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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 平日なのに記事数が多いので投稿を分けました。

福井
県有形文化財:福井城ゆかりの屏風など6件登録 /福井
 県教委は、「紙本金地著色群鶴図六曲屏風(びょうぶ)」1双(県立美術館所蔵)など6件を、新たに県指定有形文化財に登録した。
 計10羽のマナヅルの成鳥が描かれているこの屏風は、それぞれ縦170センチ、横357センチあり、かつて福井城本丸御殿の「鶴の御間」のふすま絵だったことが福井藩の史書などから分かっている。1669(寛文9)年の大火で焼けた福井城再建の際に制作されたとみられ、福井城ゆかりの品として歴史的に貴重な資料だという。
 他に登録されたのは、1927(昭和2)年に完成した洋風建築の旧大和田銀行本店(敦賀市相生町)▽江戸後期から幕末にかけて建てられた町屋、旧京藤(きょうとう)甚五郎家住宅(南越前町今庄)▽福井藩のお抱え絵師、岩佐又兵衛勝以(かつもち)が「伊勢物語」などを画題に描いた紙本著色和漢故事人物図(県立美術館所蔵)▽野外での野郎歌舞伎の興行を描いた紙本著色野郎歌舞伎図六曲屏風(越前市本町、大宝寺所蔵)▽浄土信州関連の女性を描いた室町時代の肖像画、絹本著色如祐(にょゆう)尼像(鯖江市杉本町、西光寺所蔵)。【安藤大介】


京都
【京都MONO語り】創作木工芸「酢屋」 龍馬を守り「木の良さ」を伝え
 高瀬川を行き来する高瀬舟が運んでくる材木の倉庫が立ち並ぶようになり、いつしか木屋町(きやまち)という名称になった。その木屋町地区に享保6(1721)年、創業した材木商「酢屋(すや)」。木の文化、木の良さを今に継承するこの店が、かつて日本の歴史の転換に大きな役割を果たしたということは以外と知られていない。

 ≪反体制の人物をかくまう「大変さ」≫

 倒幕と明治維新に大きな影響を与えたとされる坂本龍馬(1836~67年)を、京の都でかくまっていたのが酢屋だった。慶応3(1867)年6月24日、龍馬が姉などにあてた手紙に酢屋に投宿していると記していた。海援隊京都本部が置かれたのも酢屋だった。いずれも2階。下は材木屋で、かくまうのには都合がよかった。

■仕事柄、人の縁で

 ではなぜ、龍馬をかくまったのだろうか。文書などは残っていないが、酢屋の10代目、中川敦子(あつこ)さんはそれなりの背景があったという。

 当時、木屋町付近は水上交通の玄関口で、物資や情報の拠点として土佐藩を始めとした各藩が藩邸を置いていた。龍馬は各藩との折衝や伏見、大阪との連絡のためにこの地に身を寄せたとされる。

 「酢屋は当時6代目。すでに商売を始めて150年が経過しており、番組という小学校区ほどの地区の役についていた。さらに、龍馬の故郷、土佐は木の国でもある。そんな仕事柄、役柄、人の縁でかくまったのでしょう」

 今でこそ、現代日本の国づくりに少しは貢献したという思いはあるが、当時の龍馬は反体制の人物。中川さんは「それはそれは大変なことやったと思います」と先祖の苦労をしのんだ。

■「龍馬は売らん」苦境

 「木は売る。龍馬は売らん」

 こんな言葉が酢屋には代々引き継がれていると中川さんはいう。「龍馬は売らん」とは龍馬が身を寄せたこの創業地は手放さないということ。しかし、簡単なことではなかった。

 戦後、酢屋の材木商としての仕事は中川さんの父親で9代酢屋嘉兵衛(かへえ)さん(1919~88年)が「千本銘木商会」として継承。京都市中京区の千本通に店を移転した。創業地は住宅として置いていたが、京都市内でも有数の一等地。1980年代後半からのバブル景気に伴う地価の高騰で、有効利用をしないと維持できなくなった。

