の首を絞めちゃうキャラです(笑)。その分、お客さんの期待値も高いだろうし、坂本龍馬たちをさらに超えていかないといけない部分もあるので、いい意味で期待を裏切れるように頑張りたいです」と気合い十分に語った。
Kimeruは「今回はオリジナル要素も足されていたり、井伊直弼との出番が増えています。見どころもいっぱいあって、全21曲 の楽曲の中には新曲だけでなく昔の曲もたくさん出てきますので、楽しみにしていて下さい」と見どころを説明。その井伊直弼を演じる吉岡は「井伊直弼としてまだまだかもしれませんが、日々精進して皆様に良い作品を届けられるように頑張っていきます」と語った。
そして、今回の公演で歌われる楽曲については、「暁のFreebird」、「L or R」、「共鳴進歌」、「グラデーション」、「GOD BREATH」、「絶頂SPIRAL」、「不完全パズル」、「WHITE」、「MASTER COMMUNICATION」の9曲が会見と公式サイトで発表され、さらに良知から「今回はメインキャストの全員が歌うんですよ」と新情報が披露された。
製作発表会の終盤にはサプライズライブとして「WHITE」が歌われたほか、ファン向けの写真撮影会が行われるなど大盛況の製作発表会となった。
超歌劇『幕末Rock』黒船来航は、8月20日(土)・8月21日(日)に京都・京都劇場にて、9月3日(土)から9月9日(金)まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて上演される。
※岩崎大の「崎」のつくりは、正しくは「大」の部分が「立」。
(C)2014 Marvelous Inc./幕末Rock製作委員会
(C)2014 Marvelous Inc./超歌劇『幕末Rock』製作委員会
(取材/櫻井宏充)

“超歌劇『幕末Rock』黒船来航”キービジュアルと一部楽曲が公開
 楽曲、もちろん「不完全パズル」入ってますよね(笑)。
●披露する楽曲は全21曲予定!

 2016年8月20日(土)より順次、京都・東京で上演される“超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』黒船来航”について、キービジュアルおよび劇中で披露される一部楽曲が公開された。


幕末Rock黒船_KV
●楽曲(一部)

「暁のFreebird」
「L or R」
「共鳴進化」
「グラデーション」
「GOD BREATH」
「絶頂SPIRAL」
「不完全パズル」
「WHITE」
「MASTER COMMUNICATION」
ほか(全21曲)予定
※楽曲は変更になる可能性もございます。


●ストーリー

太平洋――。他国へと繋がる大海の荒波を突き進む四隻の蒸気船があった。
「イッツロケンロゥ!ゴキゲンな荒波だ」
メリケンの使節のひとり、ペリー・ジュニアがひとり、船の舳先に立ち逆巻く荒波を楽しげに眺めている。
黒船は浦賀の港へ突き進む。
これが後の世に黒船来航と呼ばれる出来事の始まりだった。
時は経ち、ロック修行の旅へと出ていた坂本龍馬が、久しぶりに江戸の地へと訪れるとそこでお登勢と再会を果たす。
お登勢とともに、高杉晋作、桂小五郎の住む老中・勝海舟の邸宅に向かう龍馬。
ふたるとも再会した龍馬のもとに、帰宅した勝海舟がこう告げる。
「雷舞(ライブ)でペリー・ジュニアに勝ってほしい」と。
龍馬たちは超魂(ウルトラソウル)の誇りを胸に戦いを決意する。
雷舞当日、新選組の土方歳三、沖田総司とも再会を果たした龍馬たちは、 超魂團(ウルトラソウルズ)再集合を果たしジュニアに戦いを挑む。
だが、超魂團(ウルトラソウルズ)はジュニアの本場のロックに全く太刀打ちできなかった。
ジュニアの胸元にはなんと複数の超魂(ウルトラソウル)が光り輝いていた……。


●公演概要

◆公演名:超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』黒船来航
◆公演日程:
・京都(京都劇場):2016年8月20日(土)~21日(日)
・東京(EX THEATER ROPPONGI):2016年9月3日(土)~9日(金)
◆キャスト:坂本龍馬役:良知真次、高杉晋作役:糸川耀士郎、桂小五郎役:三津谷亮、土方歳三役:輝馬、沖田総司役:佐々木喜英/お登勢役:山岸拓生、勝海舟役:岩崎大/井伊直弼役:吉岡佑、徳川慶喜役:Kimeru/マシュー・カルブレイス・ペリー・ジュニア役:兼崎健太郎
アンサンブル:山沖勇輝、山田諒、佐藤優次、仲田祥司、池田謙信、吉田邑樹、新開理雄、狩野新之介、市川耕大、竹井弘樹
◆原作:『幕末Rock』(マーベラス)
◆脚本・演出:吉谷光太郎
◆音楽制作:テレビ朝日ミュージック
◆振付:MAMORU
◆協力:ギブソン
◆主催:マーベラス、テレビ朝日ミュージック、NBCユニバーサル・エンターテイメント、NAS

(C)2014 Marvelous Inc./幕末Rock製作委員会
(C)2014 Marvelous Inc./超歌劇『幕末Rock』製作委員会
落語会でなく、トークライブ。だからロフトプラスワンというライブスタジオで開催。

 この会の趣旨については、企画&MCやっている立川吉笑さんのブログ記事参照。
 一言だけ引用すると、
それは「立川流ってちょっとヤバいんじゃない?」ということ。

MC: 立川吉笑
出演: 立川志ら乃、立川こはる、立川談吉、立川志の太郎、立川寸志

・孫弟子世代(特に家元が亡くなられて以降に入門した世代)は、談志のファンであるどころか、談志を知らない。
・事務局がない。複数の事務所があるが統轄的な役割でない。
・横の交流がない(特に志の輔一門は二つ目になるまで付き人兼運転手で交流しようがない)
・他の一門に比べると若い前座二つ目は太鼓下手すぎ。練習しない。

 他にも、ここには書けないことも指摘された。

 談志ファンも高齢化している。立川流だからといって見てくれる固定ファンはたぶん減っていると思う。シブラクとか、一門内や一門外とのコラボとか、今の落語に感度のあるファンを獲得していく努力がないと、ファンも増えないし、一門としてのブランドも確立できないだろう。
 この会で積極的に発言された方には、さらに一門の若手内での動きを活発化できるよう、期待。
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