祝・ドラマアカデミー賞6部門制覇

　昼休みに『ザ・テレビジョン』を買って、悦に入ってました。第43回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞の記事です。こういう賞があること自体認識していない白牡丹^_^;なので、読者投票には参加していません。



最優秀作品賞……『新選組！』

　大河ドラマとしては『秀吉』以来9年ぶりの受賞というところも、視聴率という記録に残るドラマというよりも記憶に残るドラマだということを表しているかと思います。読者票・審査員票・TV記者票いずれも1位の文句なし受賞。

　そして、紹介記事で「間違いなく時代劇史上に残る傑作」と書かれていて、一部マスコミのバッシングに苛立った日々を思い出し、ここまで来たかと感慨無量でした。



主演男優賞……香取慎吾

　こちらも読者票・審査員票・TV記者票いずれも1位の堂々受賞。Vサインしながら晴れ晴れした笑顔を見せる金髪(とゆーか、プラチナブロンド)香取慎吾さんの写真に、にんまりした白牡丹でした。



助演男優賞……山本耕史

　記事を見て真っ先に思ったことは、見開き2ページで香取慎吾さんの写真が右で山本耕史さんの写真が左のページを開いた時の山本耕史さんのリアクション(爆)。きっと、第30回で自作の句に、ひとりにまにまする土方さんのようなリアクションではないかと想像……わはは。読者票・TV記者票で圧倒的だったそうな。

　助演男優賞3位には芹沢鴨役の佐藤浩市さんも入っていて、これも嬉しかったのでした。なお、読者投票では7位に藤原竜也さん、8位にオダギリジョーさん、10位に堺雅人さんが入っています。また審査員票では佐藤浩市さん・山本耕史さん・堺雅人さんの順、TV記者票でも堺雅人さんが2位に食い込んで『新選組！』男優陣の層の厚さを感じさせます。



　主演女優賞・助演女優賞では『新選組！』女優陣の受賞はありませんでしたが、助演女優賞の読者票では5位に優香さん、6位に田畑智子さん、10位に沢口靖子さんが入っており、女優陣の出番が少ないドラマの割には健闘したと白牡丹は思います。



主題歌賞……『新選組！』メインテーマbyジョン・健・ヌッツォ

　紅白での熱唱(確か体調が悪かったのでしたよね)が思い出されます。読者票・審査員票で2位、TV記者票で3位と手堅く固めて受賞。



脚本賞……三谷幸喜『新選組！』

　三谷さん、おめでとうございます！



キャスティング賞……『新選組！』

　この賞を受賞したことが大河ドラマ『新選組！』の真骨頂ではないかと思います。



審査員コメントを読んでの、白牡丹感想

　『新選組！』絶賛・支持派3名、ニュートラルよりはポジティブ(微妙ですが)1名、アンチ1名というコメントが、いかにも三谷作品、そして『新選組！』らしいかな。

　絶賛・支持派のひとりは「私にとってドラマアカデミー賞史上の最高傑作」と超べたぼめ。別のひとりも「『新選組！』に尽きる」。

　ニュートラルよりはポジティブなコメントは「ラストに向けて確かに盛り上がったが、前半がイマイチ」といい俳優陣を持ち上げる。

　そしてひとりは「予想通りの結果だが三谷ファンでない私は『新選組！』を全く買わない」……審査員としてのコメントとしてはアンチ三谷だと公言するに等しいと思うのは白牡丹だけでしょうか(爆)。一部マスコミの歴史改竄と同じ路線のコメントで、本当にドラマを見ているのかには疑問を感じました。いや、まぁ、こういう意見の方が必ず存在すること自体が三谷作品であり、大河ドラマに新しいものを持ち込んだ脚本家・制作陣・俳優陣に対する一部のリアクションとして見た方がいいと白牡丹は思うのですが。



　まずは、めでたいです。ドラマ撮影終了時の、全員集合写真も割と大きく掲載されていて、嬉しいですね。制作・撮影に関わったすべての方々に、感謝します。