忍者ブログ
新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
渋谷に福来たるSPEICIAL2018 落語フェスティバル的な
百花繚乱 渋谷春の特撰落語会

道具や/彦星

初天神/生志
 飛行機で喉をやられたとのことで声を張れない師匠。

二階ぞめき/花緑
 久しぶりに拝見。若旦那ネタをさらに発展させ、オーバーアクションなものの大いに笑えました。現代的な話し方が、AKB追っかけてるお坊ちゃまと思えばいいなと。

鶴満寺/雀々
 爆笑派とは知っていたものの、こんなに笑わせるなんて。台湾人のバスツアーで京都から山中湖で通訳付きで小咄や落語をやったという枕もアクションが大きくて爆笑もの。
 そして初めての上方ものながら、愛宕山よろしく桜の花見にハメモノがあり、寺男を酒でぐでんぐでんに酔わせるところは上方言葉が分からなくてもアクションで爆笑できる。

中入り

一眼国/扇辰
 中入り後は両国の見世物小屋と賑わいのある枕からSFチックな、味わい深いネタ。多数派と少数派の違いで見世物を見る側と見られる側が入れ替わる。現実に置き換えるとひやりとする。

武助馬/鯉昇
 芸協所属なのでなかなか機会がないのだけど、この方も爆笑派。初めて聴いたけどやっぱり大笑い。

渋谷に福来たるSPEICIAL2018 落語フェスティバル的な
落語ムーヴ 春一番2018

おしゃべり
 正太郎さんと白酒さんと談笑さん。三三さんは小田原から移動中とのことで(三三師匠のマクラでネタになってた)。
 いきなり時事ネタで相撲の土俵に女性を上げることに会場の賛否を拍手で取られる。伝統芸能好きが集まっているので相撲の伝統としきたりを重視する人が多いかといえば、渋谷に福来たるの会場は否定派多く、途端にステージの空気変わる。まぁ落語家ですから。

権助魚/正太郎
 昨日権助ネタを聴いたばかりなのでちょっと被った感じあり。

幾代餅/白酒
 お得意ネタ。ちょっとカリカチュア部分多いのはじっくり聴かせるよりどっかん笑わせる方を選んだのかな。

中入り

元犬/三三
 白酒師匠が柳家を軽くいじったのをいじり返したり、昼間の小田原での仕事ぶりをちょっと紹介したり。
 笑い多めの元犬。そして、このオチ方は三三さんオリジナルか。笑いつつもよかったねーといいたくなるいいオチ方。

子別れ 昭和編/談笑
 古典ネタが続いたので談笑師匠はどう締めるかと思ったら昭和か。まだまだ進化してるなとは思う。女性目線だと復縁を頭から否定していたおかみさんが最後に翻心するところの心のうちを丁寧に描いて欲しかったな。




PR
4.14国会前にも行きたかったが、昨日下ろしたてのサンダルで左右の足に大きな靴擦れができて帰宅困難なほど大きな皮むけができて長距離歩行が無理だし、渋谷に福来たるの昼夜チケット取ってしまったし。

