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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
オバマ大統領の歴史的な広島訪問を生放送で観た後で。

北海道
函館・五稜郭祭、熱演競う 女子アナ“土方歳三”が優勝
 戊辰戦争最後の舞台となった北海道函館市で21日、「箱館五稜郭祭」が始まり、戦死した新選組副長の土方歳三に扮して寸劇を披露するコンテストが開かれた。29回目の今年は地元のケーブルテレビ局「NCV」のアナウンサー、高橋ともみさん(26)が優勝した。

 コンテストには北海道のほか、川崎市や愛知県春日井市、福岡市などから男女20人が出場。身のこなしやせりふで土方らしさを表現し、詰め掛けた観衆約400人を楽しませた。

 寸劇は土方が故郷の東京・日野への手紙を仲間に託した後、戦いに臨み、銃弾に倒れる設定。

土方歳三の最期 華麗に演技 名物コンテストで函館の高橋さん優勝
【函館】箱館戦争で旧幕府軍に加わり、戦死した新選組副長の土方歳三らしさを競う「土方歳三コンテスト全国大会」が21日、函館市の五稜郭タワーで開かれた。道内外の男女21人が出場し、函館市内のケーブルテレビ(CATV)アナウンサー、高橋ともみさん(26)が初出場で優勝した。

 コンテストは29回目で、この日から2日間の日程で始まった箱館五稜郭祭(同祭協賛会主催)の名物イベント。出場者がそれぞれ独自のシナリオで土方になり切り、銃弾に倒れる土方の最期を演じた。勇ましい殺陣のほかに、コントで笑いを誘う出場者もいた。

 高橋さんは札幌市豊平区出身。アナウンサーとして昨年のコンテストを取材する中で出場を決めたといい、高橋さんは「劇団に所属していたこともあり、殺陣の経験もあった。優勝は本当にうれしい」と笑顔を見せた。他の成績は次の通り。(敬称略)

五稜郭祭開幕 土方コンテストは高橋さん優勝
 戊辰戦争の最後の戦地となった五稜郭を後世に伝える「第47回箱館五稜郭祭」(協賛会主催)が21日、2日間の日程で開幕した。初日は箱館戦争ゆかりの地を巡る「碑前祭」や「土方歳三コンテスト全国大会」が行われた。

 碑前祭は「中島三郎助父子最後之地」碑(中島町)、「碧血碑」(谷地頭町)、「土方歳三最期之地」碑(若松町)、「五稜郭タワー箱館戦争供養塔」で行い、戦没した無名兵士らの冥福を祈った。

 午後から五稜郭タワーアトリウムで記念式典、引き続き今年で29回目となった土方歳三コンテスト全国大会を開催。今年は函館や道内のほか関東、福岡県から20~48歳の21人(男性15人、女性6人)がエントリー。本紙で連載中の漫画「幕末観光ヒジカタ君」のヒジカタ君も審査対象外で初出場した。

 出演者は、土方が最期を迎える場面を、自身で考えた演出でパフォーマンスを披露。容姿や演技、土方への思い入れなどが審査され、優勝は地元ケーブルテレビ局「NCV」のアナウンサー高橋ともみさん(26)が初出場で見事に栄冠に輝いた。
 高橋さんは出身地札幌で演劇活動をしていたといい、凛とした雰囲気を醸し出す中、勇ましい殺陣と、はっきりとしたせりふの言い回しが高く評価された。高橋さんは「出るからには優勝と思っていたが、まさかという気持ち。コンテスト出場を通して、あらため土方が愛されている理由が分かった」と話した。

 22日は午後1時から「維新行列・音楽パレード」で、本町の行啓通りでは旧幕府軍と新政府軍の戦闘シーンが繰り広げられる。同3時ごろから五稜郭公園の特設ステージで「開城セレモニー」を行う。

21、22日「五稜郭祭」 維新行列や土方コンなど
 箱館戦争の舞台となった五稜郭の歴史を伝える「第47回箱館五稜郭祭」(協賛会主催)が21、22の両日、特別史跡・五稜郭跡周辺などで開かれる。函館の初夏の風物詩としても親しまれ、パレードや土方歳三コンテスト全国大会などを行う。

