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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
生きている談志がステージに上がっているのを見るには間に合ったけど(市馬師匠の歌謡ショーのゲストだった)、談志の高座は聴けずじまいだった(行けなくてチケットを友人に譲ったのが、最後の高座「蜘蛛駕籠」だった)。そうか、亡くなって5年になるのか。
 2010年に落語を聴き始め、2012年の談志一周忌の立川流落語会から、11月のこの時期は談志まつりに毎年出向いている。立川流は志の輔・談春・談笑メインで聴いているので、一門の他の落語家さんを聴く機会でもある。

振り込め詐欺に気をつけろ〜安来節/平林

鮑のし/志遊

看板のピン/生志

慶安太平記〜吉田の焼き討ち/談春
 自分の前に上がった落語家たちは談志とは関係ないネタをかけている、談志の遺産で食っているというような趣旨(正確ではありません)のきついパンチを食らわせ、談志しかやっていなかったネタをやります、と。
 うん、小猿七之助とか慶安太平記をさらっとやっちゃう談春が好きです。

談志生誕80周年記念座談会/談四楼・談之助・談春・生志・志遊
 生前の談志の高座の録音が流れる。今回商品化された音源の一部から。2009年、亡くなる2年前。声は嗄れていたけれど、かなり出ていた。
 談志が選挙に出ていた頃の弟子である談四楼・談之助の思い出話が面白かった。

笑点史/談之助
 談志が立ち上げた笑点をリアルタイムで見ていた者にとっては、とても楽しいネタ満載。

歌謡漫談/東京ボーイズ
 寄席では30年でも40年でも同じネタで受け続ける落語家さんや芸人さんは結構います。たとえば圓歌師匠の「中沢家の人々」は何十年も同じネタですが、必ず笑わせます。
 それを思うと、私には全然ダメでした。

浜野矩随/談四楼
 しっとりと聴かせる。お母さんの自死を止めて間に合う圓楽版。
 息子の才能が開花して、なぜ死ななければならないのか。お母さんはたぶん、観音様に自分の命と引き換えに息子の才能が開花するように祈っていたのだと思う。だから、水杯で別れを交わした。
 講談ぽい話なので、昔は自死して死ぬバージョンがメインだったろうと思う。でも、現代人の感性には哀しすぎるので、自死するのを息子が止めて大往生というバージョンが受けいれられやすくなったのだろう。
 でもまぁ、やっぱり談四楼さんだから、しっとり聴かせて満足感。
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