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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日も地域によっては5月並みの気候ですが、私の住んでいるところでは雲があるせいか若干過ごしやすい感じです。

長野
修復の重文檜皮ぶきに 諏訪大社の春宮幣拝殿と左右片拝殿
 諏訪大社は10日、修復中の国重要文化財・下社(下諏訪町)春宮幣拝殿と左右片拝殿について、後世に銅板にふき替えられた屋根を檜皮(ひわだ)ぶきに戻すと発表した。専門家の調査で、江戸時代の創建当時も檜皮ぶきだった可能性があることが分かり、大社は「格式にふさわしい構えになる」と期待している。
 修復作業の設計監理を担当する財団法人文化財建造物保存技術協会の調査によると、春宮幣拝殿と左右片拝殿の屋根は、幕末以降に柿(こけら)ぶきだったのが1937(昭和12)年、檜皮にふき替えられた。62(同37)年、その上に銅板がかけられ、現在に至っている。
 幕末以前の状態は、文献資料もなく不明だが、同協会の鈴木誠現場所長は「檜皮ぶきに特徴的な軒の『板蛇腹』は創建時の型式とみられ、柿ぶきは中間的な形かもしれない」と指摘。1779(安永8)年とされる幣拝殿創建当時も檜皮ぶきの可能性があるという。
 大社は屋根ふき替えにあたり、文化財の現状変更を文化庁に申請、3月末に許可を得た。檜皮ぶき作業は5月初旬から修復と並行して進め、10月までかかる。
 大社の平林成元宮司は「檜皮ぶきは全国の格式の高い神社で用いられている。信濃の国一之宮の大社にもふさわしい、気品ある屋根になる」と話した。
 大社の重文建造物修復は2008年度から4年がかり。創建以来の大規模改修となり、春宮に続き秋宮の幣拝殿、左右片拝殿、神楽殿も修復する。秋宮の屋根ふき替えは現時点では未定という。
 (福沢幸光)


福井
橋本左内の偉業しのぶ 福井で生誕祭
橋本左内の偉業しのぶ 福井で生誕祭
 幕末に活躍した福井藩士、橋本左内(1834~59)の生誕祭が11日、福井市春山の生誕地跡で営まれ、地元住民や教育関係者ら約150人が偉人をしのんだ。
 左内は、藩主の松平春嶽に仕え、藩政や幕政の改革に奔走したが、1858年の安政の大獄で捕らえられ、翌年に26歳の若さで処刑された。「正しい志を立てる」など、大人になる五つの心構え「啓発録」を15歳で書き上げたことでも知られている。
 生誕祭は「橋本左内先生顕彰会」(会長=東村新一・福井市長)が主催し、左内が生まれた4月に毎年実施。神事の後、地元住民2人が左内の作とされる漢詩「獄中作」を吟じ、近くの市立春山小児童約60人が左内をたたえる歌を斉唱した。
 参加した同小6年森奨貴君(11)は「左内のように目標を立てて、勉強をしっかり頑張ろうと思います」と話していた。


越前時代行列 福井の歴史 勇壮に、あでやかに
 「福井の歴史、力、誇りを行列に乗せ、これより出立(しゅったつ)―」。11日、柴田勝家公役を務める俳優金子貴俊さんの勇ましい掛け声で始まった福井市の「越前時代行列」は、古代から戦国、幕末まで福井の歴史を華々しく飾った武将らが次々と登場。刀や、やりを携えた武者隊は勇ましく、着物姿の姫君たちはあでやかな笑顔で彩りを添えた。
 県庁のお堀に架かる御本城橋で出陣式が行われ、午後1時半、火縄銃の号砲とともに、福井市消防局音楽隊など400人の音楽隊が出発。各団体のメンバーがふんした継体天皇や新田義貞、朝倉義景、結城秀康らの武者隊、姫君ら約600人が、のぼり旗を立て時代ごとのよろい、着物姿で続いた。
 コースは、駅前電車通りから中央大通りを抜け、九十九橋を渡り足羽川河川敷へ至る約1.5キロ。沿道には大勢の家族連れやカップル、県外からの観光客らが詰めかけ人垣をつくった。
 行列のしんがりは柴田隊。〝金子勝家公〟が時折立ち止まりながら、馬上からさわやかな笑顔を振りまくと、観客から拍手と声援が飛び、携帯電話のカメラのシャッターが次々に押されていた。華やかな着物姿のお市の方グランプリ・藤川貴子さん(26)も、山車の上から沿道の声に手を振って応えていた。