 初日は午前10時から市内各地を巡る「碑前祭」で、午前10時に「中島三郎助父子最後之地」碑、同10時50分に「碧血碑」、同11時に「土方歳三最期之地」碑、正午に「五稜郭タワー 箱館戦争供養塔」で行う。
 午後1時から五稜郭タワーアトリウムで記念式典があり、続いて「第29回土方歳三コンテスト全国大会」。全国から集まった土方ファンがパフォーマンスを演じる。

 2日目は、箱館開港や榎本政権誕生などの歴史物語や、すべてが五稜郭へ集結する様子を表現する「維新行列・音楽パレード」から始まる。維新行列は午後1時に中島町廉売通りからスタート、音楽パレードは同1時15分に千代台公園を出発する。行啓通りの戦闘シーンパフォーマンスの後、五稜郭公園特設ステージで榎本武揚が黒田清隆に「海律全書」を手渡すシーンなどを再現する「開城セレモニー」(午後3時ごろ予定)を行う。

 22日のパレード開催時は交通規制を実施。問い合わせは実行委事務局(TEL0138・51・4785、五稜郭タワー内)へ。

「五稜郭おもてなし隊」復活 歴史実感、観光客に好評
【函館】幕末の衣装に身を包んだ函館市民による「五稜郭おもてなし隊」が大型連休中、函館・五稜郭公園内の箱館奉行所前で観光客を出迎え、人気を呼んでいる。21、22の両日、市内で開催される「箱館五稜郭祭」(箱館五稜郭祭協賛会主催)のPRを兼ねて2年ぶりに結成されたもので、外国人観光客らの記念撮影の求めにも気軽に応じている。

 おもてなし隊は2014年の五稜郭築造150年祭の目玉企画として登場。今回は大型連休が始まった4月29日に復活した。市内の会社経営者や公務員らのボランティアで組織し、ペリーや土方歳三など幕末の函館にゆかりの深い8人の歴史上の人物に扮(ふん)している。

 大型連休後半を迎えた4日も、観光客らが記念撮影を求めて列をつくった。兄弟と写真に納まった秋田市の中学1年菅野泰雅さん(12)は「ペリーの帽子がかっこいい。タイムスリップしたみたい」と笑顔を見せた。外国人観光客も幕末の衣装に興味津々で、サクラを見に初めて函館を訪れたという英国の薬剤師ジェシカ・コリングスさん(30)は「歴史を感じられておもしろい」と話していた。

 おもてなし隊の復活は、北海道新幹線で道内外から訪れる観光客に、今年で47回目の箱館五稜郭祭をPRする狙いがある。

 同祭は箱館戦争ゆかりの碑を巡る「碑前祭」、土方歳三のなりきり度を競う「土方歳三コンテスト」、幕末当時の衣装で市内を練り歩く「維新行列」など多彩な催しが市民に親しまれている。しかし、大型連休直後とあって「市外の人には祭りの存在があまり知られていない」と同祭実行委事務局の野寺正樹さん(62)。おもてなし隊を通じて函館の歴史都市としての一面を観光客に知ってもらい、再び新幹線で足を運んでもらおうという狙いだ。

 おもてなし隊は8日までの毎日と、月内の土日に箱館奉行所前で観光客を出迎える。(岩崎あんり)

坂本龍馬の手紙に貿易構想 「黒龍丸」で北海道開拓など
 坂本龍馬の貿易構想が読み取れる手紙の写しと推測される新史料が、松田和晃・杏林大学教授の調べでこのほど確認された。龍馬が外国と通商を行おうとしていたことは知られているが、その具体的な記述は珍しい。龍馬は幕船「黒龍丸」を使っての北海道開拓に加えて、さらに上海や朝鮮などを視野に入れた航海も考えていたことがうかがえる内容となっている。

 坂本龍馬は、北方を視察した土佐勤王党の北添佶磨(きつま)らに影響を受け、防衛・交易面などから北海道開発を提言した。勝海舟の日記に、尊皇攘夷派の志士たちを黒龍丸に乗せて移住させる龍馬の計画も記されている。

