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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 昨日今日の幕末ニュースです。

宮城
東北弁「ハムレット」東京へ 仙台の劇団が公演
 シェークスピアの劇を、東北弁で上演している仙台市の劇団「シェイクスピア・カンパニー」(主宰・下館和巳さん)が16、17の両日、6年ぶりの東京公演に挑む。演目は、悲劇「ハムレット」の舞台を幕末の奥州に移した「破無礼(はむれ)」。愛憎や悲しみを豊かな方言で表現する。
 「破無礼」は、戊辰戦争時に奥羽列藩同盟に加わった、ある藩の御曹司破無礼が主人公。父王を叔父に殺された王子ハムレットの復讐(ふくしゅう)と苦悩、宰相の娘オフィーリアの狂乱など、あらすじは原作と同じだ。
 翻訳・脚本、演出は下館さん。2000年に脚本に着手し、今年3月に仙台で初演した。「悩みながらも行動に移せず、結局、会津を助けられなかった東北の諸藩は、ハムレットの姿と重なる」と制作意図を語る。

 制作意図のコメントに、とても複雑な心境になります。東京にいたら公演を見に行っていただろうなぁ……。

埼玉
逸品ずらり 12日まで古書画展
ふじみ野の空き店舗ギャラリー

 ふじみ野市のインテリア会社社長戸澤利雄さん(67)が同市大原一丁目に所有する空き店舗を利用したギャラリー「街かど」を開設、十二日まで自身が収集した古書画などの展示を行っている。
(中略)
 展示されている作品は美人画を中心に珍しいものばかり。江戸時代末期に池大雅が描いた「藤娘」、幕末期の山岡鉄舟の書など、時代の重みを感じさせる古書画、書など十二点が並んでいる。


米国
ハリスに贈った茶道具発見 幕末の日米交渉の「証人」
 幕末に日米修好通商条約を結ぶため来日した米国初代駐日総領事タウンゼント・ハリス(1804~78)を江戸幕府が接待した茶会で使われ、その際に贈られたとみられる茶道具の所在が米国で確認された。交渉役の下田奉行・井上清直(1809~68)が愛用した品で、専門家は「激しい外交交渉の裏の両国の交流がわかる」とみる。
 ハリスは1856年8月から下田(現・静岡県下田市)で幕府と交渉した。将軍と会見する、しないの交渉が続く中、茶会は57年2月に開催。条約は翌58年7月、治外法権の容認などを盛り込んで締結された。

 連載中の『風雲児たち・幕末編』でハリスを登場させる場面までちょうど発表したみなもと太郎氏は、このニュースをどのような思いで見ているだろうか、と、思いました。この後の連載にエピソードが採用されるかも知れませんね。
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