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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 6月になりましたが、今日はいい天気ですねぇ。爽やかなので快適です。

群馬
小栗上野介:ねじくぎ150年ぶり里帰り 米国から持ち帰る /群馬
◇遣米使節記念展に展示
 幕末に遣米使節のメンバーとして渡米した小栗上野介忠順(ただまさ)が米国から持ち帰ったとされ、小栗の墓がある高崎市倉渕町権田の東善寺(村上泰賢住職)に収蔵されている「ねじくぎ」が、150年ぶりに里帰りすることになった。ニューヨーク市立博物館で開催される「遣米使節150年記念展」に展示するため31日、現地に向けて発送された。
 小栗は1860年、日米修好通商条約の批准書交換使節団の目付として米軍艦で渡米した。村上住職によると、ワシントン海軍造船所を見学した際、蒸気機関を駆使した総合工場に驚き、「こういうのを作れる国になりたい」との思いから多数のねじを持ち帰った。小栗の提唱で横須賀造船所が造られたが、築造が決定されるまで、ねじを配って近代化を説いて回ったという。同寺に収蔵されているのは、真ちゅう製で長さ4・3センチ、頭部の直径が1・1センチのマイナスねじ。
 ニューヨーク市立博物館での記念展は、同館と在ニューヨーク日本総領事館広報センターの共催で、6月25日から10月11日まで開催される。同博物館から「小栗が近代文明のシンボルとして持ち帰ったものであり、展示したい」との要請があったという。
 村上住職は「日本の工業近代化は、小栗の提唱で造られた横須賀造船所で始まった。ねじが小栗の行動のシンボルとして米国の人たちにも認識してもらえてうれしい」と話している。【増田勝彦】


神奈川
下岡連杖が撮ったガラス写真と判明
 1854(安政元)年にペリーから置き時計が贈られたとされる下田奉行所与力の山本謙兵衛の肖像写真が、日本写真の開祖ともいわれる下岡蓮杖が横浜で撮った1枚であることが分かった。敷物の柄から横浜開港資料館元調査研究員の斎藤多喜夫さん(62)が突き止めた。
 ガラス板に溶液を塗って感光性を持たせて撮影されたガラス写真。縦8センチ、横7センチほどで、置き時計とともに横浜市港北区の但馬惟義さんが保管していた。但馬さんの祖父の海軍中佐が、1890年に山本本人から譲り受けたという。
 写真には帯刀したまげ姿の山本が写っている。下岡撮影と判断した決め手になったのが敷物。肖像写真をパソコンに取り込んで、敷物の柄を分析、写真集に収録されている作品と同じ敷物であることを突き止めた。現存する下岡撮影のガラス写真としては5例目という。
 斎藤さんによると、下岡は静岡・下田の出身で、山本と同じ時期に下田奉行所で働いていたという。その後、下岡は1862(文久2)年に横浜で写真館を開設。同じころ山本も異動し、神奈川奉行所で働いていた。写真は幕末の横浜で撮られたらしい。
 山本は写真や置き時計を譲るときに、どのような経緯で時計を手に入れたかをまとめた和紙5枚の「時計来歴」も渡した。そこには日米交渉の山本の働きに対し、感謝したペリーから時計をもらったと記されていた。
 分解、洗浄し、再び動き出した時計は、短針を除き当時の部品を使った。少し速い「カチカチ」、1時間ごとに鳴る振り子の「ボーン」はペリーが聞いた音色と同じ。ゼンマイを一度まわすと、約30時間動き続けるという。
 斎藤さんは「下岡の名前は有名だが、現存する作品は非常に少ない。特にガラス写真は希少で、今後もそれほど出てこないだろう」と話していた。6日まで、開港資料館で展示される。
(佐藤善一)

※写真説明・・・米国ペリー艦隊から時計を贈られた下田奉行所与力・山本謙兵衛の肖像写真。敷物から下岡蓮杖のスタジオで撮影されたガラス写真であることが分かった=横浜開港資料館提供


静岡
県立図書館に鉄舟の書簡を寄贈 東京・ゆかりの寺院
 幕末に日本の近代化に貢献した山岡鉄舟ゆかりの寺院「全生庵」(東京都、平井正修住職)が31日、静岡市駿河区の県立中央図書館に、関口隆吉初代県知事と鉄舟が交わした書簡など9点を寄贈した。
 関口知事が鉄舟あてにしたためた書簡は4通。静岡市の徳川屋敷を地元の名士に払い下げるよう要望したり、静岡を訪問中に体調を崩していた鉄舟を案じて帰京を勧めたり。書簡を通じて二人が親交を深めていた様子がうかがえる。鉄舟が1883年、関口知事に書簡を送る際に書いた下書きも寄贈された。清書の書簡はすでに同館に所蔵されていて、127年ぶりに下書きと並んだ。
 平井住職は「下書きまで残っていたことに驚いた。貴重な資料を多くの人に見てもらいたい」と話し、土屋光永館長に目録を手渡した。
 鉄舟は西郷隆盛と駿府(現静岡)で交渉し、江戸城の無血開城に貢献した。牧之原茶園開拓への資金集めにも協力するなど、静岡との深いかかわりが知られている。土屋館長は「鉄舟と静岡のつながりを示す資料はさまざまな所に残されている。1カ所に集めて解読を進めれば、新たな歴史の一面が浮かび上がるかもしれない」と期待を述べた。
 寄贈された資料は1~14日、入り口のインフォメーションホールで一般公開する。 

