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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 史実関係のニュースをもう一本。

近藤勇の覚悟鮮烈「絶命の詩」に原詩
幕末に活躍した新選組局長、近藤勇(1834〜68)が死の直前に詠んだ「絶命の詩」の原詩の写しが、町田市小野路町の小島資料館(小島政孝館長)でみつかり、18日から同市の自由民権資料館で展示される。

う、見逃して関西に帰ってきてしまった……(汗)。
「弧軍援絶えて俘ふ囚と奈なる/君恩を顧念して涙暗に浮かぶ」と、捕らわれの身を嘆く一方で、「義を取り生を捨てるは我尊ぶ所/快く受けん電光三尺の剣/只ただ一死を期して君恩に報いん」と、覚悟を語っている。

  大沼が朱を入れたのは計4カ所。例えば、「涙暗に浮かぶ(ひそかに浮かぶ)」を「涙更に流る(とめどなく流れる)」と変えた。最後の一節も、「期」を「将」に直し、「只将まさに一死をもって君恩に報いん」と、決意を強めた。

漢詩の出来不出来はわかりませんが、「涙暗に浮かぶ」の方が「涙更に流る」よりも史実の近藤さんらしい気がする。ラストの一行は校正後の方がドラマチックかな……でも、原詩が見つかったのは、歴史ファンとしては嬉しい。
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