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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 本業が押してしまい、貯め込んだ幕末ニュースのご紹介です。

北海道
白老日帰り 隠れた名所も 町独自プラン 旅行社に販売 来月第1弾
 胆振管内白老町の白老観光協会は、独自で組み立てた日帰り周遊プランを商品として旅行会社に卸販売する事業に乗り出し、十一月に第一弾ツアーを試験的に実施する。
(中略)
 第一弾として、十一月三日に町内に残されている幕末の史跡とアイヌ民族文化を学ぶツアーを実施し、国の史跡に指定されている幕末の仙台藩士の詰め所跡を巡るほか、アイヌ民族の伝統的家屋の中でアイヌ料理を試食してもらう。十一月中に、町内の虎杖浜温泉やエゾモモンガなどの生息する森林を周遊するツアーも二回実施する。



群馬
アイヌ女性の手作り
高崎の市染料植物園で企画展

 アイヌ民族の織物や幕末に北海道を探検した松浦武四郎の功績を紹介する企画展「アイヌ女性の手仕事-織・編・繍」(東京新聞前橋支局など後援)が十九日、高崎市寺尾町の市染料植物園で始まった。十一月二十六日まで。
(中略)
 松浦武四郎は北海道の名付け親として知られる。アイヌ民族の差別に抗議して高い官職を辞任した生き方が、現在でもアイヌ民族に慕われている。アイヌ民族と寝食を共にしながら残した探検の記録はジャーナリストの先駆者としても評価されている。


長野
「質実剛健の家風」 旧高遠藩内藤家17代当主が講演
 伊那市高遠町総合福祉センターで21日、名誉市民で旧高遠藩内藤家の17代当主、新宿区教育委員長を務める内藤頼誼(よりよし)さんの講演会が開かれた。
 講演会は高遠町歴史博物館開館10周年と新市誕生を記念して企画。内藤さんは「高遠藩について」と題し、保科氏、鳥居氏、内藤氏と続いた歴代の藩主にスポットを当てて講演した。



愛知
「幻」の屏風絵を初公開
復古大和絵の森村宜稲作

 日本画の復古大和絵派の第一人者だった画家森村宜稲(よしね、1871-1938年)が、江戸後期の名古屋ゆかりの画家田中訥言(とつげん、1767-1823年)の代表作「百花百草図屏風(びょうぶ)」(国重要文化財)を精密に模写した屏風絵が23日から名古屋市内で初公開される。ごく一部にしか存在が知られていない“幻の大作”。落款から円熟期の昭和初期に描いたとみられる。
(中略)
 高度な技法で描かれた百花百草図を模写することは、復古大和絵派の画家にとって自らの地位と技量を高める「試金石」。朝日学芸員は「幕末に活躍した名古屋の画家渡辺清、森高雅らも挑戦したので、森村宜稲も当時の第一人者として“昭和版”に挑んだのでは」とみている。

豊橋発「ええじゃないか」、時代変化の兆し?
 幕末に起きた謎の民衆騒動「ええじゃないか」。その発祥地とされる愛知県豊橋市の市民らが21日、豊橋まつりで「ええじゃないか」と叫び、踊り出した。時代の転換期に地元から全国に広がったという動きを、140年後の地域おこしの起爆剤にするのが狙いだ。景気が回復基調へ転じた今、遊園地では、「ええじゃないか」という名のジェットコースターが人気を呼ぶ。大衆演劇スターはCD「ええじゃないか」を売り出し、「今の世の中、何とかせい」と叫ぶ。この動き、果たして時代の変わり目の予兆なのか、単なるプチ・ブームなのか。