兵庫
県内ファン会長楠本さん 龍馬の紙芝居披露
 高知で来年1月まで開かれている「土佐・龍馬であい博」。JR高知駅前のイベント会場では、週末を中心に坂本龍馬の活躍を描いた紙芝居が披露されている。制作したのは尼崎市大西町3丁目の会社員楠本剛(くす・もと・たけし)さん(45)。兵庫県内の龍馬ファンらでつくる「兵庫龍馬会」の会長だ。
 長いひげと袴(はかま)をつけて三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎に扮した弁士が、紙芝居をめくりながら土佐弁で語りかける。「西郷さん、ニッポン人同士いくさをしても、誰っちゃあ得はせんろう?」。龍馬の仲介で実現した薩長同盟の場面だ。
 ほかにも幼少期から脱藩までの「青春篇(へん)」、脱藩後から暗殺されるまでの「波濤(は・とう)篇」がある。「幕末に龍馬が何をしたか、とても分かりやすい」と評判で、人だかりが出来るほどの人気だという。
 楠本さんが龍馬に初めて夢中になったのは大学生のころ。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読み始めたら止まらなくなった。「けんかの仕方や交渉術、失敗してもめげない根性……。読む度に新たな魅力を発見できる」。1997年ごろからは、高知県立坂本龍馬記念館(高知市)が主催する絵手紙展に、龍馬のイラストとメッセージを添えてほぼ毎年応募。2001年には兵庫龍馬会も立ち上げ、史跡巡りのルポなど幕末の歴史をたどる年3回の会報作りをしている。
 「紙芝居をつくってほしい」と依頼されたのは昨年9月。ファンでつくる高知市の「坂本龍馬倶楽部(く・ら・ぶ)」の会員がゆかりの地を巡るツアーで神戸市を訪れた際、一行を迎えた楠本さんに同倶楽部の事務局長が頼んだ。
 楠本さんは大阪の広告会社で15年間ほどデザインの仕事をしていた。この経験を生かし、紙に下絵を描いたうえで、パソコンのデザインソフトで彩色しながら今年3月に完成させた。来月には紙芝居の絵本化を予定しているほか、幼少期の龍馬が土佐の妖怪を退治するという創作紙芝居「少年篇」も制作中だ。
 楠本さんは「怒ったり泣いたり、ときに格好悪かったり。いろんな表情の龍馬をこれからも描いていきたい」と話している。(山下龍一)



山口
伊藤・山縣 素顔まざまざ
◆周南の書店、秘書著作の復刻版出版

 幕末や明治維新の歴史資料の復刻出版などを手掛ける周南市の「マツノ書店」が、山口出身の明治期の元老2人を描いた「伊藤公と山縣公」の復刻版を出版した。伊藤博文(1841~1909)と山縣有朋(1838~1922)を中心とした逸話集で、伊藤の秘書などを務めた文筆家、小松緑が昭和に入って執筆した。日露戦争など歴史上の大事件を、政界の内部から顧みた貴重な資料という。
(小暮純治)

◆歴史の舞台裏 生き生きと

 伊藤と山縣は、明治維新期に身分の低い出自から首相にまで上り詰めた代表的な元老。小松は本のなかで、2人を「性格の違ったしかし力量の似寄った一対」とし、伊藤を「宰相の器」、山縣を「統軍の帥」と評している。2人の公私の様々なエピソードが盛り込まれている一方、歴史の舞台裏を当時の政治家たちの発言を通じて生き生きと描き出している。
 復刻出版は、同書店の松村久店主(77)が10年ほど前に、1934(昭和9)年刊行の小松の著作「春畝公と含雪公」を東京の古書店で手に入れたのがきっかけ。
 小松が当時の新聞に長期連載した記事をまとめた本だったが、36年には、この本を別の出版社が漢字に読み仮名を振って写真を鮮明にするなど読みやすくして「伊藤公と山縣公」の題名で再刊行していたことを松村さんが知り、インターネットで手に入れて復刻の計画を温めてきたという。
 「2年後に再出版とは、当時かなり人気があったに違いない」と松村さん。昨年9月に行った常連客らへのアンケートでも、一番人気だったことで刊行を決めたという。
 同書店としては通常より多めの400部を発行。特別価格の6千円で販売する。松村さんは「政治への関心が高まっている昨今。当時の大政治家たちと比較してみるのも面白いのでは」と話している。問い合わせは同書店(0834・21・2195)。


