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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 某巨大掲示板の発言にリンクを貼るのはあまり好ましいとは思わないのですが……去年放映された某大河ドラマで時代考証を担当した大石学氏の講演を聴いた方によるレポと思われるので、ちょっとご紹介します(出所不明の二次引用になりますので信憑性については留保させていただきたいです)。

 『新選組!』と『陽炎の辻』関係のところだけ引用します。

「篤姫」ネタバレスレッド その4
(鳥羽伏見の戦いから、少し横道にそれて新撰組のお話へ。
私は詳しくないのですが、たぶんこんな説明をしてたかと)
4年前には『新選組!』の時代考証も担当。口をすっぱくして、新撰組はもっと近代的なんですけどね
と自分は言ったが、ラストサムライのイメージが強くなってしまった。
自分の考えでは、新撰組はラストサムライではなく、ファーストミリタリー。
当時の軍隊は武士階級によるもの。また奇兵隊も、あくまで長州のなかで編成されたものだった。
ところが新撰組は身分を越え、地域を越えて全国から集まった。
あらゆる階層が集まった実力主義の組織。
鳥羽伏見の戦いでは、みな鉄砲をかつぐ。また勝沼戦争は完全な銃撃戦・砲撃戦となって負ける。
近藤勇は流山で捕まるが、そのとき軍事訓練で使っていた200丁近くの鉄砲が押収される。
新撰組のほとんどの人間が鉄砲を持っていた計算に。
つまり新撰組=鉄砲隊。鉄砲相手に、誠の旗を持って、刀を振りかざすなんてバカな話はない。
新撰組のイメージを変えていく必要がある。

 「新選組はラストサムライではなく、ファーストミリタリー」という大石氏の発言に、とても共感しました。
 奇兵隊についていえば、私もまだまだ勉強中ですが、長州藩内の編成ということに加えて、身分・職業別に組み分けされていて完全に身分や出身職業を隔てなくという組織ではなかったかと思います。

自分が時代考証を担当した『陽炎の辻』。パート1では結構斬っていたので、
やめてくださいとお願いした。
磐音は浪人だから、正義の味方だろうがお白州で取り調べられることに。
峰打ちで打撲や骨折させるなら、悪い奴は自分から訴えられないからいいが、
死体にしたら事件になってしまう。 自分の意見が通ったのか、パート2では峰打ちに。
するとある学生から、刀を返すときにあんな音がしたら刀が抜けるんじゃないかってチェックが(笑)。
でも音がないと、何をしているのかわかりにくい。
パート3も来年(年が明けたので今年)製作されるので、一応このこともNHKに伝えておこうかと。

 正月時代劇『陽炎の辻スペシャル』でもパート3の可能性を示唆する展開がありましたが、やはり予定されているようですね。
 『スペシャル』が単純なアクションドラマになってしまったので、パート3はパート1・2並みの人間ドラマとしてのクオリティを復活させていただきたいと切に願ってます(……個人的には佐々木玲圓先生にもう少し出ていただきたく^_^;)。
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