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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 『八重の桜』もう二本松少年隊のエピソード……二本松藩が陥落するといよいよ母成峠になってしまうのですよね。明治を生きた八重さんが主人公なので会津落城のエピソードを6月に持ってこないといけないのはわかるのですが、幕末史大好きな自分にはペースが速いと思えます。箱館戦争はナレーションとスチール写真の組み合わせで数秒で終わってしまう予感……「そして旧幕府軍を中心に終結した箱館も翌年に陥落した」ナレーションに土方戦死スチールとか(汗)。

北海道
新島襄の歩み知って…函館博物館で企画展
 新島襄(同志社大創立者)ゆかりの品を展示する企画展「新島襄と幕末の箱館」が14日、市立函館博物館(青柳町17、阿部司館長)で始まった。書や遺髪など約100点を並べている。9月1日まで。

 新島が函館から米国へ密出国した日に合わせてスタート。館内でセレモニーがあり、工藤寿樹市長が「新島の情熱、これを支えた函館の人々の気概について振り返ることは有意義」とあいさつ。学校法人同志社(京都)の大谷實総長が「函館は同志社発祥の原点。盛大に開催されたことは感慨もひとしお。市と連携を強化していきたい」と期待を込めた。大谷総長ら5人がテープカットして祝った。

 展示では、新島の脱国時の扮装(ふんそう)写真や、函館をたつときに詠んだ和歌、上海で断髪した際の遺髪のほか、妻八重の自筆の和歌なども紹介している。  同大卒業生の大江哲男さん(81)=函館市美原=は「これを機に、市民が認識を深めてくれれば。同志社の絶大なる協力にも感謝したい」と話していた。

 放映中のNHK大河ドラマ「八重の桜」で新島八重が主人公を務めていることや、来年で新島が脱国してから150年の節目を迎えるのを前倒しして、企画展を開催した。

 入館料は一般300円、大学・高校生150円、小・中学生100円。月曜定休。15日には午前10時と午後1時半の2回、解説セミナーを予定。申し込みは同博物館(TEL0138・23・5480)へ。


田本写真と〝現代版〟対比 及川さん同じ場所で撮影
 函館国際観光コンベンション協会が管理、運営する函館市写真歴史館(元町)は、幕末から明治期にかけて函館で活躍した写真師、田本研造が撮影した函館の街並みと、現在の風景をセットで紹介する新設展示「函館の町並み、今昔(いまむかし)」を始めた。田本の写真と対をなす形で〝現代版〟を並べ、時代の流れと街並みの変化を伝えている。

 田本研造(1831~1912年)は、明治政府の依頼を受けて開拓使や当時の函館の様子を撮影し、貴重な資料を残した。また、幕末の土方歳三、榎本武揚の肖像写真も田本の撮影といわれている。

 同館では街並みの変化を知ってもらおうと、今回の展示を企画。現在の風景を撮影したのは松陰町で及川写真事務所を営む及川雅夫さん(64)。昨年1月から約1年以上をかけて同じ場所を訪ねて撮影を試みた。

 会場には並ぶのは25組の作品。元町の基坂から函館山を望む風景や英国領事館、函館町会所(旧函館区公会堂)、函館公園などの今と昔を比較することができる。函館山からの眺望は4枚1組で紹介している。

 中には撮影ポイントの特定が難航した写真も。「地元住民の話を聞いて、全く別の場所で撮影していると分かった時もあった」と苦笑いする。また、田本については「じつにさまざまな場所で記録を残しており、精力的な活動ぶりがうかがえる」と話した。

 「写真の日」の6月1日には新設展示の記念イベントとして、及川さんが撮影秘話を語るトークイベントがある。同館では「見応えのある内容、多くの市民に見てもらいたい」と話し、来場を呼び掛けている。

 時間は午前11時、午後1時、同3時の3回。いずれの回も20分程度を予定している。当日は入館無料。問い合わせは同館(TEL0138・27・3333)へ。



福島
「八重の桜」福島展 開幕1カ月で1万人突破
 NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公、新島八重ゆかりの約200点を紹介する県立博物館(会津若松市)の「『八重の桜』福島展」(7月3日まで)の入場者が12日、1万人を突破した。

