3月31日〜4月1日の幕末ニュース

　本日開業した新五稜郭タワー関係のニュースを中心にご紹介します。



北海道

新旧交代迎える五稜郭タワー　最後の眺め楽しんで　40年の歴史に幕

　「四月一日の開業まであと三日と迫った新五稜郭タワー。それにあわせ、現タワーの営業も残り少なくなった。四十年あまり函館の街を見下ろしてきた現タワー」。

新五稜郭タワー・あすＯＰＥＮ

　「新五稜郭タワー（函館市五稜郭町）が４月１日、いよいよオープンする。高さ１０７メートルのすらりとした姿でそびえる新タワーが誕生する一方で、４０余年にわたり、利用者に親しまれてきた現タワーは、３１日でその役目を終える」。旧タワーには、ご苦労様と言いたいです。

高さ９０メートルから五稜郭を一望　新タワーがオープン

　「北海道函館市の観光名所五稜郭横に高さ１０７メートルの新しいタワーが完成、１日オープンした」。



市指定文化財に高松凌雲の医療器具など２件

　「函館市文化財保護審議会（折原久左エ門会長）は３０日、市立函館博物館所蔵の考古資料『ブラキストンの大形磨製石斧（せきふ）』と、同館五稜郭分館所蔵の歴史資料『高松凌雲の医療器具』の２件を市の文化財に指定するよう市教育委員会に答申した」。

　「ブラキストンの大形磨製石斧は、１８８０年に函館ゆかりの動物・博物学者、トーマス・Ｗ・ブラキストンが、開拓使函館支庁仮博物場に寄贈した。擦り切り技法で製作された縄文時代早期から前期初頭（８０００―６５００年前）ごろの石斧で、谷地頭で出土したとみられる」。

　「高松凌雲の医療器具は顕微鏡、イギリス製とフランス製の外科用手術道具の計３件。江戸幕府の軍医だった凌雲が、フランスで医術の修業をした際などに購入し、箱館戦争時、傷病兵の治療に使用したとされる」。



東京

東京都下で、かやぶき屋根の葺き替え工事

　「場所は都内にある御岳山（929メートル）の神社下に位置する、馬場家の住宅だった。民家である。茅の厚みは目測で約30センチ。杉と檜の上皮を茅の間に何枚も差しこみ（トラ葺き、あるいは縞葺き方式）、それを上下に締めつける葺き替え中だった。都内だけに、実にめずらしい」。

　「馬場家は戦国時代の武田家の重臣だった。幕末の慶応２（1866）年に、十代目が沢井村の工匠に依頼して建造した家だという」。



京都

春の京　車いすでどうぞ

介護タクシー業者らが観光プラン

　「介護タクシーの個人事業者でつくる「つどいネットワーク」（京都市伏見区日野）が始めた車いすでの観光プランが、料金が手ごろで利用しやすいと、利用者に好評だ」。

　写真に「佐々木さん（後ろ）の案内で新選組の史跡を見て回る阿保弘平さん（京都市中京区・壬生寺）」とキャプションがついているところ、キーワード「新選組」で引っかかりました。



福岡

お雛（ひな）様と久留米絣名品展

　「三月三日のひな祭りを前に、ひな人形と久留米絣（がすり）を展示した『お雛（ひな）様と久留米絣名品展』が若松区小竹の「筑前・染と織の美術館」（田中種昭館長）で開かれている。四月二十三日まで」。

　「幕末から昭和初期に作られた十組のひな人形と、明治や大正期に作られた五十点の「久留米絣」を展示している」。