11月4日〜6日の幕末ニュース

　実際には昨日5日にクリッピングした記事のみですが。



北海道

倒木　オルガンに再生／函館

函館・谷目さん

手作りで奮闘中

　「昨年９月の台風１８号で、４０メートルを超える暴風で倒された旧市立函館図書館前のケヤキの大木が、手回しオルガンに生まれ変わり、間もなく開館する新・中央図書館で、やわらかなメロディーを響かせることになった」。

　「ケヤキは樹齢約１４０年。幕末の函館の開港当時から、成長とともに街や人のうつろいを見守ってきた」……再生されて、嬉しく思います。



岩手

南部の科学・技術

　「釜石市では、幕末期に南部藩にあった国内最先端の機器などを展示した企画展が開かれています」。



群馬

旧官営富岡製糸場　調査した内容あす講演会

　「世界遺産登録を目指す旧官営富岡製糸場の建物群が、トラス構造の屋根や、れんが積みの排水溝など、当時の国内になかった最先端の技術で建設されていたことが分かった」。

　「設計したフランス人バスチャンが、幕末の横須賀製鉄所の建設に続いて国内で採用した」。



静岡

茶箱絵、蘭字の魅力学ぶ　葵区で講演会

　「幕末から明治・大正期にかけて輸出用の茶の箱に張られた『蘭字』や『茶箱絵』の歴史や魅力を学ぶ講演会が３日、静岡市中央公民館で開かれた」。



滋賀

“大スクリーン”復活

大津で昭和レトロ映画祭始まる

　「昭和二十年代から四十年代の名作邦画を集めた「昭和レトロ映画祭　日本の喜劇編」（文化庁など主催）が三日、大津市京町の滋賀会館大ホールで始まった」。上演作品のひとつに『幕末太陽伝』が入っています。



京都

粋・すいーつ

あふれ出す　ユズの香り

　「幕末の志士、中岡慎太郎がこの店を訪ねた時、郷里の高知で採れたユズを持ってきたという。香りに魅せられた店主が、新鮮な果汁で作ったのが始まり」。

　なんと、中岡慎太郎がきっかけになって生まれたお菓子……これはまた、歴史の秘話ですねぇ(^^)。



和歌山

絵図で再発見、和歌浦の良さ

　「和歌浦の風景をテーマにした絵図の展覧会『和歌浦―その景とうつりかわり―』が、和歌山市湊本町３丁目の市立博物館で開かれている」。

　「『景観変遷』では、文人画家らが実際に現地で描いた写生図や真景図を年代順に配置。絵画や銅版画のほか、幕末の浮世絵、明治時代の石版画などから和歌浦の様子がうかがえる」。



福井

アマビコ　古文書に”出没”

県立図書館に最古記録？

　「３本脚で、海から現れ、人類の未来を予言する−−。こんな奇妙な幻獣『アマビコ』が出没したことを伝える幕末前後の古文書が、県立図書館に所蔵されている」。



石川

でか小屋：１１０年ぶり復活　市民が歌舞伎熱演、立ち見も出る盛況さ−−七尾　／石川

　「石川県七尾市の明治期の芝居小屋『でか小屋』で先月３０日、市民による歌舞伎が上演され、約１１０年ぶりに劇場として復活した」。「同時期以前の現存する芝居小屋は、幕末の金丸座（香川県琴平町）など全国でも１０件程度という」。



愛媛

「愛媛」の名付け親・半井梧菴　「愛媛面影」紀行　発売中

　「幕末の今治藩医で国学者の半井梧菴は、地誌『愛媛面影』に伊予の山川、社寺、名所旧跡、産物を記録しました。伊予の地を初めて『愛媛』と表記したとされます。」。

古民家が会場　陶芸の作品展

６日まで、砥部で

　「江戸期に建てられた古民家を会場に、県内のアマチュア陶芸家の作品を紹介する『悠遊展』が砥部町川登の坪内家で開かれている」。

　「坪内家は江戸期の庄屋。　もとは磁器の原石を砕く水車業を営んでいた。家屋は１８６４年の建築で、面積は約２６０平方メートル。周りには幕末に築造され、高位の人が出入りしていた　『御成門』なども備えている」。