『陽炎の辻 居眠り磐音』第1巻・第2巻 (かざま鋭二・佐伯泰英)

　コミックス版の第1巻・第2巻が出ていたので、つい買ってしまいました。



　男性陣の一部の風貌に、思わず爆笑……どてらの金兵衛さん、笹塚様、磐音パパ、いずれもテレビドラマの俳優さんたちを横に伸ばしたような感じで^_^;。磐音さまについて云えば、おそらく、テレビドラマ版よりは原作のイメージに近いかも(少なくとも白牡丹が読んだ最初の何巻かは、磐音さまはもっさりしてましたからねぇ……山本耕史さん演じる磐音さまがイメージになってしまうと、もうちょっと細身でとか、注文つけてしまいます^_^;)。

　女性陣は、失礼ながら、美女ほど見分けがつきません(汗)。奈緒さま、おこんさんが似ているという設定なのでふたりが似ているのは納得できるとしても、磐音さま妹の伊代たん、遠目にはまったく違う顔だった琴さんまでアップ顔が同じっちゅうのは……(爆)。

　男性陣の描きわけ、特にむさくるしい連中と悪役顔のバラエティは凄いと思うし、背景の描き込みは見事です(両国、深川、関前藩城下など)。そして、斬り合いとかのアクションシーンも、速い動きの画面と止め画面の使い分けが上手で、映画やテレビドラマ並みの迫力があります。

　……続刊も買いそう^_^;。