 開幕から25日目で、1万人目となったのは須賀川市の会社員、郷秀幸さん(34)親子で、戊辰戦争や会津藩にまつわる史跡めぐりが趣味という歴史マニア。会津藩の教え「什(じゅう)の掟」を記した手ぬぐいや民芸品などが贈呈され、「大河ドラマの舞台裏を知って、以前にも増して楽しみになりました」と話していた。

 「今回の特別展では高校生以下を無料にして、修学旅行生を含めて幅広く見てもらおうとしたことが好評につながった」と同博物館の担当者は喜ぶ。1万人突破を記念して、13日から17日までの5日間に来館した先着100人に記念ステッカーをプレゼントする。


京都
幕末の会津藩や新選組に光 霊山歴史館で特別展
 幕末の会津藩や新選組に光を当てた特別展が京都市東山区の霊山歴史館で開かれている。初公開となる新選組五番隊組頭の尾形俊太郎の詩書をはじめ、新島八重関連の史料も展示し、激動の時代を旧幕府軍側の視点も交えて伝えている。

 同特別展は、NHK大河ドラマ「八重の桜」に合わせて1月にスタートさせた通年企画の第2弾。約100点を展示している。

 初公開の史料は、尾形が晩年に記した漢詩2点で、子孫から寄贈された。尾形は会津戦争のさなかに姿を消し、その後の消息は不明とされていたが、史料により、故郷の熊本に帰ったことが分かった。尾形は私塾を開き、1913(大正2)年6月に75歳で病没した。

 漢詩は梅の花を詠んでいる。また、長生きした尾形自身のことを道歌も記されている。同館の木村武仁主任学芸員によると、「道歌は新選組の仲間は早死にして悲しい、生き残っている自分も哀れだとの内容を歌に込めている」という。

 また新島八重が京都で働いた日本最初の女学校「女紅場(にょこうば)」で同僚だった女性の辞令書なども公開されている。9月1日まで。入館有料。同歴史館TEL075(531)3773。


岩倉具視幽棲旧宅を公開=京都市〔地域〕
 幕末から明治時代の政治家、岩倉具視(1825~83)が一時隠れ住み、1932年に国の史跡に指定された「岩倉具視幽棲(ゆうせい)旧宅」(京都市左京区岩倉)が一般公開されている。
 岩倉具視は公武合体を唱え、尊王攘夷派から「佐幕派」とみなされた。攘夷運動が高まる中で失脚し、1862年から5年間隠せい生活を送った。64年に大工藤吉の住居(現在の付属屋)を購入し、かやぶきの母屋などを増築。維新に関する密議などをしていたという。
 旧宅の敷地面積は約1500平方メートル。母屋の東側にある展示・収蔵施設の「対岳(たいがく)文庫」は、京都市庁舎本館を手掛けた建築家武田五一が設計。2007年に国の登録有形文化財となり、岩倉具視の関係品を展示している。
 管理していた財団の解散に伴い、寄贈を受けた京都市が、08年から4年をかけ、国庫補助を得て本格修理を行った。開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)で有料。


京都の会津墓地で先人慰霊 若松商議所議員団
京都商工会議所との「相互交流Year推進協定」の一環で京都市を訪れた会津若松商工会議所(宮森泰弘会頭)の議員団は8日、会津墓地がある金戒光明寺・西雲院を訪れ、先人の霊を慰めた。
 会津墓地には鳥羽伏見の戦いなど幕末の京都で散った会津藩士らが眠っている。宮森会頭が代表して献花した後、約30人の議員がそれぞれ線香を上げ、手を合わせた。
 議員団は新島八重と夫の襄が暮らした新島旧邸なども訪れ、会津と京都の歴史的なつながりを再認識した。
 