昼の部「プレミアム大吟醸」

入船亭小辰/子ほめ

柳家権太楼/佃祭

仲入り

五街道雲助/持参金

柳家小菊/粋曲

柳家さん喬/素人義太夫
 ネタ帳は「寝床」だけど宴席のとこでサゲ、定吉が泣かなかったので「素人義太夫」。さん喬さんも最後にそう伝えてました。

夜の部「江戸暦」
 最前列で全身がよく見える。歌舞伎もそうなんだけど落語も空間大事。他の人に遮られない空間で見る芸はいつも以上にインパクトある。

あおもり/まんじゅうこわい

文菊/権助提灯
正妻とお妾さんの演じ訳がすごい。そして権助のインパクト(笑)。

文蔵/笠碁
へぼ碁打ちのご隠居さん二人が子供みたいにムキになるところが可愛い。

お仲入り

馬石/湯屋番
見た目が若旦那っぽい馬石さん、妄想に浸りすぎて可笑しい。

一朝/抜け雀
 本日の大一番。大好きな噺を大好きな江戸弁で聞く嬉しさ。これぞ正統派「抜け雀」。


今年は頑張って通います、毎日新聞主催の「渋谷に福来たる」。初日の夜公演は「春風亭昇太と仲間たちⅡ」。

トーク 昇太、彦いち、白鳥
みんなで白鳥さんいじる 
大ヒットは「ポメラニアンの鉢植え」。お腹痛くてしばらく復帰できなかった。

三遊亭粋歌 銀座なまはげ娘

三遊亭白鳥 落語の仮面第四話
『テレビ仮面舞踏会』
花ちゃん、笑点の座布団運びになる。昇太さんをいじり倒し、ちょっと持ち上げる。

~お仲入り~

林家彦いち つばさ

春風亭昇太 オヤジの王国
国性爺合戦、愛之助は結構ニンに合っていたと思うけど、主人公としてストーリー全体に絡んでないんだよね。芝翫は主役より主人公のライバル役の方が映えるかも知れない。そして、日本人女性代表の渚お母さんと義理の娘錦祥女が男たちの選択のために自殺する必然性がわからず、納得いかない。。
 男女道明寺はいつもの道明寺を男女で踊り分ける。雀右衛門さん(立役を引き立てる女形としては素晴らしいと思う。だからこそ、酷使されないで長生きして欲しい)、松緑さん、気持ちいい踊り。
 芝浜革財布は落語で見知ったストーリーだけに、勘三郎さんで見たかった。。

 於染久松色読販は、色悪の仁左衛門、悪婆の玉三郎がいいだけに、物足りなかった。ちっぽけな悪事が失敗したところで終わって残念、せめて髪結新三ぐらいには活躍して欲しかったんだよな。。
 でも神田祭で仁左玉のラブラブは国宝だなと思った。これ見られただけで今日は満足。
 そして滝の白糸。歌舞伎座でやる意味としては玉三郎が演出で壱太郎と松也という若手が主役級という若手養成の意味はあったし、お芝居としてもかなり熱演だったと思う。
 ストーリー展開上自分が疑問符つけたところは、新派のストーリーがそうなっていたらしく、泉鏡花の原作は納得入ったというのは私が近代人だからかも。滝の白糸がいくら大金を強奪されたからと言って、助けを求めて入り込んだ高利貸しの家で殺人するというのはイマイチ説得力がない。強奪する側と金を貸す側がぐるだったと知って激高する、というストーリーの方が説得力ある。そして、最後の場面の順番も原作の方が納得する。。まぁ歌舞伎という手法はリアリティを必ずしも追求しない、という理屈ではあるのだけど。。

三月大歌舞伎 美、際立つ「莨屋」=評・小玉祥子
 昼の序幕が「国性爺(こくせんや)合戦」。愛之助の和藤内は、声が通り、荒事らしい力強さと稚気があり、芝翫は甘輝にうってつけの容姿で大きさがある。華やかさに加えて情がある扇雀の錦祥女、強さと優しさのある秀太郎の渚、東蔵の老一官とそろう好舞台。

 中幕の「男女(めおと)道成寺」は四世雀右衛門七回忌追善。雀右衛門の花子は体の使い方が美しく、「恋の手習い」など愛らしさにあふれる。松緑の狂言師左近が軽快だ。

 最後が「芝浜革財布」。芝翫の政五郎と孝太郎のおたつが世話物らしい夫婦の機微をおもしろく見せた。

 夜の最初が「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」の「莨屋(たばこや)」「油屋」。鬼門の喜兵衛(仁左衛門)と土手のお六(玉三郎)の場面に絞っての上演で、すごみと色気がある喜兵衛と歯切れ良く伝法なお六である。薄汚れた「莨屋」で早桶(はやおけ)や死人を用いるグロテスクさが2人の美を際立たせ、別世界が現出する。「油屋」のゆすりは、2人の息が合ってテンポが出た。橘三郎の久作が好演。