滋賀
創作秘話や彦根への思い──作家・諸田玲子、天寧寺で講演会
「彦根は日本の国の成り立ちからずっと歴史を手繰り、動かしてきた。そこかしこに歴史がこぼれ落ちていて、創作意欲を刺激する町」。作家、諸田玲子はこう話す。
 彦根を主な舞台にした本紙夕刊小説『奸婦(かんぷ)にあらず』の連載を7月に終えた。11代彦根藩主、井伊直弼と密偵の村山たか女、国学者でやはり密偵の長野主膳義言が織りなす物語だ。幕末騒乱の権謀術数、ひと模様、恋。直弼は暗殺され、義言も斬首(ざんしゅ)、2人と通じていたたか女は奸婦(毒婦)とされ、京都・三条大橋で3日間、生き晒(さら)しにされ、生き延びて尼になる。


京都
そっくりぜよ シリコン人形
霊山歴史館 「龍馬と新選組の時代」展

 秋の特別展「龍馬と新選組の時代」が18日、京都市東山区の霊山歴史館で始まった。坂本龍馬の原寸大シリコン人形のほか、龍馬暗殺に加わった志士が着ていたとされる鎖かたびらなど時代をしのばせる約100点が並ぶ。11月26日まで。
(中略)
 龍馬暗殺の指揮を執ったとされる見廻組与頭の佐々木只三郎が戊辰戦争で着ていたとみられる血染めの鎖かたびらを含め、初公開の3点が展示されている。新選組局長の近藤勇の生涯を紹介した子ども向けの電子紙芝居も放映している。


龍馬と新選組を対比 京都市で重文など100点展示
 坂本龍馬と新選組を対比した特別展「龍馬と新選組の時代」が18日、京都市東山区の霊山歴史館(谷井昭雄館長)で始まった。初公開や重要文化財の品々が展示されている。11月26日まで。
 まったく異なった思想の両者に焦点を当てた企画。近江屋で龍馬を切ったと伝えられる脇差しや、岩倉具視の短刀など、重文2点を含む約100点が並べられている。
 龍馬を切ったと伝えられる脇差しには、襲撃の激しさを物語る無数の傷があり、血でできたと思われるさびも。
 鳥羽伏見の戦いに参加し戦死した京都見廻組、佐々木只三郎の鎖帷子(かたびら)は、8月に京都の旧家で見つかり初公開。血染めで切られた跡が生々しい。「東照大権現」と墨で大書された新選組ののぼりや近藤勇の詩のびょうぶもある。来館者は「こんな物がよく出てきましたね」などと話しながら熱心に見入っていた。


 佐々木様の鎖かたびら目当てに(爆)行ってこようと思っています。

幕末の勤王志士をしのぶ
天王山で招魂祭

 幕末の勤王志士をしのぶ「天王山十七烈士招魂祭」が21日、京都府大山崎町の天王山中腹にある十七烈士の墓前で行われた。町民有志でつくる「天王山十七烈士奉賛会」(栢野治夫会長)の会員ら約50人が参加した。
 尊攘派志士・真木和泉守ら17人は1864年の「禁門の変」の後、幕府軍の追討を受け、天王山で自害したとされる。


広島
鞆の浦の町並み保存へ…宮崎駿監督らが基金設立準備
 瀬戸内有数の景勝地・鞆(とも)の浦(広島県福山市)の町並みを保存しようと、映画監督の宮崎駿さんや大林宣彦さんらが地元NPOと協力、基金「鞆・町家エイド」の設立準備を進めている。鞆の浦では近年、江戸・明治期に建てられた町家約200棟の多くが空き家になったり、売却されたりして、町並みが危機に瀕(ひん)しており、関係者らは「基金設立で貴重な歴史財産を守りたい」と協力を呼びかけている。
 鞆の浦は瀬戸内海を行き交う船の「潮待ちの港」として古代から栄え、幕末には坂本竜馬が乗っていた船が近くで紀州藩の船と衝突した「いろは丸事件」では、鞆の浦で賠償の直談判をしたことなどで知られる。