兵庫
みみより情報:ファン必見、幕末の品々 大阪青山歴史文学博物館、あすから企画展 /兵庫
 川西市長尾町の大阪青山歴史文学博物館で15日、幕末から明治初期に活躍した人物の直筆やゆかりの品を集めた企画展「幕末の動乱」が始まる。幕末の思想家、横井小楠が近代国家の基本をまとめた直筆の「国是十二条」など、歴史ファン必見の24点を展示する。8月4日まで。

 1853(嘉永6)年のペリー来航に始まる幕末の変革期は、日本史上空前の動乱期であり、歴史ファンをひきつける。現在、大河ドラマ「八重の桜」の放送もあって改めて注目が集まっている。ドラマに登場する会津藩主、松平容保ゆかりの品もある。

 「国是十二条」は福井藩士、松平正直にあてた書状。近代国家として学校教育、富国強兵、外国との交流などの必要性を説いている。白いヤクの毛(はぐま)を装飾に用いた兜(かぶと)など、戊辰戦争時の軍用品、孝明天皇や岩倉具視の和歌懐紙、大久保利通の書、西郷隆盛の手紙も展示する。

 一般300円、65歳以上250円、大学・高校生200円。午前10時〜午後5時。月曜休館(7月15日は開館、16日は休館)。同館(072・790・3535)。

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 ◇プレゼント

 企画展「幕末の動乱」のチケットを5組10人にプレゼントします。はがきに、「幕末の動乱」の招待券希望と書き、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、〒660−0892 尼崎市東難波町5の16の29 毎日新聞阪神支局みみより情報係へ。19日(水)必着。応募多数の場合は抽選します。


岡山
方谷ゆかり旧備中松山藩御茶屋復元 高梁・奥万田 水車小屋1棟も 岡山
■新たな時代の交流拠点に

 県内外で顕彰の機運が高まっている江戸時代の学者、山田方谷ゆかりの旧備中松山藩御茶屋が、高梁市奥万田町に復元された。幕末の混乱期、方谷の教えを求めて多くの人が訪ねた場で、同市は「新たな時代の交流拠点になれば」と期待を込めている。

 同御茶屋は、江戸末期の同藩6代藩主、板倉勝職(かつつね)の別邸だった。現在のJR方谷駅付近の長瀬で私塾を開いていた山田方谷が、城下滞在時に宿舎としていたが、越後長岡藩士、河井継之助が方谷の教えを受けるために泊まったり、長瀬とを往復したりしたことでも知られ、方谷の門人、三島中洲らとの交流の場にもなっていた。

 復元された木造瓦葺き平屋建ての御茶屋(延べ約50平方メートル)は、吉備国際大に通じる伊賀谷川に架かる学園橋のたもとにあり、6畳と4畳半の和室、3畳の茶室の3室に加え、水屋、トイレ、縁側が付いている。敷地(約290平方メートル)内には水車小屋1棟も復元、駐車場も整備した。用地買収費を含めた総事業費は約3千万円。

 9日に行われた落成式で近藤隆則市長は「方谷を思うとともに、お茶などの生涯学習や交流の施設として多くの市民に役立てていただき、すべての人に愛される場所にしてほしい」と話していた。


高知
ジョン万次郎「漂巽紀略」写本が里帰り=高知市〔地域〕
 幕末に米国に渡り、日米の懸け橋となったジョン万次郎の体験記「漂巽紀略(ひょうそんきりゃく)」の写本が、100年ぶりに米国から日本に里帰りし、高知市の高知県立坂本龍馬記念館で展示されている。米ローゼンバック財団が「日本に米国を紹介した最初の本」として保管しているもので、米国の風物を描いた色鮮やかな挿絵が特徴。7月19日まで。
 漂巽紀略は、米国から11年ぶりに帰国した万次郎を取り調べた土佐藩の河田小龍が、万次郎を自宅に寄宿させ聞き取った話をまとめた4巻の著作。米国民の風俗や政治制度、米国の港湾の様子などを紹介しており、ペリー来航に先立つ1852年に完成した。土佐藩主に献上され、後に龍馬ら幕末の志士にも影響を与えたといわれる。
 原本は所在不明だが、写本が6点確認されており、今回展示されているのは1912年に米ブルックリン博物館の学芸員が米国に持ち帰ったもの。ペンシルベニア州フィラデルフィアのローゼンバック博物館・図書館が、欧州に初めて米国を紹介したアメリゴベスプッチの「新大陸」とともに所蔵している。
 万次郎の体験記は数十種類あるとされ、今回の展示では万次郎の漂流記の異本、写本など11点を集めており、互いの比較も興味深い。
 同記念館の三浦夏樹主任学芸員は、里帰りした漂巽紀略について「保存状態が良く、米国でとても大事にされてきたことが分かる。日米をつなぐ貴重な本で、多くの人に見てほしい」と話している。 