 しかし1864(元治元)年6月5日に新選組が尊攘派志士を襲撃した池田屋事件が起き、北添ら攘夷派が多数殺された。龍馬の支援者だった海舟の幕府内における政治的影響力も失われたことから、黒龍丸による通商計画はかなわなかった。

 新史料の手紙は池田屋事件から間もない6月29日付で、龍馬から海舟に宛てられている。松田教授が20年以上前に知人から入手した巻物の中に、西郷隆盛ら海舟宛て書簡5通とともに収められていた。松田教授が内容を分析し、論文にまとめて大学内の紀要に発表した。

 手紙の右上には、海舟と思われる筆跡で、龍馬の手紙である旨を記した紙片が貼られている。

 手紙の中で、黒龍丸を交易などに活用したい龍馬の考えに反し、幕府の中に軍艦にしたいという意見があることを指摘し、「上海朝鮮ハいふも更也、津島(対馬)箱館(函館)にさへ自由に行事を得さるべし」(そうなれば、上海や朝鮮のみならず対馬や函館へも自由に行けなくなる)と具体的な地名を挙げて警戒している。

 「先生(海舟)の龍に御委有し事(委ねてくれていること)と相違し、大に諸生の英気を挫(くじ)かむ事を恐れ、此(この)歎願を申候(もうしそうろう)」と協力を懇願している。

 そして池田屋事件で犠牲になった望月亀弥太らを「大ニ遺憾」と悼む記述もある。

 龍馬の黒龍丸に関する記述はこれまでにも見つかっていたが、龍馬の筆跡とは異なる印象もあり、手紙の写しではないかともみられている。今回の手紙も直筆ではなく写しと推測され、松田教授は以前見つかった手紙と筆跡や紙のサイズに類似点があることを指摘し、その後半部分ではないかと考えている。

 松田教授は「海商計画が頓挫した経緯に再検討が加えられる契機となれば」と期待している。

 今回の発見について、三浦夏樹・高知県立坂本龍馬記念館主任学芸員は「龍馬が書いたとは断言しにくいが、内容的に面白い。今後の研究材料になると思う」と話す。

 高知市の歴史家、松岡司さんは「龍馬が書いたものの写しだろう。龍馬は有能な志士たちを北海道へ送りたがったが、思うようにならない時期にきていた。維新史に触れる重要な史料」としている。 


◆黒龍丸◆
 米国製の木造蒸気船。幕府が1864(元治元)年7月、所有していた越前福井藩から買い上げ、勝海舟の建議によって新設された神戸海軍操練所に配置された。1864年11月、勝は軍艦奉行を罷免され、翌年、神戸海軍操練所も閉鎖。黒龍丸は民間に払い下げられた。



静岡
国際色豊かに黒船祭 22日まで下田
 ペリー艦隊の来航にちなんだ日米親善イベント「第77回黒船祭」(同執行会主催)が20日、下田市内で始まった。幕末に開国の舞台となった港町の同市で22日まで、国際色豊かな催しを繰り広げる。
 市観光交流課によると、3日間で約20万人の人出でにぎわう市内最大のイベント。初日は記念碑のある下田港のペリー上陸記念公園で、献花式が開かれた。市立下田中吹奏楽部が日本と米国の国歌を演奏し、ペリー出生地で国際姉妹都市の米国ニューポート市の訪問団や、地元の園児らが花を供えた。
 下田市の楠山俊介市長は「今後も日米の友好関係が絶え間なく続き、相互理解が深まることを祈念します」とあいさつした。
 ペリー艦隊乗組員の菩提(ぼだい)寺である玉泉寺では、米海軍主催の墓前祭が営まれた。米海軍派遣艦隊の乗組員と、ニューポート市の訪問団は下田市内の全小学校7校を訪れ、児童と交流した。夜間は海上花火大会があり、約1200発の打ち上げ花火が夜空を彩った。
 21日は記念式典や、主要行事の公式パレードなどが行われる。


鹿児島
幕末薩摩の外交資料120点 黎明館で企画展
 幕末の薩摩藩の外交に関する資料などを展示する企画展「幕末薩摩外交―情報収集の担い手たち―」が鹿児島市の県歴史資料センター黎明館で開かれている。9月11日まで。