 中幕は舞踊の「神田祭」。仁左衛門の鳶頭が粋で、玉三郎の芸者があでやか。

 最後が「滝の白糸」(泉鏡花原作、高田保脚本、坂東玉三郎演出)。水芸の芸人、滝の白糸(壱太郎)と法律職を志す青年、村越欣弥(松也)の悲恋物語。壱太郎が初々しく、欣弥へのいちずさを表現し、松也は法廷の場面で、セリフに説得力を出し、さわやかだ。歌六の春平、彦三郎の南京寅吉、米吉の桔梗がふさわしい味わい。【小玉祥子】

歌舞伎座で27日まで
<評>歌舞伎座「三月大歌舞伎」 新派の「白糸」上演、刺激に
 昼の部は「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」から。片岡愛之助が初役で和藤内(わとうない)をつとめる。中村芝翫(しかん)の、これも初役の甘輝(かんき)が若々しくも堂々とした将軍でいい。片岡秀太郎の母渚は、情愛と強さとをメリハリの利いた演技で見せる。中村扇雀の錦祥女(きんしょうじょ)、中村東蔵の老一官。

 「男女道成寺(めおとどうじょうじ)」は先代中村雀右衛門の七回忌追善狂言。姫や娘の印象の強かった雀右衛門が厚ぼったい色気をのぞかせる。尾上松緑も安定感のある洒脱(しゃだつ)な踊りで、ともに役者ぶりがぐっと大きくなった。

 他に芝翫、片岡孝太郎の「芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)」。

 夜の部「於染(おそめ)久松(ひさまつ)色(うきなの)読販(よみうり)」は「莨屋(たばこや)」「油屋」の二幕。片岡仁左衛門の鬼門の喜兵衛、坂東玉三郎の土手のお六は四十一年ぶりの顔合わせ。喜兵衛の凄味(すごみ)、お六の愛嬌(あいきょう)とも申し分なく、鶴屋南北の描いた江戸の闇が浮かび上がる。

 続く「神田祭」はガラリと趣を変えて、この二人が鳶(とび)頭と芸者に。息の合った濃厚なむつまじさに客席が大いに沸く。

 最後は玉三郎演出による新派の名作「滝の白糸」。中村壱太郎(かずたろう)の白糸はしなやかで美しく、尾上松也の村越欣弥は法廷での長ぜりふを鮮やかに聴かせる。しかし、いずれも刹那的な激しさ、危うさのひと味物足りないのが惜しい。中村歌六の春平は情理を尽くしたせりふが見事で引き込まれる。坂東秀調の太夫元、坂東彦三郎の南京寅吉も好演。他に中村歌女之丞、中村京妙、坂東守若と、ベテランの女形が確かな存在感を発揮した。新派と歌舞伎は単純に連結できるわけではないが、新派の演目を歌舞伎で上演することは双方に良い刺激となる。二十七日まで。(矢内賢二=歌舞伎研究家)
五木ひろし歌謡ショーの休園日に開催されたそうで(笑)、白酒師匠によると楽屋はこれでもかというほどの胡蝶蘭の鉢が並んでいるとか。
11時開演の昼公演というのも落語会には珍しいですね、しかも中入りが30分あって、明治座に併設された食堂を予約してなくても近所のコンビニやフレッシュネスバーガーか蕎麦屋で食事ができる。
 また、ひとりひとりの演者の時間がたっぷりあるのも寄席にはないところですね。おかげで前座さん合わせて4名の上手の落語をたっぷり楽しむことができました。
 お客さんは明らかに70代のご夫婦連れが最頻値。笑いどころを分析するとあまり落語をご存じない方が多いような。それでも今回は楽しんでいただけたかと思います。

