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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 クリッピング漏れしていた最近の記事もあわせてご紹介します。

栃木
宇都宮・二荒山神社前再開発:恩義守るか、経済効果か 沈黙の地元商店街 /栃木
 宇都宮市の二荒山神社前で進行中の24階建てマンションの再開発計画で、「景観を損ねる」などと主張する建設反対運動との間で、地元商店街が板ばさみとなっている。マンション建設に経済効果を期待する一方、長年の付き合いがある二荒山神社が、建設に反対しているためだ。

 キーワードに「幕末」はありませんが、取り上げました。本宅「月下の白牡丹」の雑文・雑ネタ集「玉兎」のエッセイ集「土方さん☆みぃはぁ★すくらんぶる」の記念すべき第1回、その1「餃子の都に土方さんの足跡を辿る」で訪れた二荒山神社が舞台ですので……慶応4年4月23日に桑名藩隊が布陣した場所で、土方さんも布陣されていたとされますので。
 余談ながら、土方さんたちが攻略した宇都宮城の復元も進んでいるようです。
よみがえれ!宇都宮城
 「1868年に起こった幕末の戊辰戦争で、大鳥圭介や新撰組の土方歳三ら率いる旧幕府軍と新政府軍との激しい攻防の舞台となり、残念ながらその戦火によって建物の多くは焼失してしまいました」……えーと、攻められた側が火を放って焼失しました、念のため。

東京
至宝の名門 若狭酒井家
八三年に同美術館が購入して話題を呼んだのが、国宝「伴大納言絵巻」。それまで所有していたのは、若狭(福井県)小浜藩主の末裔(まつえい)の酒井家だ。徳川三代将軍家光、四代家綱に老中として仕えた酒井忠勝が一六三四年に川越(埼玉県)から小浜に移り、幕末まで歴代藩主を務めた家柄である。

(中略)

 もう一つの国宝「見努世友」。出光佐三氏が開館前に収集した逸品である。このほど模写作品の存在が確認され、添え状から酒井家の小姓役が保管していたものと分かった。

 模写をしたのは遠州茶道宗家八世の小堀宗中(一七八六-一八六七)。幕臣として引き立てられ、小堀本家を再興した。同美術館の笠嶋忠幸学芸員は「添え状で(本物は)若狭酒井家がずっと所蔵していたことが裏付けられました。門外不出のため、絵の素養もある宗中に模写をさせ、小姓に持たせていたのでしょう」と解説する。

 これら二つの国宝を所蔵していた若狭酒井家。その本家筋に当たる姫路酒井家も、一時は尾形光琳を絵師として召し抱え、数多くの美術品を所蔵していたことで知られる。姫路酒井家は、四代家綱時代の老中首座(大老)で、“下馬将軍”の異名を取った酒井忠清が前橋から姫路に移って以来、歴代藩主を務めた。そのルーツは徳川家ともつながり、譜代では別格の存在。「近世播磨のメディチ家といわれたほど文化をこよなく愛した」(姫路市立城郭研究室)という。

 「近世播磨のメディチ家」という表現が面白いです。

山口
長州の心意気 駅弁にぎっしり
 幕末に英国留学し、明治政府で活躍した山口県出身の五人を描いた映画「長州ファイブ」の公開を前に、ゆかりの駅弁がJR新山口駅にお目見えした。海外雄飛をもじり「幕の内 希望NOZOMI弁当 維新山口駅・長州幕NOSOTO(の外)」と名づける。
 包み紙には伊藤博文、井上勝ら五人の肖像と解説文。初代首相、伊藤が下関で食べたというフグの「七味焼き」、鉄道の父とされる勝が輸入した牛肉にちなむ「大和煮」をメーンに仕立てた和風幕の内だ。

国民文化祭の開幕ミュージカル 「観客に元気与えたい」
「燦めきの地 やまぐち2000年」は、2001年の山口きらら博で上映した映画「やまぐち いのち燦めく地」を、総合舞台芸術作品として新たに脚色。弥生時代の渡来人、源平武者、ザビエル、伊藤博文、金子みすゞらが、生きる喜びやふるさと山口への思いを語り、未来への夢と希望をつづる。

<雑記帳>「長州ファイブ」の幕の内駅弁を発売 山口
 幕末、英国に密航し近代技術を学んだ長州藩の若者5人を描く映画「長州ファイブ」の来春公開を前に、山口市の「小郡駅弁当」が特製幕の内駅弁を発売した。5人は伊藤博文、井上馨、井上勝らで、帰国後、近代日本の素地を作った。おかずには伊藤たちの好物だったふぐや牛肉を使い、包み紙で肖像や偉業を紹介している。


ブックレビュー
明治維新と山口県
 長周新聞社の書籍紹介です。
夏休みに読みたい時代小説・ベスト5
(2位)東郷隆「我餓狼と化す」(実業之日本社 1700円)
■「屏風の影」など史譚の面白さに満ちた作品集
 鳥羽伏見の戦いに敗れた幕軍を脱走、一縷の望みを抱いて幕末諸隊に参加し、最後の抵抗を試みて死んでいった男を描いた作品集。作者は、子母沢寛、長谷川伸といった先達の仕事に敬意を払いつつも、さらに踏み込んだかたちで史料を踏査。作品は、皆、史譚の面白さに満ち満ちている。表題作と、天狗党生き残りの真田範之助の最期を絶妙の筆致でとらえた「屏風の影」が特に優れている。

 東郷隆といえば、白牡丹的には『定吉七(セブン)は丁稚の番号』ほか定吉七番シリーズ(リンク先はWiki)なんですが(古っ!)、最近はシリアスな時代小説を続けて発刊されているので、この作品集も気になっています。
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