山口
映画:幕末の若者描く「長州ファイブ」--県内で28日から先行上映 /山口
 幕末にイギリスへ密航し近代技術を学んだ長州藩の若者5人を描いた映画「長州ファイブ」が28日から県内で先行上映される。公開に先駆け、五十嵐匠監督らが県内各地で舞台あいさつやトークショーを行う。
 この映画は、山尾庸三、井上勝、伊藤博文、井上馨、遠藤謹助の5人が近代技術を日本に持ち帰るまでの葛藤(かっとう)、情熱を描いており、演じたのは松田龍平、山下徹大、三浦アキフミ、北村有起哉、前田倫良。下関市や萩市、ロンドンでロケを敢行。今年の東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にノミネートされた。


焼酎とワインに長州ファイブ
 幕末に英国へ留学し明治新政府で活躍した長州藩出身の5人「長州ファイブ」にちなみ、山口県内の酒造会社3社が焼酎とワインを発売した。同名の映画が28日から山口、福岡県で公開されるのを機に両県内で販売。商品名も「長州ファイブ」。伊藤博文ら5人の写真をラベルに張った。


佐賀
鍋島藩の“秘密大砲工場”遺構 保存し公園化検討へ 武雄市長方針
 武雄市の樋渡啓祐市長は19日、同市武内町真手野で出土した幕末の鍋島藩武雄領の“秘密大砲工場”跡とみられる遺構について、全容を解明して公園化を検討する方針を明らかにした。22日午後2時から1時間、樋渡市長も参加して現地説明会も開く。


石造り排水溝跡:武雄市の松浦川改修工事現場で発掘 あす現地説明会 /佐賀
 武雄市武内町真手野の松浦川改修工事現場で、江戸時代後期~幕末に建造されたとみられる石造りの排水溝跡が見つかった。大砲や火薬を製造する際に動力を得るための水車用と推定される。同市教委は詳しい調査を進めると共に、22日午後2時から現地説明会を行う。
 市教委文化財係によると、武雄鍋島家文書には、1836年に大砲を鋳造し、その翌年には武内町の真手野台場で試射した記録が残っているという。当時の佐賀藩武雄領では蘭学、洋学の導入が盛んで、青銅製の大砲が作られていたという説が確かならば、排水溝跡の周辺から銅の削りかすなども見つかるのではないかと期待されている。


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無題
by Vega URL 2006/10/23 00:04 編集
坂本龍馬の原寸大シリコン人形~(爆)
ろう人形でなくシリコン製というところがビミョーですね。
怖いというより、なにか怪しい感じがするのは私の気のせいでしょうか?(笑)

来月京都へ行って霊山歴史館にも行こうと思ってるんですが、シリコン龍馬が待ち受けているかと思うとちょっといや~ん(泣)。
    
シリコン人形にヒットしましたか(笑)
by 白牡丹 URL 2006/10/23 08:55 編集
Vegaさん、コメントありがとうございます。

> ろう人形でなくシリコン製というところがビミョーですね。

龍馬のシリコン人形にヒットしましたか。私は佐々木様の鎖かたびら中心に取り上げて、微妙にスルーしていたんですが(苦笑)。

私も展示を見にいくつもりです。
    
霊山歴史館に行ってきました
by 青空百景 URL 2006/10/29 13:35 編集
佐々木様の血染めの鎖帷子には胸が詰まる思いでした……。
シリコン製龍馬は、何のために作られ飾られているのか実際に見ても全く判りませんでしたが(汗)。
新選組の名簿を見ていた中学生風の少年達が「えっ、山崎って本当にいたのか! 俺『銀魂』しか知らないから」と騒いでいたのには思わず苦笑。
    
京都においでませ♪
by 白牡丹 2006/10/29 23:43 編集
青空百景さん、こんばんは。ファーストマシンがハードのトラブルで修理に出した後、セカンドマシンもトラブルに見舞われてリカバリディスクで再インストールせざるを得ず、お返事遅れました(汗)。

京都にいらっしゃったんですね。

> 佐々木様の血染めの鎖帷子には胸が詰まる思いでした……。

ううう、私もたぶん、佐々木様の鎖帷子を見たら、そんな気持ちになるだろうと思います……。
    
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