弥次郎/市若
 市馬さんの弟子で32才、オランダのアムステルダム出身というのがなかなか面白そう。去年前座になったばかり(ここのところ落語界は入門希望者が多く、昨今の住宅事情では内弟子もそうそう取れず、前座になるのも待機状態と聞いた)だけどなかなか滑舌はよく、噺として聴けるレベル。
 そして、得々として噓八百の旅行の土産話をする弥次郎が結構ニンに合う。北海道(というからには明治時代以降に成立した噺なのだな)で火事見物して凍った火事を土産にもらった、恐山に上って山賊と闘い、さらに猪と闘った。噺のオチは「そこが獣のあさましさ」。落語ならではのゆるいオチ。

佐々木政談/白酒
 ピンクの着流しに羽織。今日がひな祭りで、名前が白酒で、この着物の色からして出オチ。さすが明治座で楽屋の数が半端じゃないこと、五木ひろし公演の合間で祝いに贈られた胡蝶蘭の鉢がこれでもかと並んでいること、芝居で大岡越前や遠山金さんがなぜヒーローなのか、などなどちょっと長めのフリ。
 お得意の佐々木政談。白吉くんの腕白ぶりと南町奉行佐々木信濃守との頓知対決が面白く、後味のいい噺。

中入り

河内山宗俊/談笑
 日本橋から人形町にかけては雰囲気のよい下町で、自分は下町でもD級からE級の砂町銀座出身で、30年ぶりの同窓会に出たら同級生の女性はみんな金髪に染めてバツイチだった、というところから。
 おお、音源では聴いたことがあるけどひょっとしたら生では初めてかも知れない「河内山宗俊」。桜の上野山、不忍池あたりが舞台の芝居噺。談笑さんならではの入れ事はあるけど、改作というほどではなく、古典バリバリの市馬師匠に繋ぐためのネタにしたのでは。

三十石 夢の通い路/市馬
 Twitter情報ではインフルエンザ開けだそうな。でも気持ち良く船頭歌(はめものあり、裏方から男声で合いの手が入り、寄席以上に豪華だった)。
 寺田屋の番頭さんの名前と住所改めは、最初は鴻池善右衛門と住友(実は炭屋の友吉)。その後芝居ネタで江戸花川戸の幡随院長兵衛と助六とか、照手姫とか、武蔵坊弁慶とか、小野小町とか。この辺りは最近歌舞伎づいてる私には嬉しい。後半は並河 益義 山﨑 松尾 小林 盛夫 松岡 克由 郡山 剛蔵と落語家の本名ネタなんだけど、私以外に笑う人少ないのが悲しいなぁ……郡山剛蔵は小三治師匠の名前ということでなく仰々しい名前ってとこが笑われてるし。年齢的に昭和の大名人たちをテレビやラジオで聴いていた世代が多かったと思うけど、まぁ落語家の本名を知らない程度に落語知らないレベルの方々が多かったのだろう。それはそれで、今日の落語に来て頂いただけでもありがとうございますと思う落語ファン。
 市馬さんの船頭歌にお囃子さんが三味線や太鼓をつけ、裏方さんが合いの手を入れる。それだけで普段の寄席より豪華です。さすが明治座です。ありがたい。。


人気の高麗屋さん三代襲名披露ですが昼夜とも千秋楽の席(しかも夜の部は初の仁左玉)をうまくゲットできました。去年せっせと歌舞伎に通って会員ステージを上げておいたからなのですが、それでも3列目。1列目をゲットするには相当に善行を積まねばならないようです。

