4月7日の幕末ニュース

　東京は今日少し雨が降りました。明日はもう少し降るようで、桜も散ってしまいそうです。

福島
ＴＢＳが８日に謝罪放送　会津若松市の抗議受け

　東京放送（ＴＢＳ）系テレビ局が放送したクイズ番組で、福島県会津若松市の鶴ケ城が戊辰戦争時に落城した原因を「城が不衛生だったから」とされたことに同市などが抗議していた問題で、ＴＢＳが謝罪放送することが６日、分かった。全国ネットで８日午後０時５３分前後から約１分間行われるという。
　菅家一郎市長は「謝罪放送をすることは一定の評価をしたい」とした上で「実際の放送を見てみないと何とも言えないので、放送後に対応を検討したい」と話している。
　番組は２月１６日放送の「歴史王グランプリ２００８まさか！の日本史雑学クイズ１００連発！」
　「旧幕府軍が城を明け渡したとんでもない理由とは」という出題で「ふん尿が城にたまり、その不衛生さから」という答えが正解とされたため、同市は「史実を歪曲している」などと抗議。ＴＢＳ側は番組のプロデューサーが市役所を訪れ、情報制作局長名で謝罪する文書を提出していた。
(共同)

焼き鳥長さで“長州征伐”　「会津地鶏」実行委
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　会津地鶏を使った「焼き鳥長さ世界一挑戦イベント」が１３日、福島県会津若松市の鶴ケ城公園で行われる。現在の世界記録は昨年１０月、山口県長門市が出した２０．７１メートル。「長州」対「会津」の熱い戊辰対決が、かつての鉄砲や刀を焼き鳥のくしに替えて繰り広げられる。
　会津養鶏協会や会津若松観光物産協会などでつくる「会津地鶏の地場産品振興」実行委員会が初めて企画。「長州に勝って、コク、うまみに優れた会津地鶏の存在を全国に知らしめたい」（同事務局）と鼻息が荒い。
　３月中旬には事務局職員が陣がさ、かみしも姿で長門市に出向き、「『長州どり』で記録を達成したとなれば、会津は黙っていられない。世界一の記録を奪取する」と挑戦状をたたきつけた。
　今年は戊辰戦争から１４０周年に当たることから、長門市の記録より１４０ミリ長い２０．８５メートルを目指す。
　成否の鍵を握るのはくし。焼き上げた後、持ち上げなければ記録認定とならず、長いだけでなく肉の重みを支える一定の強度も求められる。会津地方では長い竹が見つからなかったことから、わざわざ和歌山県から約２３メートルの竹を取り寄せた。
　当日は長門市の関係者を「見届け役」として会場に招く。会津地鶏や長州どりのほか、川俣シャモなどの焼き鳥を販売するコーナーも設け、記録挑戦を盛り上げる。
　実行委員長で会津養鶏協会事務局長の関沢好春さん（５４）は「長州が相手なので知名度アップになると思って企画した。絶対に記録を上回り、生産拡大に弾みをつけたい」と意気込んでいる。

　戊辰戦争の雪辱を焼き鳥で果たすことができるでしょうか、続報を楽しみにしています。

静岡
浜松城：天守閣再建５０周年、記念のイベント　／静岡
浜松城：天守閣再建５０周年、記念のイベント　／静岡

　浜松城の天守閣再建５０周年を記念するイベントが６日、浜松市中区元城町の浜松城であった。浜松城は明治維新後に城主不在で廃虚となり、取り壊されたが、１９５８年、市民らの寄付で鉄筋コンクリート３階建ての天守閣が建てられた。翌年には市史跡に指定された。

岐阜
飛騨の古民具や骨董品ずらり　我楽多市始まる

　飛騨の古民具や骨董（こっとう）品などを歩行者天国で販売する「我楽多（がらくた）市」が６日、高山市中心街のさんまち通りで始まった。
　まちににぎわいを―と、飛騨高山観光協会が毎年開催し、２７年目。今年は、１０月までの毎月第１日曜日に開かれる。
　江戸時代の情緒を残す古い町並みに隣接した会場にはこの日、高山美術商組合の組合員が計１７店舗を出店。幕末の陶器や昭和の着物などがずらりと並び、大勢の住民や観光客らでにぎわった。

兵庫
桜の城下に武者行列　たつの

　龍野城下町を舞台に、時代絵巻を繰り広げる武者行列が六日、たつの市龍野町の景観形成地区であった。市民ら約三百人が鎧（よろい）や兜に身を包み、ほら貝を鳴り響かせて勇壮に練り歩いた。
　同市さくら祭のメーン行事。明治維新後、旧藩士が藩祖・脇坂安治をまつる龍野神社に、甲冑（かっちゅう）姿で参拝したのが起源とされる。戦時中など二度の中断を経て、一九七七年に復活後、市民の祭りとして毎年開いている。