熊本
出版:米良家、激動の400年 末孫・近藤氏と研究家・佐藤氏、一族の足跡たどり /熊本
◇初代・熊本藩主に仕官~12代・シベリア抑留

 江戸時代から現代までの400年間の一族の歴史をたどった著書「肥後藩参百石 米良家」=写真=が出版された。著者は米良家の末孫で札幌在住の近藤健氏と、東京の歴史研究家、佐藤誠氏の2人。8年がかりで完成させた。
 米良家の系譜をさかのぼり、日本史上のさまざまな事件とのかかわりに触れる。米良家の初祖は、熊本藩初代藩主の細川忠利に仕官した。米良家の2代当主は、赤穂義士、堀部弥兵衛の介錯人を務めた。8代目は幕末の相模湾警備、2度の長州征討戦に従軍した。
 10代目は明治9年の神風連の乱に参加して自刃し、9代目は明治10年の西南戦争で熊本隊員として西郷軍に合流して戦死した。
 11代目は屯田兵に志願して北海道へ移住した。13代目は太平洋戦争のレイテ沖海戦にゼロ戦の操縦士として参加した。12代目はソ連軍によるシベリア抑留中に病死した。
 熊本を出自として変転を経て北海道へ移った一族の足跡を、豊富な史料とともに振り返っている。福岡市の出版社「花乱社」刊。346ページ、3800円。【大島透】
6月13日朝刊


エンターテインメント
テーマは「コンテンツと歴史」、「歴女」などを考察 コンテンツ文化史学会で
ジャンルに捉われないコンテンツという括りでの研究活動を掲げる学会が、コンテンツ文化史学会である。その2013年第1回例会が、7月7日13時より芝浦工業大学豊洲キャンパスにて開催される。
今回のテーマは、「コンテンツと歴史」だ。歴史を切り口に、個性たっぷりの研究発表が行われる。当日は学会員だけでなく、一般の聴講も可能だ。一般参加には、500円の費用がかかる。

例会では歴史がどのように表現・消費されているのかを検討する。歴史学の観点から小説、マンガ、ゲーム、アニメ、映画などが、史実であるかどうかという二項的な議論の疑問を投げかける。
実証主義と是とする歴史学との相対化を意識するのは、コンテンツ文化史学会ならではのテーマ設定と言える。

当日は、松下尚さん、堀内淳一さん、筆谷芳行さんらが発表者として登壇する。新撰組ふるさと歴史館の学芸員である松下さん、新撰組ふるさと歴史館の取り組みを紹介しながら、施設と歴史ファンとの関係について考察する。
学習院大学の堀内さんは独自に歴女の調査について発表する。詳細なデータにもとづいて、これまで曖昧であった「歴女」のイメージを紐解く。

筆谷さんは少年画報社の編集者として、編集側から見たマンガ表現を解説する。また筆谷さんは、東北芸術工科大学の吉田正高さんと「漫画における『歴史』表現」と題して対談する。
博物館、歴史ファン、出版社といった様々な角度から「歴史」についてディスカッションが行われる有意義な1日になりそうだ。

2013年第1回例会「コンテンツと歴史」
http://www.contentshistory.org/2013/06/11/1312/

日時: 7月7日(日) 12時半開場、13時開始
場所: 芝浦工業大学・豊洲キャンパス交流棟401号室
参加費: 500円(会員は無料)
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