2月4日〜5日の幕末ニュース

　あまり多くはありませんが。



福島

きずな強く深める交流／「バルトの楽園」鳴門市訪問団、若松に／新選組姿でもちつき、舞も

　1月29日付の福島民報の記事を見落としていたもので(^^ゞ。

　「東映映画「バルトの楽園（がくえん）」の会津ロケに合わせ、映画の舞台となる徳島県鳴門市の訪問団が２８日、会津若松市を訪れた。映画の主人公で会津若松市出身の松江豊寿を縁に結ばれた両市はさらにきずなを強め、交流の発展と映画の成功を誓った」。

　「菅家、亀井両市長をはじめ両市の代表１０人ずつが会津ゆかりの新選組の法被姿でもちをつき、出席者に振る舞った。東山の芸妓（げいぎ）衆はあでやかな舞で訪問団を歓迎した」……うーむ、なぜ浅葱色ダンダラかは一応説明されてますが、新選組の扮装でなくてもよかったんじゃ(苦笑)。



コラム

わくわくgoods 本物超える迫力の地図

　末尾に「幕末の江戸や京都を再現した絵図は、時代小説に登場する場所の位置関係を確かめる助けにもなる」と、幕末関係の一言が。

幕末の志士大集合　フルベッキ写真の謎

　「四十数人の若者が外国人教師フルベッキを囲んでいる古い群像写真。西郷隆盛や坂本竜馬ら志士たちが集合した記念写真との触れ込みで、忘れたころに世に現れる。以前から、研究者の多くは『英傑大集合などではない』と相手にしていない」……と、なかなか面白い記事です。

　「『こちら特報部』では、その直後、三回にわたって『追跡・謎の写真』を連載、長崎にあった佐賀藩校『致遠（ちえん）館』の生徒とフルベッキの写真で、撮影は一八六八（明治元）年から二年の間に撮られ、『英傑大集合』ではないとの結論に至った」。

　「さらに〇四年十二月、朝日、毎日、日経の各紙に『幕末維新の英雄が勢ぞろい』『歴史ファン驚きの写真』と、写真を焼き付けた十二万六千円の陶板額の広告が掲載され、『新聞に掲載されたのだから本物か』と謎が再燃した」。

　その後、特報部としての検証が紹介され、"英傑"写真ではないという結論になっていますが、末尾には「写っている”英傑”たち」の名前紹介があって、噂の拡大に一役買ってしまいそうな気がしなくもありません(苦笑)。