歌舞伎美人 二月大歌舞伎

草間彌生×歌舞伎! 高麗屋三代襲名披露の「二月大歌舞伎」で巨大祝幕が登場
 ポップで祝祭感のある祝幕でした。

【昼の部】
春駒祝高麗
 けっこう配役のいい曽我物だったけど、眠気が……。

一條大蔵譚
 新幸四郎さん頑張っていたと思います。私のデフォがテレビ視聴とはいえ仁左さまなので、阿呆の振りにも色気や哀しみやら複雑さが欲しいところです。


 海老さまの十八番なのだけど、うーんこれでいいのから。。

井伊大老
 素晴らしい。特に吉右衛門の井伊大老と雀右衛門のお静の方が三月二日の夜を過ごす場面が。

【夜の部】
熊谷陣屋
 新幸四郎さん、こちらの方が出来がよかったと思います。菊五郎さんの義経が若々しく(ちょっとふくよかだけど)賢く情けある大将ぶり。魁春さんの相模も雀右衛門さんの藤の方もバランスよく新幸四郎さんを盛り立ててました(それにしても雀右衛門さんを酷使してるなぁ松竹。昼の部夜の部と一旦切れているけど休息が一時間もないような)。四天王も隼人・巳之助・歌昇・萬太郎と若手が揃って豪華。左団次さんの弥陀六が素晴らしかった。

壽三代歌舞伎賑 木挽町芝居前
 通常の口上でなく、木挽町の芝居小屋に高麗屋さんの口上を聴きに関係者が集まってくるという芝居仕立てがいい。何でも今回は歌舞伎座始まって以来の幹部出演者数ということで(偶数日に海老さまと組む菊之助さんが見られなかったくらいで)すごい賑わい。
 最高幹部のひとり藤十郎さんが先月は口上を取り仕切る体だったのが、今月は挨拶代わりの台詞ひとつで、観客席から見ていてちょっと痛々しい感じだったなぁ。。ご高齢によるところは個人差があるので何とも言いようがないが、ほんの一ヶ月で素人目にもかなり力が弱った感じする。

仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場
 新白鸚さんの安定感。新染五郎さんは力弥としてちらっと出て来ただけ、まだ13才なので才能を云々するレベルではないけど美少年なのは間違いない。
 そして初めての仁左玉。仁左衛門さん演じる寺岡平右衛門と玉三郎さん演じる遊女お軽は兄妹でウフウフキャッキャッしてる感じが可愛い。。そんな兄が妹を殺そうとする一瞬の変化がこの場面の見どころ。
 そして幕引きの場で仁左さまの目が場内を巡ったところで♡






約一ヶ月前、大雪のため順延された口演。右手首骨折しててまだ右手をかばっている自分は大雪での外出を早々に諦めたので、昼前に順延を決定してくれた成城ホールに感謝。
 仕切り直しということで八割から九割の入り。

らくだ/立川談笑
 談笑版「らくだ」は何回か音源込みで聞いている。何パターンかあるそうだが、初めて発表される後段の「外伝」に繋げるため、談笑風味の陰惨な展開は抑え、古典に比較的に近い形に。談笑版「夏のお嬢さん」ではなく古典「かんかんのう」が聞けたのは、トークによると仕込みを忘れたので今日のアドリブだったようだ。
 でも談笑版らしいのは「ゲ○指南」とかところどころに別のネタを散りばめていたりするところ。
 談笑版は後段で屑屋がらくだの死体に憂さを晴らすようなスプラッタな行動を正当化するために、いかに生前のらくだが悪い奴だったかという仕込みがあるのだが……今日は、後段に繋げるため、その設定はなし。また、屑屋が魚屋に頼んだ「あること」という設定もなし。
 でも古典に近い談笑版らくだも、なかなかよかった。

らくだ外伝/立川談笑
 丁の目の半次と屑屋がらくだを荼毘に付した朝、ある人物が長屋を訪ねてくる。その人物から語られる、生前のらくだのまったく違う人物像。
 そして、「らくだ」の由来。
 短い噺だったけど、さすが談笑さん。こう来たかー、という、らくだ像。

