10月3日の幕末ニュース

　本日の幕末ニュース。根岸友山おじいちゃん(違)の肖像がデザインに組み込まれた切手の続報もあります。



北海道

図書館は便利な宝箱　来月開館する函館市中央図書館

　北海道新聞の、子供向けのコーナーの記事らしいです。だからルビ付き。

　「函館（はこだて）のまちなか、五稜郭（ごりょうかく）公園のとなりに函館市中央図書館（五稜郭町二六）が完成（かんせい）しました。本だけでなく、さまざまな設備（せつび）がある最新（さいしん）のものです」。

　「函館では以前、函館山のふもとの青柳（あおやぎ）町に市立図書館がありました。全道でも歴史（れきし）が古く、函館だけでなく北海道やサハリンなどの江戸（えど）時代からの絵、地図、記録など貴重（きちょう）な資料を多く収蔵しています。この中では、江戸時代に北海道の南部をおさめた松前（まつまえ）はん家老（かろう）で画家の蠣崎波響（かきざきはきょう）がかいた『夷酋列像粉本（いしゅうれつぞうふんぽん）』という絵や、新撰組（しんせんぐみ）の土方歳三（ひじかたとしぞう）の写真などが知られています」。今回のオープンに伴い、これらの収蔵物は新築の図書館の「貴重資料室」に保存されるとのこと。



埼玉

合併記念で切手を発売

熊谷市観光協会など

　「熊谷市、大里町、妻沼町の各観光協会は三日、合併記念の写真付き切手＝写真＝を発売する」。

　小さい画像ですが、下の切手シートの左側の人物が根岸友山ですね。

　もっとアップで見たい方は、サイト幕末写真館の根岸友山をご覧下さい。『新選組！』で根岸のおじいちゃんを演じた奥村公延 さんがいかにハマリ役かわかると思います……(笑)。



京都

「日本三景」さまざまに／京都文化博物館で絵画１００点展示

　「北は奥州・松島に、丹後・宮津は天橋立、安芸の国には厳島。古くから日本人に親しまれてきた三つの名所にちなむ絵画を集めた『日本三景展』が十六日まで、京都市中京区の京都文化博物館で開かれている」。

　「御用絵師・狩野養信や幕末大坂画壇の上田公長が描く、三点一セットの「日本三景図」は、その例証ともいうべき作品」というところが幕末関係です。



福井

全国から橘曙覧の子孫60人

『ふるさと』福井に集う

記念文学館　開館５周年などで

　「幕末の福井の歌人、橘曙覧（あけみ）の子孫が全国から集まり、ゆかりの地を巡る催しが一、二の両日、福井市内で開かれた」。

　橘曙覧、メディアでよく取り上げられている気がします。地元が橘曙覧で町おこしを活発に行っているということでしょうか。



高知

土佐はし拳大会：酒杯を挟み真剣勝負　８４歳女性含め３０９人、腕競う　／高知

　「『日本酒の日』の１日、土佐の伝統遊戯・はし拳に興じながら酒を楽しむ『第４０回土佐はし拳全日本選手権大会』（県酒造組合など主催）が高知市内であり、県内外の３０９人が腕を競った」。

　「『はし拳』は幕末から続く酒席の座興で、２人が酒杯を挟んで向かい合い、合図とともにはしを突き出しながらその合計本数を言い当てる」……坂本龍馬や中岡慎太郎も「はし拳」で遊んだのかなー。