 ■木工品とギャラリー

 「どうしよう」

 中川さんは父親と悩み続け、出した結論は材木屋の一部を戻すとということだった。そして、86年に木工品を販売する創作木工芸「酢屋」をオープン。2階は龍馬ギャラリーとして龍馬の部屋を再現し、関係資料を展示している。

 事前調査をすることなく、理想、夢で進めてきたが今秋でリニューアルした酢屋も24年になる。

 「こういう使い方なら龍馬や先祖にも許してもらえるかな」

 中川さんは少し胸をなで下ろしている。(文:野瀬吉信/撮影:飯田英男/SANKEI EXPRESS)

       ◇

 ■酢屋 材木業を営んだ店の屋号で、享保6(1721)年創業。現在は千本銘木商会として京都市中京区千本三条下ル西側で材木業を継承している。創作木工芸「酢屋」の営業時間は午前11時~午後7時半(日曜~木曜)。午前11時~午後9時(金、土曜)。水曜定休。ギャラリー龍馬の営業時間は午前11時~午後5時。入場料500円(中学生以下無料)。水曜定休。京都市中京区河原町三条下ル一筋目(龍馬通)。(電)075・211・7700。


鳥取
日々彩彩:稲升「松虎図」 /鳥取
 57歳で明治維新を迎えた稲升が明治14(1881)年に描いた秀作。後ろ脚が長すぎるのは、写実性より松と虎のシンメトリーといった装飾性を優先させたのだろう。開花とともに流入した西洋画の手法に稲升は興味を示さず、古典的な作風を守り続けた。同じ明治14年の別の作品に「大日本大因幡国源成章」の印を押している。「成章」は稲升の名である。成澤勝嗣早大准教授は「西洋諸国を意識した近代日本人としての名乗り」と指摘している。渡辺美術館の「稲升・稲観秀品展」は30日まで。火曜休館。【大川泰弘】


山口
コレクション展開催、県立美術館
 山口市亀山町の県立美術館で13日、コレクション展が始まった。県出身の画家、狩野芳崖(ほうがい)(1828~88年)や香月泰男(1911~74年)などの収蔵作品を五つの展示に分けて紹介する。

 「日本画の明治維新 森寛斎と狩野芳崖」では、びょうぶや掛け軸など約30点を展示。幕末に京都画壇の重鎮として活躍した優雅な画風の森寛斎(1814~94年)と、東京で新日本画創作運動に取り組み、力強い作品を残した芳崖を対比させている。5月16日まで。

 「旅ニデヨウ」の展示では、香月がフランス・ニースやギリシャの風景を明るい色彩で表した版画など、旅をテーマにした絵画や写真など約50点を展示している。6月13日まで。

 このほか、防府天満宮と明治維新(5月9日まで)▽金工と赤間硯(すずり)(6月13日まで)▽永地秀太と近代の洋画(同)――と題した展示がある。

 同館の前田淳子普及課長は「寛斎と芳崖の日本画をこれだけまとめて展示するのは珍しい。『旅ニデヨウ』では旅する作家の視点を楽しんでほしい」と話している。

 一般300円、学生200円(18歳以下と70歳以上は無料)で、全展示を観覧できる。毎週土曜午後2時から、学芸員による解説がある。月曜休館(5月3日は開館、同6日休館)。

 問い合わせは同館(083・925・7788)へ。




長崎
「幕末長崎古写真展~龍馬と彦馬 維新のまなざし」の開催
長崎歴史文化博物館で龍馬イベントの開催

 坂本龍馬が訪れた幕末の長崎を撮影した「幕末長崎古写真展~龍馬と彦馬 維新のまなざし」の開会式が長崎歴史文化博物館で4月9に行われました。
「幕末長崎古写真展~龍馬と彦馬 維新のまなざし」 は長崎大学附属図書館や江崎べっ甲店などが所蔵する古写真コレクションを展示します。

幕末の長崎の風景や庶民の暮らし、そして坂本龍馬や上野彦馬など歴史に名を刻まれた人間の写真を鑑賞することができます。

上野彦馬とは
上野彦馬は日本における草創期の職業写真師であり、坂本龍馬、高杉晋作など肖像写真を数多く撮影しました。1877年の第1回内国勧業博覧会では鳳紋褒賞を受賞し、歴史的・文化的にも大いに評価され、写真の開祖とも呼ばれます。

