3月1日〜2日の幕末ニュース

　今日は北は北海道から南は鹿児島まで地域の幕末ニュースが集まりました。



北海道

野外劇オーディションに２５人

　「市民創作函館野外劇『星の城、明日に輝け』第１９回公演に向けて、特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）市民創作『函館野外劇』の会（フィリップ・グロード理事長）は２６日、今季のメーンキャストを決めるオーディションを函館市民体育館で開いた」。

　「公募の対象は、高田屋嘉兵衛や土方歳三、ペリー提督など、同劇の中心を担う１１役」という部分、キーワード「幕末」なしでも拾って来られてしまう白牡丹です(笑)。

　函館の夏の風物詩、野外劇。今年も盛況でありますように。



神奈川

区内在住作家・新田純子さん原作

浅野総一郎の半生が映画化

「京浜工業地帯の生みの親」今年９月公開予定

　「宮前区在住の作家、新田純子さん（中央公論女流新人賞受賞・日本ペンクラブ会員）の著書『その男、はかりしれず〜日本の近代をつくった男 浅野総一郎伝』（サンマーク出版）がこの度、実写映画化されることとなった。制作は幸区に拠点を構えるエンターテイメント会社『有限会社さざ波』。京浜工業地帯の礎を築いた浅野総一郎の半生を描く」。

　映画化のニュースについては既に取り上げていますが、市川監督インタビューが少し入っています。



兵庫

旧口吉川村長の土居源三郎　郷土に尽くした生涯発掘

　「郷土史家の福本錦嶺さん（86）＝福井三＝の十九冊目の『三木学本』である『史蹟と観光のまち三木市』が、市観光協会から、一日発行される。福本さんは同書の中で、幕末から明治にかけて二度も投獄されながら旧美嚢郡口吉川村長などとして郷土に尽くした土居源三郎（一八三三―九七年）のエピソードを再発掘した」。

　「鳥居領代官の悪政に耐えかねた父親の源右衛門が義民となり、天領への変更を陣屋に直訴することを計画した。しかし、発覚して源三郎が人質として獄につながれ、父の出頭によって解放された。諸国流浪後、帰村して主要村役を歴任。今度は、明治新政府の県府区改正に際して、政府の意向に逆らったとして再び獄に入れられた」……うーむ、気骨のある人物だったんですねぇ。



富山

富山城の成り立ち示す遺跡見つかる

　「再開発が進む富山市中心部でこのほど、これまで謎に包まれてきた富山城の城下町の成り立ちを示す貴重な遺跡が見つかりました」。

　「これまで建っていた建物を取り壊したところで、その下の地中を調べたところ、出てきたのは、江戸時代から幕末にかけてのものと見られる石積みの排水路のあとでした」。



山口

小泉首相　萩市長から吉田松陰のブロンズ像贈られる

　「小泉純一郎首相は１日、首相官邸で山口県萩市の野村興児市長の表敬訪問を受け、幕末の志士で萩市出身の吉田松陰のブロンズ像を贈られた」。



鹿児島

維新ふるさと館：きょう改装オープン　郷中教育体感コーナー新設−−鹿児島　／鹿児島

　「鹿児島市加治屋町の市維新ふるさと館が１日、展示内容の改装を終えてリニューアルオープンする。下級武士の住居を再現し、郷中教育を体感できるコーナーなどが新たに加わった」。

　鹿児島県はまだ行ったことがありません。旅行する機会があったら立ち寄りたいです。