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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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日曜日にアップされていたのだが、第28回の視聴に時間を取られていたため、遅ればせながら「野間みつねの『新選組!』日記」から第27回「直前、池田屋事件」のご感想をご紹介する。

例によって、美味しいところを本文を読む方のためにも残しつつ、白牡丹が受けたところをつまみ食い(^^)。

まずは、永倉さんに芹沢さんの死について問いただされた近藤さんの場面。
此処で近藤さんが“思い出していた”場面は、全て、彼が実際には目にしていない場面ばかり。……でも、実際に自身が手を下していなくても、彼にとって容易には忘れ難い事柄であるという象徴なのであろう。

はい、直接に場面を見ていない近藤さんがどうして正確にその場面をイメージできるのだというツッコミは、野暮ですよね。たとえば、この場面を「心の声」でナレーションするように演出したら、興冷めするじゃないですか(三谷さんは、ナレーションや「心の声」を使わない方ですし)。

次に、谷三十郎が養子縁組を持ち出した場面。
次の場面、見た瞬間、吹き出す。
 左の総長から局長を挟んで右の副長にかけて、頭の高さが、下り坂になってる……(^^;;

た、確かに(爆)。
養子縁組の件を案外悪い話ではないかもしれないと言う山南さんは、好悪の念はさて置き、理性で考えている。まあ、いわゆる、“良家”の血が入れば箔が付く、という考えであろう。これに対して、あんな妙な笑い声の奴が親戚になるんだぞと言う土方さんは、感性で考えている。

このふたりの反応、出自や近藤さんとの関係性の違いも背景にありますよね。
大河ドラマ『新選組!』では、明言されていないものの、山南さんは武家の出。家柄とか血筋が格を決める武家社会の常識に従って判断していますね。そして近藤さんに好意を抱いているものの、ニュートラルな立場で進言している(近藤さんに期待しているという点では、土方さんと同じではあるけれど)。
対して土方さんは、「かっちゃん」が義兄の彦五郎さんと義兄弟同然の付き合いをしているからには、かっちゃんの親戚は自分にも親戚同然になるから、という前提で好き嫌いを言っていますよね。

そして、みつねさんが一番力を込めて書いた平助君と近藤さんの遣り取りは、ぜひ本文を読んでいただきたいということで、スキップ。

古高俊太郎の拷問を終えて出てきた土方さんの場面に移る。
そして出てきた土方さん、額に玉の汗、そして高めにかすれた声。……精神に過度の(≒元々持っている繊細さには応える)ストレスがかかると、そーゆー潰れ気味の声になるらしい。次の場面でもまだ少し、かすれが残っていたし。

なるほど、かすれ声で、土方さんがどれだけ苛酷なことを自分に課したかを、山本耕史さんは表現しているんですね……。
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