 薩長同盟150年を記念した企画。薩長同盟の成功や薩摩藩が幕末に政治的指導力を発揮した背景に、優れた情報収集、分析の能力があったことを紹介しようと、関係資料を集めた。

 展示されているのは、資料約120点とパネル約80点。薩長同盟が締結された場所ともされる京都の近衛家別邸の絵図、薩摩藩英国留学生の町田久成が西郷隆盛と大久保利通に宛てた書簡などが並ぶ。前野良沢らが翻訳した医学書「解体新書」も来館者の目を引いている。

 灰床義博館長は、「薩摩藩は海外から直接情報を入手するなど、情報収集に力を入れていた。国内外の情報ネットワークを駆使した藩の外交について、関心を深めてもらいたい」と話している。

 月曜休館。入館料は常設展と共通で、一般310円、高校・大学生190円、小中学生120円。問い合わせは黎明館(099・222・5100)へ。



佐賀
寄稿 「幕末佐賀藩の科学技術」上巻・下巻の刊行によせて
■多くの新事項を解明

 三重津海軍所の世界遺産登録を目指して、佐賀市・佐賀県などによって幕末期の佐賀藩の科学技術に関する遺跡の発掘と分析が行われ、多くの新しい事項が解明された。これらの成果を基に「幕末佐賀藩の科学技術」上巻・下巻(岩田書院、平成28年2月)を刊行した。

 上巻は「 ...
 以下を読むには有料登録が必要だとのこと。

高知
「志国高知 幕末維新博」は2018年4月から第2幕
 2017年から高知県内各地で展開する「志国高知幕末維新博」の推進協議会の設立総会が25日、高知市内のホテルで開かれた。県内34市町村や商工、観光など各分野の関係者ら約150人が出席し、推進協議会が博覧会の運営主体となることや博覧会の実施方針などを確認した。

 2017年は大政奉還、2018年は明治維新からそれぞれ150年に当たることから、高知県は2017年3月からと2018年1月からの2部制で博覧会を企画している。...
 この続きは有料登録が必要だとのこと・汗。

栃木
ビビる大木、世界遺産・輪王寺で無料の幕末トークライブ開催
ビビる大木の無料トークライブ「TAN-SU presents ビビる大木 世界遺産で幕末のお話 in日光山輪王寺」が7月9日(土)に栃木・日光山 輪王寺 常行堂にて開催される。

大木が自身の大好きな幕末時代について語り尽くす「お寺で幕末のお話」シリーズ。普段は有料の同ライブが、今回は定員80名の無料イベントとして実施される。ゲストは歴史にも精通している精神科医の名越康文。世界遺産の輪王寺で繰り広げられる、大木と名越の幕末トークを堪能しよう。

TAN-SU presents ビビる大木 世界遺産で幕末のお話in日光山輪王寺

日時:2016年7月9日(土)16:00開場 17:00開演
会場:栃木・日光山 輪王寺 常行堂
出演:ビビる大木
ゲスト:名越康文
料金:無料
定員:80名
予約方法:専用予約フォーム(https://www.watanabepro.co.jp/enq/4KMNP/)にて申し込み。

ブックレビュー
新選組 粛清の組織論」菊地明著
  殺した敵は26人、粛清した同志は40人。幕末を駆け抜けた漢(おとこ)たちには、表に出ない内部粛清の歴史がある。司馬遼太郎の『燃えよ剣』などの小説から入った人の多くは、近藤勇や土方歳三ら“新選組内の勝者”のファンなのではないだろうか。
 一方で彼らは鉄のおきてを作り、厳しく隊内を取り締まっていた。食い詰め浪人を最強組織に育て上げたのが、世にいう「局中法度」と呼ばれるものだ。脱走や金策は厳しく処罰され、切腹に追い込まれている。本書ではその40人にスポットを当てて論じている。
 そこには近藤勇グループが覇権を掌握していくという過程が含まれており、粛清された大幹部である芹沢鴨、山南敬助、伊東甲子太郎らは、「新選組の敵」として描かれがちである。本書は“粛清された敗者”の視点、そして幕末動乱期の思想変化という視点を加えて、新しい新撰組論に挑戦している。
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