3月12日の幕末ニュース

　函館最後の夜です。雪の量は大したことないですが、時々吹雪いて寒かったです。今日のニュースは函館と長崎からです。



北海道

函館市史、計画から３６年 来年度、年表編で完結

　「函館市が１９７０（昭和４５）年から編さん作業を続けている『函館市史』が、２００６年度発行の『年表編』で完結する。先史時代から現代までの『通説編４巻』は刊行を終え、現在、これまで発刊した諸編との整合性を図りながら、補い切れなかった事項を年表で整理する作業などを進めている」。

　「通説編第２巻に向け、７６（昭和５１）年に現在の菅原室長、紺野哲也同室参事、辻喜久子生涯学習課長が市職員の専任編集員に発令され、史料収集や執筆に当たった。また『通史を手がけるための共通のデータベース作りが必要』との声から８７（昭和６２）年５月に統計史料編を発行。幕末の開港から日露戦争終結までを執筆した通説編第２巻が発行されたのは９０年１１月だった」……通説編第2巻、たぶん函館市立中央図書館に収蔵されますよね。次に函館に来たら幕末の辺りを読みたいです。



長崎

龍馬結成の「亀山社中」跡閉館　展示物仮設小屋へ　長崎

　「坂本龍馬が結成した日本初の貿易商社『亀山社中』跡として親しまれてきた長崎市伊良林２丁目の民家が、一般公開をやめることになった。所有者が家の明け渡しを求めたためで、１２日と１８日が最後の公開となる。中の展示物は近くに建てるプレハブ小屋に移し、４月から公開する」。

　持ち主の方、 「亀山社中ば活かす会」の方々、それぞれに最善の努力をされたのだと思います。ただ「仮設小屋」とか「プレハブ小屋」とか見ると、寂しさが募りますね……。