トーク/立川談笑・広瀬和生
 広瀬さんのトークで出て来た、「らくだ」を演じた落語家さん。上方は初代春団治。東京は談志はもちろん、市馬さん、文蔵さん、それから観客の一人から声がかかって一之輔さん、あたり。
横浜駅に出てくることは滅多にない。買い物があれば都心に行くし、落語関係で行くとすると桜木町の方が(横浜にぎわい座とか神奈川県民ホールがあるので)確率高い。なので、初めての横浜新都市ホール@横浜そごう。ざっと500人は行けそうないいホールですが、パイプイスは腰痛持ちには辛いかも知れない。。
 そして市馬師匠。年末に行くつもりでチケット取っていた歌謡ショー@きゅりあんには右手首骨折入院で行けず、リベンジ。市馬師匠の声で心が浄化されるので、節分立春にはもってこい。

たらちね/市坊
 市馬さん門下の前座さん。市馬さん門下は市楽・市江・市弥・市童と二つ目の兄弟子のクオリティ高い。市坊さんも私にとっては初めてお見かけするお弟子さんだけど「たらちね」はかなりこなれた口演で笑わせてくれた。声質がいい。

厄払い/市馬
 そうか、今日は節分でしたね。節分の厄払いの口上を市馬師匠で聴ける幸せ。
 与太郎が活躍する「厄払い」はライブで聴くの初めて。おじさんに口移しで教えられた口上がまともに言えずとんちんかんな与太郎の口上を楽しみ噺なんだけど、市馬さんの美声を聴くだけで幸せな気分になれる。

転宅/市馬
 中入り前に続いてもう一席。落語界の泥棒といったら間抜けで、雷門の仁王様に踏まれる泥棒の噺から「転宅」。市馬師匠はあまり艶っぽい噺を得意とされないのだけど「転宅」「厩火事」は鉄板です。

粋曲 柳家小春
 初めてです。柳家紫朝さんの弟子で小菊さんや紫文さんの妹弟子筋なんですね。
 今日は都々逸、小唄、端唄、など。「梅は咲いたか」「さのさ」とか好き。

二番煎じ/市馬
 小春さんの相撲甚句を取って市馬流で甚句をひとくさり。また歌舞伎の「三人吉三」のお嬢吉三の名台詞「こいつは春から演技がいいわえ」の解説。
 まぁいろいろあった一年を市馬師匠の名調子で新年に改めさせていただくありがたさ。
 そして「二番煎じ」は「火の用心 さっしゃりましょう」だけでなくあちこちで市馬師匠の美声で楽しめます。寒い冬の夜の夜回り、そして番屋でいただく燗酒と猪鍋。帰りがけ、日本酒の燗で一杯やりたいという声がちらほら。

よってたかってシリーズは好きで大体欠かさずチケット取っていたのだけど、喬太郎トリの昼の部チケットが全然取れなかった。ネットオークションでもほとんど出ない。。
 でもネット上の感想見ると化学変化を起こす前に終わったかも知れない。狙ったように行かないのも落語会の面白さ。

 で、チケット取れた夜の部は前半が新作らくご祭りで、後半はがっつり古典。

黄金の大黒/じゃんけん
 兼好さんの二番弟子。

銀座なまはげ娘/粋歌
 銀座の高級ジュエリーブランドとなまはげのミスマッチが面白い。

スナックヒヤシンス/きく麿
 きく麿さん初めてかも知れない。うーん、白鳥さんの「マキシム・ド・呑兵衛」聴いてるとあまりインパクトないというか。。

秘密の花園/白鳥
 いきなり、ほとんどねたおろし。しかも「隅田川母娘」に続く禁断の菊のご紋ネタ。磨けば光るいいネタだと思うけど、次、どこでかけらけるか(^_^;)。個人的には国立演芸場とか、有楽町から三宅坂辺りでまた聴きたい……って白鳥師匠がご無事でいられたらだけど。