同博物館では「龍馬も歩いた長崎の街を写真で体感してほしい」と思いを伝えています。詳細は下記、長崎歴史文化博物館でご確認ください。

■期間
2010年4月10日(土)~5月31日(月) 
■会場
3階企画展示室
■開館時間
8:30~19:00(最終入館18:30)
※休館日なし
■観覧料
大人 500円(400円) 小中高生 250円(200円)
長崎歴史文化博物館
〒850-0007 長崎市立山1丁目1番1号
TEL 095-818-8366 FAX 095-818-8407
E-mail info-his@nmhc.jp


社会
五月人形、龍馬も登場
優しい顔 ◆ ひな段飾り風も

 五月飾り商戦が大詰めだ。定番の鎧兜(よろいかぶと)の人気も根強いが、一方で坂本龍馬の人形も登場している。百貨店と老舗に足を運んで、五月飾りのトレンドを見てみた。

 新宿高島屋(東京都渋谷区)に設けられた五月飾りの展示即売会場をのぞいてみると、勇壮な武具が並ぶ中、幕末の志士・坂本龍馬の木彫り人形が展示されていた(写真〈1〉)。大河ドラマの影響で、今年初めて、店頭に登場したという。

 机に寄りかかり、右手を懐に入れた有名な写真の再現だ。注文生産方式をとっていて、引き渡しまで2か月かかるため、むしろ来年の端午の節句向けの商品とも言える。鎧兜を身につけない五月人形は異例だが、高島屋バイヤーの加藤裕忠さんは「大人はもちろん、子供まで『龍馬だ!』と反応してくれる」と手応えを感じている様子だ。

 男の子の人形が武具をまとった「大将飾り」にもちょっとした変化が見られる。以前はまゆや目がつり上がり、きりっとした表情の物が主流だったが、最近では、垂れ目で柔和な表情の大将飾り(写真〈2〉)が人気だという。

 一方で、ひな飾りを思わせる商品(写真〈3〉)も出ていた。一番上の段に兜、その下に桃太郎や金太郎などの人形、最下段にこいのぼり、といったものだ。飾り物はいずれも木彫りで、かわいらしい彩色が施されている。幅30~40センチ程度と小ぶりな上、段飾りを置く台にすべて収納できる。

 一方、東京都台東区浅草橋の老舗人形店「吉徳」にも足を運んでみると、こちらも子供連れや、孫のために品定めをするお年寄りでにぎわっていた。山田純一郎社長は、「伝統的なスタイルの兜飾り、鎧飾りが売れています。最近は戦国武将ものなどもはやっているようですが、流行にとらわれないお客様も多いです」と話してくれた。(経済部 平松洋志)

(2010年4月14日 読売新聞)


エンターテインメント
<薄桜鬼>主題歌CD発売記念、ライブとトークイベント 来月1日に新宿で
 アニメ「薄桜鬼」(はくおうき)の主題歌CDの発売記念イベントが5月1日、タワーレコード新宿店(東京都新宿区)で開かれる。イベントでは4月21日に同時発売のオープニング曲「十六夜涙」を歌う歌手の吉岡亜衣加さんと、エンディング曲「君ノ記憶」を歌うmaoさんがミニライブとトークショーを行う。
 「薄桜鬼」は、08年に発売されたPS2用ゲーム「薄桜鬼 新選組奇譚」が原作。幕末を舞台に、行方不明の父親を捜しに江戸から京都にやってきた少女・雪村千鶴が、化け物に襲われそうになったところ、「人切り集団」新選組に偶然助けられる。やがて行動をともにするようになるが、新選組や自身の出生の秘密も知ることになる……というストーリー。アニメは4月からテレビ神奈川やチバテレビなどで放送中。

 イベントは、「十六夜涙」か「君ノ記憶」のいずれかのシングルを同店で購入した人に優先的に整理券が渡される。整理券を持参するとライブ終了後、吉岡さんやmaoさんと握手ができ、「薄桜鬼」テーマソングの告知ポスターがプレゼントされる。(毎日新聞デジタル)

アニメ「薄桜鬼」公式サイト

http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hakuoki/





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