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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 函館旅行で度々お世話になっている「も~さん」こと毛利さんのことが、朝日新聞に掲載されました。

土方の箱館戦争 歩いた
■函館の毛利さん、旅を記録

 箱館戦争で道南に進攻し、戦死した新選組副長・土方歳三。函館市の毛利剛さん(66)は昨冬、その足跡をたどる徒歩旅行を敢行した。土方が本州から海路上陸した森町鷲ノ木から江差町まで約250キロ。行軍したと思われる古道を行き、宿泊地も日程も重ね合わせた。旅を終えて2カ月ほどかけて紀行文「土方歳三 蝦夷を歩く」も完成させた。
(加賀谷直人)

   ◇

■森~江差250キロ、厳冬の2週間

 会社員だった毛利さんは58歳で早期退社後、旅を続けてきた。2003年に車で、翌年には自転車で日本一周した。07年には自転車で熊野古道350キロを9日間で駆け抜けた。

 「旅の楽しみは人との出会い。車より自転車、自転車より徒歩の方が楽しみが大きい」という毛利さんに、箱館戦争特別展を見学する機会があった。土方は鷲ノ木から五稜郭経由で江差まで進攻した。ひらめくものがあり、書店に直行したが、道南の古道に関する資料はなかった。

 進攻ルートの町史や市史にあたり、ルート解明に努めた。江戸時代の紀行家で挿絵も多く残している菅江真澄らの紀行文なども参考にした。現地にも足を運び、地元の人に取材した。07年4月、1回目の踏破に挑戦したが、6割程度のルートしか解明できなかった。土方と同じ時期に歩いてこそ苦労がしのばれると昨年12月5日、厳冬期の一歩を踏み出した。

 独自に開発した野宿用の車輪付きキャリアにテントや寝袋を積みこんだ。食糧はコンビニエンスストアで調達、長い時で1日25キロ歩いた。榎本軍が築いた函館市の台場山では登山中、熊の足跡を見つけた、枝に払われてメガネを紛失するというアクシデントもあった。暴風雪雨の日が多く、木古内町ではテントが水浸しになった。

 目的地の江差町に着いたのは12月18日午後2時半。猛吹雪だった。海沿いの道は荒波が打ち寄せていた。土方が進攻した時も悪天候で、旧幕府軍軍艦「開陽丸」が江差沖で座礁、沈没した。「運良くというか天候が厳しく、土方らのルートを追体験できた」と毛利さんは笑う。

 冊子には道中の出来事のほか、同じ日の土方らの行動を当時の日記から再現している。年内には写真や地図で全ルートの古道を詳述した冊子の制作も予定している。

 冊子は千円。問い合わせは毛利さん(090・1648・1556)へ。


 も~さん、完成おめでとうございます。別途申し込みますね。

 も~さんのサイト
自遊旅ホームページ



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