新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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五木ひろし歌謡ショーの休園日に開催されたそうで(笑)、白酒師匠によると楽屋はこれでもかというほどの胡蝶蘭の鉢が並んでいるとか。
11時開演の昼公演というのも落語会には珍しいですね、しかも中入りが30分あって、明治座に併設された食堂を予約してなくても近所のコンビニやフレッシュネスバーガーか蕎麦屋で食事ができる。
また、ひとりひとりの演者の時間がたっぷりあるのも寄席にはないところですね。おかげで前座さん合わせて4名の上手の落語をたっぷり楽しむことができました。
お客さんは明らかに70代のご夫婦連れが最頻値。笑いどころを分析するとあまり落語をご存じない方が多いような。それでも今回は楽しんでいただけたかと思います。
弥次郎/市若
市馬さんの弟子で32才、オランダのアムステルダム出身というのがなかなか面白そう。去年前座になったばかり(ここのところ落語界は入門希望者が多く、昨今の住宅事情では内弟子もそうそう取れず、前座になるのも待機状態と聞いた)だけどなかなか滑舌はよく、噺として聴けるレベル。
そして、得々として噓八百の旅行の土産話をする弥次郎が結構ニンに合う。北海道(というからには明治時代以降に成立した噺なのだな)で火事見物して凍った火事を土産にもらった、恐山に上って山賊と闘い、さらに猪と闘った。噺のオチは「そこが獣のあさましさ」。落語ならではのゆるいオチ。
佐々木政談/白酒
ピンクの着流しに羽織。今日がひな祭りで、名前が白酒で、この着物の色からして出オチ。さすが明治座で楽屋の数が半端じゃないこと、五木ひろし公演の合間で祝いに贈られた胡蝶蘭の鉢がこれでもかと並んでいること、芝居で大岡越前や遠山金さんがなぜヒーローなのか、などなどちょっと長めのフリ。
お得意の佐々木政談。白吉くんの腕白ぶりと南町奉行佐々木信濃守との頓知対決が面白く、後味のいい噺。
中入り
河内山宗俊/談笑
日本橋から人形町にかけては雰囲気のよい下町で、自分は下町でもD級からE級の砂町銀座出身で、30年ぶりの同窓会に出たら同級生の女性はみんな金髪に染めてバツイチだった、というところから。
おお、音源では聴いたことがあるけどひょっとしたら生では初めてかも知れない「河内山宗俊」。桜の上野山、不忍池あたりが舞台の芝居噺。談笑さんならではの入れ事はあるけど、改作というほどではなく、古典バリバリの市馬師匠に繋ぐためのネタにしたのでは。
三十石 夢の通い路/市馬
Twitter情報ではインフルエンザ開けだそうな。でも気持ち良く船頭歌(はめものあり、裏方から男声で合いの手が入り、寄席以上に豪華だった)。
寺田屋の番頭さんの名前と住所改めは、最初は鴻池善右衛門と住友(実は炭屋の友吉)。その後芝居ネタで江戸花川戸の幡随院長兵衛と助六とか、照手姫とか、武蔵坊弁慶とか、小野小町とか。この辺りは最近歌舞伎づいてる私には嬉しい。後半は並河 益義 山﨑 松尾 小林 盛夫 松岡 克由 郡山 剛蔵と落語家の本名ネタなんだけど、私以外に笑う人少ないのが悲しいなぁ……郡山剛蔵は小三治師匠の名前ということでなく仰々しい名前ってとこが笑われてるし。年齢的に昭和の大名人たちをテレビやラジオで聴いていた世代が多かったと思うけど、まぁ落語家の本名を知らない程度に落語知らないレベルの方々が多かったのだろう。それはそれで、今日の落語に来て頂いただけでもありがとうございますと思う落語ファン。
市馬さんの船頭歌にお囃子さんが三味線や太鼓をつけ、裏方さんが合いの手を入れる。それだけで普段の寄席より豪華です。さすが明治座です。ありがたい。。
11時開演の昼公演というのも落語会には珍しいですね、しかも中入りが30分あって、明治座に併設された食堂を予約してなくても近所のコンビニやフレッシュネスバーガーか蕎麦屋で食事ができる。
また、ひとりひとりの演者の時間がたっぷりあるのも寄席にはないところですね。おかげで前座さん合わせて4名の上手の落語をたっぷり楽しむことができました。
お客さんは明らかに70代のご夫婦連れが最頻値。笑いどころを分析するとあまり落語をご存じない方が多いような。それでも今回は楽しんでいただけたかと思います。
弥次郎/市若
市馬さんの弟子で32才、オランダのアムステルダム出身というのがなかなか面白そう。去年前座になったばかり(ここのところ落語界は入門希望者が多く、昨今の住宅事情では内弟子もそうそう取れず、前座になるのも待機状態と聞いた)だけどなかなか滑舌はよく、噺として聴けるレベル。
そして、得々として噓八百の旅行の土産話をする弥次郎が結構ニンに合う。北海道(というからには明治時代以降に成立した噺なのだな)で火事見物して凍った火事を土産にもらった、恐山に上って山賊と闘い、さらに猪と闘った。噺のオチは「そこが獣のあさましさ」。落語ならではのゆるいオチ。
佐々木政談/白酒
ピンクの着流しに羽織。今日がひな祭りで、名前が白酒で、この着物の色からして出オチ。さすが明治座で楽屋の数が半端じゃないこと、五木ひろし公演の合間で祝いに贈られた胡蝶蘭の鉢がこれでもかと並んでいること、芝居で大岡越前や遠山金さんがなぜヒーローなのか、などなどちょっと長めのフリ。
お得意の佐々木政談。白吉くんの腕白ぶりと南町奉行佐々木信濃守との頓知対決が面白く、後味のいい噺。
中入り
河内山宗俊/談笑
日本橋から人形町にかけては雰囲気のよい下町で、自分は下町でもD級からE級の砂町銀座出身で、30年ぶりの同窓会に出たら同級生の女性はみんな金髪に染めてバツイチだった、というところから。
おお、音源では聴いたことがあるけどひょっとしたら生では初めてかも知れない「河内山宗俊」。桜の上野山、不忍池あたりが舞台の芝居噺。談笑さんならではの入れ事はあるけど、改作というほどではなく、古典バリバリの市馬師匠に繋ぐためのネタにしたのでは。
三十石 夢の通い路/市馬
Twitter情報ではインフルエンザ開けだそうな。でも気持ち良く船頭歌(はめものあり、裏方から男声で合いの手が入り、寄席以上に豪華だった)。
寺田屋の番頭さんの名前と住所改めは、最初は鴻池善右衛門と住友(実は炭屋の友吉)。その後芝居ネタで江戸花川戸の幡随院長兵衛と助六とか、照手姫とか、武蔵坊弁慶とか、小野小町とか。この辺りは最近歌舞伎づいてる私には嬉しい。後半は並河 益義 山﨑 松尾 小林 盛夫 松岡 克由 郡山 剛蔵と落語家の本名ネタなんだけど、私以外に笑う人少ないのが悲しいなぁ……郡山剛蔵は小三治師匠の名前ということでなく仰々しい名前ってとこが笑われてるし。年齢的に昭和の大名人たちをテレビやラジオで聴いていた世代が多かったと思うけど、まぁ落語家の本名を知らない程度に落語知らないレベルの方々が多かったのだろう。それはそれで、今日の落語に来て頂いただけでもありがとうございますと思う落語ファン。
市馬さんの船頭歌にお囃子さんが三味線や太鼓をつけ、裏方さんが合いの手を入れる。それだけで普段の寄席より豪華です。さすが明治座です。ありがたい。。
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