京都
寺田屋への書状や刀のつば紹介
京都文博 龍馬ゆかりの展示会

寺田屋への書状や刀のつば紹介 京都文博 龍馬ゆかりの展示会
 幕末の志士・坂本龍馬が、定宿としていた伏見の寺田屋にあてた書状や、龍馬が使ったと伝わる刀のつばなどを紹介する展示会が、京都市中京区の京都文化博物館で開かれている。京都府立総合資料館所蔵の資料で、春の観光シーズンにあわせ、来年のNHK大河ドラマで龍馬が主人公となることなどから、同館が企画した。
 展示のうち書状は5点で、1巻の巻物に張られたものを、府が大正期に入手した。1867(慶応3)年の書状では、龍馬が乗っていた「いろは丸」が紀州藩の船と衝突、沈没した事件に触れ、龍馬が怒りをあらわにしている。
 また、龍馬の妻・おりょうの母が寺田屋に身を寄せていたことに感謝を述べている手紙もあり、ざっくばらんな龍馬の人柄や、寺田屋との親密な関係がうかがえる。
 ほかにも、龍馬が伏見奉行に襲撃を受けた1866(同2)年の「寺田屋事件」の際、所持していたと伝わる刀のつばや、その前の1862(文久2)年に起きた薩摩藩の内紛「寺田屋騒動」で死亡した藩士が持っていたとされるやりの穂先なども展示している。
 同館の横山和弘学芸員は「展示から、歴史のロマンを感じてもらえたら」と話している。6月14日まで(月曜休館、5月4日は開館)。入場料が必要。

京都府京都文化博物館特別展示「龍馬からの手紙-坂本龍馬書簡集と龍馬ゆかりの品々-」
会期:4月7日(火曜日)-6月14日(日曜日)
坂本龍馬が伏見の船宿寺田屋の女将登勢と主人伊助に送った直筆書状5点、寺田屋事件ゆかりの伝龍馬所用鐔(つば)などを展示します。書状も鐔も寺田家伝来の龍馬ゆかりの遺品で、龍馬と寺田屋との交流の深さをよく教えてくれる資料です。

 会期も6月中旬までと少し長いですね。
 ゴールデンウィーク中までに京都に行かれる方は、霊山歴史館の特別展示とご一緒にいかがでしょうか。

兵庫
姫路市教委:地域絡め歴史学ぶ 中学の副教材、「姫路のあゆみ」作成 /兵庫
 姫路市教委は、姫路の歴史に視点を当てた中学生用の副教材を初めて作成し、新中学2年生や公民館などに配布した。教諭や文化財担当職員ら約20人が約3年かけて執筆・編集、教科書で習う時代に合わせて姫路の状況や出来事を説明している。市教委は「地域と関係づけて教えると子どもの興味が高まる」と教育効果の向上に期待している。
 題名は「姫路のあゆみ」。カラー印刷のB5判で全157ページ。今年度分は6500部を印刷。重要語句は太字で印刷されている。
 古代から現代まで通史に沿って説明している。例えば701年の大宝律令の項目では、播磨国が12の郡からなる大国で山陽道や美作道沿いに駅家(うまや)が整備されていたと記述し、江戸時代では姫路藩家老・河合寸翁による木綿専売などの財政改革について説明している。また、幕末には佐幕派だった姫路藩が幕府の要職を担い、新政府側の備前藩に姫路城を開城したことを紹介。第二次大戦では姫路空襲に触れ、戦後の高度経済成長期に臨海部の工場誘致が進んだことも記している。【久野洋】



佐賀
失敗作が伝える大正期の技術
 「失敗作品 すべて非売品」――。こんなユーモラスな案内を掲げた焼き物展が、有田町のギャラリー「小さな展示室」で開かれている。大正時代、祖父、父が製陶業を営んでいたギャラリーの主、久富桃太郎さん(79)が、焼き損じて自宅倉庫に眠っていた34点を展示。20日まで。無料。
 久富家は、幕末から「蔵春亭(ぞうしゅんてい)」の屋号を名乗って磁器の輸出などを手がけた富商。1911年、久富さんの祖父・季九郎さんが「蔵春亭久富製磁所」を創業。当時としては珍しい石炭窯を使い、大正期の15年間、父の二六さんの代まで食器を主に製造した。
 展示品の大半は皿。大きなものは直径60センチを超え、どれもゆがんだり絵の具が流れたりしている。ギザギザにカットした縁に鉄釉(てつゆう)を施した「イゲ皿」や、富士山、山水、草花などを描いた染付の皿が多く、色絵磁器も数点。町出身の日本画家、川浪養治が龍を描いたつぼもある。
 久富さんは「失敗作が教えてくれる大正期の有田焼の技術を、いまの窯業関係者に見てもらいたい」と話している。

 

宮崎
みやざき写真展:明治・大正・昭和の時代60点--19日まで県立図書館 /宮崎
◇懐かしい暮らし記録
 「明治・大正・昭和のみやざき生活写真展」が、宮崎市船塚3の県立図書館1階ギャラリーで開かれている。19日まで。
 明治維新から昭和20年代までの宮崎市内の人々の暮らしを収めた約60点。来館者は足を止め、懐かしげに見入っている。
 約40年前、同館職員が、明治100年を記念して市内の各家庭に眠っていた写真を接写したもので、展示品は、約800枚の中から選んだ。同館はホームページ上で、古文書などの収蔵資料を閲覧できるよう、資料のデジタル化を進めており、接写した写真のデジタル化が終了したのに伴い開いた。
 それぞれの時代の家族、職場での記念写真が多く、大正時代の宮崎鉄道管理所長の石川若蔵さんが撮影した「大淀川鉄道を走る汽車」「宮崎駅付近で虫取りする大正末期の子供たち」など貴重な写真も。孫の石川春海さんが1956年に撮影した宮崎市の航空写真も2枚展示されている。問い合わせは同館情報提供課0985・29・2954。【川上珠実】






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