熊本
豊後街道に「龍馬」呼ぼう
阿蘇市観光協会などが会を設立

 江戸時代、肥後藩が参勤交代で使い、幕末には坂本龍馬や勝海舟らも歩いた豊後街道について学び、地域おこしに役立てようと、阿蘇市観光協会などが、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬、勝の役を演じる福山雅治さんと武田鉄矢さんを阿蘇市に呼ぶ会を設立した。市民による「ラブレター作戦」で2人を招き、豊後街道を歩いてもらう。(田川憲一)
 「山上より阿蘇嶽(あそだけ)を見る。この嶽に並び立ちたる高峯あり。猫(根子)が嶽という。人跡到らず。山の頂上、大石、剣の如く成るもの直立す」(「海舟日記」より)。
 1864年(文久4年)、米英仏蘭から開国を迫られ、攘夷(じょうい)派の突き上げにもあっていた徳川幕府は、外国公館のある長崎に、勝ら50人前後を派遣、水面下で交渉に当たらせようとする。龍馬もその中にいた。
 豊後・佐賀関に着いた一行は、鶴崎、久住、阿蘇、熊本と九州を徒歩で横断し長崎へ渡る。阿蘇では往、復路とも内牧でわらじを脱いだ。「内の牧に宿す。この地もまた山中、山泉自由なり」と、勝は日記に記している。
 呼ぶ会は、阿蘇市観光協会、同市、阿蘇火山博物館などで構成。5月30日には手紙作戦を手伝うサポーターらが、活動拠点となる同市内牧に集合した。市の人口約2万9000人と観光客に呼びかけ、「豊後街道を歩いて」という2人への思いをつづってもらう。
 会世話役の一人、高木立(たつお)・市商工会事務局長(54)は「豊後街道は九州の参勤交代道の中でも特に険しい『男道』。そこを勝、龍馬だけでなく吉田松陰、伊能忠敬らも歩いた史実を多くの人に知ってもらい、誇りに思ってほしい」と話す。
 活動に協賛する飲食店では、資料などを基に再現した当時の料理を提供することも計画。関連行事として、阿蘇市内で▽龍馬とジオパーク展(阿蘇火山博物館、7月11日まで開催中)▽坂本龍馬&勝海舟の足跡展(仮称)(あそ街角ギャラリー、7月20日~8月末)▽海舟&龍馬散策案内(うちのまき案内人協会、6~8月)などを実施、予定している。

【豊後街道】 熊本城下から大津、阿蘇、久住を経て豊後・鶴崎(大分市鶴崎)まで31里(約120キロ)を結ぶ。阿蘇の山道は急で、二重峠、滝室坂(ともに阿蘇市)、弁天坂(産山村)と難所が続いた。参勤交代では5日かけ歩いたとされる。石畳の道が保存されているところもある。

(2010年6月1日 読売新聞)

 

エンターテインメント
docomo、SoftBankより『防衛ゲーム剣豪 土方歳三』他、新作ゲーム3本を配信開始!
 元気モバイル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:津守正樹)は、docomoにて展開中の『定番スポーツ大集合』『元気SゲームランチDX』と、SoftBankにて展開中の『定番スポーツ☆大集合』『元気ゲームランチBOX』にて、2010年6月1日(火)より新作ゲーム3本を配信開始致します。
 『防衛ゲーム剣豪 土方歳三』は、土方歳三、斎藤一、市村鉄之助など、戊辰戦争時の新撰組隊士が登場し、新政府軍の侵入を防ぐ防衛ゲームです。敵のタイプや行動ルートに合わせてキャラクターを配置し、入口から侵入してくる敵キャラを出口に到達するまでに撃退します。防衛ゲームの醍醐味である奥深い戦略性と、オリジナリティ溢れるド派手な必殺技の爽快感をお楽しみいただけます。
 『超高校級バッテリー』は、プレイヤーがキャッチャーとなり、強烈な魔球を投げてくるピッチャーの球を受け止めるアクションゲームです。タイミングよくキーを押して球を受け止めます。球種は消えたり、蛇行したり、分裂したり等様々あり、どんな球が来るかわからない、緊張感溢れるゲームをお楽しみいただけます。ネットワークランキング対応で、全国のユーザーとアウトを取った数を競えます。
 『脱出ゲーム王墓の扉』は、古代エジプトの王墓の部屋を調べ、閉ざされた扉を開ける脱出ゲームです。謎がふくらみ、冒険心がかき立てられる仕掛けが満載です。
 当社は今後も幅広いジャンルのゲームを追加し、サイトの更なる認知度アップ、ユーザーの増加を狙います。






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