猫の皿/兼好
 中入り後は、空気を変えるのが上手な兼好師匠。前半のおさらいをしつつも、新作まつりでちょっと空気が「??」みたいな人も安心できる雰囲気にしつつ、古典にいざなう。
 そしてオチがきいてる「猫の皿」。じっくり仕込みをして、山里の茶屋で一息つく果師(はたし)が茶屋の店先にうろつく汚い猫のご飯皿に気付いて儲けようとするところまではゆっくり。一杯食わすつもりが食わされるところはさらっと。見事。

鰍沢/三三
 こういう寒い冬に絶好のネタ。落語を生で聴き始めて7年になるけど、この大ネタは季節を選ぶし、なまなかな演者ではまともに聴けないので、たぶんまだ数回。1000人収容するよみうりホールで全員を鰍沢の世界に連れて行くのはなまじの巧者でもできることではない。
 けど三三は大したものだ。雪の鰍沢に迷い込んだ江戸の旅人、再会した吉原の花魁のなれの果てである「月輪のお熊」の、歌舞伎でいうところの悪婆といったところの存在感。ジェットコースター的でサスペンスとアクション多量なさげ。お見事でございます。
高麗屋さん三代襲名、楽日の昼夜チケット入手して行ってきました。
【昼の部】
箱根霊験誓仇討
 勘九郎さんの滝口上野と七之助さんの女房初花が息合ってて好き。猿之助さんが怪我でこちらは出られず(寺子屋で涎掛けで出演)、愛之助さんが奴筆助と仇の飯沼勝五郎を二役で。秀太郎さんの母早蕨も含めてバランスがよく出来ていた。

七福神
恵比寿 又五郎
弁財天 扇雀
寿老人 彌十郎
福禄寿 門之助
布袋 髙麗蔵
毘沙門 芝翫
大黒天 鴈治郎
 すごい重量級。。

菅原伝授手習鑑
車引
 もうね、勘九郎の梅王丸の動きがすばらしくて、あと七之助さんの桜丸が凛々しくて、そっちばっかり目に入って新・幸四郎さんの松王丸が(^_^;)。彌十郎さんの時平も大きくて迫力あった。

寺子屋
 猿之助さんがお子さんたちに混じって涎くくり与太郎で演じられていたところがよかった(^_^;)。怪我されて以来、舞台で観るのはこれが初めてではないかと。

【夜の部】
相撲場
 やっぱり大阪弁ネイティブの愛之助さんがつっころばしの与五郎と血気盛んな放駒長吉をやったせいで、無理なく大坂舞台の芝居の味が出てよかった。

口上
 幹部そろっての口上、ちゃんと中村屋兄弟が入ってるの嬉しい。そして七之助さんが新・幸四郎さんの出演歴のうちなぜか「くさや」(宮藤官九郎さんの『大江戸りびんぐでっど』)を口にしたので大爆笑。私はリアルで見てないけどDVD見てるから「さむいよー」「くさいよー」思い出してしまった。
 挨拶をリードした坂田藤十郎さん、少し呂律が回っていない。

勧進帳
 新・幸四郎さんの弁慶、新・染五郎さんの義経で。

相生獅子
 扇雀さん・孝太郎さん。
三人形
 傾城は雀右衛門さん、若衆は鴈治郎さん、奴は又五郎さん。
カレンダー
03 2018/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
9 10 12
16 17 19 20
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新コメント
[07/23 白牡丹@管理人]
[07/23 伊藤哲也]
[07/23 白牡丹@管理人]
[07/23 伊藤哲也]
[12/31 白牡丹@管理人]
[12/31 本が出たようです]
[12/22 白牡丹@管理人]
[12/22 yutaroda]
[10/18 白牡丹@管理人]
[10/18 ゆーじあむ (Yuseum)]
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
プロフィール
HN:
白牡丹
性別:
非公開
自己紹介:
幕末、特に新選組や旧幕府関係者の歴史を追っかけています。連絡先はmariachi*dream.com(*印を@に置き換えてください)にて。
バーコード
Livedoor BlogRoll
本棚
Copyright ©  -- 白牡丹のつぶやき --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by White Board

忍者ブログ  /  [PR]